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2017年02月13日

好きなことに打ち込める幸せ

高知で新聞記者をしている「シイラ」です。
突然ですが、東京ドームに行ったことはあるでしょうか?
野球ファンなら結構な確率で、あることでしょう。
では戦争で亡くなった野球選手を追悼する「鎮魂の碑」はご存じでしょうか?
東京ドームの敷地内にあるんです。
ぜひ一度、訪ねてもらいたい場所。
好きなことにまだ、打ち込めていない人にはなおさら…。

鎮魂の碑

追悼されている選手たちの代表格が、石丸進一です。
中日ドラゴンズの選手でした。
ベースボールマガジン社「中日ドラゴンズ70年 昇竜の軌跡」によると、
8歳上でやはりプロ野球選手だった兄の石丸藤吉に憧れて野球をしていたそうです。
ノーヒットノーランを記録しています。
通算99試合登板で37勝31敗。
名球会入りの基準、200勝には遠く及ばないですが、
これ、たった2年での成績です。
石丸進一は特攻隊員となり帰らぬ人となったのでした。

鎮魂の碑2

「最後の思い出に」
戦地に飛び立つ前、飛行機の前でもキャッチボールをした石丸進一。
「鎮魂の碑」には、その時ストライク10球投げたと刻まれています。
胸中はどんなものが去来したのでしょうか。

鎮魂の碑3

ちょっとかたくるしくなってしまいましたが…
幸い今は明日をも知れぬ状況ではありません。
だからその気にさえなればいろいろなことができます。
でも、年齢を重ねるにしたがって、
できない言い訳ばかりうまくなる気がしています。
高知で新聞記者をしている私「シイラ」は今回、
ニッポン手仕事図鑑2周年イベント「えん会」にお招きいただき、
たくさんの学びがありました。
その一つが「好きなことに打ち込む姿勢」です。
お招きいただいたから書くわけではありません。
手仕事図鑑スタッフの皆さんが本当にキラキラ輝いて見えました。

当日はビデオグラファーさん一人一人が思いを込めた自己紹介をされていました。
この一言が一番心に残りました。
「職人さんを撮るのにはエネルギーがいる」
取材対象に全身全霊で向き合っている証拠。
自分も日々取材の相手をしてくださる方にちゃんと向き合えているだろうか。
思わず胸に手をやってしまいました。

時間がない。
お金がない。
相手がいない。
さまざまな制約があって、できないことがあるのも事実。
でも。
時間もある。
お金もある。
相手もいる。
なのにやっていないことが多すぎるなあ、と反省してしまいます。
2周年イベントだけでもいろいろ感じたのに、
石丸進一らをまつる石碑を訪ねてさらに、その思いが増幅しました。

やりたいことがあるならやってみなければ。

東京ドームにある鎮魂の碑。
お近くに行った際はぜひお立ち寄りください。

※鎮魂の碑は野球殿堂博物館からラクーア方面に向かって進み、
途中の階段を下りた左側にあります。

ニッポン手仕事図鑑 シイラ

名前:シイラ
職種:新聞記者
出身:神奈川県

3人と黒柴1匹で、高知県で暮らしています。
長距離走と野球観戦が好きです。
白壁の建物、懐かしいユニフォームの野球カードを眺めるのが至福のひととき。

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