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2016年11月22日

生業が刻まれた「人の手」が好き

【農知らず 農に嫁ぎて四十路なり 農より知らぬ 歳ふりし今】

初めまして。
ニッポン手仕事図鑑の「北海道ファン部隊」勝手に隊長のアンディです。
編集長のご厚意もあって、「ふたりごと文庫」に初訪問です。

冒頭から短歌で失礼しました。
農家の嫁として生涯全うした、祖母が生前に詠んだ歌です。
農婦の祖母から生まれた私の母もまた農婦であり、
北海道は富良野という土地でメロンと玉葱の営農をしています。

手仕事、生業というのは指や手に現れます。
天気と自然と共存しながら、土にまみれてきた祖母の指は
関節が曲がり皮膚は厚く、皺に覆われてゴツゴツしていました。
祖母の年齢に近づく母もまた、祖母に似てきました。指も、皺も。
欲が深くなく慎ましやかに農に生きる母の笑顔は、
同時に富良野という大自然を携えて。爽やかで広いです。

ニッポン手仕事図鑑のファンの始まりは、
自分が求めた原風景そのものだったからなんですね。
人としての生業と心が見える映像でした。
秋田県鹿角市の映像を見てから、ずっとファンなのです。
音楽のセンスも、人の心の時間を繋げる編集も素敵です。

初めての「ふたりごと文庫」訪問にあたり、
何を書こうかなぁと随分悩んだりしたのですが、
どうしてファンなのか。
好きな理由を伝える場にさせていただきました。

そんな私自身は、
長男である兄貴が後継者となり営農しているのに甘え、
デザインを生業に札幌で仕事させていただいております。
幼少期は、現代のように情報が近くない時代でしたので、
ひたすら自然や動物と遊び、チラシの裏で絵を描く日々が、
社会人になってもそのまま。
基本ずっと仕事で好きなことを追いかけています。

北海道富良野 メロン

仕事ではPC で作画や編集もしますが、
空や緑の匂いが好き。
紙の手触りと匂いが好き。
製本された本が、自分と一緒に歳をとっていくことも。

映像が紙のように巻いて持ち運べる時代になっても、
ニッポン手仕事図鑑の試みを応援する気持ちと、
手仕事に生業とする人たちと、その風景ごと、
ずっと好きなままだろうなぁと思っています。

情報過多な時代を生きる子供たちに、伝えたいこと。
田舎を故郷に持たない生まれの子供たちにも、
日常に埋もれずに「手仕事」という選択肢があっていい。
AI が発達した未来に残るのは、
人の心と温もりある手仕事だと思います。

ニッポン手仕事図鑑 アンディ

名前:アンディ
職種:デザイナー
出身:北海道富良野市

リアル「北の国から」出身ですが実家は電気や水道は通っています。
札幌でDTP デザイン全般を請け負いながらイラストやジオラマなど。
アナログペイントが一番好き。真っ白い壁に大きな絵を描くのが夢。

■ホームページ
http://undy.me
■Facebook
https://www.facebook.com/you.undy
■ブログ
http://undy-yuu.hateblo.jp

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