2024年09月18日
【レポート】飛騨高山漆塗師後継者インターンシップを開催しました!
こんにちは!日本手仕事図鑑です。
今年度2件目となる、岐阜県高山市漆塗師の後継者インターンシップを
8月26日(月)〜8月27日(火)にかけて開催いたしました。
インターンシップの様子は、中京テレビにも取り上げていただいていますので、
こちらも合わせてご覧ください!
インターンシップを開催した「野川塗師屋」では、漆塗りの技術を用いて、
飛騨春慶塗や漆塗り全般を手がけるほか、地元・高山祭の屋台や、
全国の屋台の漆塗りの修復も行なっています。
50名の応募者のなかから選ばれた、4名の参加者が、
2日間にわたって漆塗師の仕事を体験しました。
1日目は、工房や漆について説明を受けながら、実際に作業をさせていただきます。
参加者たちは、漆への興味があふれ、質問が止まりませんでした!
近くにある、「ひだ高山 まちの博物館」にも伺いました。
高山について学んだ後は、工房に戻り、いよいよ塗りの体験。
約30年前の木地のお膳に、漆を塗っていきます。
2日目は、テレビの取材も入るなか、1日目に塗ったお膳の裏面を塗りました。
参加者は緊張しながらも、お膳の全面へ漆を塗布していました。
また、昨年一位一刀彫の後継者インターンシップで後継者となった方にもお越しいただき、
移住生活や、後継者としての現在の様子などを共有していただきました。
参加者たちは先輩の話を聞き、さらに高山での生活に興味を持ったようでした。
<開催概要はこちら>