図鑑
かつては全国の90%以上の鉄の生産量を誇っていた、奥出雲をはじめとする中国山地一帯。多くの商人たちが集まったことで、そろばんの需要が増加。丈夫で長持ちし、操作性も高いと評判になった雲州そろばんの名は、一気に全国へと広まっていった。現在は計算道具としてではなく、右脳を活性化する学習ツールとして再注目されるそろばん。
雲州そろばんの技術と歴史を残していくために、伝統工芸士である内田文雄さんを始めとする職人たちで設立した「雲州そろばん協業組合」では現在、精力的に若手職人の育成を行っている。
会社情報
島根県仁多郡奥出雲町下横田76-5