みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン
2016年03月08日
季節毎に自然を楽しむ。
こんにちは。
段々と暖かくなるにつれて、春の山に心を躍らせているヒラボンです。
そろそろテントキャンプの季節がやってきました。
冬もキャンプは出来るのですが、テントでのキャンプはご想像の通り過酷です。
朝方なんて特に。
以前、朝手足の先が動かない…なんてこともありました。
冬には、個人的にはコテージで過ごす方が好きです。
今日はコテージでの私なりの楽しみ方について、
勝手ながら少しお話ししたいと思います。
訪れた場所は「長野県、安曇野市」。
水がとても美味しい安曇野市は、お野菜やわさび、ワインが美味しく、白馬にも丁度良い場所に位置していて、キャンプと同じ位スノーボードも好きな私にとっては、何度も訪れている特別な場所です。
さて、コテージに着いたらまず、暖を取る準備です。
薪割から。
兎に角、割って割って燃料を蓄えておきます。
(この時点で、Tシャツ一枚になってしまっていますが..)
それからストーブに焚べやすい大きさに薪を少し小さく割って、小枝から火を焚きます。
空気を調整したりして、火力が一定になるまでじっくりじっくり慣らします。
ようやく手が離れて、暖をとれるようになるまで2時間〜3時間位はかかります。
屋根まで繋がる煙突が煙で暖まり、部屋全体が暖まってくるまで我慢です。
火が安定して少しすると、体全体がじんわり暖かくなってきて、
身体の芯からポカポカになります。
血液が温められているという感覚に近いです。
ストーブが暖まってきたら、おつまみに地場のお芋をストーブで焼きつつ、料理開始。
地場のお野菜などを買ってきて、地元の方に聞いた調理方法で出来る限り再現して頂きます。
大体が本場とは何だか違う味なんですが、それもまた良いんです。
試行錯誤しながら、味付けを工夫してみたり。
食事を楽しんだら、薪を気にしつつ地場のお酒を頂き、
眠くなってきたら寝袋に湯たんぽを準備して朝に備えます。
一つ一つ急がないで、自然で生活する事自体をじっくり楽しむことにしています。
そして朝は、まず火を追加してスープを温めて
寒さに耐えつつ、外で温かいコーヒーを飲んでシャキッと目を覚ます。
冬のコテージではこんな風な楽しみ方をしています。
自然に近い位置で生活すると毎回思うのですが、暖を取るにも手間暇がかかります。
でもそれが楽しく、暖かさの質も全然違います。
普段の生活に戻ると、食べたい時に食事がとれて、快適な所で眠れる。
それはすごく恵まれている事だなぁと、切に感じます。
日常の「有り難み」と、自然の中でしか味わえない「有り難み」、両方いっぺんに経験出来るキャンプってやっぱり最高ですね。
密かに、有志を募ってキャンプ部を作りたいな..なんて企てています。
これからの季節が楽しみです。
名前:ヒラボンさん
職種:広報
出身:神奈川県神奈川の丹沢で育ち、幼少期から青年期までボーイスカウトを続け、山をこよなく愛しています。
宜しくお願いします。