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2018年05月09日

【こいのぼり特集】鯉のぼりの川渡し―四万十町十和

こんにちは!
皆さんゴールデンウィークはどう過ごしましたか?

5月5日は端午の節句!こどもの日ですね。
私の身近なところでも、息子さんが「初節句」!というおめでたい話題に
すごく癒された一日でした。

現在は、全国の「こいのぼり」について特集しています!
第3回目は、鯉のぼりの川渡し発祥の地・高知県四万十町十和の
地域おこし協力隊、浦島卓也さんです。

ここからは、浦島さんがお送りします。

 

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鯉のぼりの川渡し 桜の花が散り山々が新緑を彩り、
季節が春から初夏に向かおうとする4月中旬から5月中旬にかけて
高知県四万十町十和では約500 匹の鯉のぼりが四万十川の風を受けて

おもしろそうに家族団欒泳いでいます。


 

今では全国で行われている鯉のぼりの川渡しは、四万十町十和が発祥の地です。
昭和 49 年 に地元の方々が子どもたちの為に約50匹の鯉のぼりをロープを使いながら、なんとかして渡したのが始まりです。

その後、マスコミなどに取り上げられ、全国各地から鯉のぼりが送られるようになりました。
そして、今でも十和に鯉のぼりを送ってくれる方々がいます。
そして今では約 500 匹の鯉のぼりが揚げられます。

 
 

鯉のぼりの川渡しは 4 月中旬の週末、
早朝四万十川にワイヤーロープを張る作業から始まります。

以前はロープをラジコン飛行機で対岸に運び、折り返して戻していました。
ただ最後は着陸場所がなく電源を切って墜落させてみんなで捜索していたようです。

わいわい言いながらラジコン飛行機を探しながらワラビ取りをするのが楽しみだったそうですが、
今ではドローンでロープが張られるようになったので捜索する手間はなくなりました。

 

ワイヤーロープが張られると彩りを考えながら、鯉のぼりを付けていくのですが、
国道381の上を通る鯉のぼりを揚げる際は、みんなで特別きれいな鯉のぼりをああでもないこうでもないと言いながら揚げるのは楽しいです。


 

そして鯉のぼりが揚がると作業参加者で鯉のぼりを見渡しながら宴会が始まります。
高知の宴会では『献杯返杯』という飲み方があります。まず自分の杯を空け、
相手に杯を預けて酒を注ぎ、相手が酒を飲み干すと自分が杯に酒を注いでもらうというものです。

高知では日本酒が主なのですが十和ではビールで『献杯返杯』を行います。
参加者全員でやるので、もうべろべろになってしまいます。

 


 

5月G.W.後半には『よってこい四万十』というイベントが行われ、
鮎をはじめ四万十町の豊かな食を楽しみながら鯉のぼりを眺めることができます。

鯉のぼりの起源は中国黄河上流に激流が連なった竜門という難所があり、
そこを乗り越えた鯉が竜になれるという登竜門伝説に基づくという説があります。

この故事から親は子が様々な困難に打ち勝ち大成し立身出世することを願い揚げられたと言われています。
十和の壮大な鯉のぼりの川渡しを見れば、立身出世間違いなしかと思います。

 

 
 

名前:浦島 卓也
職種:四万十町地域おこし協力隊
出身:京都府京都市

じんまもばんばもよう呑み よう喋りよう踊る高知へお越しください。
面白さはディズニーランドより上です。

Facebook「四万十町地域おこし協力隊とおわ

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ふたりごと文庫編集長 浅野有希

ふたりごと文庫編集長 浅野 有希
産業能率大学4年生。
大学2年生の時、ニッポン手仕事図鑑のインターン生として参加し、
2周年感謝イベントや期間限定ショップのスタッフとして活動する。
現在は「日本の地方の魅力を伝える仕事」に就くため、日々猛勉強中!

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