みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン
2020年11月26日
エコアイランド宮古島の魅力を伝えたい!
皆さん、はじめまして。インターン生の平良典子です。
私の祖母は宮古島に暮らしています。宮古島が大好きです。
今回、私がお話したかった宮古島の地域おこし協力隊大林領さんにお話を伺いました。
新型コロナウイルスの影響もあり、zoomにてインタビューをさせていただきました。
エコパスポートとは?
東洋一美しいとされる海で有名な宮古島。近年観光客が多かった宮古島ですが、
現在は新型コロナウイルスの影響を受け、以前よりは観光客が減少しています。
宮古島といえば、最近、GCFクラウドファンディングにて
多くの方の支援によりエコパスポートが完成しました。
エコパスポートには、観光マナー、エコ活動を行うことでもらえる
理想通貨の紹介などが掲載されています。
エコパスポートを手に取ることで
島の環境を守りながら観光を楽しんでほしいという想いが込められています。
エコパスポート配布には、こういう活動をしています!ということを伝える目的もあります。
現在は新型コロナウイルスの影響で配布が中止されてしまいました。
コロナ対策支援
コロナ禍、始まったプロジェクトが『コロナ対策支援!広報用素材撮影』です。
活動についてお話を伺いました。
-「島の色」という広報誌に支援下さっているエコパートナーのお店を対象に、活動しています。
30分限定で無料で撮影し、広告用の写真として使ってもらっています。
理想通貨を知っていますか?
宮古島には、エコな活動をしたらもらえるクーポンの理想通貨があります。
有志で協力していただいている25店舗で使えます。
例えば、ビーチクリーンなど、ちょっといいことをすると理想通貨がもらえて、
お店で使うことによって循環が生まれ、みんなで宮古島をよくしていけます。
今はコロナ禍で活動は難しいですが、お店の方にメールマガジンで、
コロナ対策に役立つ情報を提供し、コミュニケーションをとっています。(大林さん)
【理想通貨】https://eco-island.jp/ideal/
地域おこし協力隊を始めたきっかけとは?
大林さんは大阪府出身で、大学卒業後、
介護士やUSJのスタッフ(カメラマン)として働いていました。
2018年から宮古島市地域おこし協力隊として活動をしていて、現在3年目です。
-地域おこし協力隊に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
また、地域おこし協力隊での活動のやりがいを教えてください。
-10年前、半年ほど宮古島でリゾートバイトをしていました。
その後、沖縄旅行を行ったり来たりしながら、いろいろな人にお世話になりました。
その中で地域おこし協力隊の募集を知り、3年前に移住しました。
地域おこし協力隊として、エコアイランド宮古島のブランディング業務(PR)を行っています。
企画のひとつとして「たったひとりのエコアイランドマラソン」があり、
エコアイランド宮古島をPRしながらゴミ拾いを行っています。歩く広告塔のような感じです。
宮古島市の標語でもある「千年先の、未来へ。」残したい風景を、自身がカメラマンでもある為、
道中で撮影しながらSNSやブログでの発信も行っています。
千年先の未来に残したい風景を撮影しながら、市民の皆さんとコミュニケーションをとり、
市民の生の声をきくことができます。
直に意見をもらえたり、道中で天ぷらをおばあからもらったり、
直に感じられることができることがやりがいです。(大林さん)
宮古島の魅力
大林さんにとって宮古島の魅力は、海と人と文化。
出勤する時に眺める海と夕日は最高で、
宮古島には人のあたたかさがあると笑顔で話してくれました。
全国の人に教えたい宮古島の職人さん、特産物、伝統工芸品についても教えてくれました。
-紹介したい宮古島の職人さんは、エコアイランドの活動の中でいつもお世話になっている
宮古木工芸という三線をつくっている与儀さんです。
おじいさんが一代目で、与儀さんがお孫さんで、二代目です。
エコの島コンテストで活動をプレゼンしていただいています。
木に対する想いや三線の技術などとても熱い方です。
【宮古木工芸】https://www.miyako-mokkougei.jp/
特産品は、ユートピアファームのマンゴーです。宮古島のマンゴーの中でもトップクラスです。
【ユートピアファーム】https://www.utopia-farm.net/
伝統のアギヤー漁も是非紹介したいです。
伊良部島の佐良浜で行われていて、昔からの伝統漁で、アギヤー漁(追い込み漁)のことです。
沖縄でも佐良浜でしかやっていなくて、伝統漁を未来に残していきたい漁の一つです。(大林さん)
【アギヤー漁】https://eco-island.jp/information/200724/
私たちにできること
最後に、私から皆さんに伝えたいことがあります。
コロナ禍で活動が制限されたことで自然環境がよくなった話を耳にしました。
コロナ禍だからこそ、もう一度環境問題についてもじっくり考えてみませんか。
そして、普段の生活、旅に出かけたときも環境を頭の片隅にでも考えてくれたら幸いです。
皆さんと一緒に日本の美しい景色や文化を守っていきたいです。
【エコアイランド宮古島】https://eco-island.jp/
名前:平良典子
職種:学生
出身:東京都日本文化と宮古島が大好きな大学3年生。
趣味は書道と水引を編むこと。
写真は宮古島の海で書道をしたときのもの。