みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン
2017年06月29日
東京で消耗したら人情とゴーヤーの街「群馬県館林市」へ
はじめまして。カレーパフォーマー加藤と申します。
東京でエンジニアとして働きながら、
ITスキルと趣味のカレーを活かして
地方のPR活動を行っています。
ご縁があって、ふたりごと文庫への寄稿を決めたとき、
真っ先に思い浮かんだのが、
僕の心のふるさと「群馬県館林市」でした。
館林市との出会いは2015年。
生産量本州第一位(全国第五位)を誇るゴーヤ―をPRする
農商工連携のキャンペーン
「暑い夏こそカレー&ゴーヤー」が開催され、
カレー専門家としては居ても立っても居られず、
ベランダゴーヤ研究所のミンチ研究員と一緒に
館林市へ取材に訪れたのがはじまりでした。
ベランダゴーヤ研究所 | http://make-from-scratch.com/
たわわに実ったゴーヤートンネル。
ベランダゴーヤ研究所 | http://make-from-scratch.com/
分福茶釜の寺として有名な茂林寺。
館林市内にもたぬきがあふれています。
ベランダゴーヤ研究所 | http://make-from-scratch.com/
つつじが丘パークイン裏の城沼で野鳥と遭遇。
「手打ち蕎麦真心」のゴーヤーカレーつけ汁そば。
自家製粉 十割そばに濃厚なカレーが絡んで美味!
「天ぷら栄」のゴーヤーカレーライス。
肉厚のゴーヤーは食べ応え抜群。
「天ぷら栄」に取材で訪れた際、
女将さんに東京から来ましたと自己紹介したところ、
「東京から来たならこれも食べていきなさい」と
ゴーヤー料理をたくさん出していただいたうえに、
偶然プライベートで来店されていた
安楽岡市長(当時)を紹介していただきました。
恐縮しながらも安楽岡市長(当時)にごあいさつしたところ
「東京からきたのか」「よく来たな」と歓迎してくださり、
安楽岡市長(当時)とお店の女将さん、お客さんと私たちで
写真を撮っていただきました。
これまで、北海道、東北、北陸、東海、
関西、中国などの地方の街を訪問してきましたが、
これほどまでに温かく迎えてくださった街は、
館林市がはじめてです。
館林市に住んだこともない、
東京から来たよそ者の若造の私たちに、
館林市で出会った方々は
「よく来たな」「また館林市においで」と
温かい言葉をかけて迎えてくださったことが、
とても嬉しかったんです。
……あぁ。この原稿をカフェで書いているのですが、
当時のことを思い出して、涙が流れてきました。
安楽岡前市長が今年2月に
亡くなられたことをニュースで知ったとき、
すごく悲しかったんです。
もっと、館林市のいいところを伝えるために
もっと出来ることあったな、
もっと早く動けばよかったなって、
すごく悔しくもなりました。
須藤新市長が就任された館林市を、今後も取材して、
僕なりの方法で発信して恩返しをしていきます。
館林市は、日本最大級の麺フェス
「麺-1グランプリin館林」や
「激辛・激甘・激冷グルメ総選挙」などの
街おこしイベントが行われるので、
毎年訪れたくなる魅力があります。
また、「三桝屋総本店」の和菓子や
「JA邑楽館林 農産物直売所 ぽんぽこ」で購入できる野菜、
三度の日本一に輝いた幅広麺を純和風カレーつゆでいただく
「カレーつけ鬼ひも川」などのお土産品も充実しています。
日本一暑い街の称号を
埼玉県熊谷市と争うほど夏の気温が高いため、
夏に訪れる際は水分補給を忘れずに!
館林市は自然が豊かで空気もきれいですし、
出会う方々は温かい人たちばかりだと感じます。
東京で消耗したら、特急りょうもうで浅草から1時間強、
1030円で行ける館林市へ行きましょう。
豊かな自然と美味しい料理、ハートフルな出会いで、疲れた心が癒されますよ。
名前:カレーパフォーマー加藤
職種:エンジニア
出身:秋田県秋田市ITスキルとカレーを活かした地方PRに取り組むパラレルキャリア
カレーパフォーマー加藤のスパイス探訪記(http://spicecurryevent.hatenablog.com)