みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン
2016年05月10日
仕事旅行の講師をして僕が学んだこと
こんにちは、
てしねこです。
朝いつも半袖か長袖で迷います。
だいたい長袖を選んで失敗します。
とくにお昼食べたあとが、
一番暑い、眠い。
明日から半袖にしよう。
でも、急に半袖で外を歩くと、
なんか妙に違和感というか、
恥ずかしいというか、
落ち着かない。
そう思うのは、僕だけ?
そうそう、
前回のふたりごと文庫では、
僕が仕事旅行で講師をして、
参加した皆さんから、
大事なことを逆に学ばされたというお話しをしました。
今回もまた、
あらためて学んだことをお話します。
ちょっと悔しいことなんですが、
忘れてたものを思い出すきっかけになりました。
教えてる身で学ばされるってどういうこと?
って感じですよね。
いつも真剣にその場に対応した撮影を心掛けていたつもりですが、
今回講師を務めたことで、
どれだけ自分が仕事に慣れてしまっているのかがわかったんです。
初めて今の愛機(CANON 5DmarkⅡ)を手にした時、
好奇心旺盛に色々な角度でものを見ることに挑戦したし、
うまいカメラマンの作品と比べては、
自分はダメだって落ち込んだ。
でも結局好きだから、
何度もそういうのを繰り返して、
今は自信を持って仕事ができるようになった。
もちろんプロとしての仕事をしてるわけだから、
それなりに評価されて、
また仕事になってご飯を食べていく。
当然、色々な経験を積んで今がある。
好奇心旺盛に、その場でのアイディアや
思いつきに日々感動していた自分と、
その時と同じ状況で、
自分なりの色を出そうとする彼らを照らしあわせてみる。
色々な仕事、色々な人、色々な意見。
経験を積めば積むほど慣れて、
無意識に“こうでなくてはならない”という型に
流されはじめているのかも…。
そう思って、自分はどうなりたい? と考えてみた。
時代は流れていくし、
ものすごいスピードでカメラも進化する。
今の愛機を仕事で使わなくなる日もそう遠く無いでしょう。
でも、「このカメラ一本で勝負してやる」と言って、
便利な機材も何も無い中で試行錯誤した頃のように、
自分の色を大切にして、
それをお客様にいい味だと言ってもらえるカメラマンになりたい。
きっと、どのカメラマンも同じなはず。
あとはどんな意識で経験を積んでいくか、
そこが大事なのかな?
仕事旅行の講師をして僕が学んだこと、第二弾でした。
さて、あなたはどうなりたい?
てしねこ
名前:てしねこ
職種:撮影、編集、一応チーフ
出身:埼玉県川口市くだものが好き。りんごなら紅玉。
自由奔放な学生生活から、急遽の映像の世界に飛び込む。
父親と映画を見て育ったという経緯はとくに関係無い。