図鑑
江戸時代前期、九谷村(現在の石川県加賀市)で、磁器の原料となる良質な鉱石が発見されたことがきっかけとなり、九谷焼は誕生した。その約50年後、突如生産が終了してしまったものの、江戸時代後期に制作が再開。明治時代からは、輸出産業としても盛んとなった。高級品という印象を抱かれやすい陶磁器だが、「九谷陶泉」では、裁縫道具のシンブル(指ぬき)や、箸置きを入れたガチャガチャなど、伝統を土台に、日常にも溶け込む意欲的な作品を展開する。
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