図鑑
ガラスペン職人|ガラス工房ほのお
1902年に日本で発明された、ガラスペン。滑らかな書き心地やインク持ちの良さ、工芸品としての美しさは、海外でも人気を博している。京都府京都市に工房を構える、1920年生まれの菅清風さんは今なお現役で、ものづくりへの情熱を絶やさない。軸からペン先までを、書き心地と耐久性とを両立できる硬質ガラスでつくることにこだわり、長年にわたって磨き続けてきた技術は、孫である菅清流さんにも受け継がれている。ワークショップにも積極的に参加をし、世代を越えて、手仕事の未来を描いていく。