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2016年02月12日
そこは雪国でした
2016年1月24日日曜日、50年ぶりの大寒波、
警報が出てる中の、九州 佐賀への帰省。
「天候の状況によっては羽田空港へ引き返す可能性がございます」
羽田から朝一の飛行機に乗り込み、
遅れながらにも何とか降り立った福岡空港は
-2度。
高速道路が凍結し、
福岡空港からの佐賀への高速バスという手段が断たれた今、
向かうところは、博多駅。
みどりの窓口の長蛇の列に並び、
特急電車のチケットを手に入れ、片手にいざ佐賀へ。
電車の窓から見える景色、
そこは雪国でした。
ここは…
どこ…
佐賀に近づくにつれ、徐々に雪が深くなってゆく。
自宅を出てすでに7時間が経過していた。
やっとの思いで到着した佐賀駅。
佐賀駅からのタクシーの長蛇の列を横目に、
まずは、駅裏のいつものラーメン屋さんで腹ごしらえ。
大雪の日だというのに店内はほぼ満席。
沢山の紅ショウガとニンニクチップをかけて、いただきます。
暖かい、とんこつスープが身に染みる…
九州と言えば、やはりとんこつラーメンですが、
福岡や佐賀、長崎を中心に食されている、麺にコシのないやわらかい博多うどんも
おすすめ。
ぜひ、九州に来た際には「ごぼてんうどん」も食べていただきたい。
さて、腹ごしらえもすみ、いつもだったら歩く道をタクシーで実家へ。
「朝からずっと鳴り止まない」と言われた無線機の会話がラジオ代わりの車内、
雪も止むことなく降り続いている。
外では、子ども達が楽しそうに雪だるまを作成している姿があちこちで見られた。
久々の実家はいつもの実家だが、室内が異様に寒い…
ペットのウサギと一緒に暖を取りながら、TVのニュースで大雪の情報を確認。
…これは本格的にやばい。
東京へ帰れなくなるかもしれない…
「やっぱり今日中に帰るわ」
帰宅した母への、第一声。
「は?!あんた何しに帰ってきたの!?」
「スミマセン、ウサコと戯れるためです」
実家での滞在時間約5時間(内、昼寝1時間、ウサコとの戯れ時間4時間)
そして、佐賀から電車で3時間かけ福岡空港へむかい、
さらに福岡空港で、2時間雪のため出発の遅れている飛行機を待ち。
羽田に着いたのは翌日25時。
こうして、私の佐賀帰省の旅は終わりを迎える。
最後に福岡空港で食べた、ごぼてんうどんの味の優しさに救われた1日だった。
手仕事図鑑でも動画を紹介しております、
鍋島緞通織元 無寒暑庵さんにも、新年のご挨拶しようかと思っておりましたが
残念ながらおうかがいする事ができず。
それだけが心残りでした。
【佐賀県】鍋島緞通織元 無寒暑庵
名前:大月さん
職種:WEBディレクター
出身:佐賀県佐賀県と麺と、うさぎをこよなく愛すWEBディレクター兼、雑用係り