みんなの「”あの人”に知ってほしい!」をつなぐオンラインマガジン
2018年03月08日
人と人とのつながりのきっかけに 岡山大学まちづくり研究会
みなさんこんにちは。
私は、まちけんに所属しております、錦織ななです。
「え?まちけんって何?」と思われる方がほとんどだと思いますので、説明したいと思います。
まちけんとは「岡山大学まちづくり研究会」の略で、岡山大学の公認サークルです。
岡山県の中でも瀬戸内市邑久町の 裳掛地区という地域を主な拠点に、
まちづくりの活動をしています。
裳掛地区は、瀬戸内海に面しており、海と山に囲まれたのどかな地域です。
また、何と言っても裳掛地区の人々はみなさんあたたかいです。
私はそんな裳掛地区が大好きです。
特産物としては、カキの養殖が盛んです。
瀬戸内海という穏やかな海が、養殖に適しているのです。
また、裳掛地区は朝日が美しいことでも有名です。
その美しさは平清盛の父、忠盛が和歌に詠んだほどです。
日本の朝日百選に選ばれており、今も昔も変わらず人々を魅了しています。
これぞ迫門(せと)の曙。
これは私たちまちけんが夏合宿で裳掛地区に泊まった時に撮影しました。
まちけんの活動内容
さて、ここまでで裳掛地区について少しは知っていただけたでしょうか。
では、そんな裳掛地区で私たちは何をしているのか?
まちづくりと言っても様々な形があります。
裳掛地区は今、全国各地で見られるように、
近年急速に若い世代の人数が少なくなりつつあります。
私たちが行っているのは、若いエネルギーで地域を盛り上げるようなまちづくりです。
そこで私たちは裳掛地区で行われるイベントにブースとして出展させていただいたり、
毎週開かれる小学生の放課後学習のお手伝いをさせていただいたりしています。
定期的に「まちけん通信」という新聞を発行し、裳掛地区の全世帯に配る活動もしています。
また、こちらから提案して新しいイベントを開くこともあります。
たくさんの活動をしていますが、
その根底にあるのは「人と人とのつながりのきっかけになりたい」という想いです。
大学生と小学生、小学生と地域のお年寄り、地域のお年寄りと地域の保護者世代……
このように人と人とのつながりが次第に広がっていくことが、
まちづくりの中でも重要なことであると私たちは信じています。
まちけんに入った理由
私がまちけんに入ったきっかけは、「まちづくり」という言葉が
とても魅力的に感じられたからです。
それまではほとんどまちづくりに関わったことはなかったので、
「まちづくり」とは何なのか、全くわからずに活動していました。
しかし、活動を通して裳掛地区の美しさ、伝統、人々のあたたかさに触れてきたことで、
今では「このまちを未来につなげたい」という明確な目的を持って
活動することができるようになっています。
私はこの活動を通してたくさんの人と出会いました。
共に活動するまちけんの仲間、裳掛地区の方々、別の場所でまちづくりをしている方々……
この記事を書かせていただいたのも、まちけんとしての活動の中で、
ふたりごと文庫の編集に携わる方々と出会うことができたからです。
そして、記事を読んでくださっているみなさんにも、
直接ではありませんが、出会うことができました。
これからもたくさんの出会いを大切にしながら活動していきたいと思っています。
最後になりましたが、みなさんもぜひ裳掛地区を訪れてみてください。
良いご縁がありますように。
名前:錦織なな
職種:大学生
出身:岡山県 和気町ぜひ裳掛に足を運んでみてくださいね。
まちけん(岡山大学まちづくり研究会)
岡山県裳掛地区を拠点に活動。
主な活動内容は、イベント出展や小学校の放課後学習のお手伝い、「まちけん通信」の発行など。「人と人とのつながりのきっかけになりたい」という想いのもと、若いエネルギーで地域を盛り上げる。
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