こんにちは！
ニッポン手仕事図鑑のバイヤー、堀内です。

先日、無事に終えました「ニッポン手仕事図鑑の期間限定店舗」の
レポートをお届けします！

この度、ご縁に恵まれ、神田の旧万世橋駅ホーム・階段遺構と一体化した新商業施設
「mAAch ecute」の期間限定イベントスペース「佇マイ」への参加が決まりました。
（http://www.maach-ecute.jp/eventspace.html）

期間は2月27日～3月5日の7日間、
ニッポン手仕事図鑑の初の試みとなるリアル店舗が決定したのは、
なんと、一か月前！

短い準備期間のなか決断できたのは、ニッポン手仕事図鑑のコンセプト
「日本の職人の技術や文化を、残していきたい」という想いから。
このコンセプトを動画メディアという形以外でも、
物販という新たな形で手仕事を残せるお手伝いができるのは、
大きな一歩であると思い、決断いたしました。

テナント様へのさまざまな申請を含め売場づくりの準備から始まり、
販売商品の用意、販売スタッフの確保、イベントの告知など、
膨大なタスクを、少数精鋭の手仕事図鑑メンバーで進めてきました。

なかでも、販売する商品の用意は、
以前よりお世話になっている職人さんを中心に相談していたのですが、
ほとんどの方々が、期日もない中でも快く承諾いただきました。
これには、ほんとうに感謝感激いたしました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
ありがとうございました！

そして、とうとう迎えた催事期間の初日。
試行錯誤しながらお店をつくりあげ、大きな緊張とともに、
ニッポン手仕事図鑑初のリアル店舗がオープンしました！

こうして並べられた商品は、どれも温かみを感じられ、
職人さんの想いが伝わってくる素敵な商品ばかり。

そうした商品の魅力、その背景にある職人さんによる手仕事、
また、つくられている土地やその土地に根付く文化をどのように伝えていけるか。

そして、その真の商品価値を知っていいただき、
使うことで得られる満足感を提供する。
これが、今回の僕らのミッションではないかと考えました。

職人さんの商品の良さをしっかり伝えられるよう、
応援に来てくれたスタッフ、アルバイトの方たちも、
商品知識を学んだうえで、お客様への接していきました。

お店に立ち寄られたお客様へ、
ひとつひとつ丁寧に職人さんの想いとともに商品の説明をする中で、
ニッポン手仕事図鑑の活動を話すシーンもありました。
そんなときには、熱が入り、ついつい話しすぎてしまったりと…。
しかし、そうした共感によりいただいた応援のメッセージは、
何よりの励みとなりました！

展示していた商品をいくつかご紹介します。
まず、「現代の名工」の先代 光山氏の技術を継承した
錫光 中村圭一さんの錫製の酒器。

「素敵！」
とたくさんの道行く人の目に留まっていました。
水を浄化する作用が働き、お酒の口当たりがまろやかになると言われ、
保温性・保冷性にも優れている、錫製の酒器。

ご覧になられていた方たちは、「自分へのご褒美にいいな」「父親へのプレゼントもいいな」
と嬉しそうに思考を巡られている様子が、とても印象的でした。

■商品URL：http://market.nippon-teshigoto.jp/suzukou.php

次に、高知県四万十市で水揚げされた鰹の自家製ダシ醤油。
お蕎麦屋さんなどで使われるコクの深い宗田鰹、
鰹節などに使われる風味豊かな本鰹の2種類をご用意。

それぞれのダシ醤油の香り・味を楽しまれ、どんなお料理に使おうかと
想像を膨らませるお客様に、愛用者の私がおススメの料理を。
帰って使うのを楽しみに購入いただいたのが、印象深かったです。

■商品URL：http://market.nippon-teshigoto.jp/shimanto.php

そして、童心に返らせる商品「すーさん 木の工房」の輪ゴム鉄砲。
単発発射の簡易的な鉄砲から20連発発射する本格的な鉄砲を、
国産のヒノキ材でひとつひとつ手づくりし、丁寧につくられています。

目をキラキラさせるお客様へ、使用方法の説明する私までもが
夢中になってしまう。
そんな遊び心をくすぐるアイテムでした。

■商品URL：http://suzukishiki.handcrafted.jp/

期間限定店舗レポート後編へ続きます。

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