みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン
2017年03月31日
あたたかい。
【秋田県鹿角市レポート 第2弾】
「雪は冷たい」
でも、雪だってあたたかく感じるということに気が付きました。
ん?どういうことだろうと思う方が大半だと思います。
突然、すみません(笑)。
初めまして。
関東の大学で勉強しております、現在大学1年生の曽根です。
今回、1泊2日の企業視察ツアーという形で
秋田県鹿角(かづの)市にお邪魔させていただきました!
3月の頭だったため、寒いことを想定し、
念入りに防寒対策をしていったのですが、
雪は積もっていたものの晴天に恵まれ、爽やかな空気に包まれていました。
そして、雪に日光が反射し、とてもあたたかく心地よい素敵な2日間でした。
本当にこの2日間は、「あたたかい」がたくさんでした。
あたたかく優しい鹿角の方々、あたたかく美味しい料理、
冬で雪が積もっているにも関わらず、
どことなくあたたかい自然豊かな風景、街並み。
たくさんの「あたたかい」が溢れているこの鹿角に2日間滞在した私は、
心もお腹もいっぱいです!(笑)
市内視察と題して、商店街を散策。
商店街の至る箇所に柴根染・茜染の染め物が展示されており、
手絞による様々な模様で、色鮮やかでした!
散策中には、近くの幼稚園の園児たちが散歩中で手を振ってくれたり、
商店街のお店を通りかかったところ、
お店の人が笑顔で
「買わなくてもいいから食べてって。このお漬物おいしいのよ」と。
とても幸せな気持ちになりました。
余談ですが、工具店の店頭に並ぶ大量の雪かき用スコップや雪に埋もれる自転車、
家の軒下に整列する氷柱…もう全てが新鮮で!(笑)
市街を散策した後、JR花輪線に乗りました。
入口に立つ駅員さんに切符を切ってもらい、線路を横断し、ホームへ向かいます。
長く先が見えなくなるほど続く線路は、雪に埋もれ、
やがて雪景色と一体となっていました。
開閉ボタン式扉の2両車編成の電車の中、
窓の外の景色に見とれていたらあっという間に目的地に。
まだ眺めていたかったなと思うほどです…!!
普段、通学中の電車の中は、人であふれかえっており、外の景色など見ることなく、
手のひらサイズの四角い電化製品を眺める人がほとんどです。
私は、地元が東北で、大学進学とともに関東へ引っ越してきたのですが、
今回、鹿角で電車に乗ったとき、懐かしさと、
地元では見ることのできない素敵な景色を見ることができ、
降車してからも余韻に浸っていました(笑)
また、今回、移住コンシェルジュ(鹿角市地域おこし協力隊)の方々にも
お会いしました!
移住してきて驚いたこと、発見したことなどお聞きし、
もともと住んでいる方でない人のお話を聞くことができ、
鹿角の魅力についてお話を通してさらに知ることができました!
鹿角に移住してきてすぐ、隣の家のおじいちゃんが心配して、
気にかけてくれて…などなどほっこりしました(笑)。
最近は、移住者だから気づく鹿角の魅力やまちの最新情報が投稿されている
移住コンシェルジュさんのFacebookを密かにチェックしております(笑)。
今回、2日間お邪魔させていただいて、
初めて行ったのに「初めまして」ではなく「おかえり」と
自分の地元に戻ったような気持ちになりました。
きりたんぽやホルモン鍋、もちろんおいしいのですが、
鹿角の素敵な方々と囲んで食べるご飯は、2倍3倍おいしかったです。
その土地のものをその土地で食す。
この良さを知ってしまったら後戻りはできません(笑)。
鹿角のたくさんの「あたたかい」に触れ、とても素敵な時間を過ごしました。
ぜひ、一度、鹿角の等身大の良さを感じに訪れてみてください(^^)
産業能率大学 曽根