みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン
2016年04月22日
夏がくるまえに。
こんにちは!
てしねこです。
夏が来るなぁ~!
なんて思いながら、
この時期ウキウキしている人は多いんじゃないでしょうか?
てしねこもその一人。
この前、とあるプロモーション撮影のロケ地を巡り、
千葉沿岸をバイクでロードトリップしました。
天気も最高で、
海を眺めながら、これから来る夏のことを考えていたんですが、
同時に自分の人生も振り返っていました。
その中のひとつに、
今年の夏も、どうせ夏らしいことはしない。
なんていう雑念も…。
毎年そうなんですが、
自分の中に勝手な定義をつくって、
やりたいことを見送ってしまう。
ここ数年の夏を振り返り、そう感じたんです。
無意識につくりだす勝手な定義とか、
ルールみたいなものって結構あると思うんですよね。
撮影で言えば、こう撮らなきゃいけないみたいな。
だから、今年はそれを見つめ直そうと思います。
そのきっかけは仕事旅行。
実は、てしねこ、
映像クリエーターになる旅という
職業体験型ワークショップで、
カメラマンの講師をしています。
今日は、講師という立場でコトを教える反面、
参加者から大事なことを学んだという話しをすこし。
先日、63mokkoという、
木製の眼鏡を手作業でつくる職人さんのもとに、
参加者を集いワークショップを行いました。
主に、
手仕事をテーマに撮影とインタビューを体験し、
ニッポン手仕事図鑑の仕事の一部にふれてもらう、
そんな内容のワークショップです。
学生から社会人まで、男女6人の方が集まり、
カメラの使い方、設定、構え方、
アングルなどの技術面と一緒に、
職人さんの思いを感じとる一日。
みなさん、熱心にメモを取ったり、
初めて使うカメラや専門用語に戸惑いながらも、
自分の感性でアングルを決め、
現場の空気を切り取る
カメラマンになっていました。
何よりも、
みんなインタビューに思いが入っていて、
本気度を感じた。
映像を仕事にしたい。
職人さんと話しがしたい。
日本の手仕事を発信していきたい。
自分の見たことない世界を見たい。
みんな新しい自分を探しに、旅に出た。
6人のカメラマンに囲まれる職人さんを見るのは、
ちょっと異様な光景ですが、
それぞれの思いを持って集まったことに、
とても熱いものを感じた瞬間でもありました。
自分を見つめ直したり、
探したり、
維持したり。
そうゆう時間をつくることから始めよう。
時間が無いと言ってしまえば、
そこで終了してしまいますからね。
その時間をつくる努力をしたいと思えた出来事。
仕事旅行の講師をして、
私がみんなから学んだことの一つです。
海沿いを走行中、そんなことを思い出しながら、
バイクに乗ること以外のアウトドアが得意じゃない自分を変える、
心の準備を始めた。
そこからまた、
クリエーターとしての自分を成長させていくんです。
次回は、講師になって学んだことパート2について、
お話したいと思います。
今年の夏、みなさんはどんな夏にしますか?
その前に梅雨を越さないとですね!
てしねこ
名前:てしねこ
職種:撮影、編集、一応チーフ
出身:埼玉県川口市くだものが好き。りんごなら紅玉。
自由奔放な学生生活から、急遽の映像の世界に飛び込む。
父親と映画を見て育ったという経緯はとくに関係無い。