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2019年03月31日

浅野ゆうき編集長にインタビュー

『今の自分をどう更新して、これからの大学生活含め、自分の人生をどう歩んでいけばいいのか。』

私自身も悩んでいるし、大学生ってやりたいこととか生き方云々を考える時期でもあるのかなって思います。

今回はそんなあなたに、私の素敵な先輩を紹介させていただきたい。

 
 

この方こそ、初代ふたりごと文庫編集長・浅野ゆうきさん。
いつも口角上がりっぱなしで、笑顔が素敵な私たちふたりごと編集部二期生の先輩です。

浅野さんは、この春産業能率大学を卒業し、念願だったYahooへの就職を果たしました。
高校時代に受験勉強をおろそかにし大学受験で大失敗してしまったそう。
その悔しさをばねに大学の講義やゼミ、大学外での活動に全力で取り組み、就職活動での大成功を遂げました。

浅野ゆうきとは?

 

朗らかでアグレッシブ
私から見た浅野ゆうきさんはこんな感じです。

私が浅野さんに初めてお会いしたのは、大学一年生の夏のゼミのときで、

内容は、大牧編集長が「インタビュー力の大切さ」の講義をした後、実際に学生が大牧さんと浅野さんにインタビューをするというものでした。

 

 

すごいこの人。初めての場所で知らない学生に囲まれているのに、堂々と自分のことを話してる。きらきら眩しいというか、なんだか同じ大学生って感じがしないな。

それが浅野さんの最初の印象でした。

果たして本当に、浅野さんは普通の大学生と一線引いた存在だったのか?
大学の課題に追われて、インターンやサークルとの両立に苦しむこともあるし、恋もするし、就活に焦った時期もあったし。
根本的に、私たちと同じ大学生です。

浅野さんは“私はこうなりたい“、“これがしたい”という自分の欲求と向上心に、真剣に向き合える人だから輝いているのだと、私は思います。

 
 
 

憧れて進化した

 

何事にも物応じしない浅野さんですが、小学生のころはクラスのみんなの前での発表で恥ずかしくて顔を真っ赤にしていたそうです。

浅野さん:いまでこそ「肝が据わってる」ってよく言われるけど、元々そうだったんじゃなくて、中学生のとき、ある友だちに憧れて変わったんだ。
その子はとてもフレンドリーで知らない子とすぐに仲良くなれて、私もその子みたくなりたくてしぐさをまねするようになったの。
その子が手叩いてゲラゲラ笑ってたら、自分もそうしてみたりね。

 
 

浅野さん:そしたら、いろんな人と仲良くなれるようになったの。
今も人見知りとか緊張とか全然しないしね。

インターン中も、浅野さんのそういった明るさと度胸は、地方でのインタビューや自治体のイベントなどでも役に立ったといいます。

浅野さん:ただそれとは別に、いい意味で妥協ができるようになったかな。

この性格だから大学のゼミやサークルでリーダー格になる事が多くて、自分の意見が比較的通りやすい環境が今まで多かったけど、インターンでは会社としての事情とか周りの意見を鑑みる必要があるからね。

大人な力がつきました。(笑)

秋田県鹿角で初めてみたもの

 

浅野さん:初めて見るものや新しいものが好きだから、地方や田舎にも興味があったのだと思う。

ビルも何もない景色
よそから来た私たちにフレンドリーに話しかける町の人たち
うちの村はもう終わりだと冗談混ざりにつぶやくおじさん
なんだかおせっかいなおばさん
村おこしに奮闘する地方行政の皆さん
そういう地方で出会うなにもかもが新鮮で、特に最初に秋田県鹿角市に訪れたときは、初めて田舎というものを目の当たりにしとてもわくわくしたそうです。

 
 
 

それからは、積極的にFacebookで地域おこし系の団体にいいねを押し、情報を集め何度もイベントにも足を運び、お金が無くなることもしばしば。
(金欠にはご注意ください。By浅野)

学歴コンプレックスとうまく付き合っていく

 

結論からいうと、浅野さんの学歴コンプレックスはまだ無くなったわけではありませんでした。
受験失敗の悔しさから、浅野さんは大学での授業は一切の手抜きなしで、発表で優秀賞を取ることもあったそう。
それは自分自身の自己肯定感を上げるためでもありました。

 
 

インターンを始めるとき、大学の授業をおろそかにしたらすぐにインターンをやめるという自分との約束をしました。
しかし大学の勉強に熱心に打ち込めば打ち込むほど、もっといい大学に行ってさえいれば、より質の高い講義が受けられたかもしれないと、受験勉強を悔やんだといいます。

 
 

浅野さん:大学どこ?と聞かれたときにカッコ悪いとかの外見の話じゃなくて、これこそが学歴コンプレックスの本当の意味なのかもしれないね。

今ほど大きくはないけど、きっとこれからも学歴コンプレックスと付き合っていくのかな。

本音の発信、もっとやっちゃえばよかったな。

浅野さんが今までのインターンを振り返って、やってよかったことはなんですか?

浅野さん:やってよかったことより、少し後悔したことの方が先にでてくるな…。
情報発信って、難しいよね。
今思えば響かない薄っぺらな発信ばかりしてた。

 
 

浅野さん:どうしても、カッコつけちゃうというか、綺麗な部分だけを見せようとしがちだけど、今振り返った時に、見かけ騙しだったな。
最初は外見だけ頑張って、後から中身を頑張ろうと思ってたんだけど、気付いたら大学生活終わってたの!ホラーだよね

浅野さんはふたりごと文庫以外でもnoteで発信も頻繁に行っていました。
そこでの発信で、本音とリアルが求められてることに気づいたそうです。

浅野さん:今までうまくいったことばかりを取り上げてたけど、ふたりごと文庫オンラインサロンの失敗について初めてnoteに取り上げた時にすごく反響がよくてびっくりした。
そのとき、発信ってこういうことかって気づいたんだ。

浅野さん:失敗を公にするなんて今まで絶対してこなかったけど、やってみたら自分の気持ちも少し楽になった気がする。
ふたりごと文庫も大学生が運営するメディアだし、もっとありのままにリアルを出しちゃえばよかったな。
でも失敗や気づきがあるっていいことだから、結果よかったって思ってる。

ふたりごと文庫編集長として成功と失敗を経験し、まだやりたいこともたくさんあると話す浅野さん。
その表情は明るく、これからの希望に満ち溢れていました。

浅野さんは先日、ニッポン手仕事図鑑でのインターンを卒業し、春からまた新しい環境で社会人としてのスタートをきります。

これからも、持ち前の明るさと度胸で、真っ直ぐに浅野さんらしくご活躍できますよう、ふたりごと文庫編集部一同、祈念いたしております!

名前:柳葉優有
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:福島県

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