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2020年12月16日

何でもある!村上市の「新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』」第1部

こんにちは。ふたりごと文庫のTwitterを毎日更新しています!
食いしん坊インターン生 鈴木晴野です。

みなさん『特産品支援』という言葉をご存知ですか?
特産品支援は新型コロナウイルスが流行り、なかなか実家に帰りにくくなってしまった学生を応援しようと地方自治体が始めた取り組みです。

私はこのまちの取り組みに、学生を想う”まちのあたたかさ”を感じました。
受け取った学生は「嬉しい!助かる!」と感じるだけでなく、自分の地元の特産品が何か改めて知るきっかけになったり、より自分の地元を好きになることにもなったりしたはずです。

多くの自治体では特産品支援は終了し、ゴートゥートラベル、ゴートゥーイートが盛んな状況にはなっていますが、『特産品支援』という”まちのあたたかな取り組み“を忘れないで欲しい。師走に入り、いよいよ年末!今年一年を振り返る際に改めて思い出して欲しい。

このような想いから、『特産品支援』の事業を行った地域で、その地域に詳しい地域おこし協力隊の方に、夏にインタビューした内容を今になってしまいましたが記事にしました。
『特産品支援』だけでなく、新潟県で1番大きな市”村上市”や村上市地域おこし協力隊 臥牛山さんにも注目です!!

市街に居住している学生向け 第2弾 新潟むらかみ学生応援便 “あなたにまごころ届けたい”~村上市出身学生等へのふるさと応援プロジェクト~

①お相撲さんから地域おこし協力隊へ…

臥牛山さんが地域おこし協力隊になったきっかけは“ハローワーク”!?

臥牛山さんは名前で気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、元力士!
部屋は、相撲好きでは知らない人がいないであろう、”錣山部屋”だそう。
平成29年9月に引退し、「地元に戻りたいな。なにか面白い仕事ないかな」と思いながら見つけたのが”地域おこし協力隊”!!しかも、”ハローワーク”で!
その後、東京ビックサイトで行われた地域おこし協力隊のイベントに参加し、改めて面白そうと思い、地域おこし協力隊になることを決意しました。

城下町しばた全国雑煮合戦準で優勝したときの写真

城下町しばた全国雑煮合戦準で優勝したときの写真(センターにいるのが臥牛山さん)

まち協イベントでちゃんこ鍋を振舞う臥牛山さんの写真

まち協イベントでちゃんこ鍋を振舞う臥牛山さん

臥牛山さんの地域おこし協力隊としてのミッション

村上市には何人かの地域おこし協力隊がいますが、臥牛山さんの業務内容は「関係人口の拡大」。関係人口と聞くと、市外や県外など外の人との繋がりを考えがちではないでしょうか?
しかし、臥牛山さんは「市内の地域同士の関係人口を拡大させたい」とおっしゃっていました。
なぜなら、村上市は平成の大合併で5市町村が合併し、新潟県で1番大きな市で地域どうしのことを知らなければ、文化も違うから。(私の地元も平成の大合併で1市3町が合併したので、今は同じ一つの市だけど、人柄や言葉、景色が全然変わるので、とても共感です)

SNSの魔術師!?

臥牛山さんが、地域おこし協力隊としての業務「関係人口の拡大」のために力を入れていることはSNSでの情報発信です。女子大生の私でもびっくりするくらいSNSを使いこなしていました。インタビューをした8月時点では、Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、LINEのオープンチャット、5つの媒体で情報発信をしているとのこと。
一つの媒体に載せたら同時に他の媒体にも載せる。やっていれば慣れるそうですが、本当にすごいです…。

臥牛山(元錣山部屋)村上市地域おこし協力隊のSNS画像

臥牛山(元錣山部屋)村上市地域おこし協力隊

Twitter:@gagyu0319
Instagram:@gagyusan
TikTok:@gagyu0319

村上市みんなでつくる飲食店ナビのSNS画像

村上市みんなでつくる飲食店ナビ

Twitter:@murakamiinsyoku
Instagram:@murakamiinsyokuten

村上市のどこが見たい?のSNS画像

村上市のどこが見たい?

Twitter:@murakamidoco
Instagram:@murakamidoco

まずは自分が地域のことを知る!

上記に述べたSNSで情報発信をする上で臥牛山さんが意識していることは、まずは「自分が地域のことを知る!」ということだそうです。意外にも、人見知りとのことですが、まずは行って、参加して、話して、得た情報を他の人に伝える。まさに地域と地域、人と人を繋げるキューピッドです!
そして、”知る”上で大事な存在は地域のお年寄りの方々。情報量と伝達スピード、人についての詳しさがすごく、「地域の茶の間」という高齢の方など様々な人が集まる場では、聞いているだけでたくさんの情報が入ってくるそう。そこで、出会ったお年寄りの方は、その後もよくしてくれるので大事な存在です!お年寄りを大事にするべきということは、日本全国共通のことですね!

運動教室で“どすこいエクササイズ”を教える臥牛山さんの写真

運動教室で“どすこいエクササイズ”を教える臥牛山さん

②「さけ(鮭)・さけ(酒)・なさけ(情け)」村上市の魅力とは?

鮭・酒・人情(なさけ)

「さけ(鮭)・さけ(酒)・なさけ(情け)」をキャッチフレーズとする村上市。鮭と酒は美味しいからというのは分かりますが、ポイントは「人情(なさけ)」。臥牛山さんによると、村上市はもともと商売がうまくなく、もうけを考えずにお客さんにサービスしてしまう村上の人の良さを表しているとのこと。

何でもある!村上市!

住んでる人は何もないと言うけれど、SNSでの情報発信を通して、多くの魅力があると実感する臥牛山さんは「こんだけあるんだぞ!!」と、多くの人に知ってほしいとのこと。
本当に何でもあります!村上市!すごいです!
山あり川あり海もあり、城下町もあれば田園風景も…。
そして、食べるものだけではありません!飲むものも調味料もある村上市。
そして、そして、文化も様々…。
行きたくなってきますよね!?

臥牛山の写真

これが、臥牛山!!

三面川の写真

三面川

本当に何でもある村上市。これから取り上げる、私が注目した新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』は全てふるさと納税の品物。村上の人には改めて美味しいものがたくさんある村上市のことを誇りに思って欲しいですし、この記事を読んで村上市に興味を持ってくださった方には、まずは村上の食をふるさと納税から堪能して欲しいです。

鈴木晴野

名前:鈴木晴野
職種:学生
出身:千葉県香取市

地元と散歩とカメラが大好きなおばあちゃん大学生。
おいしい食べ物には目がない、食いしん坊ガールでもあります!!
食との出会い…素敵な風景との出会い…人との出会いを大切に。
(写真は実家の隣です。)

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