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ふたりごと文庫 みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン

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2016年08月26日

その始まりは、愛情深い親心から

こんにちは!お気楽サーファーの波乗りドリーマーです。
8月も終わりに近いていますが、まだまだ残暑が厳しい日続いてます。

さて、今日は先日訪問した展示会で出会った、
「木のおもちゃ飛鳥工房」さんのお話。

渋谷ガーデンタワー で開催された「Playtime Tokyo」、
日本&海外こどもブランドのトクベツな合同展示会に初めて伺いました。

ベビー&キッズの日本と海外もとが集約され、
大人ながら童心に返り、ワクワクしながら色々と見させて頂きました。

そこで発見した素敵な商品がこちら!
その名は「ファーストスプーンセット」。
赤ちゃんが初めて離乳食を食べるときに使うスプーンとお皿のセットです。

fsset16500

お母さんが抱っこしながらでも食べさせ易いように、
ヒョウタンのような形なっていて、片手でも持ちやすい作り。

さらに、皿底にはスプーンですくい易いようくぼみがある。
スプーンはテーブルに置いても口にあたる個所が触れないデザイン。

それでもって、誕生の記念日や名前を刻印できるのだから、
「これはギフトにも最適!」とその場で衝動買いしそうに……。(笑)

fssetsuma18

(出典:http://asukakoubou.com/products/web_category/)

ここまで工夫を凝らした商品であったので、子どもの商品専門の工房なのかなと
思っていたところ、つくり手の飛鳥工房さんは、元々は木製家具のつまみや取っ手を
作る工場であったそうです。

子どものおもちゃを作るきっかけになったのは、
娘の 『飛鳥』さんのために、木馬をつくったことがはじまりであったそう。

「大切な子どもには、安心し与えられるおもちゃを使わせたい。それなら、自分達でこだわって作るのが1番なのでは?」
と、そうした親の愛情からスタートしたそうです。

地元のトライアルショップからこじんまりと始めたものの、
評判が評判を呼び、GoodDesign賞を受賞したり、新聞で取り上げられたりと、
すこしずつ広がりをみせていったそうです。

んも~、とてもこころ温まる話に、素敵な商品のネタ以外に、
感動も得られた満足の展示会でした。

ものづくりは深い。
だから、好きなのかもしれません。

波乗りドリーマー

ニッポン手仕事図鑑WEBディレクター 波乗りドリーマー

名前:波乗りドリーマー

職種:バイヤー

出身:福島県

たくさん山に覆われている故郷の福島に住んでいるころから、
海に憧れ、湘南に移住したお気楽サーファー。

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