図鑑
利根川と荒川に挟まれた豊かな水と土地に恵まれ、綿や藍の一大産地として足袋づくりが発展した埼玉県行田市。昭和初期の最盛期には全国の約8割の足袋を生産し、「日本一の足袋のまち」として栄えた。靴下の普及により生産数や職人は減少の一途をたどったが、昭和4年創業の「きねや足袋」は、行田の地で今も伝統の製法を守り続けている。工房では熟練の技術を持つ職人から伝統を受け継ぐため、努力を重ねる若手職人たちが日々ミシンを踏み、履き心地の良い足袋づくりを追求している。近年ではランニング足袋の開発など現代のニーズに合わせたものづくりにも挑戦し、行田足袋の歴史と誇りを未来へと力強く紡いでいる。
会社情報
埼玉県行田市佐間1-28-49