国の重要文化財に指定されている「芦屋釜」の
後継者の採用を目的とした1泊2日のインターンシップを
9月9日（土）〜10日（日）に「芦屋釜の里」で開催しました。

14世紀の半ば頃から作られている芦屋釜。
実は400年前に一度その製作が途絶えてしまいましたが、
2007年に復興を果たし、現在は2人の職人が活躍しています。

今回はその職人方それぞれの後継者の採用を目的とした
インターンシップ。技術を次代に受け継ぐべく、全国から
意欲ある学生たちが集まってくれました。

インターンシップでは、土ふるいと炭割り、薪割りから
鋳型つくり、鋳込みまで体験し、芦屋釜製作の魅力と
難しさを体感していきます。

2日目にはデッサンや、約1000度に熱された
ブロンズの鋳込みにもチャレンジ！
なかなかできない、貴重な体験を重ねていきました。

さらに、町役場の方や職人さんとの個別面談なども実施。
仕事から私生活まで、「芦屋釜の里で職人として働く」
イメージを膨らますことができた2日間でした！

今回のインターンシップも多くの方にご協力いただき、
無事に開催することができたこと、感謝申し上げます。