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2017年11月20日

観光だけでは物足りないそんなあなたに届けたい 地域のいつもの暮らしを見る方法

初めまして!
神田外語大学4年の児嶋佑香と申します。

 

私は愛知県生まれの千葉県育ちです。
千葉県に引っ越してきたのは
幼稚園児の時だったので、
人生のほとんどを千葉県で過ごしています。

千葉県内で好きな場所は成田市です。
私は成田市民ではありませんが、

高校は成田市内、大学も成田乗り換えで、
高校3年間、大学4年半、
成田のいつもの風景を見ながら
通学しています。
 
 

成田山新勝寺
 
 

人があまりいない平日の昼間も、
初詣客で身動きのとれない新年の成田参道も
良く知っています。

初めての海外へ成田空港から飛び立ち、
受験の願掛けや運試しのおみくじも
成田山で行いました。

気が滅入ってしまった時は、
空港の展望デッキで飛行機を眺めたり、
参道をぶらぶらと歩いたり、
そんなふうに自分自身との対話をするのも
いつも成田でした。
 
 

一人もの思いにふける夜
 

そんな成田市民ではないのに
成田が大好きな私は、
他の地域に行くことも大好きです。

特に観光だけではなく、
その地域の普段の暮らしを体験することで
心が満たされます。

私がそんなことを感じたのは、
沖縄や茨城、北海道で過ごした
一カ月間があったからです。
 

一つの地域に一カ月ほど滞在すると、
その町の観光地ではなく、

ちょっと奥まったところに
ひっそり顔を覗かせている
小さなお店に気づいたり、
地域の人と仲良くなったりします。

そうするとわくわくしたりほっこりしたりと
自分らしい気持ちが顔をだすのです。

 

私がいつも色々な地域にいるものだから
友達には「よくそんなにお金があるね」
と言われます。

しかしお金がなければ滞在できない
なんてことはないのです。

お金が介在しない仕組みを
利用すればいいのです。

ゲストハウスのヘルパー
WWOOFがその例です。

 

ヘルパーとは、無給でゲストハウスの
お手伝いをする代わりに
滞在場所と食事が提供される制度です。

金銭の発生する労働をするよりも
自由な時間が多いので、その期間に
様々な場所に行くことができます。

私が滞在していたゲストハウスは、
朝の掃除と洗濯、夜のバーベキューの準備と
片付けが主な仕事だったので、
基本的に昼間は自由に行動できました。

空いた時間には、目的もなく
自転車をこいでいる間に見つけた
小さなお菓子屋さんで休憩したり、
海を見ながらぼーっとしたりしていました。

短期間に予定を詰め込んで
旅をするのもいいけれど、
しばらくその土地に滞在して、
ぶらぶらと歩くのもいいものです。
 

 
 

WWOOFは、
農家などで労働する代わりに
宿泊場所と食事を提供してもらえる制度です。

私は牛の売買で生計を立てている
WWOOFホストのおじさんと
そのお母さんと生活し、

趣味でやっている野菜の収穫を手伝ったり、
山菜を採りに行ったり、
近所の人の家でお茶を飲んだり、
みんなで筍を採りに行ったりしました。
 
 

遭難しないようにみんなで
声を掛け合いながら山に入ります。
 

地域の家にお邪魔している身だからこそ
体験できる、その地域での普段の暮らしが、
私の人生の一時を豊かにしてくれました。

 

茨城に滞在していた理由は、
ETICが行っている「地域ベンチャー留学」の
プログラムの一つで、こねぎ農家の方と一緒に
「こねぎのレシピ開発」をしていました。

私は地域の方々を巻き込んで、
創作活動をしている
素敵なアーティストの家に宿泊し、

そこに泊まりに来るアーティストと
鍋を囲んだり、近所の人の家で
ごはんに呼ばれたりと
地域での生活を楽しみました。
 

ハウスの中での栽培のため、
こねぎの種蒔きから収穫まで体験できました。
 

このように観光ではなく、
地域の人と生活を共にし、
充実したときを過ごすことは、

その地域を離れた後でも
私の心を幸せでいっぱいにしてくれます。

それはその時見た風景が色鮮やかに
目に焼き付いているからかもしれないし、
また戻って来られる場所を
見つけたからかもしれません。

新たな地域を訪れる理由は
人それぞれだと思いますが、
こんな滞在方法もあるということを
伝えてみたくて文字にしたためました。

みなさんが新たな地域で
充実したときを過ごせますように。

 

名前:児嶋佑香(コジマユカ)
職種:大学生
出身:千葉県

食べ物を自給する生活に憧れています。
就職活動もしたのですが、しっくりくる企業が見つからなかったので、とりあえず一年間は田舎でフリーアルバイターになることにしました。
詳細はこちら

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ふたりごと文庫編集長 浅野有希

ふたりごと文庫編集長 浅野 有希
産業能率大学3年生。
大学2年生の時、ニッポン手仕事図鑑のインターン生として参加し、
2周年感謝イベントや期間限定ショップのスタッフとして活動する。
現在は「日本の地方の魅力を伝える仕事」に就くため、日々猛勉強中!

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