こんにちは、ニッポン手仕事図鑑です！

8月から続々と開催している「伝統工芸インターン」
どのようなものなのか、どんな学びがあるのか気になる人は多いはず…！

今年度からインターンシップレポートという形で開催の様子を
皆様にお伝えするのでぜひチェックしてみてください！

今年度初の開催は8月23日〜24日に1泊2日で開催した
「東京染小紋後継者インターンシップ」。

開催場所となった金田染工場は、創業から75年を誇り、
柄付け・染め・洗い・蒸しなどすべての工程を一貫してものづくりを行なっています。
高い技術が必要な繊細な柄を得意としていて、染め加工だけでなく、
新たな柄の開発など常に新しいチャレンジを続けています！

1日目はまず染めの工程を見学させていただき、
どうやって染小紋が作られていくのかを学んでいきます。
一つ一つに細やかな技術が組み込まれていて、参加者みんな圧倒されていました…！

午後にはひたすら型染の練習です！
職人さんの高い技術に圧倒されながらも、自分の型染めと職人さんの型染めの違いを
比較しながら反復練習をしていきます。

2日目は、「着物が出来上がるまでの工程を全て見てもらいたい」という
職人さんの想いから仕上げの工程を見学させていただくことに。

蒸しの作業から洗いの作業まで工程はたくさんですが、
終始参加者のみんなとどうしたら上手にできるのか話し合いながら挑戦していました！

真っ白だった反物はみんなの反復練習の末、ここまで埋まりました！
2日間だけでここまで埋まるとは…みんなの努力に感服です！

そして、このインターンシップでは、1名の後継者が誕生！
ぜひ東京染小紋を後世に残すため、頑張っていただきたいです…！

開催にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました！

＜開催概要はこちらから＞