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2016年06月03日
淡雪こまちとアミロースの勉強
あわぁぁぁぁゆきぃぃぃ~~♪♪
(粉雪ソングにのせてお送りします)
淡雪(あわゆき)こまちという秋田県産のお米を
皆さまご存知でしょうか?
あまり出回っていない希少米なので、
ご存知の方も少ないかもしれません。
もちもちとしていて、冷めてもおいしい淡雪こまち。
また、その甘さは“おかずのいらない”お米と称される程。
淡雪こまちは、通常のうるち米(一般のお米)に比べ、
アミロースの量が3~17%と少ない「低アミロース米」というお米だそう。
アミロースって何ぞや?って事で
はい、大月しらべました。
お米には、粘り気の素となる「デンプン」が70%程含まれています。
「デンプン」は小学校の理科で勉強したので覚えてますね?
そのデンプンには、アミロースとアミロペクチンの2種類があり、
アミロースの割合が少ないともちもちとした粘りが強いご飯になり、
逆にアミロースの割合が多いと粘りが少ないご飯になるそうです。
◆粘りの強いもち米はデンプンの割合が
アミロペクチンが100% アミロースが0%
◆一般のうるち米は、
アミロースが17~23%程含まれており
◆淡雪こまち等の低アミロース米は
アミロース含量が3~17%程で、
ちょうど「もち米」と「うるち米」の中間のお米となります。
よって、一般のうるち米より、もちもちと柔らかく、
もち米よりも、つややかなご飯に炊きあがるのです!
つまり、うるち米ともち米の良いとこどりなんじゃないですか?!
と一人、調べてテンションの上がる大月。
とても勉強になりました。
まさか、淡雪こまちさんでこんなに理科勉強をやり直すとは!
ちなみに、
淡雪こまちが冷めてもおいしい理由も
低アミロース米なので、固くなりにくい特徴から。
古いお米や、ぱさぱさしているお米と混ぜて一緒に炊くと、
あら不思議!
もちもち度がアップしておいしく召し上がれますよ、奥さん!
そんな、独り言ではもったいない
淡雪こまちの、ふたりごと。
※炊いたお米は、おいしくいただきました。
(付け合せは九州特産高菜ですよ!)
名前:大月さん
職種:WEBディレクター
出身:佐賀県佐賀県と麺と、うさぎをこよなく愛すWEBディレクター兼、雑用係り