現在募集中!伝統工芸の後継者インターンシップ一覧

現在募集中!伝統工芸の後継者インターンシップ一覧

伝統工芸インターン

西川登竹細工仕事体験インターンシップポスター

【佐賀県】西川登竹細工
仕事体験インターンシップ

応募締切:2022年9月18日(日)

詳しくはこちら

日奈久竹細工後継者インターンシップポスター

【熊本県】日奈久竹細工
後継者インターンシップ

応募締切:2022年9月1日(木)

詳しくはこちら

手打ち刃物後継者インターンシップポスター

【熊本県】手打ち刃物
後継者インターンシップ

応募締切:2022年9月1日(木)

詳しくはこちら

尾張仏具後継者インターンシップ参加者募集

【名古屋市】尾張仏具
後継者インターンシップ

応募締切:2022年8月1日(金)

名古屋黒紋付染後継者インターンシップ参加者募集

【名古屋市】名古屋黒紋付染
後継者インターンシップ

応募締切:2022年8月1日(金)

大河内家具工房商品開発インターンシップポスター

【長野県】大河内家具工房
商品開発インターンシップ

応募締切:2022年2月11日(金)15時

長野県伝統的工芸品 松本家具インターンシップポスター

【長野県】松本家具
後継者インターンシップ

応募締切:2022年1月20日(木)15時

信州鋸・伊那紬仕事体験インターンシップポスター

【長野県】信州鋸・伊那紬
仕事体験インターンシップ

応募締切:2022年1月15日(土)15時

木曽漆器後継者育成インターンシップポスター

【長野県】木曽漆器
後継者育成インターンシップ

応募締切:11月15日(月)15時

名古屋桐箪笥後継者インターンシップポスター

【名古屋】桐箪笥
後継者インターンシップ

応募締切:11月15日(月)12時

名古屋黒紋付染商品開発インターンシップポスター

【名古屋】黒紋付染
商品開発インターンシップ

応募締切:11月15日(月)12時

南木曽ろくろ後継者インターンシップポスター

【長野県】南木曽ろくろ
後継者インターンシップ

応募締切:11月6日(土)15時

ニッポン手仕事図鑑が、三井住友カード隔月刊誌「VISA」に掲載されました。

ニッポン手仕事図鑑が、三井住友カード隔月刊誌「VISA」に掲載されました。

ニッポン手仕事図鑑が、三井住友カード隔月刊誌「VISA」に掲載されました。

月刊誌内のSDGsをテーマにした連載「いま、私たちにできること」にて、
7・6月号は「伝統的工芸品で日常を豊かに、日本文化を次代へとつなぐ」が
テーマとなりました。

ニッポン手仕事図鑑は、
職人のドキュメンタリー映像制作や伝統工芸の後継者インターンシップなど、
伝統工芸・手仕事産業を未来に残す取り組みを行っているとして、
本誌にてご紹介していただくことに。

同誌内では、東京都にギャラリーショップを持つ
「伝統工芸 青山スクエア」も掲載され、
ショップ内にて行われるイベントやワークショップなど、
消費者が直接伝統工芸に触れる機会を創出しているとして、
取り組みが紹介されています。

また本誌は、伝統工芸を残すため、
消費者として私たちができることを再発見できる記事にもなっているため、
ご興味のある方は、ぜひご拝読ください。
(三井住友カード隔月刊誌「VISA」は年間定期購読となっているため、
購読料が必要です)

・三井住友カード隔月刊誌「VISA」詳しい情報はこちら!
https://www.smbc-card.com/mem/service/li/cardinfo0000002.jsp

【伝統的工芸品】尾張仏具インターンシップを開催します。

尾張家具サムネイル用

国指定の伝統工芸品である尾張仏具のインターンシップを開催します

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
国指定の伝統工芸品である「尾張仏具」の技術を継承する岩田三宝製作所で、
後継者の確保を目的とした1泊2日のインターンシップを開催します。

■岩田三宝製作所について(http://iwata-ss.co.jp/)について

江戸時代中期から神饌(神様へのお供え)を載せるための『三方』を中心に、
木曽檜の素材にこだわった神具・仏具・結納道具を製作しています。
代目まで技術を代々受け継ぎ、現代のライフスタイルに合わせた新ブランド「NUSA」も展開。
300年前からの技術と伝統も守りながら、新たな挑戦をし続けています。

■インターンシップ・プログラムについて

日程: 2022年9月5日(月) ~ 2022年9月6日(火)

開催場所:
株式会社岩田三宝製作所 (愛知県名古屋市熱田区中田町6-9)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験
・職人さんとの座談会
【2日目】
・就業体験
・岩田三宝製作所代表の方との個別面談
・移住や暮らしの相談・質問会(名古屋市役所、先輩移住者)
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。ご了承くださいませ。

▼ご応募はこちら 【応募締切:2022年8月1日(月)】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります
https://nippon-teshigoto.jp/nagoya_iwatasanbou_form

【伝統的工芸品】 名古屋黒紋付染インターンシップを開催します。

名古屋黒紋サムネイル

名古屋黒紋付染のインターンシップのエントリーを受け付けています。

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
国指定の伝統工芸品である「名古屋黒紋付染」の技術を継承する山勝染工で、
後継者の確保を目的とした1泊2日のインターンシップを開催します。

■山勝染工について(http://yamakatu.co.jp/)について

美しい黒色と堅牢度の高さで名高い染織品である、国の伝統的工芸品指定の名古屋黒紋付染。
大正8年創業して以来、長年守り引き継いでいるのが山勝染工です。
伝統を守るだけでなく、ライフスタイルの変化に合わせて
新しい価値を積極的に生み出す工房です。

■インターンシップ・プログラムについて

日程: 2022年9月2日(金) ~ 2022年9月3日(土)

開催場所:
山勝染工株式会社 (愛知県名古屋市西区城西2-6-28)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・染色やその他の就業体験
・職人さんとの座談会
【2日目】
・就業体験
・山勝染工代表との個別面談
・移住や暮らしの相談・質問会(名古屋市役所、先輩移住者)
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。ご了承くださいませ。

▼ご応募はこちら 【応募締切:2022年8月1日(月)】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります
https://nippon-teshigoto.jp/nagoya_yamakatu_form

「伝統工芸の未来をつくる『東京手仕事』プロジェクト」の商品発表会にて、編集長大牧がインタビュアーを務めました。

「伝統工芸の未来をつくる『東京手仕事』プロジェクト」の商品発表会にて、編集長大牧がインタビュアーを務めました。

「伝統工芸の未来をつくる『東京手仕事』プロジェクト」の商品発表会にて、編集長大牧がインタビュアーを務めました。

2022年5月23日(火)に、公益財団法人東京都中小企業振興公社が主催する
「伝統工芸の未来をつくる『東京手仕事』プロジェクト」の商品発表会、
および表彰式が開催されました。
「伝統工芸の未来をつくる『東京手仕事』プロジェクト」とは、
2015年に東京都及び(公財)東京都中小企業振興公社が開始した、
国内の伝統工芸品の新開発や市場の開拓を支援し、
素晴らしい手仕事の魅力を発信するためのプロジェクト。
(詳しい情報はこちらから!)
https://nippon-teshigoto.jp/news_event/news_220517

『東京手仕事』プロジェクトロゴと発表会ポスター

商品発表会では、ニッポン手仕事図鑑の編集長大牧がインタビュアーを務め、
各伝統工芸品やその材料が持つ特徴をわかりやすく聴衆に伝えながら、
新商品開発へのこだわりや挑戦を聞き出すなど、
ニッポン手仕事図鑑の編集長大牧だからこそできるインタビューとなりました。

インタビューを受けるニッポン手仕事図鑑の編集長大牧

今回のイベントで印象的だったのが、
制作者のみなさまが生き生きと商品・工芸品について語っておられた姿。
表彰式では、受賞作に選ばれた制作者を、周りの制作者が称える姿も見られ、
新商品開発に携わった全員が、品は違えど、未来への志を持って
取り組んでいたことが伺える、素晴らしいイベントでした。

制作者と語るニッポン手仕事図鑑の編集長大牧

熱い想いを持った生産者・デザイナーのみなさまとの新しい出会いと、
伝統工芸品の持つ魅力に改めて気づかされる一日となりました。

今回、このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!

・令和3年度開発商品 東京都知事賞等受賞商品について詳しくはこちら
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/05/24/07.html

・『東京手仕事』プロジェクト公式サイトはこちら
https://tokyoteshigoto.tokyo/

奥会津昭和からむし織職人|奥会津昭和村振興公社

奥会津昭和からむし織職人|奥会津昭和村振興公社

通気性や吸湿性に優れ、独特の冷涼感を持つ、日本最古の織物と言われる昭和からむし織。「からむし」はイラクサ科の多年草で、福島県昭和村が本州で唯一の産地となる。栽培は600年前から始まり、現在も畑づくりから栽培、からむし引き、糸づくり、織りまでを一貫して手作業で行っている。村は過疎化によりからむし織の継承が難しくなったため、移住者を増やし、織り手を育成する「織姫・彦星制度(からむし織体験生制度)」を平成6年から開始。仕事だけでなく暮らしもサポートするなど、本当の家族のように織姫たちを迎い入れる文化が根付いている。

会津本郷焼職人|宗像窯

会津本郷焼職人|宗像窯

「東北最古の焼き物」として知られる会津本郷焼。同じ産地で陶器と磁器が作られ、それぞれの窯元が個性の際立つ作風を持ち、共存しているという稀有な産地である。亨保4年に創業し、東北最古の登り窯を持つ宗像窯。八代目 宗像利浩は文部科学大臣賞などを受賞するだけでなく、パリでも個展も行い、国内外にその名を広めている。その利浩が「息子からは学ぶことが多い」と語る九代目の利訓も、会津本郷焼の伝統技術を学びながら、父とは異なるアプローチで新しい造形や釉薬の研究を重ね、ホテル・ニューオータニで開催した個展では高い評価を得ている。

奥会津編み組細工職人|工房青木

奥会津編み組細工職人|工房青木

豪雪地域として知られる福島県三島町では、農家の積雪期の手仕事として、山ブドウ、ヒロロ、マタタビを原材料とした様々な商品が作られてきた。その人口2000人にも満たない小さな町に生まれ、小学校の教員として定年まで勤め上げた青木基重。そこから職人になることを決意し、奥会津編み組細工を学び始め、72歳で伝統工芸士に。80歳を超えた現在も、技術習得への情熱はもちろん、新商品開発への意欲も衰えることはない。ビジネスバッグやショルダーバッグなど、青木が丁寧に編み込む商品を求めて、三島町の生活工芸館には今日も愛好者が訪れる。

長浜人形職人|島根の招き猫工房

長浜人形職人|島根の招き猫工房

良質な粘土が産出する石見地方で、雛人形や武者人形を飾る余裕のなかった町人の間で愛された長浜人形だったが、需要の低迷が進むにつれて、後継者問題に直面。明和年間(1765年頃)から続くその技術が途絶えようとしていたとき、夫の実家である島根県に引越してきた渡辺福美が後継者として名乗りをあげた。地元の職人に学び、技術を習得。大学で学んだ日本画の技術と独自の発想で作り始めたのが、招き猫だ。膠、泥絵具、胡粉という長浜人形の伝統的な素材と技術を継承しながら、愛くるしい表情を浮かべる招き猫たちを、今日もファンに届け続ける。

石州和紙職人|西田和紙工房

石州和紙職人|西田和紙工房

重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている石州半紙(石州和紙)。その技術を守り続ける、西田和紙工房の七代目 西田誠吉が作る和紙は、京都の西本願寺や二条城をはじめ、海外の美術館の文化財修復用紙としても使用されている。「良い和紙は、良い原料から」と語る誠吉は、原材料である石州楮も自らの工房で栽培し、全工程を一貫して行う。かつては大阪商人が帳面に使い、火災時には井戸へ投げ込み、保存したと言われるほどの強靭さは健在で、現在はクッションやタペストリー、照明のシェードなどの商品にも使われている。

石見焼職人|宮内窯

島根県西部に位置し、製陶伝承において最も歴史があるとされる石見地方で発展を続けてきた石見焼。江津市や浜田市で採れる土は塩分に強く、耐水性、耐酸性が高いことが特徴で、大はんどう(大型の水かめ)や漬物用のかめの製造を中心に栄えてきた。明治時代の最盛期には100軒を超える窯元があり、生活必需品として多くの人の生活を支えてきたが、生活様式の変化により大型陶器の需要は低迷。その地で工房を構える宮内窯 二代目 宮内孝史は、受け継がれてきた技術を活かし、食器やすり鉢、傘立てなどの陶器を精力的に開発し、人気商品となっている。

八雲塗 絵師|山本漆器店

八雲塗 絵師|山本漆器店

明治初期、塗師 坂田平一が中国の漆器からヒントを得て考案された八雲塗。その名は、出雲の古歌「八雲立つ」から取られたと言われる。多彩な色漆や螺鈿、蒔絵粉を使用して模様を描き、丁寧に研ぎ出したあとに透漆を塗り重ねる技法を用いて作られるため、使い込むほどに透漆が透明になり、描かれた絵が鮮やかに浮かび上がってくる。
そんな経年変化を楽しめる八雲塗の伝統的な技術を生かして、「八雲塗 やま本」では絵師 武田純とともに、八雲びいどろなどの現代のニーズに合わせた新たな商品を開発。日本全国の漆器ファンの注目を集めている。

雲州そろばん職人|雲州そろばん協業組合

雲州そろばん職人|雲州そろばん協業組合

かつては全国の90%以上の鉄の生産量を誇っていた、奥出雲をはじめとする中国山地一帯。多くの商人たちが集まったことで、そろばんの需要が増加。丈夫で長持ちし、操作性も高いと評判になった雲州そろばんの名は、一気に全国へと広まっていった。現在は計算道具としてではなく、右脳を活性化する学習ツールとして再注目されるそろばん。
雲州そろばんの技術と歴史を残していくために、伝統工芸士である内田文雄さんを始めとする職人たちで設立した「雲州そろばん協業組合」では現在、精力的に若手職人の育成を行っている。

筒描藍染職人|長田染工場

筒描藍染職人|長田染工場

日本海と宍道湖の間に位置し、豊かな自然に恵まれた島根県。木綿の栽培が盛んになったことで藍染の産業も発展し、出雲市内を流れる高瀬川沿いにはかつて、多くの紺屋が建ち並んでいた。しかし、化学繊維などの普及により工房数は減少。今では長田染工場の1軒を残すのみとなった。四代目 長田茂伸は、息子で五代目の長田匡央とともに、渋柿の筒袋に入った糊を生地に絞り出して模様を描き、天然の藍で何度も丁寧に染め上げる筒描藍染の技術を現在も守り続け、タペストリーやテーブルセンター、暖簾などの人気商品を生み出している。

西川登竹細工職人|栗山商店

西川登竹細工職人|栗山商店

佐賀県武雄市の農家の副業として、明治初期に始まった西川登竹細工。1880年代には問屋も生まれ、需要は年々増加。当時は職人の数も、500人を越えていた。しかし、1950年代に入ると安価で大量生産される工業製品が普及し、需要は減少。西川登竹細工を製造する工房は現在、栗山商店ともう1事業者を残すのみとなった。
そんな逆風が吹く中でも、栗山商店には今も注文が殺到する。栗山勝雄が小刀で1本1本細かな竹ひごを作り、妻のイツ子が丁寧に編み込んでいく。栗山夫妻が作り続ける竹細工は、自慢の耐久性はもちろん、その編み込みの美しさで多くの消費者を魅了する。

信州の伝統工芸品である両角さんの鋸を世界に広めたい

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、長野の伝統工芸である 「信州鋸」を体験、伝統と匠の技を体感し、 職人の魂を肌で感じ、情報発信を目的とした 1泊2日のインターンシップを開催しました。
今回は信州鋸インターンシップの参加者からそれぞれの目線で、参加したからこそ見えてきた信州鋸の魅力を記事にしていただきました

見つけてくださった皆様、こんにちは。
この度インターンシップ生として参加いたしました、林杏花音と申します。
私は中学校から女子美術大学の附属中学校に通い、
大学を含めると美術を学び今年で10年目になります。
大学では木材で作品を制作することが大好きで、制作する際に使う道具に興味がありました。
また、私の将来やりたい情報発信とインターンシップの内容が一致していた為、参加いたしました。

私はインターンシップにて信州鋸を初めて知り、
〝鋸の職人さん〟と職業として見ていた人が〝両角さん〟に変化しました。
この様な状況の中あたたかく受け入れて下さり、
職人としての誇りと情熱を持った両角さんと信州鋸を知っていただけたら幸いです。

工房体験の様子 仕上げ目立て
(工房体験の様子 仕上げ目立て)

―鋸の歴史―

信州鋸は210年の歴史を持つ茅野の誇りと言われています。
1805年鋸鍛治である藤井甚九郎が、
高島藩の招きにより茅野市の諏訪に移住したことをきっかけに鋸の製造を始めたと言われています。
諏訪の風土は湿気が少ないことから、
焼き入れをする際に湿度を嫌う鋼と相性が良く伝統技術によって生み出された鋸は、
耐久性や切れ味の良さから発展していきました。
明治13年には約4200人の職人さんが全国で10%鋸を生産していましたが、
現在はお二人になってしまいました。
そのうちのお一人が鋸一筋55年の〝両角金福(もろずみ かねひろ)〟さんです。

仕上げ目立ての作業
(仕上げ目立ての作業)

鋸を作るには焼き入れや熱処理、9段階の作業工程があります。その中でも私は〝仕上げ歪み抜き〟と〝仕上げ目立て〟の作業工程にとても感動したのでその2つを中心に書き残したいと思います。

―薄暗い工房の秘密―

両角さんの工房は窓から差し込む光が無ければ少し薄暗く、不思議と落ち着く空間でした。
光にもこだわりがあり、北側の太陽光が差し込む位置を計算して工房を作られたそうです。
両角さんの目で見て一枚一枚鋼を均一にする作業工程は、
昔から北側の太陽光を使い、夜には太陽光に似せた蛍光灯を使用し、
変わらずこの方法で作15ているのだとか。

薄暗い工房

機械も導入されていましたが、全て人の手や目で見て動かすアナログ式の機械でした。
機械の力で効率化を図りながら鋼を磨く工程も、
両角さんの55年の経験が無ければそのタイミングや回数など厚みなどが均一では無い鋼には通用しません。

伽石での研磨 磨きの作業工程
(伽石での研磨 磨きの作業工程)

―職人が作る意味―

私は一番気になっていた職人さんが作る意味をお聞きしました。
一般的な鋸では、木を切った際に刃の先端が熱を持ち、
のびることで刃先だけが曲がることがあると言います。
刃の先端がのびることで中心部が縮むからです。
これを繰り返すことで綺麗に切れなくなり、何年も長持ちしないと言います。
しかし、両角さんの鋸は、木材を切った際に刃先だけがのびるのでは無く、
鋸全体がのびる様に均一に鋼を叩いています〟
これこそが、〝仕上げ歪み抜き〟の作業工程です。
仕上げ歪み抜きを行うことで、均一に鋼がのび、
刃先だけが曲がらないことで切れ味が良いまま何年も使用できます。

仕上げ歪み抜き
(仕上げ歪み抜き)

また、〝仕上げ目立て〟では鋸の歯を一本一本手作業で研いでいるため木材の切り口が美しいことは勿論、
切る際に一番初めに木材に触れる刃の先端も職人技で研がれており、
とても軽い切り心地です。
実際に木材を切らせて頂いた時に、
あまりにも普段使用している鋸とは比べ物にならない程軽く、
切れ味が良く美しい断面だったことに驚きとても印象深いです。
〝使う人がどれだけ切り心地が良く長く使用できるのか〟
これが、この両角さんの使っている人への心優しい気遣いが、
私が感じた職人が作る意味だと思います。

仕上げ目立ての作業
(仕上げ目立ての作業)

両角さんは素材にとても拘っており、島根の安来鋼を使用しています。
しかしその材料を鋸の厚みにしている工場が現在はありません。
両角さんに今後は違う材料で作られるのか伺ったところ、
「材料は残り100枚程度、使い切り、無くなったら引退する」
と自分は拘ってここまでやってきたから、頑固なのだと仰っていましたが、
私にはそれが職人としてのプライドなのだと感じました。
現在、後継者は居らず材料を使い切って、両角さんが引退したと考え、
もう1人の職人さんも引退してしまったらそこで茅野の誇る信州鋸の歴史は途絶えてしまいます。
そして、鋸は替え刃が主流となっています。
それは修理をできる職人が少なくなっていることも
信州鋸が途絶えてしまう原因のひとつです。
しかし両角さんは信州鋸以外の修理も行い、
鋼が均一になるように叩いてから返すと言います。
この心優しい気遣いや職人技術が未来に残らないかもしれないのが現状です。

島根の安来鋼
(島根の安来鋼)

―鋸への想い-

私は今回のインターンシップで道具の見方が変わりました。
工房体験中もたくさんの質問に丁寧に答えてくださり、
両角さんのお人柄も含めて私は信州鋸が大好きになりました。
当たり前に使っていた道具には、作り手である職人さんの人生が詰まっているのだと感じました。
一本一本に込められた職人技術と熱意が途絶えることを考えると、
1人でも多くの人に伝えていかねばいけないと強く思いました。
何かを作るためには道具が必要であり、
その道具を作るために職人さんがいてその連鎖なのだと感じました。
良い物には理由があり、そこには職人の熟年の技や思い、
そして使う人への心優しい気遣いがあるのだと知りました。
中々、こういった機会が無ければ知るきっかけがありませんが、
今回〝両角さん〟という職人さんと〝信州鋸〟を少しでも知って頂けたら幸いです。

女子美術大学3年生 林杏花音

信州鋸情報発信インターンシップ

工場見学も行っています

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、長野の伝統工芸である 「信州鋸」を体験、伝統と匠の技を体感し、 職人の魂を肌で感じ、情報発信を目的とした 1泊2日のインターンシップを開催しました。
今回は信州鋸インターンシップの参加者からそれぞれの目線で、参加したからこそ見えてきた信州鋸の魅力を記事にしていただきました。

あなたは「将来無くなるかもしれないものといえば?」と聞かれたら、何を思い浮かべますか?
北極の氷やオリオン座の右肩「ベテルギウス」、まさに様々でしょう。
職業であればどうでしょうか。
電車の車掌、警備員、ホテルマン等々AIが
人間の仕事をとって変わるなんて話も最近よく耳にしますね。
本記事で紹介させていただく伝統工芸「信州鋸」も消えてしまうかもしれないもの、
そして仕事のうちの一つです。
本記事があなたが信州鋸に触れる理由に、
はたまた信州鋸の行く末が変わるきっかけに繋がればと思います。

信州鋸

理由は職人不足。

産地は長野県茅野市。二百年続く長野県指定の伝統工芸であり、かつては多くの職人を抱える一大産業だった信州鋸。
しかし時代は流れ市場での替え刃鋸の需要が高まっていった結果、現在この伝統を受け継ぐ職人は二人。最年少は78歳。
近い将来いつ無くなってしまってもおかしくないといえる状況にある産業です。
車掌やホテルマンはたとえAIが取って代わったとしても
人間がまた仕事を取り返し復活することも可能でしょう。
しかしながら伝統工芸に関しては一度途絶えたら二度と同じものは作れないといっても
過言ではありません。
このまま手を打たないでいると無くなってしまうでしょう。

仕事場の風景

信州鋸

そもそも信州鋸とは?と思っている方も多くいらっしゃるかもしれません。

本記事を書いている私もつい最近までそのうちの一人でした。
私は今回、ニッポン手仕事図鑑主催の『信州鋸情報発信インターンシップ』に参加し、信州鋸の職人両角金福さんの工場にインタビューをさせていただきました。
インタビューした内容を基に信州鋸とは何なのか、普通の鋸とは何が違うのかはじめに紹介させていただきたいと思います。

歴史

信州鋸の歴史は古く、今から二百年程前、江戸時代文化年間、江戸で鋸鍛冶として知られた藤井甚九郎が、諏訪に移住しノコギリの製造を始めたのが起源とされています。
諏訪には森林があり、高島藩が木を切るための鋸を必要としていたからです。
その後明治時代以来、長野県茅野市は信州鋸の製造の本場として発展し、全国に知られるようになりました。
そして、信州鋸は昭和五十七年には、長野県伝統工芸品に指定されました。
今回インタビューさせていただいた両角鋸工場も長野県芽野市に位置しています。

製作工程

本来であれば完成までのすべての過程を紹介したいところですが、今回は実際に見学させていただいた、焼き入れ後の「磨き」「歪みとり」「仕上げ目立て」という工程を、主に紹介したいと思います。

『磨き』
素材をノコギリの形にし熱処理を加えた後に行う、砥石を使い適切な厚さに削る作業です。
写真を見てわかる通り、機械を使った作業になります。
伝統工芸=手作業といったイメージを持たれていた方は少し意外かもしれません。

信州鋸は、人の手でないと行えない繊細な作業は手作業で製作しつつも、
機械で補えるものは機械に置き換えることで日々進化を繰り返してきました。
伝統を残しつつも便利なものを柔軟に取り入れていく姿勢はとても興味深いものがありますね。
この柔軟な姿勢は200年の歴史を受け継ぐ上での一つの秘訣といえそうです。
とはいえこの作業は音と火花の色なども頼りにしつつ厚さを決めるため、
機械と人の技のハイブリットといっても過言ではないでしょう。

作業風景

『歪みとり』
次に板のわずかな歪みをハンマーで叩きながら修正する作業を行います。
光の反射を頼りにわずかな歪みを取り除いていきます。
この作業をマスターするのに4〜5年はかかるそうです。まさに職人技ですね。
興味深いのは作業をする部屋の低い位置に、曇りガラスの窓が設置されている点です。
横から光が入ると板の歪みを発見し易い為、そして品質にばらつきが出ないようにする為に、
どの時間帯でも一定の光が入ってくる曇りガラスが使われています。
この部屋自体がノコギリを作るための部屋となっているのです。

作業風景2


『仕上げ目立て』
歪み取りの後にもう一度やすりで削り、刃を付けるカッティング、
刃の向きを整えるあさり出しを行い、そして仕上げ目立ての作業を行います。
菱形のヤスリを使い鋸の歯1つ1つにヤスリをかけることでより切れ味を上げる工程です。
角度、力加減が少しでも違うと切れ味が大きく変わってしまいます。
この作業は実際に体験させていただいたのですがとても難しく、
職人の両角さんの様に綺麗に削ることができませんでした。身をもって実感しました。
この様な過程を経て信州鋸は完成します。

工場見学も行っています

今回は文字数の関係で解説を割愛させていただいた作業も多くあるのですが、
実は両角鋸工場では工場見学もされています。
もっと詳しく知りたい方や、興味を持たれた方はぜひとも体験してみてはいかがでしょうか。

課題

製作工程からも分かるように信州鋸の魅力は沢山あり、
この伝統工芸がなくなってしまうのは勿体ないと感じた方も多いのではないでしょうか。
しかしながらこの伝統を残していくには解決しなければならない問題も多く抱えているのが現状です。

一つは素材不足。両角さんが作る信州鋸の鉄板は信頼できる技術を持つ工場から仕入れていました。
しかしその工場が廃業してしまったため、
今現在買い入れておいた在庫を使って鋸を制作しているのが現状です。
つまり素材に限りがあるのです。

二つ目は商売として成り立たせることが難しい点にあります。
先ほど紹介したように歪み取りの技術だけでも手に身に着けるのに4年はかかります。
商品として納得のいく形になるまで何年もかかるとなると、
商売を成立させるためにはもっと時間がかかってしまうでしょう。

今できること

じゃあどうしたらいいの?と思われるかもしれません。
私は個人的に、まずは信州鋸のことを多くの方に知ってもらうことが大切だと考えます。
この記事で初めて信州鋸の存在を知った、又は名前は聞いたことはあるけど詳しくは知らなかったという方もいらっしゃったと思います。
私もインターンシップの募集広告でつい最近初めて信州鋸の存在を知りました。
無くなってしまうかもしれないけどその存在すらしないという人が他にも沢山いるはずです。

だからこそまずは信州鋸を知ってもらうこと、問題に目を向けてもらうことが大切ではないかと思っています。

今回のインターンシップでは私を含む計五人の学生が信州鋸について学びました。

そしてその五人はSNSなどを用いて様々な人に信州鋸に関する情報を発信していきました。

知り合いに、インターネット越しの誰かに、そしてあなたに。
ネズミ算とまではいかないかもしれませんが、きっと効果があるはずです。
まずは小さなことから始めてもらうだけでもかまいません。
家族や友人、伝統工芸に興味がある人にこの記事の話をしてみたり、SNSで発信してみるのも効果があるはずです。

私がこのインターンシップで信州鋸に触れたように、
そしてあなたがこの記事で信州鋸を知ったように、
あなたが次の誰かに信州鋸について触れるきっかけを作ってみるというのはいかがでしょうか。
もし信州鋸の行く末が気になったのであれば。

信州鋸を未来に残すために

京都芸術大学3年生 Yさん

長野県の知られざる魅力 信州鋸

両角金福さん

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、長野の伝統工芸である 「信州鋸」を体験、伝統と匠の技を体感し、
職人の魂を肌で感じ、情報発信を目的とした 1泊2日のインターンシップを開催しました。
今回は信州鋸インターンシップの参加者からそれぞれの目線で、
参加したからこそ見えてきた信州鋸の魅力を記事にしていただきました。

はじめまして。
この度、長野県茅野市の「信州鋸(しんしゅうのこぎり)」の
仕事体験インターンシップに参加させていただいた鈴木敦夫と申します。
インターンシップ中にニッポン手仕事図鑑の方々にお声をかけていただき、
記事を書かせていただけることになりました。貴重な機会をいただいたこと、大変嬉しく思います。

長野といえば?

皆さんは、長野県と聞いて何を思い浮かべられるでしょうか。
りんごや信州そばといった食べ物でしょうか。
あるいは、松本城や善光寺のような観光地、八ヶ岳や諏訪湖といった
豊かな自然を想像される方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は長野には土地に根付いた知られざる魅力がたくさんあるのです。
その一つが、今回ご紹介する信州鋸です。

信州鋸

長野県伝統工芸品に指定されている信州鋸は、江戸時代に農家の冬仕事として始まったもので、約200年の歴史があります。
インターンシップ中に試し切りをさせていただいたのですが、
抜群の切れ味で、両角さんの作る鋸を買い求める人々が多く存在することも納得できました。
しかし残念なことに、全国的な知名度はありません。
その原因は、機械により大量に生産された安価なノコギリの流通にあると考えられます。
正直、自分もこのインターンシップに参加するまでは信州鋸という名前すら知りませんでした。
さらに衝撃的なことに、かつて1000人存在した信州鋸の職人は現在2人しか残っていないのです。
つまり、信州鋸という伝統工芸品が今まさに消滅しつつあります。
今回のインターンシップではそうした現状を打開すべく、
両角(もろずみ)鋸工場にてノコギリ作りの見学をさせていただき、
それを踏まえて信州鋸をPRする広告の作成を行いました。
広告の作成は難しかったのですが、キャッチコピーの作り方やターゲットの絞り方など、
学校で学んだことのない分野について丁寧に教えていただき、とても勉強になりました。

両角さんの人柄

両角金福さん

茅野市で50年以上信州鋸を作り続ける両角金福(かねひろ)さん。
両角さんの第一印象は、「親戚の優しいおじさん」でした。
実際にお会いするまでは職人気質の気難しい方を想像していたため、
とても安心したのを覚えています。
また、見学中は程よい距離感で説明をしてくださったため、
あまり緊張せずにお話を伺うことができました。
そして当然ながら、作業中の両角さんの眼差しは真剣そのもので、
自分の想像する職人のイメージとぴったり一致し、その仕事に対する姿勢に憧れを感じました。

見学を終えて感じたことは、きっと両角さんの優しい人柄と仕事に対する真剣な姿勢が、
両角鋸工場の製品ひとつひとつに反映されているということです。
仮に同じ作業をAIや自動化された機械が行い、一見すると同じ製品が完成したとしても、
両角さんが作ったものとは全く別物になってしまうのではないかと考えました。

機械化と手仕事

両角鋸工場には、機械を用いる仕事場と、手作業のための仕事場がありました。
広さの比率はおよそ6:4。
そもそも機械の設置のためには十分なスペースが必要となることも考えられるのですが、
実際の作業量も機械を用いる作業の方が多いという印象でした。

作業する両角金福さん

両角鋸工場の機械

ここで、機械化が進んでしまったら手仕事のよさがなくなってしまうのではないか、
という疑問が浮かびます。
特に近年はAI化によって仕事が減少するという話もよく耳にします。
歴史上、技術革新によって暮らしが便利になり、環境が変化するのは自然な流れですから、
手仕事に機械を用いるのも当然の流れであるといえます。
しかし、伝統工芸品の最たる特徴は職人による手仕事です。
機械が大量に生産する製品は伝統工芸品とは呼べないでしょう。
少なくとも信州鋸のような手間のかかる工芸品においては、
機械の存在を無視して全て手仕事で作り上げることはできないように思われます。
あくまでも自分の意見ですが、手仕事のよさを活かしつつ機械を適切に導入することで、
伝統工芸品に現代に即した新たな魅力が生まれるのではないかと思います。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
少しでも読んでくださった方に信州鋸や両角さんに興味を抱いていただけたのであれば幸いです。
そして、興味を抱いていただけた方に最後にひとつだけお願いしたいことがあります。
それは、是非身近な人に信州鋸について話していただきたい、ということです。
これはニッポン手仕事図鑑 編集長の大牧圭吾さんが
インターンシップの最後に仰っていたことなのですが、
現状を変えようとするのであれば何か大きなことをするのではなく、小さく丁寧で、
ある意味面倒なことを積み重ねることのほうがよい、ということです。
これを信州鋸のPRに置き換えると、身近な人に信州鋸についての話をする、ということになります。
一人がまた一人、そしてその人がまた一人と話をすれば、
日本中に、さらには世界中に情報が伝わります。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。

専修大学3年生 鈴木敦夫

滋賀県米原市主催の「まいばらメモリアル動画コンテスト」表彰式を開催。編集長の大牧が審査委員長を務めました。

滋賀県米原市主催の「まいばらメモリアル動画コンテスト」表彰式の写真

2月27日(日)滋賀県米原市が開催しておりました
「まいばらメモリアル動画コンテスト」の表彰式が開催されました。

このコンテストは、米原市の魅力を動画を通じて発信することで、
米原市のみなさまがまちの魅力を再発見し愛着心を持つこと、
また市外の方が移住への関心を高めるきっかけを作ろうと初めて開催されました。

ニッポン手仕事図鑑は、アドバイザーとしてプロジェクトの初期段階より企画や広報面など、
協働して取り組んできました。

今回、応募された中から、小学2年生からシニアの方、ビデオグラファーを目指している方まで
11作品が受賞し、表彰式を行いました。

滋賀県米原市主催の「まいばらメモリアル動画コンテスト」表彰式で表彰された方の写真

滋賀県米原市主催の「まいばらメモリアル動画コンテスト」表彰式で表彰された方の写真

全員の映像から「米原市の良さを伝えたい!」という想いが伝わり、
様々な視点を通した米原をたくさん視ることができました。

このコンテストが地元をもっと好きになるきっかけになれば幸いです。

来年はさらに多くの方に参加いただき、もっとたくさんのステキな米原を集めたいと思います!

米原市のみなさま、たくさんの素晴らしい映像をありがとうございました!

ノミネート作品はこちらから視聴できますので、ご覧ください。
https://www.city.maibara.lg.jp/soshiki/keizai_kankyo/shoko_kanko/bosyuu/17199.html

DESIGN WEEK KYOTO 2022の「Future of TESHIGOTO -ニッポンの手仕事の未来を語り合う-」に編集長の大牧が登壇しました。

DESIGN WEEK KYOTO 2022の「Future of TESHIGOTO -ニッポンの手仕事の未来を語り合う-」に編集長の大牧が登壇した写真

2月19日(土)DESIGN WEEK KYOTO 2022のトークイベント
「Future of TESHIGOTO -ニッポンの手仕事の未来を語り合う-」に
編集長の大牧が登壇しました。

お相手はDESIGN WEEK KYOTO代表理事の北林功さん。
日本の手仕事の価値、そしてこれからの手仕事について語り合いました。

DESIGN WEEK KYOTO代表理事の北林功さんと大牧編集長の写真

日本の手仕事の価値は、モノとしての魅力はもちろん、
素材や道具、販路も含め、様々な仕事を生み出し、成り立っていることなど、
地域に根ざす意味も含め、様々な話が展開されました。

まずは、興味を持つこと、知ることから、
作り手の顔を見ることでその土地への理解や愛着が深まります。
こういった対話を通して、そういった愛着のある方を増やしていきたいなと思います。

現地でご参加頂いたみなさま、ご視聴いただいたみなさま、
何か持ち帰っていただけるものがあれば、幸いです。
本当にありがとうございました!

【イベント概要】
Future of TESHIGOTO -ニッポンの手仕事の未来を語り合う-
日時:
2022年2月19日(土)
 19時00分~20時30分
場所:
GOCOC
講師:
大牧 圭吾氏(ニッポン手仕事図鑑 編集長)
URL :
https://designweek-kyoto.com/2022/program/teshigoto/

金沢クラフトビジネス創造機構主催の講座「工芸のつなぎ手人材育成講座 応用コース」に編集長の大牧が講師として登壇しました。

講座「工芸のつなぎ手人材育成講座 応用コース」で編集長の大牧が登壇した写真

2月18日(金)金沢ビジネスクラフト創造機構で開催された、
工芸作家等(つくり手)と消費者等(使い手)とをつなぎ、工芸の魅力発信や
新たな需要を創出する人材となる「つなぎ手」を育成するための
「工芸のつなぎ手人材育成講座 応用コース」に編集長の大牧が登壇しました。

金沢の工芸に関心のある18歳以上の方を対象に
販路コーディネートや新分野とのマッチング等の工芸に関する
プロデュースができる実践力の習得に向け実施いたしました。

当日はPRプロデュースを軸に、「情報発信の“盲点”」というお話しさせていただきました。

つなぎ手として、どういった情報を届けていけばよいのか、何を繋いでいけばよいのか、
今後の指標になるお話しとなったのではと思います。

ご参加頂いたみなさま、本当にありがとうございました!

【イベント概要】
工芸のつなぎ手人材育成講座 応用コース
日時:
2022年2月18日(金)
 19時00分~20時30分
場所:
金沢クラフトビジネス創造機構(香林坊ラモーダ8階)
講師:
大牧 圭吾氏(ニッポン手仕事図鑑 編集長)
URL :
https://www.kanazawacraft.jp/info_details.php?code=N1000087

福岡県主催のトークイベント「福岡の伝統的工芸品のミライにつながる話」に編集長の大牧が登壇しました。

アンテナレストラン「福扇華」の外観の写真

2月10日(木)、雪の予報が出ている中、
福岡県のアンテナレストラン「福扇華」で開催されたトークイベント
「福岡の伝統的工芸品のミライにつながる話」に編集長の大牧が登壇しました。

お相手は、全国各地の工場や職人さんたちと商品開発や様々なプロジェクトに取り組んでいる
セメントプロデュースデザインの金谷勉さん。

福岡県の伝統的工芸品の事例から、全国の職人さんの現状、
そしてコロナ禍でも新たな可能性を見出し、積極的に取り組み成功しているお話しなど、
明日に繋がるお話しが盛りだくさんでした!

大牧編集長と金谷勉さんのトーク写真

参加いただけた皆さまには今日のお話しをきっかけに福岡の産地を盛り上げるべく
出来ることからスタートいただけるとありがたいです。

ご参加頂いたみなさま、本当にありがとうございました!

アンテナレストラン「福扇華」の提灯の写真

【イベント概要】
福岡の伝統的工芸品のミライにつながる話
日時:
2022年2月10日(木)
 11時00分~12時30分(開場10時半)
場所:
福岡県アンテナレストラン「福扇華」
講師:
金谷 勉氏(有限会社セメントプロデュースデザイン代表)
   大牧 圭吾氏(ニッポン手仕事図鑑 編集長)
URL :
https://yokamon-hiroba.jp/event/detail/468

松本民芸家具さんで開催された後継者インターンシップの様子が中日新聞に掲載されました。

長野県の「松本家具」の技術を継承する松本民芸家具で開催されたインターンシップの様子を、
中日新聞さんに掲載いただきました!

松本民芸家具で開催されたインターンシップが掲載された中日新聞の写真

松本民芸家具で行われたのは、企画営業担当の雇用を目的としたインターンシップ。
全国から多数の応募が集まり、その中で選抜された6名の参加者が集まり、
1日目の工房見学や仕事体験を通して商品と仕事の理解を深め、
2日目に商品企画をし、職人さんたちにプレゼンテーションするプログラムを実施しました。

地域の方たちに、松本民芸家具の活動をより知っていただくきっかけとなり、
積極的に取組んでいる様子をお届けできました。
地域の方にも、改めて松本家具と触れ合う機会となればと思います。

中日新聞さん、ありがとうございました!

中日新聞のWEBサイトでも閲覧可能です。
https://www.chunichi.co.jp/article/410034

松本民芸家具で開催された後継者インターンシップの様子が、SBC信越放送の夕方ニュースで放送されました。

長野県の「松本家具」の技術を継承する松本民芸家具で開催されたインターンシップの様子を、
SBC信越放送さんに取材いただき、夕方のニュースで放映されました!

長野県の「松本家具」の技術を継承する松本民芸家具で開催されたインターンシップの様子

松本民芸家具で行われたのは、企画営業担当の雇用を目的としたインターンシップ。
全国から多数の応募が集まり、その中で選抜された6名の参加者が集まり、
1日目の工房見学や仕事体験を通して商品と仕事の理解を深め、
2日目に商品企画をし、職人さんたちにプレゼンテーションするプログラムを実施しました。

SBC信越放送さんにはインターンシップの様子から、ニッポン手仕事図鑑編集長大牧や参加者、
松本民芸家具常務池田さんへのインタビューを通して、
産地の後継者問題の深刻さやインターンシップの重要性などを伝えていただきました。

SBC信越放送さんに取材時の編集長大牧

この放送をきっかけに、職人になりたい若手がたくさんいることを
全国の産地に知ってもらいたいですし、
一方で職人を目指す学生に後継者問題で悩む工房が
たくさんあることを知ってもらえたらと思っています。
その結果、全国の産地で後継者が生まれたらとても嬉しいです。

SBC信越放送さん、ありがとうございました!

【番組情報】
SBC信越放送『SBCニュースワイド』
出演放送日時:
2022年1月31日(月)18:15-18:55
WEB:SBC信越放送公式サイト
https://sbc21.co.jp

長野県で大河内家具工房商品開発インターンシップを開催します。

大河内家具工房商品開発インターンシップ

大河内家具工房商品開発インターンシップポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、国指定の伝統工芸品である
「木曽漆器」の技術を継承する大河内家具工房で、
技術を生かした新しい商品開発のアイデアを考える、
1泊2日のインターンシップを開催します。

■インターンシップ・プログラムについて

日程:
2022年2月20日(日)~ 21日(月)

開催場所:
大河内家具工房(長野県塩尻市木曽平沢2418-2)

体験内容:
・長野県伝統工芸 木曽漆器『大河内家具工房』見学
・制作体験(木工加工作業等)
・職人との交流会・木曽平沢見学
・商品開発ワーク・職人との新商品意見交換会 等
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

定員:6名程度

伝統工芸・地方創生・情報発信・商品開発に
興味のある方はぜひご応募ください。
たくさんのご応募をお待ちしています!

▼ご応募はこちら 【応募締切:2022年2月11日(金)15時】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります。
https://nippon-teshigoto.jp/shiojiri_ohkochikagu_form

FMヨコハマ『Lovely Day♡~hana金~』に編集長大牧が出演しました!

ニッポン手仕事図鑑 編集長の大牧が『Lovely Day♡~hana金~』喫茶法のゲストとして出演

ニッポン手仕事図鑑 編集長の大牧が『Lovely Day♡~hana金~』喫茶法のゲストとして出演

モデルのはなさんがDJをされているFMヨコハマのラジオ番組
『Lovely Day♡~hana金~』喫茶法のゲストとして、
ニッポン手仕事図鑑 編集長の大牧が1月21日(金)、28日(金)と2週連続で出演しました。

出演の様子

ニッポン手仕事図鑑の映像制作についてや、
現在注力している後継者インターンシップについてなど
ニッポン手仕事図鑑の活動や想いについて、
リスナーのみなさまにお話しさせていただく機会となりました。

これをきっかけにたくさんの人が日本の手仕事に興味をもっていただけたら
とっても嬉しいです!

DJをご担当いただいた、はなさん、
ご連絡をいただいた鎌田さん、その他ご協力いただいたFMヨコハマのみなさま、
本当にありがとうございました!

【番組情報】
FMヨコハマ『Lovely Day♡~hana金~』
出演放送日時:
2022年1月21日(金)・28日(金)9:00-12:00
WEB:FMヨコハマ『Lovely Day』番組サイト
https://www.fmyokohama.jp/lovely/

長野県で松本家具後継者インターンシップを開催します。

国指定の伝統的工芸品である長野県の「松本家具」の技術を継承する
松本民芸家具で、商品企画業務をメインとした企画営業担当の雇用を目的とした
1泊2日のインターンシップを開催します。

■株式会社 松本民芸家具(http://matsumin.com/)について

民藝活動から生まれた松本民芸家具。
製品バリエーションは千数百を数え、次世代に伝える家具として益々注目をあびている。
故きを温ね、新しきを知り、用と美を兼ね備えた家具を追求するをモットーに
松本の伝統的手工芸である家具作りの伝統を継承し、
手仕事を重んじて、日々家具作りを行っている。

■インターンシップ・プログラムについて

日程:
2022年1月31日(月) ~ 2022年2月1日(火)

開催場所:
松本民芸家具
(長野県松本市中央4-7-5)

体験内容:
【1日目】
・工房見学、会社説明・作業説明
・就業体験
・工房の方々との座談会
(地域の方も交えての座談会を予定)

【2日目】
・就業体験をする・面談
・商品企画のプレゼンテーション
・移住についてや就職についての相談・質問会
※プログラム内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

定員:6名程度

永続的に技術を継承する若手を採用するためのインターンシップ。
ぜひともご興味がある方はご応募ください。

▼ご応募はこちら 【応募締切:1月20日(木)】▼
https://nippon-teshigoto.jp/matsumoto_mingeikagu_form

本応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

ニッポン手仕事図鑑 藤本が働く女性を応援するWEBメディア「日経xwoman」に掲載されました。

日経worman

株式会社日経BPが運営するあらゆる世代の働く女性を応援するWEBメディア

「日経xwoman」に、ニッポン手仕事図鑑 藤本のインタビューが掲載されました。

▼掲載記事はこちら
https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/011200230/121700022/


日経worman

20〜30代の転職経験者たちは、どんな理由や方法で転職に踏み切ったのか。

それぞれの転職ストーリーを紹介する「私の転職ストーリー」でインタビューを掲載していただきました。

人材会社で順調にキャリアを積み上げてきた藤本が、なぜニッポン手仕事図鑑に転職したのか。

いま、ニッポン手仕事図鑑でパワフルに全国を飛び回っている藤本ですが、
こんな想いで今の仕事に携わっているんだと、普段なかなか見れない視点でのインタビューになっております。

ぜひ、ご覧ください!

日経xwomanさん、ありがとうございました!

▼掲載記事はこちら
https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/011200230/121700022/

愛知県名古屋市で名古屋桐箪笥後継者インターンシップを開催しました。

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
名古屋市主催の「令和3年 伝統産業マッチング支援事業」を委託し、
全3回のインターンシップを開催しています。
第3回目として12月17日~18日に名古屋桐簞笥の技術を継承する伊藤タンス店で
後継者育成インターンシップを開催しました。

■株式会社 伊藤タンス店(https://itotansu.com)について

古くから着物をはじめ大切な家財道具を保管する箱として重宝されてきた、
国指定の伝統工芸品である名古屋桐箪笥。
創業以来100余年間、高度な技術を受け継ぎ続け、
桐箪笥を生み出しているのが伊藤タンス店です。
ベテラン職人から若手職人まで幅広く活躍し、
現在ではオーダー家具の製作や修理まで家具に関する幅広いものづくりをされています。

■インターンシップ・プログラムについて

全国から7名が参加した今回のインターンシップ。
1日目は、実際に納品する商品の組み立て作業も体験。
納品するものということで、
緊張感がヒシヒシと伝わってきました。座談会では、女性の職人さんに「女性職人として大変なことは?」など、
鋭い質問も飛び出していました。

2日目は、仕事体験のほか、桐箪笥のリメイクデザインアイデアをディスカッション。
現代の若者視点での桐箪笥を活用する素敵なアイデアが生まれました。

そのほか、当日の様子はこちら
https://twitter.com/i/moment_maker/preview/1472024157466804224

日程: 2021年12月17日(金) ~ 2021年12月18日(土)

開催場所:
株式会社 伊藤タンス店(愛知県名古屋市中区平和2-7-15)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験をする
・工房の方々との座談会

【2日目】
・作業体験をする
・面談
・移住についてや就職についての相談・質問会

様々な工程を体験させていただき、参加者の方もここで働き、
暮らすことについて、イメージが付いたかと思います。

この経験から、後継者となる方が生まれたら、とても嬉しいです。

引き続きニッポン手仕事図鑑では全国各地でインターンシップを開催していきます!
職人を目指す方、伝統工芸に貢献したい方はぜひともご応募ください!

▼伝統工芸インターン一覧
(時期によって、募集中のインターンシップがない場合もございます。)
https://nippon-teshigoto.jp/news_event/intern-list

▼インターン情報を配信中!ニッポン手仕事図鑑公式LINEアカウント「伝統工芸インターン」
https://line.me/R/ti/p/%40899stotz

信州鋸・伊那紬仕事体験インターンシップを開催します。

信州鋸・伊那紬仕事体験インターンシップ

信州鋸・伊那紬仕事体験インターンシップポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、長野の伝統工芸である
「信州鋸」「信州紬(伊那紬)」を体験、伝統と匠の技を体感し、
職人の魂を肌で感じ、それぞれ「情報発信」「商品開発」を目的とした
1泊2日の体験インターンシップを開催します。

■インターンシップ・プログラムについて

日程:
(1)信州鋸インターン(情報発信型)
2022年1月26日(水)~ 27日(木)
(2)伊那紬インターン(商品開発型)
2022年1月28日(金)~ 29日(土)

開催場所:
長野県茅野市 『両角鋸工場』
長野県駒ケ根市『久保田織染工業』

体験内容:
(1)信州鋸インターンツアー
・長野県伝統工芸 最後の信州鋸職人の工場 『両角鋸工場』見学
・伝統工芸 職人による指導のもと、仕上げの刃の目立て作業を体験
・職人との交流会・茅野市での地域での情報収集
・情報発信・地方創生について考えるワーク 等

(2)伊那紬インターンツアー
・長野県伝統工芸 信州紬 伊那紬織元『久保田織染工業』見学
・伝統工芸 信州紬制作体験(織体験・染色体験)
・職人との交流会・駒ヶ根シルクミュージアム見学
・商品開発ワーク・職人との新商品意見交換会 等
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

定員:各6名程度

伝統工芸・地方創生・情報発信・商品開発に
興味のある方はぜひご応募ください。
たくさんのご応募をお待ちしています!

▼ご応募はこちら 【応募締切:2022年1月15日(土)15時】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります。
https://nippon-teshigoto.jp/shinshu_nokogiri_tumugi_form

鬼丸雪山窯元さんで開催された後継者インターンシップの様子が西日本新聞に掲載されました。

福岡県の「高取焼」の技術を継承する鬼丸雪山窯元で開催されたインターンシップの様子を、
西日本新聞さんに取材いただき、掲載されました!

鬼丸雪山窯元で開催されたインターンシップが掲載された西日本新聞の写真

今回実施したのは、高取焼の窯元で三代目となる鬼丸碧山が受け継ぐ窯元「鬼丸雪山窯元」と
小石原焼・高取焼職人を目指す全国の方々をつなぐ、2-dayインターンシップ。

1日目の窯元見学や仕事体験を通して高取焼と技術の理解を深め、
2日目には、職人さんとの個別面談や地域の先輩移住者、村の移住担当の方との座談会を通して、
“暮らす・住む”ということについて、考えました。

誌面では、小石原焼陶器協同組合の青年部メンバーとの座談会や
仕事体験の様子を取り上げていただき、ミスマッチに解消につながるとして、
福岡の事業者さま向けにご紹介いただきました。
福岡各地に事業者の方に、産地の後継者へのなり手がいることを
知っていただくきっかけとなりました。

ふくおか経済さん、ありがとうございました!

本誌面が載っているバックナンバーはこちらから購入可能です。
https://www.fukuoka-keizai.co.jp/backnumber/ふくおか経済-vol-400/

愛知県名古屋市で名古屋黒紋付染商品開発インターンシップを開催しました。

名古屋黒紋付染インターンシップ実施

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
名古屋市主催の「令和3年 伝統産業マッチング支援事業」を委託し、
全3回のインターンシップを開催しています。

第2回目として12月3日-4日で名古屋黒紋付染の技術を継承する「山勝染」での
商品開発インターンシップを開催しました。

名古屋黒紋付染インターンシップ実施

■山勝染工株式会社(https://yamakatu.co.jp)について

美しい黒色と堅牢度の高さで名高い染織品である、
国指定の伝統的工芸品の名古屋黒紋付染。
大正8年創業して以来、長年守り引き継いでいるのが山勝染工です。

伝統を守るだけでなく、ライフスタイルの変化に合わせて
新しい価値を積極的に生み出す工房です。

■インターンシップ・プログラムについて

「クラウドファンディングで売れる商品をつくる」をテーマに商品開発インターンシップを開催。
1日目はしっかりと名古屋黒紋付のことを学び、
持参した洋服などを染める体験もさせていただきました。
どのように作られ、売られているのかを真剣に情報収集。

情報収集の様子

2日目は、朝からじっくりとアイデアを練り、
夕方にはそれぞれのアイデアを職人さんたちに発表しました。

発表の様子名古屋黒紋付染インターンシップ実施

その他、当日の様子はこちらからも!
https://twitter.com/i/moment_maker/preview/1466920966798266373

日程:
2021年12月3日(金) ~ 2021年12月4日(土)

開催場所: 山勝染工株式会社
(愛知県名古屋市西区城西2-6-28)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・工房見学や就業体験をする

【2日目】
・商品開発のアイデアを考える個人ワーク
・プレゼンテーション

短い時間ではありましたが、わたしたちも職人さんたちも驚きの完成度の高いアイデアが続出。

これから、山勝染工さんの試作を経て、商品化も検討していきます。
未来に黒紋付染をつなぐ、アイデアが生まれたかもしれません。

引き続きニッポン手仕事図鑑では全国各地でインターンシップを開催していきます!
職人を目指す方、伝統工芸に貢献したい方はぜひともご応募ください!

▼伝統工芸インターン一覧 (時期によって、募集中のインターンシップがない場合もございます。)
https://nippon-teshigoto.jp/news_event/intern-list

▼インターン情報を配信中!ニッポン手仕事図鑑公式LINEアカウント「伝統工芸インターン」
https://line.me/R/ti/p/%40899stotz

鬼丸雪山窯元さんで開催された後継者インターンシップの様子がふくおか経済に掲載されました。

福岡県の「高取焼」の技術を継承する鬼丸雪山窯元で開催されたインターンシップの様子を、
ふくおか経済さんに取材いただき、掲載されました!

鬼丸雪山窯元で開催されたインターンシップが掲載されたふくおか経済の写真

今回実施したのは、高取焼の窯元で三代目となる鬼丸碧山が受け継ぐ窯元「鬼丸雪山窯元」と
小石原焼・高取焼職人を目指す全国の方々をつなぐ、2-dayインターンシップ。

1日目の窯元見学や仕事体験を通して高取焼と技術の理解を深め、
2日目には、職人さんとの個別面談や地域の先輩移住者、村の移住担当の方との座談会を通して、
“暮らす・住む”ということについて、考えました。

誌面では、小石原焼陶器協同組合の青年部メンバーとの座談会や
仕事体験などの様子を掲載いただき、福岡の事業者さんたちに伝統工芸を
継承していきたい若者がいることが知ってもらうきっかけとなりました。

ふくおか経済さん、ありがとうございました!

本誌面が掲載されているバックナンバーはこちらから購入可能です
https://www.fukuoka-keizai.co.jp/backnumber/ふくおか経済-vol-400/

長野県で木曽漆器後継者育成インターンシップを開催しました。

木曽漆器インターンシップ実施

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
国指定の伝統的工芸品である長野県の「木曽漆器」の技術を継承する丸嘉小坂漆器店で、
後継者の育成を目的とした就業体験を行う1泊2日のインターンシップを開催しました。

 木曽漆器インターンシップ実施

■丸嘉小坂漆器店(https://www.maruyoshi-kosaka.jp/)について

1945年創業以来、常に漆を生業とし、受け継がれてきた技を進化させ、
時代に合った新感覚のモノづくりを続けています。
伝統を学び受け継ぎながらも今日の使い手さんに思いを巡らせ、
驕ることなく新しい挑戦を続けることができる職人工房を目指しています。

■インターンシップ・プログラムについて

1日目は、丸嘉小坂漆器店さんの歴史や商品、
工房を見学させていただきながら、実際にガラスに漆を塗る作業も体験。
等間隔に均一に塗るのに参加した後継者候補たちは苦労していました。

夕方には、若手の先輩社員との座談会。
「最初はどんな仕事からスタートしますか?」「塩尻は寒いですか?」など、
就職・移住に関するリアルな質問を真剣に投げかけていました。

2日目は、薪割りや製品の拭き上げ、梱包作業など、
漆を塗る以外の地道な作業もしっかり体験させていただきました。

インターンシップの様子

▼詳しい当日の様子はこちらからも
https://twitter.com/i/moment_maker/preview/1466195023448444935

日程:
2021年12月1日(水)~ 12月2日(木)

開催場所:
丸嘉小坂漆器店
(長野県塩尻市木曽平沢1817−1)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験をする
・工房の方々との座談会(若手職人さんにもお話しいただきました)

【2日目】
・作業体験をする・面談
・小坂屋漆器店にて、摺り漆や曲げわっぱの工房見学
・移住についてや就職についての相談・質問会

説明を受ける参加者

それぞれの参加者が自発的に様々な仕事にチャレンジしていました。
職人さんも、それに応えるように熱心に教えてくれ、
今後につながるインターンシップとなりました。

若い職人さんが多い、丸嘉小坂漆器店さんに新たなメンバーが加わるのも、
近い未来になりそうです!

引き続きニッポン手仕事図鑑では全国各地でインターンシップを開催していきます!
職人を目指す方、伝統工芸に貢献したい方はぜひともご応募ください!

▼伝統工芸インターン一覧
(時期によって、募集中のインターンシップがない場合もございます。)
https://nippon-teshigoto.jp/news_event/intern-list

▼インターン情報を配信中!ニッポン手仕事図鑑公式LINEアカウント「伝統工芸インターン」
https://line.me/R/ti/p/%40899stotz

佐賀県で西川登竹細工仕事体験インターンシップを開催しました。

ポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
佐賀県庁主催の「佐賀県伝統工芸を未来につなぐたすき事業」を
株式会社ノザ・ワークスと共同で委託し、佐賀県指定伝統的地場産品である
西川登竹細工の仕事体験インターンシップを開催しました。

■西川登竹細工について

明治初期、佐賀県武雄市西川登町にて、農家の副業として始まった「西川登竹細工」。
伊万里・有田焼と同等の名声を博した最盛期には500人を超える職人がいましたが、
合成樹脂が日用品や農具に使用されるようになったことから、
現在では2軒を残すのみとなりました。
西川登竹細工の伝統を受け継ぐ中の1軒である、「栗山商店」さんは、伐採からひごづくり、
編み上げまでの工程を一人で行い、農家が使う大型のざるや日用品のそばざる、
弁当箱などを作っています。

■インターンシップについて

定員6名の枠に全国各地から57名の応募があり、その中から選抜された6名が参加しました。
仕事体験や武雄市地域の散策、職人さんや地域の方々との交流を通して、
西川登竹細工と地域の魅力を体感できるプログラムを実施しました。

日程: 2021年10月30日(土) ~ 2021年10月31日(日)

開催場所:佐賀県武雄市内

体験内容:
(栗山商店さんにご指導いただきました!)
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験(ひごづくり・編み上げの実演や、かごづくり体験)
・栗山さんと交流会


【2日目】
・竹山の整備
・武雄市の散策
・武雄市役所や先輩移住者との交流会


インターンシップ終了後のアンケートでは、
参加者6名ほぼ全員が「武雄市にまた来たい」と答えており、
「西川登竹細工を後世に残していきたい」
「西川登竹細工と栗山さんご夫婦のファンになった」
というコメントをいただきました。
このインターンシップをきっかけに
西川登竹細工の手仕事を受け継ぐ後継者が生まれたらとても嬉しいです。

引き続きニッポン手仕事図鑑では全国各地でインターンシップを開催していきます!
職人を目指す方、伝統工芸に貢献したい方はぜひともご応募ください!

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長野県で南木曽ろくろ細工後継者育成インターンシップを開催しました。

ヤマイチ小椋ロクロ工芸所

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、国指定の伝統的工芸品である
長野県の「南木曽ろくろ」の技術を継承するヤマイチ小椋ロクロ工芸所店で、
後継者の育成を目的とした就業体験を行う1泊2日のインターンシップを開催しました。

ヤマイチ小椋ロクロ工芸所

■ヤマイチ小椋ロクロ工芸所(http://www.yamaichi-rokuro.com/)について

南木曽ろくろ細工は、ケヤキ、トチ、センノキ、ナラ など頑丈な落葉広葉樹を
ろくろで回転させながらカンナで挽いて、形を削り出す伝統技術です。
天然の木目 の美しさ、手触りのやさしさが特徴です。

ヤマイチ小椋ロクロ工芸所では、「決して手を抜かない」をモットーに、
小さなお椀から大きな家具に至るまで、現代の生活に合わせた多様な商品を、
伝統工芸士を含めた工房の職人たちが日々作り出しています。

■インターンシップ・プログラムについて

1日目は、実際の製材の様子を見ながら、木目の見方、
どんな素材でなんの商品を作るのかなど、ろくろ細工の準備となる部分もしっかり経験。
その後、工房のろくろや道具を使い、削り出しの作業に真剣に取り組みました。

2日目は、漆塗りと拭き漆の作業を体験。
南木曽ろくろ細工に必要なカンナ作りの作業も見学させていただきました。

ヤマイチ小椋ロクロ工芸所漆塗り

その他、当日の様子はこちらからも!
https://twitter.com/i/moment_maker/preview/1459726224914145286

日程: 2021年11月14日(日) ~ 2021年11月15日(月)

開催場所:
ヤマイチ小椋ロクロ工芸所
(長野県木曽郡南木曽町吾妻4689-239)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験をする(ろくろ挽きの体験や漆塗りの工程の見学等)
・工房の方々との座談会

【2日目】
・作業体験、工房との面談等
・蘭桧笠工房見学
・移住についてや就職についての相談・質問会

非常に熱を持った参加者が多かった今回。
呼応するように、職人さんたちのやる気にも火が付いていました。

何か、後継者が生まれそうな予感がします…。

引き続きニッポン手仕事図鑑では全国各地でインターンシップを開催していきます!
職人を目指す方、伝統工芸に貢献したい方はぜひともご応募ください!

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(時期によって、募集中のインターンシップがない場合もございます。)
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滋賀県米原市で「プロが教える!インスタグラム情報発信講座」に登壇しました。

11月10日(水)に滋賀県米原市の米原市役所にて開催された
「プロが教える!インスタグラム情報発信講座」に
編集長 大牧と長野県の観光情報WEBメディア「Skima 信州」の山本⿇綾氏が
講師として登壇しました。

「自分のお店や商品をインスタグラムで効果的に発信したい!」など
市内事業者の方向けを中心に、初級編、中級編の2部構成で実施。

初級編は、インスタグラムは初めて使います!という方を対象に、
初めて1投稿をしてもらうプログラム。
丁寧に、インスタグラムとは?からプロフィールの作成、投稿の仕方まで学びました。

午後の中級者編は、すでにインスタグラムを使っているけど、もっと活用したい!
という方を対象に、シーン別の撮影のコツ、具体的な編集・投稿方法、
ハッシュタグの付け方まで明日から役立つスキルを身に付けました。

その場で、自分のアカウントを操作しながら、プロフィールの変更や投稿をしている方も多く、
終了後から早速皆さんの投稿が変わりそうです。

しっかりと継続して、米原市の魅力やみなさまの活動を
多くの人に届けて貰えればと思います!

【イベント概要】
「プロが教える!インスタグラム情報発信講座」
日時:2021年11月10日(水)10:00〜12:00 初級者編
13:30〜15:30 中級者編
会場:米原市役所
主催:米原市

福岡県で小石原焼・高取焼後継者育成インターンシップを開催しました。

福島

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
福岡県庁の支援を受け、「令和3年 伝統産業マッチング支援事業」として、
福岡県の伝統工芸品である小石原焼・高取焼の産地にて
後継者育成インターンシップを開催しました。

福島

今回は、高取焼の窯元で三代目となる鬼丸碧山が受け継ぐ窯元「鬼丸雪山窯元」と
小石原焼・高取焼職人を目指す全国の方々をつなぐ、2-dayインターンシップを実施しました。

■鬼丸雪山窯元について

比叡山延暦寺、銀閣寺、建長寺など多くの寺院の器、
パリの大使館やミシュランガイドの星をもつレストランの器も制作。
海外の展示会や国際貢献事業など、先進的な事業にも積極的に取り組む。

現在はべテラン職人2名と、30代の若手職人2名が
それぞれの役割を持ち、職人集団として活躍しています。

■インターンシップについて

2週連続に渡り、第1回、第2回と行ったインターンシップには、全国から多くの応募があり、
その中から15名の方が参加しました。
(第1回、第2回は同じプログラムにて、別々の参加者で方で実施しております。)

参加者の様子

窯元での仕事体験や地域の若手職人さんとの座談会、
職人さんとの1対1の面談など、様々なプログラムを通して、
仕事への理解と共に働く方とのコミュニケーションを深めました。

▼当日の詳しい様子はこちら

https://twitter.com/i/moment_maker/preview/1456411277643812864

日程:
2021年10月23日(土)~2021年10月24日(日)
2021年10月30日(土) 〜 2021年10月31日(日)

開催場所:
鬼丸雪山窯元(福岡県朝倉郡東峰村大字小石原962-1)

体験内容:
【1日目】
・窯元による事業・仕事説明、窯元見学
・仕事体験をする
(粘土づくり、釉薬づくり、ろくろなど)
・窯元の方々や地域の若手職人との交流会

【2日目】
・東峰村散策
・仕事体験をする(窯焚き、薪割り、絵付け体験など)
・鬼丸碧山氏との個別面談
・移住や就職についての相談・質問会
(地域の先輩移住者や役場の職員の方にお越しいただきました)

職人さんや地域の方々に熱心に質問する姿が印象的でした。
後継者への意志を固めた方もいれば、
「次の夏休みにもっと長期で来たい」という方もいました。

この中から、鬼丸雪山窯元の“後継者”となる方が生まれること願っております。

引き続きニッポン手仕事図鑑では全国各地でインターンシップを開催していきます!
職人を目指す方、伝統工芸に貢献したい方はぜひともご応募ください!

▼伝統工芸インターン一覧
(時期によって、募集中のインターンシップがない場合もございます。)
https://nippon-teshigoto.jp/news_event/intern-list

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https://line.me/R/ti/p/%40899stotz

ニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧が日本橋のローカルメディア「Bridgine」に掲載されました。

Bridgine掲載

三井不動産株式会社が運営する東京は日本橋のローカルWEBメディア「Bridgine」に、
ニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧のインタビューが掲載されました。

▼掲載記事はこちら
https://www.bridgine.com/2021/10/29/nippon-teshigoto/


Bridgine掲載

動画メディア「ニッポン手仕事図鑑」を始めた理由、
職人さんの動画を撮る上で大切にしていること、出演した職人さんが感じる意外なメリットなど、
ニッポン手仕事図鑑の核となるお話しをたくさんさせていただきました。

また、東京の中でも伝統的な手仕事が多く残る日本橋で
ニッポン手仕事図鑑がしてみたいことなど、「Bridgine」ならではの質問も。

同じ地域でのこういった繋がりが、どんどん生まれるといいなと感じました。

ぜひ、ご覧ください!

Bridgineさん、ありがとうございました!

▼掲載記事はこちら
https://www.bridgine.com/2021/10/29/nippon-teshigoto/

ニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧の対談が八十二文化財団の機関誌「地域文化」に掲載されました。

地域文化

長野県の文化情報の発信を行う公益財団法人八十二文化財団が発行する機関誌「地域文化」に、
上田紬職人の小岩井カリナさん、小岩井良馬さんとニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧の対談記事が掲載されました。

地域文化

職人である小岩井さん姉弟と大牧が伝統工芸の産地が直面している課題や
これからの未来につないでいくための思いを語り合いました。

作り続けていくための素材の問題や後継者問題など、リアルな葛藤もありながら、
残し続けていくためにできること、考えるべきことについて熱く議論されました。

同じ職人の方はもちろんのこと、伝統工芸が好きな方にも、
今のリアルな現状を知りつつ、使う側として何ができるのか、興味深いお話しになっております。

バックナンバーは、こちらから手に入れられますので、気になる方は購入してみてください。

地域文化さん、ありがとうございました!

▼バックナンバーはこちら
https://www.82bunka.or.jp/publish/region/no1382021.php

木曽漆器後継者育成インターンシップを開催します。

木曽漆器後継者育成インターンシップ

木曽漆器後継者育成インターンシップポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、国指定の伝統的工芸品である
長野県の「木曽漆器」の技術を継承する丸嘉小坂漆器店で、
後継者の育成を目的とした就業体験を行う1泊2日のインターンシップを開催します。

■丸嘉小坂漆器店(https://www.maruyoshi-kosaka.jp/)について

1945年創業以来、常に漆を生業とし、受け継がれてきた技を進化させ、
時代に合った新感覚のモノづくりを続けています。
伝統を学び受け継ぎながらも今日の使い手さんに思いを巡らせ、
驕ることなく新しい挑戦を続けることができる職人工房を目指しています。

■インターンシップ・プログラムについて

日程: 2021年12月1日(水) ~ 2021年12月2日(木)

開催場所:
丸嘉小坂漆器店
(長野県塩尻市木曽平沢1817−1)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験をする
・工房の方々との座談会(地域の職人さんも交えての座談会を予定中)
【2日目】
・作業体験をする・面談
・小坂屋漆器店にて、摺り漆や曲げわっぱの工房見学
・移住についてや就職についての相談・質問会
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

定員:6名程度

「伝統工芸や産地に貢献したい」という想いがある方であれば
経験やスキルは必要ありません。
ご興味がある方はぜひご応募ください。
たくさんのご応募をお待ちしています!

▼ご応募はこちら 【応募締切:11月15日(月)15時】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります。
https://nippon-teshigoto.jp/kiso_shikki_form

日本の大切な文化である水引を、次世代にも残したい!

水引の画像

皆さん、こんにちは。
インターンシップ生の平良典子と申します。
私は日本文化、日本の伝統工芸が大好きです。
これまで、煎茶、書道、箏、水引と経験してきました。
今回、念願が叶い、大好きな水引について紹介できることになりました。
ご協力いただいたのは、長野県飯田市の株式会社神明堂の荒尾光宏さんです。
コロナ禍というのもあり、今回、オンラインで取材しました。

早速ですが、水引にどんな印象を持っているでしょうか。
水引の活動をしていると、水引って何?と意外と知らない方もいます。
日本の大事な文化である水引の魅力を、今回少しでも知っていただけたら幸いです。

そもそも、水引とは?

水引の歴史は古く飛鳥時代、隋(現在の中国)に渡った遣隋使小野妹子が帰朝の際、
帰途の無事を祈願して、献上品に紅白で染め分けをした麻ひもを結んで日本へ持ち帰ったのが
水引のはじまり、と考えられています。
その後、室町時代日本と明国との貿易(日明貿易)において、
貿易品に白と赤の縄が結び付けられておりました。
これは輸出品と輸入品を見分ける方法として活用していました。
これを当時の日本人がみて贈答品に赤白の縄を結びつけて送る習慣を文化としたと
言われております。
語源諸説としては、いくつも存在し紙縒り(こより)が元に戻らないように
糊水を引いて乾かし固めたことからとする説、紙縒り(こより)を着色水に浸して引きながら
色を染めたところからなどの諸説があります。【株式会社神明堂のホームページより引用】
【株式会社神明堂】https://shinmeido.jp/about/

飯田市では、300年前から作りはじめました。
マゲを結う為の紙紐である元結がはじまりです。
飯田には水引作りに必要な条件がいくつかそろっていました。
冬でも暖かく雨が少ない気候、和紙の原料となる楮や三椏が豊富であること、
天竜川の清流や風越山の湧き水など名水に恵まれていたことが挙げられます。
江戸時代に街道の要所として東西の文化が行き交い流通が盛んでした。
50年程前に大幅な需要増に伴ない機械化しました。

製作過程

では、その水引はどのように作られているのでしょうか。
工場の様子をご紹介いただきました。
水引工場7名、製品製造販売管理部門35名が工場で働いています。

水引は、パルプ(水引原紙)を撚糸することで作られます。
こちらの原材料は、珠の緒水引悠のいとのベンベルクです。

コットンボール、コットンシード、コットンリンターの画像

水引原紙を巻取り、ロールを紙テープの状態にしていきます。

紙テープの状態の水引原紙の写真

紙テープの状態から、こより製造機によって、細い水引にしていきます。
この機械は自動で、ノズルを使って回転しています。

こより製造機の写真

その後染色機で色づけされ、仕上げに入っていきます。
すべてのラインで最大90万本の水引ができます。
一日に作る水引は、箔巻水引90㎝で20万本、染分け水引60本で50万本です。

水引の機械の写真

水引の機械の写真

ボビンは、128個あります。
水引の機械は、小巻取り1台、スリッター1台、撚糸300本分、
(箔巻200本分)染分け仕上げ3台です。
合計10名で動かしています。

ボビンの画像

従業員の写真

完成した水引は、検品仕分けを経て、皆さんの元に届きます。
全国各地に水引を販売しています。
また、熨斗袋や結納品や正月飾り等に加工して全国に販売しています。

株式会社神明堂の特徴

-水引原紙の撚糸から最終的な製品まで、一貫して行っているメーカーは、国内唯一です。

日本の長い文化の特徴として、
「陰陽」という相対する2つのもので世界が成り立つ考え方があります。
それは、赤白、金銀、黒白、黄白という、染分け水引に、その考え方が表れています。
正月飾り、熨斗袋でもこうした色をメインに作っています。

正月飾りと熨斗袋の写真

他にも、さまざまな種類の水引があります。
箔巻水引=色鮮やかなテトロンフィルムを巻付けた水引
絹巻水引=染色したレーヨン糸などを巻付けた水引
羽衣水引=テトロン箔に金銀糸を巻付けた水引
など、現在は80種類程製造しています。(荒尾さん)

今回、株式会社神明堂で新たに「珠の緒水引」が完成しました。
今までの祝儀用品、お正月用品の枠にとらわれない多彩な表現を可能とする多色展開と
水引を結ぶ人に向けての素材にこだわっています。
「珠の緒」発表会は、加賀水引の津田六佑先生、和工房包結の森田江里子先生、
有限会社ながさわ結納店の長澤宏美先生と共に、飯田市、京都、東京で行われました。

「珠の緒」発表会の写真

「珠の緒」発表会の写真

「珠の緒」発表会の写真

-珠の緒水引の完成までのお話、こだわりを教えてください。

-飯田の水引は、1672年から始まったとされています。
高度経済成長期を経て、需要の高まりを受け、低価格競争になっていました。
これまでは、いかに安く作るかを考えていました。
しかし、これから安いものではなく、良いものを作らなければと思っています。
良いものを作らなくてはという想いで、今回、珠の緒水引を先生方と考えました。
先生方からは、世の中にない水引が欲しい、見たことのない色が欲しい、というご意見をいただき、
色を開発していきました。
青がラインナップとして少なかったこと、
黒は今まで仏の色としてあまり必要とされていなかったので少なかったことを踏まえ、
今回、ダーク系のバリエーションを多くそろえてみました。
また、淡い色が欲しいという声から、淡い色も開発しました。(荒尾さん)

珠の緒の写真

実際に、私も7月の展覧会に伺いました。
珠の緒水引は本当に色のバリエーションが多く、微妙な色の違いを楽しめました。
水引が大好きな私にとっては、夢のような世界でした。
素材はかたくしっかりとしていて、水引の芯の強さを感じました。
先生方によって、水引の魅力の伝わり方が異なり、とても面白かったです。
人によって表情が変わる水引には魅力があります。

水引の現状

-現在も加工賃の安いベトナムの工場で水引を使った製品を作っています。
海外で作っても、素材は日本のものです。
このような現状ではありますが、日本での生産力を高めたい、
技術を伝承していきたいという想いがあり、水引細工の技術継承に力を入れています。
例えば、こちらは、職人技の一品です。(荒尾さん)

水引飾り 松竹梅の写真

【水引飾り 松竹梅】https://shinmeido.jp/lineup/

水引の魅力

-水引の魅力や水引への想いを教えてください。

-同じ水引を使っても、使い方によって、結ぶ人によっても魅力が変わってくることだと思います。
水引を好きでいてくれる人に必要とされたいです。
やわらかい方がよい、かたい方がよいなど、使う人に対してモノづくりをしていければと思います。
(荒尾さん)

水引のコロナ禍

-コロナ禍、何か変化はありましたか。

-コロナ禍、結婚式が少ないので、打撃を受けています。
水引は、対面するコミュニケーションがないと、成立しないことも多いです。
しかし、結納は両家で行える儀式でもあることから、需要があります。
年末は、正月飾りで忙しくなります。
スーパーのお正月コーナーに私たちの水引も並んでいます。
ぜひ、ご覧ください。

コロナ禍、巣籠需要が高まり、水引に興味を持ってくれる方が増えました。
水引飾りはじめてセットは好調です。
主婦の友社から出版されている書籍で、付録の水引を弊社が請け負っております。
http://shufunotomo.hondana.jp/book/b375398.html
水引をやりたいと思ってくれて、嬉しいです。(荒尾さん)

水引飾り はじめてセットの画像

水引の未来

-水引の技術の継承については、どのようにお考えでしょうか。

-水引の職人の開発を長野県飯田市下伊那郡で行っています。
イベント等を開催すると、地元飯田市下伊那郡の方は、知っているようで知らなかったという声、
地味であまり興味を感じなかったけど、考え方が変わったという声、がありました。
水引をやりたいという意識に少しでもつながればと思います。

20年前、内職屋さんに支えられていました。
現在、高齢化してしまい、技術の継承が課題です。
内職の方が高齢化している影響で、中には、
この商品はこのおばあちゃんしか作ることができないというものもあります。
社内には、技術部門があり、その技術を図面に残しています。

2027年にリニア中央新幹線が開通するので、観光資源として、水引も盛り上がってきています。
習いたいという人たちも増えてきました。
水引は、今何となく可愛いと興味を持ってくれる方が多いです。
次の世代には、そうしたこともそうですが、水引がこれまでどのように日本に関わっていて、
どう使ってきたのか、今後どのように関わっていくのか、
伝えていけたらと思っています。(荒尾さん)

水引への想い

取材中、20代の若い方が水引に興味を持ってくれて嬉しいと笑顔でお話くださった荒尾さん。
20代の頃、荒尾さんは入社し、これまで水引に関わってきました。
水引への愛をとても感じた取材でした。
コロナ禍で実際に伺うことができませんでしたが、コロナが明けたら、伺いたいと思っております。

コロナ禍、私の心を癒してくれているのは、水引です。
とても感謝しています。
編み方や、光の当たり方によっても様々な表情を魅せてくれる繊細で美しい水引。
水引のこれまでについて、水引と日本について、改めて、深く知ることができた取材でした。
今回、水引について少しでも、知っていただけたら幸いです。
もう、編みたくなってきた頃ではないでしょうか。
絹巻水引から始めるのがおすすめです。
ぜひ、試してみてください。

日本の大切な文化である水引を、次世代にも残していきたいです。

水引工芸 (株)神明堂
所在地:〒395-0804 長野県飯田市鼎名古熊2325
公式HP:https://shinmeido.jp/

平良典子

名前:平良典子
職種:学生
出身:東京都

日本文化や伝統工芸が大好きな大学4年生。
趣味は水引を編むこと、書道、箏を弾くこと。
写真は水引を編んだもの。

長野県伝統的工芸品 南木曽ろくろ後継者インターンシップを開催します。

南木曽ろくろ後継者インターンシップ

南木曽ろくろ後継者インターンシップポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、国指定の伝統的工芸品である
長野県の「南木曽ろくろ」の技術を継承するヤマイチ小椋ロクロ工芸所店で、
後継者の育成を目的とした就業体験を行う1泊2日のインターンシップを開催します。

■ヤマイチ小椋ロクロ工芸所(http://www.yamaichi-rokuro.com/)について

南木曽ろくろ細工は、ケヤキ、トチ、センノキ、ナラ など頑丈な落葉広葉樹を
ろくろで回転させながらカンナで挽いて、形を削り出す伝統技術です。
天然の木目 の美しさ、手触りのやさしさが特徴です。
ヤマイチ小椋ロクロ工芸所では、「決して手を抜かない」をモットーに、
小さなお椀から大きな家具に至るまで、現代の生活に合わせた多様な商品を、
伝統工芸士を含めた工房の職人たちが日々作り出しています。

■インターンシップ・プログラムについて

日程: 2021年11月14日(日) ~ 2021年11月15日(月)

開催場所:
ヤマイチ小椋ロクロ工芸所
(長野県木曽郡南木曽町吾妻4689-239)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験をする(ろくろ挽きの体験や漆塗りの工程の見学等)
・工房の方々との座談会(地域の職人さんも交えての座談会を予定中)
【2日目】
・作業体験、工房との面談等
・蘭桧笠工房見学
・移住についてや就職についての相談・質問会
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

「伝統工芸や産地に貢献したい」という想いがある方であれば
経験やスキルは必要ありません。
ご興味がある方はぜひご応募ください。
たくさんのご応募をお待ちしています!

▼ご応募はこちら 【応募締切:11月6日(土)15時】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります。
https://nippon-teshigoto.jp/nagiso_rokuro_form

ニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧がICTを駆使したサステナブルな 世界を体験できるイベント「PreMoFF」に登壇。

Freewill, Inc.

Freewill, Inc.が開催する、
ICTを駆使したサステナブルな世界を体験できるイベント

“The Museum of Freewill & Future” 通称「MoFF」。

そこに先駆けて行われる「Pre MoFF」に
ニッポン手仕事図鑑編集長の大牧圭吾が登壇しました。

Freewill, Inc.

ご一緒させていただいたのは、
ジュエリーブランド「HASUNA」の白木夏子さんと、Value Frontier株式会社の梅原由美子さん。

人や地球環境、社会、地域に配慮した考えや行動を指すエシカルをテーマにトークセッションをしました。

オンラインの参加も可能だった今回、多くの方にご覧いただけたようです。

Freewill, Inc.さん、ありがとうございました!

■ イベント概要
イベント名:Pre MoFF
Ethical Session / エシカルマーケット!作り手側の想い
日 時:10月15日(金)17:30~19:00
場 所:オンライン(ZOOM)
参加費:無料
登壇者:ニッポン手仕事図鑑 大牧 圭吾氏 × HASUNA 白木 夏子氏 ×
Value Frontier 梅原 由美子氏 × Freewill Kanako Shiraki 他

滋賀県米原市で「プロが教える!まいばら動画制作講座」に登壇しました。

10月9日(土)-10日(日)に滋賀県米原市の米原市役所にて開催された
「プロが教える!まいばら動画制作講座」に 編集長大牧と
ニッポン手仕事図鑑のビデオグラファー高地、熊谷の3名が講師として登壇しました。

ご参加いただいたのは、20代〜60代までの主婦や自営業、
観光関係のお仕事をされている方など幅広い層のみなさま。
映像制作は初心者の参加者が、映像制作の基礎を学びながら、2日間に渡り、
実際に撮影・編集を行い、発表まで行いました。

1日目は映像の構成、一眼レフやスマホでの撮影の仕方を学んだ後に
醒ヶ井宿を散策しながら各自スマホでの撮影を実施。
2日目は実際に撮影した動画素材を使って各自で編集作業。
映像編集ソフト「AdobePremiere」を使用し、講師のフォローを受けながら、
それぞれの視点で個性豊かな映像が生まれました。

撮影を通して、いつも見慣れた地元がより豊かに映ったという声が多く、
米原市の魅力を再認識した機会になったようです。

また、米原市では米原市の魅力を発信するべく、映像コンテストも実施予定。
米原市、また近隣の地域の方にも、ご参加いただければと思います!

【イベント概要】 「プロが教える!まいばら動画制作講座」
日時:2021年8月28日(土)10:00〜16:00 撮影講座
8月29日(日)10:00〜16:00 編集講座
会場:米原市役所、醒ヶ井宿 主催:米原市

【名古屋伝統産業インターンシップ第3回目】名古屋桐箪笥後継者インターンシップを開催します。

名古屋桐箪笥後継者インターンシップポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
名古屋市主催の「令和3年 伝統産業マッチング支援事業」を委託し、
全3回のインターンシップを開催しています。
第1回目は尾張仏具の工房「京屋伊助商店」、
第2回目は名古屋黒紋付染の工房「山勝染工」、
第3回目は12月17日-18日に名古屋桐簞笥の技術を継承する伊藤タンス店で
後継者育成インターンシップを開催します。

■株式会社 伊藤タンス店(https://itotansu.com)について

古くから着物をはじめ大切な家財道具を保管する箱として重宝されてきた、
国指定の伝統工芸品である名古屋桐箪笥。
創業以来100余年間、高度な技術を受け継ぎ続け、
桐箪笥を生み出しているのが伊藤タンス店です。
ベテラン職人から若手職人まで幅広く活躍し、現在ではオーダー家具の製作や修理まで
家具に関する幅広いものづくりをされています。

■インターンシップ・プログラムについて

日程: 2021年12月17日(金) ~ 2021年12月18日(土)
※ オンライン開催に変更となる場合があります

開催場所:
株式会社 伊藤タンス店(愛知県名古屋市中区平和2-7-15)

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・就業体験をする
・工房の方々との座談会
(若手職人さんも交えての座談会を予定中)
【2日目】
・作業体験をする
・面談
・移住についてや就職についての相談・質問会
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

「桐箪笥職人を目指したい」という想いがある方であれば
経験やスキルは必要ありません。
ご興味がある方はぜひご応募ください。
たくさんのご応募をお待ちしています!

▼ご応募はこちら 【応募締切:11月15日(月)正午12時】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります
https://nippon-teshigoto.jp/nagoya_kogei_entry

【名古屋伝統産業インターンシップ第2回目】名古屋黒紋付染の商品開発インターンシップを開催します。

名古屋黒紋付染商品開発インターンシップ

名古屋黒紋付染商品開発インターンシップポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
名古屋市主催の「令和3年 伝統産業マッチング支援事業」を委託し、
全3回のインターンシップを開催しています。
第1回目は尾張仏具の工房「京屋伊助商店」、
第2回目は12月3日-4日で名古屋黒紋付染の技術を継承する「山勝染工」での
商品開発インターンシップを開催します。

■山勝染工株式会社(https://yamakatu.co.jp)について

美しい黒色と堅牢度の高さで名高い染織品である、
国指定の伝統的工芸品の名古屋黒紋付染。
大正8年創業して以来、長年守り引き継いでいるのが山勝染工です。
伝統を守るだけでなく、ライフスタイルの変化に合わせて
新しい価値を積極的に生み出す工房です。

■インターンシップ・プログラムについて

日程: 2021年12月3日(金) ~ 2021年12月4日(土)
開催場所:
山勝染工株式会社(愛知県名古屋市西区城西2-6-28)
※オンライン開催に変更となる場合があります

体験内容:
【1日目】
・産地や工房、各作業の説明を聞く
・工房見学や就業体験をする
【2日目】
・商品開発のアイデアを考える個人ワーク
・プレゼンテーション
※体験工房や内容は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。

「伝統工芸や産地に貢献したい」という想いがある方であれば
経験やスキルは必要ありません。
ご興味がある方はぜひご応募ください。
たくさんのご応募をお待ちしています!

▼ご応募はこちら 【応募締切:11月14日(日)正午12時】まで
※参加登録後、エントリーシートの記入をもって応募が完了となります
https://nippon-teshigoto.jp/nagoya_kogei_form

老舗活版印刷会社・築地活字さんのクラウドファンディング目標金額573%を達成!

活字活版

ニッポン手仕事図鑑の最初の動画の被写体となり、
原点をともに築いてくださった、
株式会社 築地活字さんがANA運営のWonderFLYにて挑戦していた
クラウドファンディングが終了いたしました。


活字活版

(WonderFLY:https://wonderfly.ana.co.jp/cf/ideas/1016#navi

ニッポン手仕事図鑑は、プロジェクトの運営、企画、広報と
全面的にご支援させていただきました。

結果は、

支援総額:¥2,869,500

目標達成率:573%

サポーター数:479人

と非常に多くのご支援をいただきました。

この場を借りまして、 改めて御礼申し上げます。

目標額を達成できたことはもちろんですが、
何よりも479人の方に想いが届き、 行動していただけたことに嬉しく思っております。

今回のクラウドファンディングをきっかけに、
活版に初めて触れた方も多いかと思います。
それぞれの楽しみ方で楽しんでいただき、
時には周りの人にも伝えていただけるとありがたいです。

ある意味、ここから築地活字さんにとっても、
新たなスタートとなります。

ニッポン手仕事図鑑も活版の文化を未来に残していくために、
できる限りの行動をしていきたいと思います。

引き続き、築地活字さんと活版の文化をよろしくお願いいたします。

「未来に残したい#たかなべスマホ動画コンテスト」を宮崎県高鍋町にて開催中です!

宮崎県高鍋町にて映像コンテスト
「未来に残したい#たかなべスマホ動画コンテスト」を開催します。

テーマは「10年後の自分に見せたい、高鍋町の“○○”が詰まった映像」。

10年後の自分が、当時作った映像を見て高鍋町の良さを再確認する。
現在、10年後の自分と同じ年代の方が映像を見て、高鍋町への10年前の思い出に浸る。

高鍋町にゆかりがある方々もない方も、高鍋町に想いを向けるきっかけにしたいと考え
本映像コンテストを企画いたしました。

あなたが映像監督です。 未来に残したい#たかなべスマホ動画コンテスト

― コンテスト概要 ―

【テーマ】
「10年後の自分に見せたい、高鍋町の“○○”が詰まった映像」

【応募資格】
不問。プロもアマチュアも参加O Kです。
高鍋町外にお住まいの方も応募できます。

地元の魅力再発見の機会にもつなげたいという想いから、
子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで
映像制作をしたことがない人でも参加できるコンテストになっています。

【応募部門について】
①「ノーカット部門」(スマホ撮影のみ)
編集なしで作る、15秒以内のスマホ撮影動画
②「ショートカット部門」(スマホ撮影のみ)
1分以内の短編映像
③「フリースタイル部門」(スマホ・デジタルカメラ撮影両方O K)
1分以上の映像作品。撮影機材や編集に関して規定なし

【表彰について】
2月下旬に高鍋町にて表彰式を予定しております。

【賞について】
最優秀賞、優秀賞、学生賞、シニア賞(65歳以上)、キッズ賞(小学生以下)、特別賞を用意。
●最優秀賞(raytrek賞):raytrek R5-TA5 写真・動画編集向けモデル(メモリ32GBカスタム)
●優秀賞(ホテル四季亭賞):3万円+副賞(地域の特産品)
●学生賞(餃子のまち高鍋賞):1万円+副賞(地域の特産品)
●シニア賞(和こころ笹舟賞):1万円+副賞(地域の特産品)
●キッズ賞(イタリア食堂 俵 Tawara賞/日向利休庵賞):地域の特産品
●特別賞(海と太陽賞/餃子のまち高鍋賞/児湯農業協同組合代表理事組合長賞):地域の特産品

【応募方法】
LINEでの応募、もしくは応募フォームにて下記までお送りください
▼LINE応募
https://lin.ee/1O0FqWo
LINE応募のQRコード
▼応募フォーム
必要事項を記入の上、ファイル送信やドライブサービス(ギガファイル便)を利用の上、
URLを応募フォームに記入し応募してください
https://nippon-teshigoto.jp/takanabe-award2021

【募集締切】
2021年12月15日23時59分まで

――――――――――――――――――――

コロナ禍でふるさとに帰りたくても帰れない方々にとって
今回のコンテストで誕生する動画が励みになればいいなと思っております。

たくさんのご応募をお待ちしております!

【イベント概要】
「未来に残したい#たかなべスマホ動画コンテスト」
主催:高鍋町、株式会社サードウェーブ(raytrek)
運営:ニッポン手仕事図鑑

福岡県の伝統産業の後継者育成インターンシップを全2回開催します!

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
福岡県主催の「令和3年 伝統産業マッチング支援事業」を委託し
全2回の後継者育成インターンシップを開催します。

第1回目は10月23日・24日
第2回目は10月30日・31日
※第1回目は「高取焼」のインターンシップで、「小石原焼」ではございません

高取焼として三代目となる鬼丸碧山が受け継ぐ窯元「鬼丸雪山窯元」と
小石原焼・高取焼職人を目指す全国の方々をつなぐ、
2-dayインターンシップを実施します。

 

■鬼丸雪山窯元について

比叡山延暦寺、銀閣寺、建長寺など多くの寺院の器、
パリの大使館やミシュランガイドの星をもつレストランの器も制作。
海外の展示会や国際貢献事業など、先進的な事業にも積極的に取り組む。

現在はべテラン職人2名と、30代の若手職人2名が
それぞれの役割を持ち、職人集団として活躍しています。

 

永続的に技術を継承する若手を採用するためのインターンシップ。
ぜひともご興味がある方はご応募ください。

▼ご応募はこちら 【応募締切:10月3日(日)】▼
https://nippon-teshigoto.jp/fukuoka_kogei_intern

本応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 

「まいばらメモリアル映像コンテスト」を滋賀県米原市にて開催します!

まいばらメモリアル動画コンテストポスター

滋賀県米原市にて映像コンテスト
「まいばらメモリアル動画コンテスト」を開催します。

テーマは「ちょうどえぇ まいばら」。
伊吹山や梅花藻などの豊かな自然と、新幹線停車駅を有する抜群のアクセス性、
充実した子育て環境を併せ持つ、何をするにも「ちょうどえぇ」まちである米原市。

あなたにとっての「ちょうどえぇ まいばら」な動画を募集します。

テーマである「ちょうどえぇまいばら」な動画であれば、新たに撮影することはもちろん、
過去に撮影した動画を応募いただくことも可能です。

― コンテスト概要 ―

【テーマ】
「ちょうどえぇ まいばら」

【応募資格】
不問。(プロ、アマチュア、個人、グループ、年齢、国籍は一切問いません)
米原市外にお住まいの方も応募できます。

【応募部門について】
①「ノーカットメモリアル部門」
編集なしで作る、60秒以内の撮影動画
②「ショートカットメモリアル部門」
編集ありの2分以内の短編動画
③「ロングメモリアル部門」
5分以内、編集ありの映像作品

【表彰について】
2月下旬に米原市役所にて表彰式を予定しております。

【賞について】
一般賞、学生賞(中学生以上の学生)、キッズ賞(小学生以下)、
シニア賞(65歳以上)、特別賞を用意。

●ノーカットメモリアル部門
・一般賞 賞金1万円と副賞(2作品)
・学生賞(中学生以上の学生) 賞金1万円と副賞(2作品)
・キッズ賞(小学生以下) 賞金1万円と副賞(2作品)
・シニア賞(65歳以上) 賞金1万円と副賞(2作品)
・特別賞 #まいメモ公式サポーター(協賛企業)の特別賞

●ショートメモリアル部門
・一般賞 賞金2万円と副賞(1作品)
・学生賞(中学生以上の学生) 賞金2万円と副賞(1作品)
・キッズ賞(小学生以下) 賞金2万円と副賞(1作品)
・シニア賞(65歳以上) 賞金2万円と副賞(1作品)
・特別賞 #まいメモ公式サポーター(協賛企業)の特別賞

●ロングメモリアル部門(5分以内)
・一般賞 賞金5万円と副賞(1作品)
・学生賞(中学生以上の学生) 賞金5万円と副賞(1作品)
・特別賞 #まいメモ公式サポーター(協賛企業)の特別賞

●#まいメモ公式サポーター(協賛企業)
ローザンベリー多和田賞:ローザンベリー多和田 年間パスポート(ペア)
グランエレメント賞:グランエレメント宿泊券
(レギュラーdayのみ、4人様1室、全タイプから選択可)
グランスノー奥伊吹賞:グランスノー奥伊吹 ペアリフト券
Cafe du MBF賞:特製ギョーザ20個入12か月分(引換券をお渡しします)
B★LOVANGA賞:特製食パン1斤12か月分(引換券をお渡しします)
BIG・BREATH賞:(決まり次第、更新します)
米原市商工会賞:(決まり次第、更新します)

応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

【イベント概要】
「まいばらメモリアル映像コンテスト」
主催:米原市
協力:ニッポン手仕事図鑑

宮崎県高鍋町で映像制作講座を開催。宮崎日日新聞の記事にも取り上げていただきました。

8月5日(木)-6日(金)に宮崎県高鍋町の高鍋高等学校にて
初心者向けの映像制作講座を開催しました。
ご参加いただいたのは、中学生、高校生の地元学生や、事業者の方、70代の方など
幅広い層の総勢10名の高鍋町民のみなさま。
ニッポン手仕事図鑑のビデオグラファー小林と熊谷が講師となり、
一人でオリジナル映像を制作できるようになるまでのプログラムを実施しました。

1日目は映像の構成、一眼レフやスマホでの撮影の仕方を学んだ後に
舞鶴公園を散策しながら各自スマホでの撮影を実施。
2日目は実際に撮影した動画素材を使って各自で編集作業。
映像編集ソフト「AdobePremiere」を使ったことがない方ばかりの中、
講師のフォローを受けながら、
見事ほぼ全員がBGMやテロップ付きの2分間の映像を完成することができました。

参加者のみなさまからは、
「これからも映像を作り続けたい!」
「普段見ている景色が違う目線で見ることができて面白かった」
「将来の夢に近づくことができた」
などの嬉しいお言葉もたくさんいただきました。

映像制作講座は宮崎日日新聞にも取り上げていただきました!

この講座が地元の良さを再発見するきっかけになり、
さらには地域にビデオグラファーが誕生し、
地域のPR映像がたくさん生まれたらとても嬉しいです。

また、高鍋町では今年に映像コンテストも実施予定。
たくさんの方にご参加いただき、高鍋町で一丸となって盛り上がれればと思っています。

ご参加いただいた高鍋町のみなさま、ありがとうございました。
コンテストのご参加もお待ちしております!

【イベント概要】
「たかなべ映像制作講座」
日時:2021年8月5日(木)10:00〜16:00 撮影講座
8月6日(金)10:00〜16:00 編集講座
会場:宮崎県立高鍋高等学校
主催:高鍋町、株式会社サードウェーブ

ニッポン手仕事図鑑の原点、老舗活版印刷会社・築地活字さんがクラウドファンディングを開始!!

築地活字さんのプロジェクトサイト

築地活字の工房の様子

ニッポン手仕事図鑑の最初の動画に登場し、
原点をともに築いてくださった、株式会社 築地活字さんが
ANA運営のWonderFLYにて
クラウドファンディングを開始されました!

「日本の手仕事を未来に繋ぎたい」
との私たちの思いに共感いただき、
今日まで多大なご支援を下さった築地活字さんの、
新たな挑戦をニッポン手仕事図鑑は全面的に支援いたします!!

築地活字の現役活字鋳造職人・大松さん
 

築地活字さんは大正8年 (1919) 創業の老舗の活字鋳造・活版印刷会社です。
職人が一つ一つ鋳造する金属活字を使った活版印刷を
1世紀以上、守り続けてこられました。

しかし、新型コロナウイルスの影響による経営難と
職人の後継者不足問題の深刻化を受け、
この度、クラウドファンディングの開始を決定されました。

このクラウドファンディングは、
日本全国では現在4、5人ほどしかいない活字鋳造職人の技術を
未来に繋げていくための挑戦の第一歩です。

数々の魅力的な返礼品を用意し、
多くの人に活版印刷の良さを知っていただくことで、
活版印刷業界の後継者不足解決の光明となることを願います。

 

活版印刷、活字鋳造の技術を後世まで守り続けていくため、
是非とも皆様のお力をお貸しください。

▼詳細はこちらから【終了日:9月30日(木)】▼
https://wonderfly.ana.co.jp/cf/ideas/1016

 

下妻市の魅力を発信しつづけるために/荒川安莉

都心から車を一時間半ほど走らせた場所にある茨城県下妻市。
市内には、関東最古の八幡様である大宝八幡宮、筑波サーキットといった観光スポットが
多く見られます。
そんな下妻市の地域おこし協力隊として活動している荒川安莉さんに今回はお話をうかがいました。

下妻市の地域おこし協力隊の荒川安莉さんの写真

下妻市地域おこし協力隊第一号としてできることはなにか

「2020年6月22日から協力隊としての活動を始めました。」

そもそも地域おこし協力隊とはいったい何なのか。
地方自治体が都市地域からの移住者を『地域おこし協力隊員』として任命し、
地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、
農林水産業への従事、住民支援などの地域協力活動を行いながら、
その地域への定住・定着を図る総務省の取組のことをいいます。
下妻市には現在協力隊が3名いますが、そのなかでも荒川さんが任命者第一号だったそう。

「下妻市の農業と食のPR活動、筑波サーキットと下妻市民を繋げる活動、
この2つの柱で活動しています。」

下妻市のPR活動をしている荒川安莉さんの写真

社会人になってから料理に目覚めた荒川さんは、料理教室に通い料理ライセンスを取得。
その資格を活かして、いずれカフェ経営をしたいと考えるようになりました。
自身の結婚式では、夫の後輩が経営するつくば市の農場より、
とれたての野菜を仕入れ、ゲストに提供しました。
その際に、地場野菜をもっと多くの人に広める仕事がしたいと強く感じたそうです。
また、夫がアマチュアレーサーとして筑波サーキットを利用しており、
レースの際に、付き添っていたものの、下妻市自体はあまり知りませんでした。
その経験から、筑波サーキットの利用者にもっと下妻市の魅力を伝えたい、と
考えるようになったのが活動のきっかけでした。

「協力隊がどのような仕事をしているのかを伝え、その認知を高めるところから始めました。」

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、
着任前に下妻市に行く機会を作ることができなかった荒川さん。
着任後は、「協力隊ってなにをやっているの?」という疑問に答えながら、
認知を高めることが最初の活動になりました。
その後は、下妻市の農業と食の魅力を伝える活動として、
下妻市の地場野菜を使った料理や特産物の委託販売を『しもつまベジっ娘』として出店。
筑波サーキットと市民を繋げる活動では、
令和2年12月より三社協定会議(筑波サーキット、道の駅しもつま、サンSUNさぬま)の
コーディネーターに就任しました。
下妻市外だけでなく下妻市内にも視野をひろげ、地域の人が活動する場として、
コミュニティスペース「かふぇまる」の利活用にも力を入れています。

『しもつまベジっ娘』として出店し、委託販売をしている荒川安莉さんの写真

野菜には値段に隠れた価値がある

下妻市の農業と食のPR活動は、具体的にどういったものなのでしょうか。

「市内飲食店と農家の橋渡し役として活動しています。」

農家の人たちと仕事をするにあたり、荒川さん自身も農業を経験したそう。
「農家の人たちが抱える問題を一緒に作業しながら聞き、解決策を考えました。
夏場の炎天下での作業や、深夜・早朝に行われる作業が大変でしたが、
自分が実際に体験したからこそ農家さんへの質問もできるようになった」と荒川さんは話します。

下妻甘熟梨を使った「梨ジャム」の写真

関東鉄道常総線で行われている「ビール列車」にて、下妻甘熟梨を使った「梨ジャム」を販売。
また「しもつまライフマーケット」にて、農家の食材を使った料理の販売を実施。
ここでは、お米の食べ比べなど、素材の味を活かした料理を提供しました。
さらに、農家と市内のパン屋との連携を取り持ったり、
YouTubeで収穫の様子を撮影したいと飲食店と農家を仲介したりと、
橋渡しの役割を着々とこなしています。

筑波サーキットからひろがる輪

「下妻のまちがサーキット利用者のニーズと合っていないのが現状です。
しかし、工夫次第で、サーキット利用者が地域経済を活性化できる可能性があると思います。」

筑波サーキットは参加型のサーキットで、ライセンス会員数は約7500名。
2輪(バイク)の会員を中心に、年間15万人以上が利用する茨城県有数のスポーツ施設です。
観客を合わせるとさらに多くなり、埼玉・千葉・東京・神奈川といった南関東から参加している
40代~50代の人が利用者の7割を占めています。
しかし、利用者に下妻市内に来てもらうには少し立地が悪く、
帰り道の高速道路とは逆方向であったり、
そもそもサーキットから市街地まで車で10分程度かかったりといった問題を抱えています。
そこで荒川さんは、まず市民向けに筑波サーキットの認知を高める活動として、
下妻市民向け筑波サーキット体験走行というイベントを開催。
また、レース参加者には下妻市のお土産品を求めている方が多数いることから、
特産品の委託販売も行いました。

「大きいイベントをやるよりも、確実にできるものから始めて認知を高めていきたいです。」

イベントの規模自体はそこまで大きくなく、小さなものから実験的にスタートし、
アンケートや売り上げなどでデータを収集・分析するスタイルをとっている荒川さん。
イベント開催時の情報発信方法の改善や、ばら売りするよりも詰め合わせのほうが
売り上げがよいといった今後に活かせる情報が多く見つかったそう。

小さな輪を繋げてひろげる活動を

知り合った人からつながる人脈や、相手側からの依頼など
一年間で様々なイベントスケジュールをこなす荒川さん。
今後の活動や目標についてお聞きしました。

「筑波サーキット、筑波サーキット利用者、下妻市、下妻市民の4者を繋げる活動を行います。」

筑波サーキットでマルシェ、特産品販売を定期開催できるようにし、
下妻市民向けに対象者を細かく分けながらサーキット体験走行会実施したいと考えています。
また、サーキット利用者に下妻市の認知を高めて、ふるさと納税を伝える活動も行いたいです。
さらに、「市内の飲食店と農家の連携で地産地消を促し、
三社連携(道の駅しもつま、筑波サーキット、SUNサンさぬま)で
コラボ企画も行っていきたい」と、具体的に話していく荒川さん。

特産品販売を行っている荒川安莉さんの写真

特産品販売で販売している野菜の写真

実は、着任時に市の担当者から「3年後を見据えた行動をするように」と言われたそう。
任期終了後はどのように考えているのでしょうか。

「野菜を市内だけでなく県外にも広めていき、
農家さんにとってかゆいところに手の届く存在になりたいです。」

今後は、協力隊での経験を自分の仕事に活かしたいそう。
一歩ずつ確実に夢の実現へと歩みを進めるその姿に、自分も頑張ろうと思いました。

耿

名前:耿

現在東京に住んでいる鹿角出身者です。
鹿角、秋田に関連したお店を探すのが好きです。
動物に好かれる体質になりたい。

ニッポン手仕事図鑑がプロデュースした福岡県の伝統⼯芸品の新商品が、雑誌「家庭画報」に掲載されました。

家庭画報4月号、7月号の写真

世界⽂化社が発⾏する雑誌「家庭画報」との共同プロジェクトとして
実施された、福岡県の伝統⼯芸品の新商品開発の概要が
「家庭画報」4月号・7月号に掲載されました。

「博多織」「⼩⽯原焼」「⾼取焼」の職人と
家庭画報のクリエイターのコラボレーションによって生まれた、
伝統的⼯芸品ならではの美しさと機能性を兼ね備えた逸品。

料理研究家、テーブルコーディネーター、フローリストといった
実際に商品を用いる視点から開発したため、
皆様の生活に寄り添う実用的な商品となっております。

4月号ではコラボ商品のアイデアが、
7月号では実際に完成した商品とその詳細が、
それぞれクリエイターの想いと共に紹介されております。

家庭画報7月号表紙家庭画報7月号の特集ページの写真

「家庭画報」7月号は全国の書店、及びオンラインにて
お買い求めいただけます。

商品詳細や購入方法など、詳しくはこちらからご覧いただけます。
<PRESSRELEASE>ニッポン手仕事図鑑×家庭画報プロデュース

雑誌「家庭画報」について、詳しくはこちらから。
<家庭画報.com>https://www.kateigaho.com/

名古屋の伝統産業の後継者育成インターンシップを全3回開催します!

名古屋市の京屋伊助商店で行われるインターンシップのポスター

株式会社ニッポン手仕事図鑑は、
名古屋市主催の「令和3年 伝統産業マッチング支援事業」を委託し
全3回の後継者育成インターンシップを開催します。

第1回目は8月19日・20日
江戸時代末期から続く尾張仏具の工房「京屋伊助商店」と
尾張仏具職人を目指す全国の方々をつなぐ、
2-dayインターンシップを実施します。

 

■京屋伊助商店について

京屋伊助商店は江戸時代末期の天保年間に名古屋で創業。
以来、色彩、彫刻、組み立てまで幅広い技術を用いて
仏像の新調、仏像・仏具の修復を行っています。

現在はべテラン職人3名と、2005年に入社した若手職人2名が
尾張仏具職人として活躍中です。

 

第一回の応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
第二回・第三回の詳細は決まり次第ニッポン手仕事図鑑のSNSまたは、
伝統工芸インターンLINEアカウント(@kogei)にて告知いたします。

 

ニッポン手仕事図鑑がLINE公式アカウント「伝統工芸インターン|ニッポン手仕事図鑑」(@kogei ) を開設しました!

ニッポン手仕事図鑑のLINE公式アカウント「伝統工芸インターン|ニッポン手仕事図鑑【@kogei】」のポスター

ニッポン手仕事図鑑がLINE公式アカウント
「伝統工芸インターン|ニッポン手仕事図鑑」(@kogei)
を開設いたしました!

友だち追加の方法:
こちらのリンクをクリック
※リンクが機能しない方は、以下のQRコードをスマホのカメラで読み込んでいただくか、もしくはLINEアプリにて「@kogei」をID検索していただけると、簡単に追加が完了します。

LINEアカウント伝統工芸インターン|ニッポン手仕事図鑑のQRコード

 

(@kogei)では、職人と職人を目指す方々を繋ぐため、
全国各地の伝統工芸に関するインターンシップや
求人の情報を配信する予定です。

全国には、後継者不足が問題となっている産地が多数ある一方、
職人を志しつつも求人情報が届いていない学生がいます。
ニッポン手仕事図鑑が主催する後継者育成インターンシップは、
それらの人々を繋ぎ、伝統工芸における人材不足を解消するものです。

後継者育成を目的に工房見学や作業体験を行い、
伝統工芸の現場を体験する。

ニッポン手仕事図鑑のLINE公式アカウントは、
このようなインターンシップの情報をより多くの
より多くの学生や社会人の方々に届けるため開設いたしました。

現在配信が予定されているインターンシップは以下の通りです。

・福岡県
・佐賀県
・福島県
・愛知県名古屋市

その他にも、現在開催準備を進めている地域が多数ございます。
インターンシップの情報は(@kogei)にて随時配信いたしますので、
ぜひご登録ください。

また、当アカウントではインターンシップ以外にも
伝統工芸に関する情報や求人も扱う予定です。

職人を目指す方だけでなく、
伝統工芸に興味のある方はぜひご利用ください。

 

ニッポン手仕事図鑑が雑誌「家庭画報」とコラボレーションし、福岡県の伝統工芸品の新商品を開発しました。

「家庭画報」とコラボレーションし開発した福岡県の伝統工芸品の新商品

「家庭画報」とコラボレーションし開発した福岡県の伝統工芸品の新商品

この度、株式会社ニッポン⼿仕事図鑑は、
世界⽂化社が発⾏する雑誌「家庭画報」との共同プロジェクトとして、
福岡県の伝統⼯芸品の新商品開発を実施しました。
6⽉1⽇より「家庭画報.com」、6⽉16⽇からは⼤丸東京店、博多⼤丸 福岡天神店にて、
それぞれ販売をスタートいたします。

福岡県の「伝統的⼯芸品新商品開発事業」であり、
⻄⽇本豪⾬の復興⽀援の⼀環としてスタートした今回のプロジェクト。
「博多織」「⼩⽯原焼」「⾼取焼」3つの産地と
家庭画報を代表する3名のクリエイターがコラボレーションし、
それぞれの専⾨分野と伝統的⼯芸品の美しさ、機能性を⽣かし、
新たな発想で暮らしに寄り添う、モダンな逸品が生まれました。

家庭画報を代表する3名のクリエイター

左から)藤野幸信さん、宮澤奈々さん、横瀬多美保さん

福岡県の伝統的工芸品の素晴らしさを、
この機会に、皆さまも是非ご体感ください!

商品詳細や購入方法など、詳しくはこちらからご覧いただけます。
<PRESSRELEASE>
ニッポン手仕事図鑑×家庭画報プロデュース

雑誌「家庭画報」について、詳しくはこちらから。
<家庭画報.com>
https://www.kateigaho.com/

【青森県三戸町】ニッポン手仕事図鑑インターン生が書いた取材記事を公開!!

昨年3月にふたりごと文庫編集室のメンバー3人で、青森県三戸町へ取材に行き、取材記事を執筆。

遂に!今年3月、青森県三戸町のローカルメディア『サンノワ』にて公開されました!!

 

あの猫のキャラクターで有名だったり

美味しいものがたくさんあったり

五十嵐さんコンビがいたりする三戸町。

その魅力がぎゅぎゅっと詰まっている『サンノワ』。

 

今回は私たちインターン生がよそ者目線で書いた取材記事の中から5記事を紹介します!!

 

たった2日間しか過ごしていませんが、

私たちインターン生は三戸町のファンであり、

新たな心の”ふるさと”だと思っています。

 

さぁ、1…2…3!三戸!りんごだけじゃない青森県三戸町の魅力にせまりましょう!!

 

糠部神社

 
糠部神社で宮司の石川さんとの集合写真
 

インターンツアーで1番最初に訪れたのは、

ここ糠部神社。”ぬかべ”と読みます。

「歴史を守るだけではなく、時代に合わせて歴史を伝えていく。
歴史を過去だけのものにするのではなく、現在も生きさせる。」

歴史の重要さと奥深さを教えてくださった宮司の石川さん。

優しい笑顔で、私たちを優しく向かい入れてくれた素敵な方でした。

取材でお世話になったので、境内の掃除のお手伝いしに行かなきゃ!!!
 
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りんごだけではない、青森の日本一!

 
だるま食堂での集合写真
 

青森といえば…「りんご」。

いや、青森といえば「ニンニク」も思いつくようになってください!!

ニンニクの日本一の生産量を誇る青森。

笑顔が素敵な吉田さんのつくるニンニクは甘くて美味しい!

そんな美味しいニンニクを食べることのできる、
ガーリックマニアにおススメのお店「だるま食堂」も記事で紹介しています。

あぁ、また、だるま食堂で三戸町の皆さんとニンニク料理を食べたい…
 
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ジュノハート

 
八戸農業協同組合さくらんぼ専門部の部長である山田仁志さんとの集合写真
 
皆さんは、さくらんぼの種類をいくつご存知ですか⁈

さくらんぼについての予備知識が全くなかった、私たちインターン生が突撃お邪魔したのは、
八戸農業協同組合さくらんぼ専門部の部長である山田仁志さんの農園。

『一度手を入れたら木が死ぬまで面倒を見るのが使命』と、私たちに熱く語る山田さん。

山田さんのつくるさくらんぼの一種、「ジュノハート」は、
女神がもたらした幸運のさくらんぼとも言われる、高級なさくらんぼです。

 
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三戸を一望できる望岳亭と…。

 
三戸城跡県立城山公園の望岳亭から一望した三戸町の写真
 

思わず「ヤッホー」と叫びたくなる景色が広がる三戸城跡県立城山公園の『望岳亭』

糠部神社を訪れた後は必ず立ち寄るべきスポット。三戸町を一望できます!

三戸城跡城山公園は春に1,600本のサクラが咲き誇る青森県南随一のサクラの名所としても有名!

「さんのへ春まつり」開催時には、県内外から多くの人々が訪れるとのこと。

今年は2年ぶりに開催!見に行きたかった…
 
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まちの楽校、加藤パン、三戸町の“ほっこり”

 
加藤パンの代表の加藤さんとの集合写真
 
店内で“ほっこり”

食べて“ほっこり”

知って“ほっこり”

人に“ほっこり”

三戸町にはあたたかい人が多いから、至る所で“ほっこり”を感じるのでしょう。

「あんかけパン」も気になるかもしれませんが、「松皮煎餅」が何枚でも食べたくなるお菓子で、
ハマること間違いなしです!!

 
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いかがでしたか⁈
まだ、取材記事は3分の1。
まだまだ三戸町には知られざる名所がたくさんあります!!
残りの記事も後々紹介しますね!
 
 

初心者のためのもりおかSNS動画制作講座を開催しました。

初心者のためのもりおかSNS動画制作講座

初心者のためのもりおかSNS動画制作講座

3月27日(土)28日(日)、盛岡市主催、
初心者のためのもりおかSNS動画制作講座を
編集長 大牧とニッポン手仕事図鑑のビデオグラファー小林が
講師として開催しました。

「You Tubeでお店のPRをしてみたい!」
「部活動のプロモーション動画をつくりたい。」
「地元の情報発信に力を入れたい。」
など、映像を使い情報を発信していきたいという方を対象に、
2日間に渡り、映像制作のキホンを学びながら、
実際に撮影・編集・制作した映像の発表までを行いました。

1日目はニッポン手仕事図鑑にも出演いただいている、
南部鉄器職人の田山鐵瓶工房さんが営む、
「お茶とてつびんengawa」さんにもご協力いただき、
盛岡の観光スポットを散策しながら、撮影を行いました。

2日目は、1日目に撮影をした素材を使用し、編集作業。
わからないところは、随時ビデオグラファーに確認をしながら、
コツコツ編集を進めました。
最後には、完成した映像の発表会を開き、
それぞれに講師からアドバイスをフィードバック。
今後、今回学んだスキルをどう活かしたいかなど、お話しいただきました。

みなさん映像制作は全くの初心者でしたが、
個性あふれる、すばらしい映像が完成しました。

これを機会に、映像で地域の魅力を発信してくれる人が増えたら嬉しく思います。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

もりおかSNS動画制作講座の参加者

もりおかSNS動画制作講座の様子

もりおかSNS動画制作講座の様子

もりおかSNS動画制作講座の様子

【イベント概要】
「初心者のためのもりおかSNS動画制作講座」
日時:2021年3月27日(土)10:00〜16:00 撮影講座
3月28日(日)10:00〜16:00 編集講座
会場:プラザおでって
主催:盛岡市役所

FM長野ラジオ『Saturday D』に編集長大牧が出演しました!

FM長野ラジオ『Saturday D』

FM長野ラジオ『Saturday D』

3月13日(土)、編集長 大牧がF Mラジオ『Saturday D』に出演しました。
ドライブで行って楽しめる週末のイベント情報や
充実した休日を過ごすためのヒントをご紹介している『Saturday D』。

ニッポン手仕事図鑑の活動内容や想いを長野県の皆さんに
お話しする機会をいただきました。

コーナー終了後には、リスナーの皆様から
たくさんの反響をいただいたと、ご報告をいただきました。
これを機会に日本の伝統工芸品や手仕事に興味を持つ方が
一人でも増えたら嬉しいです。

出演当時にパーソナリティをご担当いただいた本間香菜子さん、
ディレクターの高寺直美さん、その他ご協力いただいたFM長野のみなさま、
本当にありがとうございました!

【番組情報】
FM長野ラジオ『Saturday D』
パーソナリティ:高寺直美さん
出演放送日時:2021年3月13日(土) 11:00-12:00
WEB:FM長野『Saturday D』公式サイト
http://fmnagano2.com/saturdayd/

『子どものためのニッポン手仕事図鑑』が初めて国語の教科書に掲載されています!

子どものためのニッポン手仕事図鑑

子どものためのニッポン手仕事図鑑

2017年9月に発売されたニッポン手仕事図鑑の本
「子どものためのニッポン手仕事図鑑」が、
2021年度版中学2年生の国語の教科書(光村図書)に
掲載されています。

日本にはたくさんの素晴らしい手仕事があることを、
しっかりと子どもたちに届けていきたい。
子どもたちが手仕事に触れるきっかけが、
少しでも広がっていけばと制作した一冊です。

普段見ることのできない手仕事を、
職人さんのインタビューとともに紹介しています。

今回、中学2年生に読んでほしい本として、
「本の紹介」のコーナーに掲載いただいています。

全国の子どもたちに、将来の仕事を考えるきっかけに。
また、手仕事の職人さんという仕事が一つの選択肢として、
身近に感じていただけたらと思います。

2021年度版中学2年生の国語の教科書

編集長 大牧が電子書籍ストアhontoブックキュレーターに選ばれました

編集長 大牧が電子書籍ストアhontoブックキュレーターに選ばれました。

(画像をクリックでhontoサイト対象ページへ遷移できます)

編集長 大牧が電子書籍ストアhontoブックキュレーターに選ばれました。

編集長 大牧のブックツリーテーマは
『先が見えない今こそ読み返したい、「基本」の大切さを教えてくれる本』。

読み返すたびに「基本」の大切さを思い出させてくれて、
背中をポンと押してくれるお気に入りの本を5冊、紹介しています。

編集長 大牧のおすすめ、ぜひご覧ください。

編集長 大牧のブックツリーページはこちら

「ブックキュレーター」とは
作家、編集者、書店員等の本の専門家や著名人などが、
独自のテーマと自由な選書に沿って
本を紹介するサービスを「ブックツリー」といいます。
ブックキュレーターとは、このブックツリーを作成・紹介してくれる
本に精通した方のことをさします。

電子書籍ストアhontoブックツリーについてはこちら

「SNSとWEBメディアを活用して鹿角の魅力を届けよう講座」に編集長 大牧が登壇しました。

SNSとWEBメディアを活用して鹿角の魅力を届けよう講座の様子

SNSとWEBメディアを活用して鹿角の魅力を届けよう講座

1月17日(日)、編集長 大牧とゲスト講師としてSkima信州編集長山本 麻綾氏と共に
登壇し、『シビックプライド醸成市民講座』を開催しました。

「SNSとWEBメディアを活用して鹿角の魅力を届けよう」というテーマで、
コンテンツマーケティングの基礎知識や情報発信とは何か、
結果を出すためのWEBサイトやSNSの作り方などをお伝えしました。

当日は、「鹿角の魅力を発信したい」「友好的なS NSの発信を学びたい」等、
高校生からご年配の方まで幅広い層の鹿角市民の方々にご参画いただきました。

鹿角市民の方がグラフィックレコードを作成していただいたりと、
皆様にご協力いただいたおかげで、非常に有意義な講座になったかと思います。

これをきっかけに、鹿角市の魅力を発信する方が増えたらいいな、
と楽しみにしています。

ご協力、ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

【イベント概要】
シビックプライド醸成市民講座
日時:2021年1月17日(日)
 13時30分~15時30分(開場13時)
場所:文化の杜交流館コモッセ 講堂
講師:山本 麻綾氏
(Skima信州、長野県の観光WEBメディア代表)
   大牧 圭吾氏
(株式会社ファストコム、鹿角ローカルメディア「スコップ」発行人)
URL :https://www.city.kazuno.akita.jp/shisei_machizukuri/shiikikasseika/7/5980.html

『シビックプライド醸成市民講座』に編集長 大牧が登壇します。

シビックプライド醸成市民講座

シビックプライド醸成市民講座

(画像をクリックでPDFが立ち上がります)

1月17日(日)、『シビックプライド醸成市民講座』に、編集長 大牧が登壇します。

シビックプライドとは、シビック(市民の、都市の)+プライド(誇り)を合わせた、都市に対する市民の誇りを指す言葉です。単に思いだけにとどまらず、その都市の課題解決や活性化といった、具体的な行動に取り組む姿勢も含んでいるのが特徴です。
本講座では、情報が飽和している中において、自分が発信する情報をいかに多くの方に届けられるかを、地域情報発信の経験と実績を有する編集長 大牧が講演します。

参加費は無料です。
ご希望の方は電話または下記URLの申込フォームからお申込みください。

【イベント概要】
シビックプライド醸成市民講座
日時:2021年1月17日(日)
 13時30分~15時30分(開場13時)
場所:文化の杜交流館コモッセ 講堂
講師:山本 麻綾氏
(Skima信州、長野県の観光WEBメディア代表)
   大牧 圭吾氏
(株式会社ファストコム、鹿角ローカルメディア「スコップ」発行人)
定員:50名
URL :https://www.city.kazuno.akita.jp/shisei_machizukuri/shiikikasseika/7/5980.html
お問い合わせ:0186-30-0205
(政策企画課 政策推進班)

何でもある!村上市の「新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』」第3部

④今でもリクエスト募集中!「#村上市のどこが見たい?」

『あなたにまごころ届け隊』は、帰省できない学生に向けた自治体の事業ですが、臥牛山さん自身も帰省自粛の学生のために自ら始めたことがあります。それは「#村上市のどこが見たい?」です。村上市に行きたいけど行けない。そんな人のために、スマホで撮影した村上市のあらゆる場所をTwitterやInstagramに投稿。自分だからできること、どこにでも行けることが自分の売りだとおっしゃっていた臥牛山さん。「いつも見ていた風景だった!嬉しいです!」など、市外の学生にも市内の人にも高評価!臥牛山さん自身も番組にできそうだなと思いながら楽しんでやっているそうです。

『あなたにまごころ届け隊』のような特産品支援をやっている自治体はニュースでも取り上げられてきていましたが、「#村上市のどこが見たい?」のような取り組みは他では見たことがないと思います。私は、地方出身で上京してきた身なので、食べ物などのモノもいいけれど、景色も恋しくなる。この臥牛山さんが始めた取り組みは帰省できない学生さんにとっては懐かしさを感じつつも、少しだけ地元に帰った気分になれるのではないかな?と思い、とても素敵だなあと思いました。

最近では、「#村上市のここど~こだ」クイズもしていますが、リクエストがあると嬉しいとのこと。市外の人も市内の人も、どんどんリクエストしていきましょう!!

がくぶち越しに風景を見ている写真

#がくぶち歩きも…

⑤最後に一言

最後に、臥牛山さんから、市外にいる学生さんや市内の方向けに一言もらいました。
まずは、市外にいる学生さんへ、「『#村上市のどこが見たい?』のリクエストしてね!!どこへでも行きます!!そして、帰ってきてとは簡単に言えない状況だけど、地元(村上市)との繋がりはずっと持っていてほしい」とおっしゃっていました。
市内の人へは、「なんもないと言わずに、こんだけ魅力があるんだ村上市!と知ってほしい、地域同士の理解も深めてほしい」とのことでした。
そしてそして、本当の最後に臥牛山さんが言い残した”破れない壁”。
それはInstagramやTwitterの”鍵垢”。
人を知りすぎている村上独特の文化により、せっかく自分たちのやっていることに鍵をしてしまっていて他の人が見ることができないようになっていることがあるそうです。なので、村上のいいところを共有し、地域内の理解を深め、関係人口を拡大するためにも、村上市外の人に村上の魅力を知ってもらうためにも鍵を外してほしいと臥牛山さんは願っています。

⑥編集後記

新型コロナウイルスは今までの日常を一変させてしまいましたが、村上出身の方は、帰省が難しくなったからこそ、新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』のような事業などを通して、地元の魅力やあたたかさを改めて感じることができたのではないでしょうか。 また、新型コロナウイルス第3波で、また地域間の行き来が難しくなってきています。
今まで村上市を知らなかったり、行ったことなかったりする人に、この記事を読んで村上市に行ってみたい!塩引き鮭や村上牛を食べてみたい!臥牛山さんに会ってみたい!という方が1人でもいたら嬉しいのですが、まずはふるさと納税やネット通販などで村上の食を堪能して欲しいなと思います!

オンラインでインタビューをしている写真

インタビュー最後に、流行りのハートマークをしてくださった、お茶目な臥牛山さん。
(私が不慣れすぎてスクリーンショットのタイミングが悪すぎました。すみません…)
特産品支援はまちの取り組みで、地域おこし協力隊の方は直接に関係ないですが、「#村上市のどこが見たい?」のように、自ら学生を応援しよう!まちを盛り上げよう!と情報発信していて、本当にすごいなと思いました。インタビューのご協力ありがとうございました。
今後も臥牛山さんが発信する情報を楽しみにしています!!

鳥におやつをあげている画像

みなさん!Instagramの“鍵”は外しましょうね(笑)
そして、村上市の魅力をみんなで共有しましょう!!

さ、さ、最後に…!!

なんと!記事を書き終えた後に嬉しい情報が!!

第3弾!新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』

第3弾!新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』が行われることが12/10に発表されました。申し込み期間は、来年の1/29まで!!村上市出身の学生が羨ましいです。村上市出身の学生さん、地元愛をどんどん深めちゃってください!!

鈴木晴野

名前:鈴木晴野
職種:学生
出身:千葉県香取市

地元と散歩とカメラが大好きなおばあちゃん大学生。
おいしい食べ物には目がない、食いしん坊ガールでもあります!!
食との出会い…素敵な風景との出会い…人との出会いを大切に。
(写真は実家の隣です。)

何でもある!村上市の「新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』」第2部

③新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』

第1部で述べてきたように、何でもある村上市は”食材の宝庫”。
鮭や米などの食べ物だけでなく、酒やお茶などの飲み物や、醤油、味噌、塩などの調味料もあります。臥牛山さんは直接この事業に関わっていないそうですが、
新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』第一便は早さ重視で、ふるさと納税のカタログがそのまま帰省できない市外の学生に届いたけれど、第二便は食べ物中心でよくまとまっているとのこと。今回は第二便のカタログから抜粋してオススメを教えて頂きました。

オススメというよりかは…!?

5市町村が合併した村上市は地域ごとに文化が違うと言いましたが、なんと!
醤油の味さえも違うそう!村上市の郷土料理”大海”は味も具材も違う、そして、
村上市の有名な塩引き鮭も塩の抜き加減が異なります。

郷土料理“大海”の画像

↑「大海(だいかい)」は、あっさりとしたお醤油味で、ごぼうや糸こんにゃく、たけのこにお肉、豆もやしに人参など具沢山のお汁。お正月やお盆など特別な日に食べる贅沢品。

同じ食べ物でも、地区やお店、家庭ごとに味が違う。村上市特有の面白さです。

なので、好きなものを選ぶのもいいのですが、村上市出身の方にはまさに自分の生まれ育った地域の味のものを注文してほしいとのことでした。
そう言われつつもオススメを2つ、そして私が個人的に気になった1つについて伺ったので紹介します!

●脂が軽くて胃もたれしない!『村上牛』

臥牛山さんオススメ1品目は、全国でも高い評価を受けるブランド和牛の『村上牛』。
人気にも関わらず生産者が少なく希少価値が高く、日本の美味しいお肉をたくさん食べてきた臥牛山さんによると、サシがたくさんあるのに脂が軽く胃もたれせず、いくらでも食べることができるのは『村上牛』しかないとのこと。コシヒカリの稲わらなど工夫した粗飼料で育った『村上牛』の美味しい食べ方は、肉寿司やすき焼き、さっと炙るくらいがオススメだそうです。今にもヨダレが出てきますよね!?

生産者が減少しているとのことですが、いつかは現地で美味しい村上牛を食べたい…
食べ続けたい…。そう思ったのは私だけではないはずです!!
この先もずっと村上牛を食べることができるようにするには、村上牛を育てる人がいなくなってはいけない!!
ぜひ、村上牛を守りたいと思った方は、生産者の後継者として名乗り出てください!
全力でサポートします!!

村上牛の写真

村上牛

●臥牛山さんが鮭の中で一番美味しいと語る『塩引き鮭』

『塩引き鮭』とは、雄の秋鮭と塩だけを原材料として作る新潟県村上市の伝統食材で、まさに熟成鮭。タンパク質が分解され”旨み”がたっぷりだそう。
そして、この塩引き鮭も地域によって、お店によって塩の抜け具合が違うため味が変わります!加えて、実はこの塩引き鮭、SNS映えするそうで、
Twitterで村上市 届いたと臥牛山さんが調べていると、塩引き鮭半身丸々頼んだ女子大生の冷凍庫に入らない!との投稿を見つけたそう。なんと、女子大生の上半身くらいある鮭で、面白いエピソードかつ地元に関わるインパクトのある思い出になるなと思いました。
(その後、この女子大生は一切れずつラップに包んで冷凍したそうで、安心しました)

塩引き鮭の写真

塩引き鮭

●400年の歴史『村上茶』

食いしん坊インターン生の私が気になったのは、女子なのでやっぱり甘いもの!『村上茶アイスの詰め合わせ』。実は『村上茶』、村上のお殿様がお茶の木を持ち込んで栽培が始まってから、今年2020年で400年とのこと。記念すべき400周年!新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、いろいろとイベントが用意されていたそうです…。
記念すべき400周年の『村上茶』はやさしい味で、アイスの場合は自然の抹茶の香りがほんのりとし、抹茶本来の味を堪能できると臥牛山さんがおっしゃっていました。
年末年始、コタツで美味しい村上茶アイスを食べたいですね!
(※村上茶が誰によって持ち込まれたかは諸説あります)

村上茶

臥牛山さんも私も美味しいものが好きなだけに、食べ物ばかり取り上げてしまいましたが、ふるさと納税には新潟県文化財や国の伝統工芸品に指定された『村上木彫堆朱』の技法を用いてつくられた、茶さじや箸もあるので、そちらも必見です!!

村上木彫堆朱の写真

村上木彫堆朱

鈴木晴野

名前:鈴木晴野
職種:学生
出身:千葉県香取市

地元と散歩とカメラが大好きなおばあちゃん大学生。
おいしい食べ物には目がない、食いしん坊ガールでもあります!!
食との出会い…素敵な風景との出会い…人との出会いを大切に。
(写真は実家の隣です。)

何でもある!村上市の「新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』」第1部

こんにちは。ふたりごと文庫のTwitterを毎日更新しています!
食いしん坊インターン生 鈴木晴野です。

みなさん『特産品支援』という言葉をご存知ですか?
特産品支援は新型コロナウイルスが流行り、なかなか実家に帰りにくくなってしまった学生を応援しようと地方自治体が始めた取り組みです。

私はこのまちの取り組みに、学生を想う”まちのあたたかさ”を感じました。
受け取った学生は「嬉しい!助かる!」と感じるだけでなく、自分の地元の特産品が何か改めて知るきっかけになったり、より自分の地元を好きになることにもなったりしたはずです。

多くの自治体では特産品支援は終了し、ゴートゥートラベル、ゴートゥーイートが盛んな状況にはなっていますが、『特産品支援』という”まちのあたたかな取り組み“を忘れないで欲しい。師走に入り、いよいよ年末!今年一年を振り返る際に改めて思い出して欲しい。

このような想いから、『特産品支援』の事業を行った地域で、その地域に詳しい地域おこし協力隊の方に、夏にインタビューした内容を今になってしまいましたが記事にしました。
『特産品支援』だけでなく、新潟県で1番大きな市”村上市”や村上市地域おこし協力隊 臥牛山さんにも注目です!!

市街に居住している学生向け 第2弾 新潟むらかみ学生応援便 “あなたにまごころ届けたい”~村上市出身学生等へのふるさと応援プロジェクト~

①お相撲さんから地域おこし協力隊へ…

臥牛山さんが地域おこし協力隊になったきっかけは“ハローワーク”!?

臥牛山さんは名前で気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、元力士!
部屋は、相撲好きでは知らない人がいないであろう、”錣山部屋”だそう。
平成29年9月に引退し、「地元に戻りたいな。なにか面白い仕事ないかな」と思いながら見つけたのが”地域おこし協力隊”!!しかも、”ハローワーク”で!
その後、東京ビックサイトで行われた地域おこし協力隊のイベントに参加し、改めて面白そうと思い、地域おこし協力隊になることを決意しました。

城下町しばた全国雑煮合戦準で優勝したときの写真

城下町しばた全国雑煮合戦準で優勝したときの写真(センターにいるのが臥牛山さん)

まち協イベントでちゃんこ鍋を振舞う臥牛山さんの写真

まち協イベントでちゃんこ鍋を振舞う臥牛山さん

臥牛山さんの地域おこし協力隊としてのミッション

村上市には何人かの地域おこし協力隊がいますが、臥牛山さんの業務内容は「関係人口の拡大」。関係人口と聞くと、市外や県外など外の人との繋がりを考えがちではないでしょうか?
しかし、臥牛山さんは「市内の地域同士の関係人口を拡大させたい」とおっしゃっていました。
なぜなら、村上市は平成の大合併で5市町村が合併し、新潟県で1番大きな市で地域どうしのことを知らなければ、文化も違うから。(私の地元も平成の大合併で1市3町が合併したので、今は同じ一つの市だけど、人柄や言葉、景色が全然変わるので、とても共感です)

SNSの魔術師!?

臥牛山さんが、地域おこし協力隊としての業務「関係人口の拡大」のために力を入れていることはSNSでの情報発信です。女子大生の私でもびっくりするくらいSNSを使いこなしていました。インタビューをした8月時点では、Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、LINEのオープンチャット、5つの媒体で情報発信をしているとのこと。
一つの媒体に載せたら同時に他の媒体にも載せる。やっていれば慣れるそうですが、本当にすごいです…。

臥牛山(元錣山部屋)村上市地域おこし協力隊のSNS画像

臥牛山(元錣山部屋)村上市地域おこし協力隊

Twitter:@gagyu0319
Instagram:@gagyusan
TikTok:@gagyu0319

村上市みんなでつくる飲食店ナビのSNS画像

村上市みんなでつくる飲食店ナビ

Twitter:@murakamiinsyoku
Instagram:@murakamiinsyokuten

村上市のどこが見たい?のSNS画像

村上市のどこが見たい?

Twitter:@murakamidoco
Instagram:@murakamidoco

まずは自分が地域のことを知る!

上記に述べたSNSで情報発信をする上で臥牛山さんが意識していることは、まずは「自分が地域のことを知る!」ということだそうです。意外にも、人見知りとのことですが、まずは行って、参加して、話して、得た情報を他の人に伝える。まさに地域と地域、人と人を繋げるキューピッドです!
そして、”知る”上で大事な存在は地域のお年寄りの方々。情報量と伝達スピード、人についての詳しさがすごく、「地域の茶の間」という高齢の方など様々な人が集まる場では、聞いているだけでたくさんの情報が入ってくるそう。そこで、出会ったお年寄りの方は、その後もよくしてくれるので大事な存在です!お年寄りを大事にするべきということは、日本全国共通のことですね!

運動教室で“どすこいエクササイズ”を教える臥牛山さんの写真

運動教室で“どすこいエクササイズ”を教える臥牛山さん

②「さけ(鮭)・さけ(酒)・なさけ(情け)」村上市の魅力とは?

鮭・酒・人情(なさけ)

「さけ(鮭)・さけ(酒)・なさけ(情け)」をキャッチフレーズとする村上市。鮭と酒は美味しいからというのは分かりますが、ポイントは「人情(なさけ)」。臥牛山さんによると、村上市はもともと商売がうまくなく、もうけを考えずにお客さんにサービスしてしまう村上の人の良さを表しているとのこと。

何でもある!村上市!

住んでる人は何もないと言うけれど、SNSでの情報発信を通して、多くの魅力があると実感する臥牛山さんは「こんだけあるんだぞ!!」と、多くの人に知ってほしいとのこと。
本当に何でもあります!村上市!すごいです!
山あり川あり海もあり、城下町もあれば田園風景も…。
そして、食べるものだけではありません!飲むものも調味料もある村上市。
そして、そして、文化も様々…。
行きたくなってきますよね!?

臥牛山の写真

これが、臥牛山!!

三面川の写真

三面川

本当に何でもある村上市。これから取り上げる、私が注目した新潟むらかみ学生応援便『あなたにまごころ届け隊!』は全てふるさと納税の品物。村上の人には改めて美味しいものがたくさんある村上市のことを誇りに思って欲しいですし、この記事を読んで村上市に興味を持ってくださった方には、まずは村上の食をふるさと納税から堪能して欲しいです。

鈴木晴野

名前:鈴木晴野
職種:学生
出身:千葉県香取市

地元と散歩とカメラが大好きなおばあちゃん大学生。
おいしい食べ物には目がない、食いしん坊ガールでもあります!!
食との出会い…素敵な風景との出会い…人との出会いを大切に。
(写真は実家の隣です。)

あなたが1つ買えば、学生が1人、産地に行ける。「WA+YO」×「ニッポン手仕事図鑑」未来の後継者支援プロジェクトがスタートしました

「WA+YO」×「ニッポン手仕事図鑑」未来の後継者支援プロジェクト

「WA+YO」×「ニッポン手仕事図鑑」未来の後継者支援プロジェクト

ニッポン手仕事図鑑はANAホールディングスの出資を受ける
株式会社ACDが運営する日本の伝統工芸を取り扱うECサイト「WA+YO」にて、
職人の後継者支援のためのギフトカタログ販売をスタートしました。

現在、全国の工房や産地は高齢化が進み後継者不足が深刻化しています。

しかし、後継者を募集しようとしても、方法がわからず、
「後継者が見つからない」と、悩む声を多く聴きます。

一方、伝統工芸を学べる全国の大学・専門学校では、
毎年伝統工芸を継承したいと意欲的に学んでいた卒業生が輩出されているにも関わらず、
「就職先が見つからない」と、職人の道を諦める若者が少なくありません。

理由の一つが、学生に求人情報が届いていないこと。

そして移住を伴う働き方に勇気が持てず、断念してしまうのです。

本プロジェクトは、伝統工芸の道を志す学生の背中を後押しし、
学生と職人・生産者をつなぎ、
後継者候補となるきっかけを創出したいという想いから生まれました。

「WA+YO」×「ニッポン手仕事図鑑」未来の後継者支援プロジェクトの流れ

伝統工芸・手仕事の商品が集まったオリジナルカタログギフトを購入いただくことで、
その購入代金の一部が、学生が就業体験するための旅費交通費となり、
工房や産地に負担をかけずに後継者を紹介できる仕組みをとなっています。

さらに、商品を注文いただくことで、職人の方の利益にもなります。

また、体験先ではニッポン手仕事図鑑のメンバーが学生をアテンドします。

各工房で伝統工芸の技術や想いに触れることはもちろんのこと、
具体的なイメージを持ってもらうために先輩移住者や自治体の方との交流の場を設け、
“仕事”だけでなく“移住”についての不安も解消していきます。

就業体験の様子

2020年に長野県で実施されたインターンシップツアーでは、
学生の中から1人が漆工職人として、木曽漆器の工房で後継者が決定し、現在も就業中。

今後も多くの後継者を残すべく、活動していきたいと思っています。

「WA+YO」×「ニッポン手仕事図鑑」未来の後継者支援プロジェクト デジタルカタログギフト

【商品概要】
WA+YO × 手仕事図鑑
未来の後継者支援プロジェクト
デジタルカタログギフト
詳細URL:
https://wayocraft.com/content_ja_JPY_58.html

テレビ朝日『マツコ&有吉-かりそめ天国』にてニッポン手仕事図鑑×松山漆工房さんの動画が放送されました。

テレビ朝日『マツコ&有吉-かりそめ天国』

テレビ朝日『マツコ&有吉-かりそめ天国』

11月27日(金)、テレビ朝日『マツコ&有吉-かりそめ天国』にて
ニッポン手仕事図鑑×松山漆工房さんの動画が一部放送されました。

ニッポン手仕事図鑑×松山漆工房さんの動画はこちら

エコアイランド宮古島の魅力を伝えたい!

千年先の、未来へ。

宮古島

皆さん、はじめまして。インターン生の平良典子です。
私の祖母は宮古島に暮らしています。宮古島が大好きです。
今回、私がお話したかった宮古島の地域おこし協力隊大林領さんにお話を伺いました。
新型コロナウイルスの影響もあり、zoomにてインタビューをさせていただきました。

エコパスポートとは?

エコパスポート

東洋一美しいとされる海で有名な宮古島。近年観光客が多かった宮古島ですが、
現在は新型コロナウイルスの影響を受け、以前よりは観光客が減少しています。

宮古島といえば、最近、GCFクラウドファンディングにて
多くの方の支援によりエコパスポートが完成しました。
エコパスポートには、観光マナー、エコ活動を行うことでもらえる
理想通貨の紹介などが掲載されています。

エコパスポートを手に取ることで
島の環境を守りながら観光を楽しんでほしいという想いが込められています。
エコパスポート配布には、こういう活動をしています!ということを伝える目的もあります。
現在は新型コロナウイルスの影響で配布が中止されてしまいました。

コロナ対策支援

コロナ禍、始まったプロジェクトが『コロナ対策支援!広報用素材撮影』です。
活動についてお話を伺いました。

-「島の色」という広報誌に支援下さっているエコパートナーのお店を対象に、活動しています。
30分限定で無料で撮影し、広告用の写真として使ってもらっています。

理想通貨を知っていますか?
宮古島には、エコな活動をしたらもらえるクーポンの理想通貨があります。
有志で協力していただいている25店舗で使えます。
例えば、ビーチクリーンなど、ちょっといいことをすると理想通貨がもらえて、
お店で使うことによって循環が生まれ、みんなで宮古島をよくしていけます。

今はコロナ禍で活動は難しいですが、お店の方にメールマガジンで、
コロナ対策に役立つ情報を提供し、コミュニケーションをとっています。(大林さん)

理想通貨

【理想通貨】https://eco-island.jp/ideal/

地域おこし協力隊を始めたきっかけとは?

大林さんは大阪府出身で、大学卒業後、
介護士やUSJのスタッフ(カメラマン)として働いていました。
2018年から宮古島市地域おこし協力隊として活動をしていて、現在3年目です。

-地域おこし協力隊に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
また、地域おこし協力隊での活動のやりがいを教えてください。

-10年前、半年ほど宮古島でリゾートバイトをしていました。
その後、沖縄旅行を行ったり来たりしながら、いろいろな人にお世話になりました。
その中で地域おこし協力隊の募集を知り、3年前に移住しました。

地域おこし協力隊として、エコアイランド宮古島のブランディング業務(PR)を行っています。
企画のひとつとして「たったひとりのエコアイランドマラソン」があり、
エコアイランド宮古島をPRしながらゴミ拾いを行っています。歩く広告塔のような感じです。
宮古島市の標語でもある「千年先の、未来へ。」残したい風景を、自身がカメラマンでもある為、
道中で撮影しながらSNSやブログでの発信も行っています。

千年先の未来に残したい風景を撮影しながら、市民の皆さんとコミュニケーションをとり、
市民の生の声をきくことができます。
直に意見をもらえたり、道中で天ぷらをおばあからもらったり、
直に感じられることができることがやりがいです。(大林さん)

エコアイランド宮古島をPRしながらゴミ拾いと、市民の皆さんとコミュニケーション

宮古島の海と人

宮古島の魅力

大林さんにとって宮古島の魅力は、海と人と文化。
出勤する時に眺める海と夕日は最高で、
宮古島には人のあたたかさがあると笑顔で話してくれました。
全国の人に教えたい宮古島の職人さん、特産物、伝統工芸品についても教えてくれました。

-紹介したい宮古島の職人さんは、エコアイランドの活動の中でいつもお世話になっている
宮古木工芸という三線をつくっている与儀さんです。
おじいさんが一代目で、与儀さんがお孫さんで、二代目です。
エコの島コンテストで活動をプレゼンしていただいています。
木に対する想いや三線の技術などとても熱い方です。

宮古木工芸の三線

【宮古木工芸】https://www.miyako-mokkougei.jp/

特産品は、ユートピアファームのマンゴーです。宮古島のマンゴーの中でもトップクラスです。

ユートピアファームのマンゴー

【ユートピアファーム】https://www.utopia-farm.net/

伝統のアギヤー漁も是非紹介したいです。
伊良部島の佐良浜で行われていて、昔からの伝統漁で、アギヤー漁(追い込み漁)のことです。
沖縄でも佐良浜でしかやっていなくて、伝統漁を未来に残していきたい漁の一つです。(大林さん)

アギヤー漁

【アギヤー漁】https://eco-island.jp/information/200724/

私たちにできること

最後に、私から皆さんに伝えたいことがあります。
コロナ禍で活動が制限されたことで自然環境がよくなった話を耳にしました。
コロナ禍だからこそ、もう一度環境問題についてもじっくり考えてみませんか。
そして、普段の生活、旅に出かけたときも環境を頭の片隅にでも考えてくれたら幸いです。
皆さんと一緒に日本の美しい景色や文化を守っていきたいです。

千年先の、未来へ。

【エコアイランド宮古島】https://eco-island.jp/

平良典子

名前:平良典子
職種:学生
出身:東京都

日本文化と宮古島が大好きな大学3年生。
趣味は書道と水引を編むこと。
写真は宮古島の海で書道をしたときのもの。

『コミュニティ×〇〇で描く新しい地域講座』(第4回)に編集長 大牧が登壇しました。

コミュニティ×〇〇で描く新しい地域講座(第4回)

コミュニティ×〇〇で描く新しい地域講座(第4回)

11月14日(土)、『コミュニティ×〇〇で描く新しい地域講座』(第4回)に、
編集長 大牧が登壇しました。

「コミュニティ×○○で描く新しい地域講座」は5人の各分野のプロフェッショナルがそれぞれの視点からコミュニティ&地域と絡めて、現状やこれからの可能性を話す講座です。

第4回のテーマは「人を巻き込む活動の興し方」。

・コミュニティに人を巻き込むため、ファンを増やすためにはどうすればいいのか。

・事業を続けるために地域や社会に良いことをしつつ、どうマネタイズしていけばいいのか。

・どんな資源をうまく活用すればコミュニティや事業は循環し持続していくのか。

講師の大牧が実際に関わる事例や体験をもとにヒントを出し、参加者みんなで具体的に循環し持続するコミュニティ/事業の作り方を考えていきました。

コミュニティ×〇〇で描く新しい地域講座(第4回)の様子

コミュニティ×〇〇で描く新しい地域講座(第4回)の様子

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

【イベント概要】
人・お金・〇〇が循環&持続するコミュニティや事業のつくり方
第4回「人を巻き込む活動の興し方」
日時:11月14日(日)13:00~16:00
場所:ちくま未来ステーション(千曲市屋代西沢書店2階)
講師:大牧圭吾(株式会社ファストコム ニッポン手仕事図鑑 編集長, 総務省地域力創造アドバイザー)
主催:千曲市中心市街地活性化推進協議会戦略会議
共催:ちくま未来戦略研究機構・KAYAKURA

『地域と外の世界を繋ぐローカルメディアを創り育てることができる人材育成講座』に編集長 大牧が登壇しました。

地域と外の世界を繋ぐローカルメディアを創り育てることができる人材育成講座

地域と外の世界を繋ぐローカルメディアを創り育てることができる人材育成講座

11月11日(水)、12日(木)の2日間、
『地域と外の世界を繋ぐローカルメディアを創り育てることができる人材育成講座』に、
編集長 大牧が登壇しました。

この講座は、青森県内の地域資源の魅力を情報発信するための力を付けたい方を対象にした、「民間主導型人財育成プロジェクト推進事業」の一環として開催されました。

内容は地域に根差すローカルメディア育成講座で、
大牧が発行人を務める秋田県鹿角市の求人&ローカルメディア『スコップ』にて、
移住者を呼び込み、地域求人求職マッチングの実績を重ねる秘訣を講話しました。

11月11日(水)五戸町での講座の様子

五戸町での講座の様子

11月12日(木)六ケ所村での講座の様子

六ケ所村での講座の様子

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

【イベント概要】
地域と外の世界を繋ぐローカルメディアを創り育てることができる人材育成講座
「地域に根差すローカルメディア育成講座」
日時・会場:
11月11日(水)17:30~19:30
 五戸町役場委員会室(3階)
12月12日(木)14:00~16:00
 六ケ所町役場中央工民館
講師:大牧圭吾(株式会社ファストコム ニッポン手仕事図 編集長)
主催:あおもりリーダー育成プラットフォーム
(青森県、青森公立大学、あおもり立志挑戦の会)
後援:五戸町、六ケ所村

『盛岡という星でジョイントミーティング(第5回)』に編集長 大牧が出演しました!

JOINT meeting

盛岡という星でジョイントミーティング(第5回)

10月17日(土)、『盛岡という星でジョイントミーティング(第5回)』に、
編集長 大牧が出演いたしました。

「盛岡という星でジョイントミーティング」は、東京圏を中心に盛岡に関するテーマで活動されている方をゲストにお招きしながら、東京にいても今の盛岡をより身近に感じていただける場を提供するためのオンラインを中心としたイベントです。

第5回のテーマは「盛岡の手仕事を感じる」で、盛岡を代表する伝統工芸品である南部鉄瓶を中心に、現代のライフスタイルに合った楽しみ方をお話しさせていただきながら、盛岡を感じる・つながる・関わる可能性を掘り下げていただきました。

お世話になったスタッフの皆さま、
放送をお聴きくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

<番組情報>
WEB:「盛岡という星で」プロジェクト公式サイト(https://planetmorioka.jp

10月11日〜12日「スキマ講座2020」にて「“想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座」に登壇しました。

“想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座で相談している写真

想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座で小林が教えている写真

想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座の風景

想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座の風景

10月11日(土)12日(日)スキマ信州プロジェクト主催
スキマ講座2020
第2回「“想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座(講義・撮影編)」
第3回「“想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座(編集・発表会編)」
に編集長 大牧とニッポン手仕事図鑑のビデオグラファー小林、熊谷の3名が
ゲスト講師として登壇しました。

「地元の情報発信に力を入れたい」
「動画制作のノウハウを学び、地域の魅力を動画で伝えたい」
という方を対象に、映像制作の基礎を学びながら、2日間に渡り、
実際に撮影・編集を行い、発表まで行いました。

今回は、天気も心配でしたが当日はなんとか持ち堪え、
長野を代表する観光スポットである善光寺さんにもご協力いただき、
撮影をさせていただきました。

全くの初心者の方も、意外に動画編集できちゃうんだ!と
感じていただけたようで、
地域の魅力を発信する人が増えると
とても嬉しく思います!

参加してくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

【イベント概要】
スキマ講座2020
動画で、写真で、SNSで地域を発信できちゃう講座
第2回「“想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座(講義・撮影編)」
第3回「“想い”を伝える地域のPR動画を作ろう講座(編集・発表会編)」
日時:10月10日(土)10:00~16:00
10月11日(日)10:00~16:00
会場:第2回 CREEKS COWORKING
   第3回 イベントスペースENKAI
ゲスト:大牧圭吾(安曇野市出身・ニッポン手仕事図鑑代表取締役)
    小林良也(ニッポン手仕事図鑑 ビデオグラファー)
    熊谷寿将(ニッポン手仕事図鑑 ビデオグラファー)
主催:スキマ信州プロジェクト

ふるさとに帰るという選択肢

集合写真

初めまして、こんにちは。熊本市在住の池田真麻(いけだまあさ)と申します。
現在32歳、今は熊本市役所内にある「熊本市UIJターンサポートデスク」で移住支援員として働いています。

熊本の風景画像1

今回、“ふたりごと文庫”さんに寄稿させていただくこととなり、とても嬉しく思っています。何を書こうかなと迷ったのですが、今回は私自身のUターンについてのお話を交えながら、これから地元や地方に移住したい、もしくは関わりたいと思っている方へ、私からメッセージをお届けできればと思っています。

地元で歳をとっていきたい

まずは私のことを少しお話しますね。
元々は熊本県北の田舎町の出身なのですが、田舎の狭いコミュニティが苦手で、幼少期からあまり地元が好きではありませんでした。高校卒業後、親を説得して神奈川の大学に進学。それから約12年間東京近郊で暮らし、一昨年2018年5月に熊本へUターンしました。

熊本の風景画像2

好きではなかった地元になんで帰ったの?と思う人もいらっしゃるかもしれません。
私の場合は、「地元で歳をとっていきたいと思ったから」です。

音楽の勉強のために東京の大学に進学したものの、卒業後、音楽ひとつで身を立てることができず、また親にも心配をかけていたので、どうしても東京に残りたかった私はアパレル会社に就職。
親の反対をなんとか説得して上京したこともあったし、何も成し遂げないまま地元に帰るわけにはいかないような、何か意地のような気持ちもあったかもしれません。もちろん、東京の方が仲のいい友だちも多かったし、当時の私に「熊本に帰る」という選択肢は全くありませんでした。

でも、ある日電車に揺られながら思ったんです。定年退職するまで、この満員の電車に毎日乗らないといけないのかな、とか、おばあちゃんになってもこの電車に乗り続けるのかな、とか。

熊本の風景画像3

私が東京から熊本に帰省していたあるとき、すごくハッとさせられた出来事がありました。
熊本のとある駅で電車を降り、ホームから改札階に行く途中、人が二人ギリギリ並んで通れるかな、というくらいの狭い階段の一番前を、杖をついたおばあちゃんがゆっくり降りていました。その後ろにたくさん人が並んでいて、なかなか先に進みません。東京のエスカレーターだったら、たまに舌打ちする人とか、イライラを露わにしてしまう人もいますよね。(もちろん、そういう人ばかりではないと知っているし、そうしてしまう気持ちも理解できます。)
でも、ここでは会社員らしき人も、高校生も、子どもとそのお母さんも、みんなでおばあちゃんの歩調に合わせて階段を下りている。その穏やかな光景に、「みんな温かいな、こっちが良いな」と思ったんです。

自分の子どもの頃を振り返ると、確かに地元のコミュニティは苦手だったけれど、みんなで食卓を囲んで、母が作ってくれたごはんを食べて。自分でごはんを作ることの鬱陶しさを知った今、母のごはんの有難さといったらありませんよね。一人で食べるごはんより、誰かと食べるごはんの方が絶対に美味しいことも、一人暮らしを経た今では身に染みて感じています。

食卓の画像

いつも家族や祖父・祖母、親戚、近所のおじちゃん・おばちゃんが可愛がってくれて、誰かが自分のことを気にかけてくれていて。その当時はそれが幸せだと気づけなかったけど、今になって振り返ればなんて幸せで、温かくて、有難いことだったのだろうと。

そう思えたときに、やっぱり自分は熊本で歳をとっていきたいな、熊本で家族をつくって、熊本に根をはって暮らしていきたいなと、思うようになりました。

「帰っておいで」と言ってくれる人がいるところ

とはいえ、素直に「熊本に帰ろう!」と決めることはできませんでした。元々熊本が好きではないと言って出てきたし、東京に仲のいい友だちもたくさんいて、なんだかんだと東京の暮らしも気に入っていたし、離れがたい気持ちも大きかったのです。

でも本能的に、何か熊本と関わりを持ちたい、何か関わりがあれば、前向きにUターンを決意できるきっかけになるかも、と思い、熊本に関わることのできる仕事への転職を決意。そこで見つけたのが「NPO法人ふるさと回帰支援センター」の熊本県専属移住相談員というお仕事でした。

ふるさと回帰支援センターの画像

ふるさと回帰支援センターは、東京・有楽町駅の「東京交通会館」に入っている施設で、全国各地の専属移住相談員さんに直接相談をすることができます。毎週末移住セミナーが開催されていたり、全国各地の移住に関するパンフレットも揃っているので、移住を検討している人にはぜひ一度足を運んでいただきたい場所です。

ここでのお仕事を通して、熊本県内のいろんな市町村の職員さんや実際に移住した方と知り合うことができました。みなさんとコミュニケーションをとる中で、幼い頃には分からなかった熊本の魅力や、地元の方々の熊本への想いを知ることができ、「私も何か役に立てれば」と移住相談員の仕事にのめり込んでいきました。

また、仲良くなった方々から、「池田さん、いつ熊本に帰ってくると?」「早く帰って来んね!」と言われると、いよいよ帰りたい気持ちが強くなってきて、みんながいるなら早く帰りたいなって思えるようになったんです。

宴会での集合写真

これまでたくさんの方の移住を見届けてきましたが、個人的に移住先を決めるうえで大切なことは、「そこに会いたいと思う人がいるか」だと思っています。もちろん住環境や行政の支援制度なども大切だとは思うのですが、どこに移住しても自分ひとりでは暮らしていけません。何か困ったときや悩んだときに、力になってくれる人や気軽に相談できる人がいるかどうかはとても大切だし、そうでなくても、せっかく移住したなら飲み友だちの一人や二人、欲しくないですか?(笑)移住したらこの人とごはん食べよう!って頭に思い描く人がいる方が、移住も楽しみになると思うし、安心できると思うんです。

私の場合もまさにそれで、私に「帰っておいで」と言ってくれる人たちのおかげでUターンが決断できました。今度は私自身が、「池田さんがいるから熊本に行こう」って思ってもらえるような人になれたらと思っています。

本来の自分に戻っていく感覚

2018年の5月、私は熊本へUターンしました。
翌年の4月からご縁あって熊本市UIJターンサポートデスクの移住支援員として働くことになり、熊本市役所で毎日、移住希望者さんからご相談を受けたり、メールやお電話でサポートを行ったりしています。

熊本市は繁華街の中心に熊本城という立派なお城があるのですが、小さいころから慣れ親しんだこのお城を通勤時に毎日見ていると、「あぁ、本当に帰ってきたんだなぁ」と、嬉しさと安堵感でしみじみと満たされた気持ちになります。東京にいた頃はあまり出てなかった熊本弁も少しずつ戻ってきて(笑)。本来の自分に戻っていくような、不思議な感覚もあります。

熊本の風景画像4

実家からは車で約50分くらい離れていますが、定期的に私が実家に帰ったり、逆に母が私の家に遊びに来たりしています。台風が来たり、大雨で警報が出る時などは実家の家族が私の家に避難してきたりもします。何かあればすぐに助け合える距離にいられることが、Uターンしてきて本当に良かったなぁと思えることのひとつです。

東京に仲の良い友だちが多かったので、彼らと離れることはUターンするうえで本当に寂しいことではあったのですが、いまはLINEやSNSなどでいつでも東京の友だちとも連絡が取れるので、完全に関係が途切れてしまったということはありません。最近は、ふるさと回帰支援センター時代の同僚が子どもを授かったという嬉しいニュースもあって、何か熊本らしいお祝いが送れないかなと考えているところです。

また、私と同じようにUターンしてきた方や移住してきた方と定期的に飲み会を開くようになり、その中で友だちも増えました。最近はコロナ禍でなかなか飲み会は開けませんが、私の友人の移住者さんと移住希望者さんを交えたオンライン飲みもやっています。移住してもしなくても、こうして人と人とのご縁が広がっていったらいいなと思っています。

集合写真

まずは誰かに話してみることから

最近はコロナ禍で、行きたいところに気軽に行けなくなってしまいました。地元にもなかなか帰れないという方も多いかもしれません。私自身、去年は仕事で頻繁に東京に行けていたのですが、コロナが広まってからは全く熊本から出れておらず、県外の友人にも全く会えていません。

となると、やっぱり行けるときに行った方が良いし、会えるときに会っておいた方が良いなって、つくづく思うんです。

熊本の風景画像5

今はコロナのせいで行動は制限されるかもしれないけれど、最近はネットで相談したり情報収集したりが当たり前の世の中。いつかコロナが落ち着いたとき、すぐ動けるように、今は自分の気持ちや想いを整理してみてください。
そのために私みたいな移住相談員がいるし、友だちやパートナー、家族でも良いと思います。まずは話すことから始めてみませんか。

みなさんの思い描く人生が実現できますように、いつも応援しています。

池田真麻

名前:池田真麻
職種:熊本市UIJターンサポートデスク 移住支援員
出身:熊本県和水町

熊本市へ移住したい方々のサポートをしています。熊本市でなくても、なんとなく移住に興味がある方、熊本に行ってみたいなという方も、ぜひ気軽に連絡してくださいね!

▷熊本市公式移住情報サイト「熊本はどう?」
https://kumamotodo.jp/

KBS京都『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』に編集長 大牧が出演しました!

KBS京都『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』

9月23日(水)、KBS京都『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』に、
編集長 大牧が出演いたしました。

『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』は、KBS京都ラジオの朝の看板ワイド番組。
「朝は一日のスタート地点。だからこそ、食卓での家族との会話のように和やかで、
笑いにあふれて、心がほっかほかあたたまる番組をリスナーに届けたい。」
という想いのもと、配信している番組です。

今回は、地域社会の気になる動きについて関係者に話を聞く
「ほっかほか 噺の朝ごはん」のコーナーにお呼びいただきました。

放送では、「ニッポン手仕事図鑑が伝えたいこと」をテーマに
お話しさせていただきました!

話を引き出していただいたパーソナリティの笑福亭晃瓶さん、中村薫さん、
お世話になったスタッフの皆さま、
放送をお聴きくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

<番組情報>
パーソナリティ:笑福亭晃瓶さん、中村薫さん
出演放送日時:2020年9月23日(月)6:30-10:00
WEB:KBS京都『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』公式サイト
https://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/hokahoka/index.htm

このままではコロナに京都の伝統産業が負けてしまいます

このままではコロナに京都の伝統産業が負けてしまいます

5月半ば、「このままではコロナに京都の伝統産業が負けてしまいます」というメッセージが放たれました。

このメッセージを発信したのは、save our crafts by MIYABIというオンラインショッピングサイト。京都の工芸品を販売するオンラインショップ「京もの専門店みやび」が、特設サイトとして開設したものです。

伝統文化保護に積極的に取り組んでいるイメージのある京都から真っ先にSOSのメッセージが発信されるとは思ってもいなかった私は、このメッセージに衝撃を受けました。

京都の伝統産業はどのような状況にあるのか?そしてどうしてこのサイトを立ち上げたのか?サイトの運営者である吉澤さんと、サイトの開設に関わり、サイト上で商品の販売もされている中村ローソクの田川さんにお話を伺いました。

今回は京都伝統産業ミュージアムにて、インタビューをさせてもらうことができました。

ところで、この京都伝統産業ミュージアムもコロナの影響を受けた施設だそう。今年リニューアルオープンしたものの、タイミング悪く観光客が激減し、来場者も少なくなっているのだとか。しかし京都市の伝統産業74品目が一堂に会するミュージアムの展示内容は圧巻で、とても無料の施設とは思えない充実ぶりです。

伝統産業に興味がある人もない人も楽しめる工夫がなされていたので、京都を訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

先が見えない不安

さて、終息の兆しが見えない状況の中、インタビューは自然と暗い話題が多くなりました。
「店を開けているだけでもしんどいですからね。固定費がかかる。いつ終わるのかがわかっていれば対策も立てられるけど、誰もわかっていない状況やから…。収入が減った。たくさんの人に来てほしい。でも人は集めるなと言われる。どうせえっちゅう話でしょ」
田川さんの営む中村ローソクでは商品の売り上げが減少したことに加え修学旅行の見学プログラムなどが軒並み中止となったことで、売り上げは半分以下に落ち込んでいるそうです。
店を閉じる職人さんも少なからずいて、これからも増えていくだろうと田川さんは嘆きます。

「経済が元に戻ったとしても、これまでのブランクを取り戻すには数年はかかる」とも話す田川さん。
よく考えれば当たり前のことです。しかし、なんとなく「経済が回復すればいまの窮状も解消するのだろう」と楽観視していた私にとっては衝撃的な一言でした。

特に、ものづくりの産業は材料を仕入れて商品を作るのが先で、収入が入ってくるのは後になります。突然商品を売りづらい状況になったことで支出だけが膨らみ、収入に対する不安が特に高まっているのだそうです。

伝統断絶への危機感

今の状況が続くと、何が起こってしまうのでしょうか。お二人は揃って、伝統が途絶えてしまうことへの危機感を口にしました。

「伝統産業が今まで続いてきたのは、世の中に必要とされているから。実は伝統工芸品って高級品よりも、日用品の方が多いんですよ。でも今は必要な産業さえ続けるのが難しくなっている。」
「根の技術が無くなってしまうと、それを取り戻すのは村おこしと同じくらい難しい。だから根の技術を残していく必要があるんです」(田川さん)

「伝統工芸っていうと土産物のイメージがあると思うけど、実は寺社仏閣の修復などにも需要があるんです。このまま職人さんが減っていくと、修復できるんかな…今が耐え時ですね」(吉澤さん)

吉澤さんのお話は盲点でした。普段伝統工芸品を使わない方も、神社やお寺に行くことは少なくないはず。伝統産業の危機は、意外なところで多くの方の生活にも影響するかもしれないのです。

「儲けることが目的ではない」

そんな状況のなか、田川さんはオンラインショップの開設を考えます。

「こういうサイトをいつまでも続けたいと思っているわけではないですよ。でもそうでもしないとやっていけない状況なんです」
「こういうことは真っ先にやらないと注目も集まらないから、なるべく早く始めたかった。吉澤さんたちのような若手がGW中も作業してまとめてくれた」(田川さん)

サイトには、「このままではコロナに京都の伝統産業が負けてしまいます」のメッセージや職人さんの動画など、他のサイトにはない「伝える」ための工夫が随所に見受けられます。

「取り組みとしては、ただのショッピングサイトじゃなくてインタビューを入れたりとか、とにかく頑張っている職人さんがいることを知ってもらうのが先決やなと。もちろん売れるに越したことはないけど、儲けることを目的にしているわけではないんです」(吉澤さん)

確かに、MIYABIでは商品が4割引きで販売されています。割引販売を目にすることの少ない伝統工芸品で、これほどの割引率は衝撃的です。お二人はこう語ります。

「最初は半額にしよう、なんて話もあったんですよ。ただ、計画していたGW中は、まだまだ状況を楽観視している人も多かった。いまは当時より状況が悪いから、同じことをやったら半額でも参加する人は沢山出てくるでしょうね。ただ勘違いしてほしくないのは、これは安売りをしているというわけではないんです」(吉澤さん)
「B級品とかではなくて、定価以上の良いものをここまで割引いている。思い切った値下げをすることで『こんなモノがあったんだ』と手に取ってもらうきっかけにもなるし、それだけ現場が困っているんだ、ということを知ってもらえれば」(田川さん)

MIYABIで販売されている商品は、今春に販売を予定していた商品や催事に出展できなかったものなど、どれも良品ばかり。普段あまり見かけない商品もあり、見ているだけでも楽しめます。

良いものへの投資

最後に、田川さんはこう語ってくれました。
「コロナウイルスの影響を受けてかわいそうだから買う、というのではなくてお客さんが本当に良いと思ったものを買ってほしい。いらんものまで買う必要はないから、良いものへの投資として私たちの商品を買ってもらいたいです」(田川さん)

save our crafts by MIYABIは8月末を目途に運営を終了する予定で、今後の計画については検討中とのことです。
家にいる時間が長い今だからこそ、普段の日用品にこだわることの価値が高まっていると思います。このサイトはもちろん、この機会にお住いの地域の職人さんにも目を向けてみるのはいかがでしょうか?もしかするといままで気が付かなかったような発見があるかもしれませんよ。

save our crafts by MIYABI:https://www.miyabi-satellite.com/
京都伝統産業ミュージアム公式サイト:https://kmtc.jp/

甲斐玲音

名前:甲斐玲音
職種:学生
出身:千葉県

工芸品が好きな大学3年生。
ものづくり自体も好きで、趣味はレザークラフト。

秋田ABS放送ラジオ『エキマイク』に編集長 大牧が出演しました!

8月28日(金)、ABS秋田放送ラジオ番組
「まちなかSESSION エキマイク!」に、
秋田県鹿角(かづの)市のメディア「スコップ」発行人でもある
編集長 大牧が出演しました。

「まちなかSESSION エキマイク!」は、
秋田県内の最新ニュースやまちづくりを
盛り上げる方たちの取組の紹介など、
秋田のステキ情報を秋田県駅前から発信&トークセッションする番組。

鹿角市の魅力と求人の情報を発信するウェブメディア「スコップ」を始めたきっかけ、
「スコップ」の取り組みをとおして出会ったかづのの魅力の他、
8月に鹿角市とニッポン手仕事図鑑 映像メンバーにて行った、
鹿角の伝統的な夏祭り「花輪ばやし」のオンライン配信でのウラ話なども
たっぷり紹介しました!

パーソナリティのマティログさん、鴨下望美さん、藤田裕太郎さん、
お世話になったスタッフの皆さま、
放送をお聴きくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

<番組情報>
パーソナリティ:マティログさん、鴨下望美さん
出演放送日時:2020年8月28日(金)13:00 – 15:55
WEB:、ABS秋田放送ラジオ番組「まちなかSESSION エキマイク!」
公式サイト: https://www.akita-abs.co.jp/blog/ekimic/

FM長野『ラジモ!』に編集長 大牧が出演しました!

FM長野『ラジモ!』

8月17日(月)、FM長野『ラジモ!』に、編集長 大牧が出演いたしました。

『ラジモ!』は、長野をモット楽しみたい!をコンセプトに
ジモトを応援する情報を届けている番組です。
今回は、様々な角度からジモトの魅力にスポットライトを当てる「ジモトーク」の
コーナーにお呼びいただきました。

放送では、編集長が「ニッポン手仕事図鑑」を始めたきっかけや
映像を撮る際に大事にしている職人への向き合い方、
最近ニッポン手仕事図鑑が力を入れている後継者育成支援にて
長野県で新たな職人さんが誕生したことなど、たっぷりと語らせていただきました!

おはなししてくださったパーソナリティの小林新さん、飯野美紗子さん、
お世話になったスタッフの皆さま、
放送をお聴きくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

<番組情報>
パーソナリティ:小林新さん、飯野美紗子さん
出演放送日時:2020年8月17日(月)16:00-18:55
WEB:FM長野『ラジモ!』公式サイト(http://fmnagano2.com/radimo/

南部鉄器職人|田山鐵瓶工房

伝統工芸南部鉄器職人|田山鐵瓶工房

南部鉄器職人では唯一の「無形文化財記録保持者」であった第十三代 鈴木繁吉盛久氏に師事していた田山和康氏。2011年に鈴木盛久工房を定年退職したあと「自分自身が満足するまで、作品をつくり続けたい」と、「田山鐵瓶工房」を設立。自分の代で終わらせるつもりだったが、故鈴木繁吉盛久氏に直接薫陶を受けた父の技術を途絶えさせてはいけないと、2012年息子の貴紘氏が都内からUターン、父に師事。現在は鐵瓶の製作だけでなく、盛岡市内に「お茶とてつびん engawa」をオープンさせるなど、南部鉄器の魅力を広める活動も積極的に行っている。

生姜糖職人|來間屋生姜糖本舗

伝統工芸生姜糖職人|來間屋生姜糖本舗

「日持ちがして、お茶に合う菓子がない」と、松江藩の奉行所務めだった來間屋文左衛門が正徳5年(1715年)、繊維が柔らかく、独特の爽やかな風味を持つ出西生姜に目をつけ、考案した生姜糖。材料は砂糖、生姜、水のみで、製法も江戸時代から変わらず、砂糖水を炭火で煮詰め、そこに生姜の搾り汁を入れ、銅製の型に流し込み、冷やすだけ。シンプルゆえに、煮詰める時間と温度の見極めがシビアに問われる。創業300余年、出雲参りの定番土産となった生姜糖は、今も昔も多くの観光客や地元のお客さまに愛され続けている。

越後与板打刃物職人|舟弘刃物製作所

伝統工芸越後与板打刃物職人|舟弘刃物製作所

日本の建築や木工の現場で欠かすことのできない道具のひとつ、鉋(かんな)。全国の数ある産地の中でも、与板の打刃物は多くの大工や木工職人から絶大な指示を得ている。その工房のひとつ、「舟弘刃物製作所」の三代目 船津祐司さんは、三条にある新潟県金属工業試験場や、日立金属工業㈱安来工業などで鋼の熱処理技術を学び、その後、刀匠 雲龍子貞次に師事し、より高度な玉鋼に関する知識と技術を学んだ。平成28年秋には叙勲瑞宝単光章受賞。70歳を超えた今もなお、日本の伝統建築の文化を守り続けている若い棟梁たちにひとつでも多くの大工道具を残していきたいと、今日も1本1本、最高の切れ味を追求し、丹念に鋳造している。

真田紐職人|幸道庵

伝統工芸真田紐職人|幸道庵

戦国時代の名将、真田幸村が考案したとされる「真田紐」。縦糸と横糸を平たく織り、ほとんど伸縮がなく丈夫なため、古くは刀の下げ緒や鎧兜着用時の紐や帯締めとして使用され、茶道千家流の始祖となった“茶聖”千利休は茶道具を入れた木箱に真田紐をかけ、紐の柄で自分の持ち物だとひと目でわかるようにしていたと言われている。その真田紐を、今も手織りで作り続ける西村幸さんと、娘の操さん。操さんは「両親が礎を築いた、100年以上続く真田紐の歴史を継承していきたい」と、今日も母とともに織り機に向かう。

墨職人|喜壽園

伝統工芸墨職人|喜壽園

2018年、新たに国の伝統的工芸品に指定された「奈良墨」。奈良市にある興福寺二諦坊の燈明の煤(すす)を集め、膠(にかわ)と合わせて作られた油煙墨が始まりとされており、現在では国産の固形墨のほとんどが奈良で製造され、国内のシェアは9割を超える。その一大産地で創業より150年に渡り、伝統を受け継いできた老舗「喜壽園」。練り、型入れ、削りはもちろん、木灰による乾燥、そしてその後の自然乾燥や磨きまで、今も昔ながらの手法で製造を続け、独特の色合いや摺り心地は多くの書家や水墨画家に愛され続けている。

畳職人|松屋畳店

伝統工芸畳職人|松屋畳店

元禄からの長い歴史を誇る、群馬県桐生市の老舗畳店「松屋畳店」。「学生の頃は継ぐ気がなく、働き始めてからも甘く考えていた…」と語る11代目の大川智樹さんだが、10代目の父、昌男さんから基本を身につけることの大切さを学び、畳製作技能士一級の資格を取得。畳の文化を残していくため、畳替えの際にはお客さま一人ひとりに対して、い草が持つ効能や国内産と外国産の違いなどを、丁寧に伝え続けている。良質な国産のい草を生産する農家を守るために、ブックカバーや名刺入れなどの畳雑貨を製作。首都圏の店舗でも売られ、人気商品となっている。

ニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧が「地域力創造アドバイザー」に就任

ニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧

2020年4月1日付で、総務省がさだめる地域活性化制度「地域人材ネット」にて、
地域創生の知見・ノウハウをもつ「地域力創造アドバイザー」として編集長の大牧が就任いたしました。

「地域力創造アドバイザー」とは、自治体からの推薦により、
地域創生の知見・ノウハウをもつと認められた
外部専門家を「地域力創造アドバイザー」として総務省が認定、
アドバイザーを自治体が呼ぶ際、その経費を国が支援する制度です。

地域力創造アドバイザー

「地域力創造アドバイザー」を呼ぶための旅費、謝金、ワークショップ開催等で

これまで全国各地の自治体との仕事で培ってきた経験を活かし、
「後継者育成インターンツアー」開催での手仕事の後継者育成支援、
地域の若者の情報発信力を磨く講座の開催、まちの資源を活かした商品開発など、
地域の方たちとタッグを組んでの地域おこしに、一層力を入れて取り組んでいきます!

「まずは話を聞いてみるだけでも」という自治体の方、お気軽に こちら までお問い合わせください。

【地域人材ネット】
地域力創造アドバイザー ニッポン手仕事図鑑編集長 大牧圭吾 紹介資料 
https://www.soumu.go.jp/main_content/000674462.pdf

『ニッポンものづくりフィルムアワード2020』に関するお知らせ

大変残念なお知らせではありますが、
今年、第2回目を開催する予定だった
『ニッポンものづくりフィルムアワード』の開催を
2021年に延期することにいたしました。

東京オリンピックの延期が決定したら…と
メンバー内で決めてはいたものの、
アワードを応援してくれている人、
開催を待ち望んでいるクリエイターが
僕らの想像している以上に多くいることを知り、
最後まで諦めがつかずにいましたが、
開催する上でのあらゆるリスクを想定した結果、
延期の判断をいたしました。

その分、来年はより一層、
『ニッポンものづくりフィルムアワード』を、
そして、日本のものづくりを
盛り上げていきたいと考えておりますので、
応援をよろしくお願いいたします。

ニッポン手仕事図鑑
編集長 大牧圭吾

【ニッポンものづくりフィルムアワード2019 レポート】
 https://nippon-teshigoto.jp/news_event/news_20191118

ニッポンものづくりフィルムアワード2020

ニッポン放送『あさナビ』に、編集長 大牧が出演中!

3月30日(月)~4/3(金)の一週間、ニッポン放送『あさナビ』に、
編集長 大牧が出演しています。

ニッポン放送『あさナビ』に編集長 大牧圭吾が出演

ラジオ番組『あさナビ』は、毎朝、
さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、
朝の活力になるお話をうかがっていく番組です。

放送では、編集長が「ニッポン手仕事図鑑」を始めたきっかけや、
撮影で出会ったたくさんの魅力的な職人さんのご紹介、
そしてニッポン手仕事図鑑として
これから一層力を入れていきたい日本の手仕事の後継者育成支援の
ことなどたくさん語らせていただきました!

1週間限定ですが、放送された番組を下記リンクからご視聴いただけます。
ニッポン放送『あさナビ』 radikoフリー視聴

 

おはなししてくださったナビゲーターの黒木瞳さん、
お世話になったスタッフの皆さま、
放送をお聴きくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

<番組情報>
ナビゲーター:黒木瞳さん
出演回放送日時:2020年3月30日~4月3日 6:43〜6:49
HP:ニッポン放送『あさナビ』公式サイト

ニッポン手仕事図鑑 大牧編集長のインタビューが学生向けキャリア支援WEBメディア「My Future Campus」に掲載!

㈱マイナビが運営する学生向けキャリア支援WEBメディア「My Future Campus」の、
『29歳までの道しるべ』コーナーに、
ニッポン手仕事図鑑大牧編集長のインタビューが掲載!

「My Future Campus」

「My Future Campus」

前編 https://mfc.mynavi.jp/post?id=FjyUfImFQyGI5Fz0Dto1

後編 https://mfc.mynavi.jp/post?id=GcKiSKssGuYyPLLWPUx3

学生時代の夢、20代に経験したたくさんの経験、失敗…そして挫折を乗り越えて、
ニッポン手仕事図鑑を設立するまでの話など、読みごたえたっぷり!
仕事をするうえで大切にしている考え方や、
新しい一歩を踏み出したい人に向けたメッセージなど、
将来に悩む学生さんだけでなく社会人にもぜひ読んでいただきたい内容です!
大牧編集長から、読者の方へのプレゼント企画もありますよ!

MyFutureCampusさん、ありがとうございました!

「後継者育成インターンツアー」にて、初の後継者が誕生!

2020年3月7日(土)、長野県塩尻市木曽平沢の木曽漆器工房
丸嘉小坂漆器店にておこなった「後継者育成インターンシップ」。

参加者のうちの一人が、塩尻市に移住し、
4月から丸嘉小坂漆器店にて漆工職人として働くことが決まりました。

毎日新聞 木曽漆器後継者育成インターンツアー

長野県の伝統的工芸品 木曽漆器の後継者誕生に立ち会えたことは

わたしたちスタッフとしても、心から嬉しい想いです。
職人となった方の新たな門出を心から応援します!

ニッポン手仕事図鑑はこれからも、「後継者育成インターンツアー」をとおして
後継者を育てたい工房と、全国各地にいる未来の後継者候補をつなぐ支援をしていきます。
地域の手仕事、工芸品の後継者問題について相談したい方は、
まずはお気軽に こちら からお問い合わせください。

地域と仕事を知る「後継者育成インターンシップ」を開催しました

2020年3月7日(土)、長野県塩尻市木曽平沢の伝統的工芸品である、
木曽漆器の工房 丸嘉小坂漆器店にて工房見学や作業体験をおこなう
「後継者育成インターンシップ」を開催いたしました。

昨年度開催から4回目となる「後継者育成インターンシップ」のツアー。
全国から集まった、職人を志す熱い想いの学生さんたちが
歴史ある漆工、木工の作業を、工房にて職人さん指導のもと体験。

また、実際に働いている先輩職人さんとお昼休みや作業後の懇親会など、
時間のゆるす限り、仕事やその土地での暮らしについて
お話をうかがい、語り合いました。

木曽漆器後継者育成インターンシップ

木曽漆器後継者育成インターンシップ

この経験が、“後継者”としての、参加者の背中を押す第一歩となることを願って…。
丸嘉小坂漆器店さん、参加者のみなさん、ありがとうございました!

第3回「後継者育成インターンツアー」の詳細はこちら

未来の後継者を応援するフリーペーパー『あいらし』第三弾島根編 完成!

あいらしとはポーラ・オルビスホールディングスと
ニッポン手仕事図鑑が共同で発行するフリーペーパーです。

伝統工芸の世界には、「後継者不足」という大きな問題が存在します。
職人を養成する大学や専門学校に進学しても、
その道に進むことを断念してしまう学生さんが少なくありません。
厳しいと思われがちな、職人の世界。
もちろん、その側面もありますが、自分らしさを大切にし、
日々の暮らしを丁寧に営まれている方も多くいます。
「私も、伝統工芸の道に進み、頑張っていけるかもしれない」
素敵な職人を応援し、そして、未来の後継者の背中をそっと押していきたい。
そんな想いを込めて、『あいらし』を発行しています。

第三弾は島根。3組6名の職人さんに登場いただきました。

鍛冶職人 小藤宗相さん、柘植由貴さん
(鍛冶工房 弘光 https://kaji-hiromitsu.com/
組子職人 沖原 昌樹さん、岡村 春奈さん、清水 智加さん
(吉原木工所 http://yoshiharawoodworks.com/
布志名焼職人 福間 庸平さん
(湯町窯)

未来の後継者を応援するフリーペーパー『あいらし』第三弾島根編 完成!

未来の後継者を応援するフリーペーパー『あいらし』第三弾島根編 完成!

未来の後継者を応援するフリーペーパー『あいらし』第三弾島根編 完成!

未来の後継者を応援するフリーペーパー『あいらし』第三弾島根編 完成!

【配布先・取材先募集】
現在、各専門学校や地域の公共施設、美術館、セレクトショップ等で配布を検討中です。
興味のある方は、お問い合わせください。
また、今後も日本全国の地方自治体、産地や、教育機関と連携しながら
制作を続けていきます。
取材をご希望される地方自治体や産地の方は、ぜひご連絡ください。
お問い合わせはこちら

独楽職人|木工房かたやま 片山木工所

ろくろ木地師発祥の地ともされる、滋賀県。琵琶湖のほとりからほど近い、長浜市三ツ矢町に、片山木工所は工房を構える。1980年代後半、木地師の片山喜一さんは、地元の名物になるような工芸品をつくろうと、「いろ色浜独楽」を考案した。その形や模様には、ひとつとして同じものはない。機械にはできない手仕事の面白さを知ってほしいと、すべて即興で、削り方や絵付けの仕方を変えているのだ。遊び心が満載の独楽たちは、新しい伝統となって、回り続けている。

アパレルブランド「wjk」×錫師「錫光」のコラボレーションによるノベルティグッズを、ニッポン手仕事図鑑が初プロデュース

ニッポン手仕事図鑑が初めてプロデュースした“ノベルティグッズ”が
リリースされました!

メンズ衣料品を取り扱うアパレルブランド「wjk」とのコラボレーションにより実現した
今回のプロデュース。

『wjk artisan products』として、
世界に誇る日本のものづくりを広く知ってもらうことを目的の一つとしています。

wjkブランド商品をお買い上げのお客様にプレゼントされる錫光の「ぐい呑」は、
ブランドイメージに合わせたシャープなデザインと、
槌目模様が美しいオリジナルの酒器で、
埼玉県に工房を構える「錫光」(※)の錫師・中村圭一さんによるものです。

「ぐい呑」の裏底には、wjkのロゴが刻印された特別な一品。

アパレルブランド「wjk」×錫師「錫光」ノベルティグッズぐい呑

アパレルブランド「wjk」×錫師「錫光」ノベルティグッズぐい呑

「錫光」… 1987年創業。
はんだやメッキに使用される錫を用いて、酒器や茶器などを制作する。
「現代の名工」にも選ばれた先代中村光山の技術を受け継ぎ、
様々な異業種とのコラボレーションを積極的に行う。

錫光さんの動画はコチラ

後世にも伝え続けたい、手仕事が持つ不変の価値を繋げるプロジェクト。
この機会に、皆さまも是非ご体感ください!

プロジェクトについて詳しくは以下のリンクからご覧いただけます
wjk artisan projects

TOKYO FM『SUNDAY’S POST』に、編集長 大牧が出演しました。

2月2日(日)、TOKYO FM『SUNDAY’S POST』に、
編集長 大牧が出演いたしました。

TOKYO FM『SUNDAY'S POST』撮影風景

『SUNDAY’S POST』は、日本の伝統・文化を、音や手紙で紹介する番組。

放送では、編集長が「ニッポン手仕事図鑑」を始めたきっかけや、
今まで撮影してきた沢山の動画の中でも、
特に印象的だった手仕事などについてたっぷりと語らせていただきました!

アーカイブは以下のリンクからご覧いただけます。
TOKYO FM『SUNDAY’S POST』大牧編集長出演回アーカイブ

お話してくださったパーソナリティの小山薫堂さん、宇賀なつみさん、
お世話になったスタッフの皆さま、
放送をお聴きくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

<番組情報>
パーソナリティ:小山薫堂さん、宇賀なつみさん
出演回放送日時:2020年2月2日(日)15:00-15:50
WEB:TOKYO FM『SUNDAY’S POST』公式サイト

秋田県鹿角市で「ホームページ構築講座」がスタートしました

秋田県鹿角市で「ホームページ構築講座」がスタートしました。

秋田県鹿角市にて女性若者活躍促進事業(ICTを活用したテレワークの普及による柔軟な働き方推進事業)として、
角市交流プラザMIT PLAZAにて「ホームページ構築講座」が開催されました。

講師を務めるのは、ニッポン手仕事図鑑のプランナーであり、
鹿角をもりあげるWEBメディア『スコップ』副編集長の花田。

「初心者からでも、即戦力になれる人に」をコンセプトに、
約半年間に渡り、全10回の講義を開催予定。
Web初心者の方でも、講義後にはWebサイトを自分で構築できるまで、
ひとつひとつ、丁寧にコツを伝えていきます。

秋田県鹿角市で「ホームページ構築講座」の様子

秋田県鹿角市で「ホームページ構築講座」の様子

講義終了後の受講生たちは、どんな素敵なサイトを作るのでしょうか…?
どうぞご期待ください!

■花田が副編集長を務める、
秋田県鹿角の求人&ローカルメディア『スコップ』
https://scoop-scoop.jp/

12月18日(水)、産業能率大学にて編集長 大牧が講義に登壇いたしました。

2019年12月18日(水)、産業能率大学にて編集長 大牧が講義に登壇いたしました。

授業では、「小さなプロジェクトの情報発信」をテーマに、
学生の皆さんにお話をさせていただきました。

産業能率大学講義

当日参加してくださった産業能率大学の皆さん、本当にありがとうございました!

12月11日(水)、成蹊大学にて編集長 大牧が講義に登壇いたしました。

2019年12月11日(水)、成蹊大学にて編集長 大牧が講義に登壇いたしました。

授業では、「チャンスを手にする情報発信」という題目でお話をさせていただきました。

成蹊大学チャンスを手にする情報発信

成蹊大学チャンスを手にする情報発信

また、当日は急遽2限目もお願いされ、
競争戦略についてのお話を150名の学生の皆さんに向けて語らせていただきました。

成蹊大学の皆さま、本当にありがとうございました!

12月9日(月)、10日(火)の2日間、福島県葛尾村にて「葛尾村体験コンテンツ造成合宿」に参加しました。

2019年12月9日(月)、10日(火)の2日間、福島県葛尾村にて開催された
「葛尾村体験コンテンツ造成合宿」に参加しました。

「葛尾村学生滞在プラン企画フィールドワーク」のアドバイザーとして、編集長 大牧と、秋田県鹿角市のローカルメディア『スコップ』から村木が参加。

アドバイザー陣は他に『TURNS』の堀口正裕プロデューサー、『仕事旅行社』の田中翼代表、『ニッポン女子応援部』の幸脇麻由子編集長という豪華な顔ぶれでした。

『葛力創造舎』の下枝浩徳さんがアドバイザーと地域関係者をつないでくださり、2日間、葛尾村の課題解決に向けて参加者たちにより活発な議論が交わされました。

葛尾村 学生滞在プラン 企画フィールドワーク

葛尾村体験コンテンツ造成合宿 民泊にて

葛尾村 学生滞在プラン 企画フィールドワーク

葛尾村体験コンテンツ造成合宿 民泊にて

お世話になった葛尾村の皆さま、合宿参加者の皆さま、本当にありがとうございました!

地域と仕事を知るための、「後継者育成インターンツアー」を開催いたしました。

2019年12月4日(水)から12月5日(木)までの2日間、
南木曽ろくろ細工・木曽漆器の工房見学や作業体験を行う
「後継者育成インターンツアー」を開催いたしました。

長野県で開催された本ツアーでは、
塩尻市、南木曽町を巡り、
南木曽ろくろの「ヤマイチ小椋ロクロ工芸所」さん、
木曽漆器の「丸嘉小坂漆器店」さんを訪れました。

真剣な眼差しの職人さんに、
真剣な姿勢で向き合う参加者の皆さん。

地域と仕事を知るための、「後継者育成インターンツアー」開催いたしました。

地域と仕事を知るための、「後継者育成インターンツアー」開催いたしました。

地域と仕事を知るための、「後継者育成インターンツアー」開催いたしました。

地域と仕事を知るための、「後継者育成インターンツアー」開催いたしました。

職人さんの言葉一つ一つに背中を押された参加者の中から、
新たな後継者が生まれることを願っています。

参加してくださった皆さま、
ツアーにご協力いただいた工房の皆さま、
本当にありがとうございました!

「後継者育成インターンツアー」の詳細はこちら

11月26日(火)鹿角市主催「あなたのピッタリに出逢う!キャリアデザインを考えるトークセッション」に、編集長 大牧が登壇しました。

11月26日(火)、秋田県鹿角市主催
「あなたのピッタリに出逢う!キャリアデザインを考えるトークセッション」に、
編集長 大牧がスピーカーとして登壇しました。

イベントでは、ITを活用した地方の課題解決の事例等について
お話させていただきました。

鹿角市主催「あなたのピッタリに出逢う!キャリアデザインを考えるトークセッション」

鹿角市主催「あなたのピッタリに出逢う!キャリアデザインを考えるトークセッション」

鹿角市主催「あなたのピッタリに出逢う!キャリアデザインを考えるトークセッション」

鹿角市主催「あなたのピッタリに出逢う!キャリアデザインを考えるトークセッション」

セミナーにご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

<イベント概要>
【日時】2019年11月26日(火)
【場所】鹿角市文化の杜交流館 コモッセ
【内容】
第1部「あなたのピッタリに出逢う!キャリアデザインを考えるトークセッション」

■スピーカー
ミライ ~鹿角WEB活ラボ~
渋谷 加好 氏 / 工藤 博子 氏

株式会社ファストコム
ニッポン手仕事図鑑 編集長
大牧 圭吾

■モデレーター
株式会社コー・ワークス コトづくり事業部
五十嵐 淳

第2部「女性・若者活躍促進事業説明会」

【Web】https://co-works.co.jp/co-project/event/kazuno2019/

11月23日(土)池田つむぐ講座「地域の伝え方を学ぼう!」に、編集長 大牧が登壇しました。

11月23日(土)、池田つむぐ講座 vol.3「地域の伝え方を学ぼう!」に、
編集長 大牧が講師として登壇しました。

イベントでは、地域の情報発信について学ぶ講座が開催され、
SNS・動画・Web記事など、さまざまな方法での情報発信を
基礎から学ぶといった内容で行われました。

池田つむぐ講座 vol.3「地域の伝え方を学ぼう!」

池田つむぐ講座 vol.3「地域の伝え方を学ぼう!」

池田つむぐ講座 vol.3「地域の伝え方を学ぼう!」

池田つむぐ講座 vol.3「地域の伝え方を学ぼう!」

イベントに参加くださった皆さま、ありがとうございました!

<イベント概要>
【日時】2019年11月23日(土)
【場所】池田町交流センターかえで クラフトルーム
【講師】
山本麻綾氏(長野県最大規模のSkima信州代表、地域コンテンツデザイナー)
■Skima信州HP https://skima-shinshu.com/
大枚圭吾(ニッポン手仕事図鑑編集長)

【Facebook】https://www.facebook.com/events/605680183302459/

ニッポンものづくりフィルムアワードの表彰式ダイジェスト動画を公開しました!

9月25日に行われた、「ニッポンものづくりフィルムアワード」の
表彰式ダイジェスト動画を公開しました。

当日会場にお越しになれなかった皆さまも、
こちらの動画にて表彰式の様子がご覧になれますので
どうぞお楽しみください!

また、グランプリ作品「小鹿田焼 BELONG」を制作した株式会社STEQQIの皆さんが、
大分県知事に受賞報告を行った記事が大分県公式ホームページにて公開されています。

大分県公式HP
▼http://www.pref.oita.jp/site/chiji-tsushin/20191016.html

さらに、特別賞を受賞した「とじて竹ひらいて花」の制作者・森野継偉さんの記事が、
岐阜新聞にて掲載されました。

岐阜新聞
▼https://www.gifu-np.co.jp/news/20191022/20191022-183871.html

受賞された皆さま、本当におめでとうございました!

ニッポンものづくりフィルムアワードについて、
当日の詳しいレポートは、こちらからご覧いただけます。
https://nippon-teshigoto.jp/award2019/award2019-report

ニッポンものづくりフィルムアワード2019公式サイト
https://nippon-teshigoto.jp/award2019

11月11日(月)「かづの商工会会員懇談会」に、編集長 大牧が登壇しました。

11月11日(月)「かづの商工会会員懇談会」に、
編集長 大牧が講師として登壇しました。

パネルディスカッションのセクションでは、
「鹿角で頑張る元気な企業」をテーマに、
鹿角の企業の情報発信について講話しました。

かづの商工会会員懇談会 パネルディスカッション

かづの商工会会員懇談会 パネルディスカッション

かづの商工会会員懇談会 パネルディスカッション

かづの商工会会員懇談会 パネルディスカッション

かづの商工会の皆さま、ありがとうございました!

<イベント概要>
【日時】2019年11月11日(月)
【場所】ホテル鹿角
【内容】パネルディスカッション、交流懇親会
    テーマ「鹿角で頑張る元気な企業」

未来を生き抜く“ヒント”を探るラジオ番組「未来授業」に、編集長 大牧が出演しました。

11月5日(火)~7日(木)、TOKYO FMによるラジオ番組「未来授業」に、
編集長 大牧が出演いたします。

未来授業

1時間目は「職人の声を届ける」をテーマに、
動画メディア「ニッポン手仕事図鑑」について、
ニッポンの“手仕事”の魅力についてを語りました。

2時間目以降、11月6日(水)、7日(木)と連続で公開予定となっておりますので、
どんなテーマになるのか、皆さまご期待ください!

1時間目の内容はこちら
https://www.tfm.co.jp/future/detail/25567/(TOKYO FM)

11月3日(日)「万祭2019(BANZAI)」にニッポン手仕事図鑑が参加しました。

11月3日(日)、
「日本の伝統文化を こころ と からだ で感じて未来につなげよう」を
コンセプトとしたイベント「万祭2019(BANZAI)」に、
ニッポン手仕事図鑑が参加しました。

ニッポン手仕事図鑑のブースでは、長野の伝統工芸品の動画を放映しました。

また、トークセッションでは、
編集長 大牧がニッポン手仕事図鑑の撮影現場であった話や、
伝統工芸品を未来に受け継ぎ、大切にしていくことについて語りました。

万祭2019

万祭2019

万祭2019

万祭2019

万祭2019

万祭2019

イベントにご参加くださった皆さま、
ニッポン手仕事図鑑のブースにお立ち寄りくださった皆さま、
誠にありがとうございました!

<イベント概要>
万祭2019 Presented by 若者に伝統文化を伝える会
【日時】2019年11月3日 文化の日
【会場】東京交通会館12階 ダイヤモンドホール
【公式HP】万祭2019(BANZAI) https://c-consul.co.jp/banzai/

「未経験から始めよう!初心者向けライター講座」を開催しました!

10月4日(金)、5日(土)、
秋田県鹿角市の「文化の杜交流館 コモッセ」で開催されたライター講座にて、
弊社小黒が講師を務めました。

今回の講座は、
「市民ライターをしたいけれど自信がない」
「文章を書くのが苦手」という方の声を受け、
弊社で運営するWebメディア『スコップ』編集部と、
花輪図書館とが共同で開催したもの。

「相手に伝わりやすくなる文章の書き方」を行った2回の講義には、
鹿角市内外より、累計40名近くの方々にご参加いただきました。

秋田県鹿角市にて、「初心者向けライター講座」を開催しました。

秋田県鹿角市にて、「初心者向けライター講座」を開催しました。

秋田県鹿角市にて、「初心者向けライター講座」を開催しました。

秋田県鹿角市にて、「初心者向けライター講座」を開催しました。

「次回は私の町でも開催を!」と、
ご好評をいただきましたので、
ぜひ今後は様々な地域で行ってければと思います。

改めて、参加者の皆さま、コモッセの皆さま、
ありがとうございました!

■秋田県鹿角の求人&ローカルメディア『スコップ』
https://scoop-scoop.jp/

「Webサイト構築講座」2期目がスタートしました

10月2日(水)より、青森県三戸町にて、
「三戸町テレワーカー育成推進事業『Webサイト構築講座』」の
2期目が始まりました。

講師を務めるのは、弊社プランナーであり、
『スコップ』副編集長の花田。

「初心者からでも、即戦力になれる人に」をコンセプトに、
昨年は約半年間に渡り、全10回の講義を開催。
受講前はWeb初心者だった生徒も、
地元企業のWebサイトを実際に制作するまでに成長しました。

第2期目となる今期は、
内容を更にブラッシュアップさせ、
全7回に凝縮して行います。

受講生の成長に、どうぞご期待ください!

■花田が副編集長を務める、
秋田県鹿角の求人&ローカルメディア『スコップ』
https://scoop-scoop.jp/

■テレワーカー育成推進事業Webサイト
https://sannohe-teleworker.com/

三戸町テレワーカー育成推進事業『Webサイト構築講座』

古家具修理職人|仁平古家具店 pejite

「子どもの頃から古いものが好きだった」という、仁平透さん。東京からU ターンをした後、古家具を修理し販売する「仁平古家具店」を2009年に、それとは趣が異なる古家具や地元の作家の作品が並ぶ「pejite」を2014年に、それぞれオープンした。現在は栃木県益子町をはじめ、県内外に合計4店舗を構えている。「古いから良い」「懐かしいものだから良い」と単に決めつけるのではなく、そこに込められたかつての職人の情熱と向き合い、物の本質的な価値を届けようと取り組んでいる。

9月25日(水)ホテル雅叙園東京にて、『ニッポンものづくりフィルムアワード』の 表彰式を行いました

9月25日(水)ホテル雅叙園東京にて、
ニッポン手仕事図鑑が開催した
初めての映像コンテスト
『ニッポンものづくりフィルムアワード』の
表彰式を行いました。

日本の手仕事にフォーカスを当てる作品を募った、今回のアワード。
全国から「ものづくり」に対する想いが込められた、
素敵な92作品が集まりました。

今回、受賞式で司会を務めてくださったのは、
フリーアナウンサーの住吉美紀さん。

受賞者の皆さんはもちろん、
審査員の方々や各協賛企業の皆さまにもご出席をいただき、
盛大に式を執り行うことができました。

今回のアワードを経て、少しでも多くの人に
職人さんの想い、ものづくりの魅力を
感じてもらい、その伝え手が増えることを
願っています。

遠方からはるばるお越しくださった皆さま、
お忙しい中足を運んでくださった皆さま、
そして何よりも素敵な作品を応募していただいた皆さま、
本当にありがとうございました。

なお、受賞作品と一次審査通過作品の、
計53作品がアワードサイト内で公開されています!
ぜひご覧ください!

https://nippon-teshigoto.jp/award2019/first-screening-work

『ニッポンものづくりフィルムアワード』表彰式

『ニッポンものづくりフィルムアワード』表彰式

『ニッポンものづくりフィルムアワード』表彰式

『ニッポンものづくりフィルムアワード』表彰式

<概要>
ニッポンものづくりフィルムアワード表彰式

【日時】
2019年9月25日(水)
19:00~21:00

【会場】
ホテル雅叙園東京

【審査員】
松浦弥太郎〈エッセイスト〉
加藤 浩次〈タレント〉
三島有紀子〈映画監督〉
福岡 元啓〈プロデューサー〉
堀口 正裕〈『TURNS』プロデューサー〉
岡本俊太郎〈『Vook』代表〉
大牧 圭吾〈動画メディア『ニッポン手仕事図鑑』編集長〉

【司会】
住吉 美紀〈フリーアナウンサー〉

【主催】
ニッポン手仕事図鑑

【特別協賛】
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
株式会社ACD
株式会社目黒雅叙園
東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX)

【協賛】
エールマーケット(ヤフー株式会社)
学校法人 二本松学院 京都伝統工芸大学校
株式会社 大丸松坂屋百貨店
株式会社システムファイブ
株式会社クレオフーガ
株式会社第一プログレス
株式会社玄光社
株式会社アドワール
新浪公司
Smarcle Japan株式会社
フォト蔵株式会社
東京コネクション株式会社
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)

※掲載されているお名前、企業名については、敬称略、順不同でございます。
ご了承ください。

Holzarbeiten Shokunin|Buchi Mokkou

Herr Masato Nishimuras Motto ist es „aus Nichts etwas zu schaffen”. Als ein Holzarbeit “Shokunin” (Handwerksmeister), verwendet er Altholz wieder, das er von Möbelgeschäften und Schnittholzhändlern einsammelt. Herr Nishimura gründete sein Atelier “Buchi Mokkou” im Jahre 2011. Mit seinen Fähigkeiten als traditioneller Handwerksmeister und seiner gutherzigen Persönlichkeit, ist Herr Nishimura sehr beliebt und bekommt Aufträge von maßgefertigten Holzarbeiten bis hin zum Veranstalten von Workshops. Das Ziel des jungen und bekannten „Shokunins” ist es die Besonderheit zu bewahren, dass Handwerker und Kunde sich persönlich begegnen.

Woodwork Shokunin|Buchi Mokkou

Mr. Masato Nishimura’s concept is “to create 1 from 0.” As a woodwork “Shokunin” (artisan), he regenerates the scrap woods he collects from furniture stores and lumber dealers. Mr. Nishimura has established his woodwork studio “Buchi Mokkou” in 2011. With the skills acquired from his experience as a furniture Shokunin and his kindhearted personality, Mr. Nishimura gets endless offers ranging from the creation of custom-made products to hosting workshops. The objective of the attention-drawing young woodwork Shokunin as he states it is to “try preserving the value of the manufacturers and consumers meeting face to face.”

9月21日(土)未来定番研究所にて『製硯師・青栁貴史とものづくりの未来を語りあう「5年後の自分のつくりかた」』に編集長 大牧が登壇しました

9月21日(土)、未来定番研究所にて
『製硯師・青栁貴史とものづくりの未来を語りあう「5年後の自分のつくりかた」』に
編集長 大牧が登壇しました。

未来のくらしのヒントについて意見を交換するイベント「未来定番サロン」。

ものづくりの発展と未来を考える、対話型イベントが開催されました。

製硯師・青栁貴史さんの思い出の地・谷中で、
これまでの失敗と成功、テレビでは伝えられていないことを語りました。

イベントに参加してくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

製硯師・青栁貴史とものづくりの未来を語りあう「5年後の自分のつくりかた」

製硯師・青栁貴史とものづくりの未来を語りあう「5年後の自分のつくりかた」

製硯師・青栁貴史とものづくりの未来を語りあう「5年後の自分のつくりかた」

製硯師・青栁貴史とものづくりの未来を語りあう「5年後の自分のつくりかた」

<イベント概要>

日時 :2019年9月21日(土)13時−15時(12時30分受付開始)
会場 :未来定番研究所(東京都台東区谷中5−9−21)
ゲスト:青栁派四代目 製硯師 青栁 貴史
    動画メディア「ニッポン手仕事図鑑」編集長 大牧 圭吾
トーク内容:
第1部 未来定番研究所の紹介、経歴紹介、ものづくりの今と未来について
第2部 「みんなで語ろう、ものづくりの未来」
イベント詳細:https://www.miraiteiban.jp/event/event_13/

Kerze Handwerker|Takazawa Kerze

Candle Craftsman|Takasawa Candle

„Takazawa Kerze“ wurde 1892 in Nanao in der Ishikawa Präfektur gegründet. Seit langem schon, spielen die japanischen Kerzen (Wa-Rousoku) eine wesentliche Rolle bei den Einheimischen, der Schreinen, der Tempeln und den religiösen Festen der Noto-Halbinsel. Mit der Verbreitung des elektrischen Lichts jedoch, verschwindet diese Handwerkskunst, sodass „Takazawa Kerze“ mittlerweile in der Ishikawa Präfektur der einzige Hersteller der „Wa-Rousoku“ ist. Herr Hisashi Takazawa, die nun fünfte Generation von „Takazawa Kerze“, gibt nicht auf, die Wärme des traditionellen Feuers zu erhalten.

Candle Craftsman|Takasawa Candle

Candle Craftsman|Takasawa Candle

“Takasawa Candlre” was established in Nanao in 1892.In here, “Wa-Rousoku”(Japanese Candle) have been closely related with the lives of the people since long ago.
Whereas after spreading of the electric light, Wa-Rousoku companies went bankrupt in various places. Now only ”Takasawa Candle” makes Wa-Rousoku in Ishikawa prefecture.
Mr.Takasawa, the 5th generation, keep lighting the traditional fire by taking time and effort.

7月20日(土)「スキマな地域の情報発信講座」に編集長 大牧が登壇しました

7月20日(土)スキマ信州プロジェクト主催
スキマな地域の情報発講座
第1回「情報発信とは?基本と考え方を学ぶ」に
編集長 大牧がゲスト講師として登壇しました。

「地元の情報発信に力を入れたい」
「地域情報を発信する個人ブログなどを運営したい」
という方を対象に、
情報発信の基本と考え方のプレゼン、
より深いトークセッションによる「地域トーク」を行いました。

参加してくださった皆さま、
本当にありがとうございました!

スキマな地域の情報発信講座

スキマな地域の情報発信講座

スキマな地域の情報発信講座

スキマな地域の情報発信講座

【イベント概要】
スキマな地域の情報発信講座 第1回「情報発信とは?基本と考え方を学ぶ」
日時:7月20日(土)13:00~16:00
会場:オンライン配信(ENKAIより)
ゲスト:
堀口正裕(全国移住雑誌「TURNS」プロデューサー)
    大牧圭吾(安曇野市出身・ニッポン手仕事図鑑代表取締役)
主催:スキマ信州プロジェクト

ガラスペン職人|ガラス工房ほのお

ガラスペン職人

1902年に日本で発明された、ガラスペン。滑らかな書き心地やインク持ちの良さ、工芸品としての美しさは、海外でも人気を博している。京都府京都市に工房を構える、1920年生まれの菅清風さんは今なお現役で、ものづくりへの情熱を絶やさない。軸からペン先までを、書き心地と耐久性とを両立できる硬質ガラスでつくることにこだわり、長年にわたって磨き続けてきた技術は、孫である菅清流さんにも受け継がれている。ワークショップにも積極的に参加をし、世代を越えて、手仕事の未来を描いていく。

7月3日(水)秋田県立花輪高等学校にて社会人講話に登壇しました

7月3日(水)、秋田県立花輪高等学校にて
編集長 大牧が社会人講話で講師を務めました。

テーマは
『高校生の今だからできる、「小さな一歩」の踏み出し方』

編集長自身のこれまでの経験談を交えつつ、
「5つの大切なこと」をお話させていただきました。

メモを片手に、熱心に話に耳を傾ける生徒さんや、
編集長に自ら質問をぶつける「小さな一歩」を踏み出した生徒さんも。

参加してくださった花輪高校の皆さま、
本当にありがとうございました!

花輪高校社会人講話

花輪高校社会人講話

花輪高校社会人講話

花輪高校社会人講話

作り手と若者を好きで繋げる|松田沙希

日本の伝統工芸品と聞いて、皆さんは何を連想するでしょうか。
色鮮やかで美しい友禅染めのお着物、煌びやかな糸で丁寧に織られた西陣織の帯。
そういうものが思い浮かびます。

今回はそんな、日本の着物文化の本場京都で新風を吹かせる、松田沙希さんにお話を伺いました。

松田さんは、2018年6月に株式会社APPRE-ARTを設立し、伝統工芸の職人の方と、現代の若い女性が取り入れやすい商品の提案とデザインを行っています。
また、“ものづくり手と若者を好きで繋げる空間”をコンセプトとしたカフェSenbonLabの運営をしながら、ものづくりの現場に学生が触れ合い学びを得るプロジェクトの企画とプロデュースをしています。

松田さん:「もし日本の伝統工芸の文化が無くなったら、きっとみんな寂しい思いをすると思うんです。
私のこの活動の先に明るい未来があると確信しています。」
そう語る松田さん。

今回はそんな彼女の学生時代に遡り、今のお仕事にたどり着くまでの心境の変化と過程について教えていただきました。

―松田さんは学生時代に複数の留学経験があるとのことですが、きっかけはなんだったのですか?

松田さん:私は父の仕事の関係で幼いころに海外に住んでいました。
そのせいか、帰国後日本人のコミュニティになじむことが困難で、小学校中学校と、人間関係に大変悩んでいました。
そして高校に上がるときにアメリカに留学することを決意しました。
当時医療系の進路を目指していたため、グローバルに活躍できる英語力身につけるためでもありましたが、人間関係もアメリカに行けば何か変わるかもしれないと、期待を持っていました。
しかし、アメリカで私を待っていたのは、アジア人である私に対する偏見と差別でした。
それから日本人であることがコンプレックスとなった時期もありました。

―それは辛い経験ですね。
そこからなぜ、松田さんは日本の伝統工芸に興味を持ったのでしょうか。

松田さん:実はそこで、私は日本の文化に救われたんです。
現地の学生の中には、アニメや食文化などの日本の文化を好む人も多く、日本人だというと興味を持って話しかけてくれる子が沢山いました。
その経験から日本の文化の偉大さに気づきました。
日本人であることが嫌でアメリカに留学したはずが、逆に日本人であることの誇りを知って、日本に帰ったというわけです。

―ふむふむ
それで伝統工芸に携わりたいと思ったのですね。

松田さん:いえ。実は今のお仕事にたどり着くのは、それからもっと後の話なんです。

高校卒業後、松田さんは立命館大学に入学し、英語の強化プログラムを履修しました。
そこで出会ったカンボジアの先生の影響で途上国の開発経済と人の幸せの結びつきに興味を持ち、在学中にタイに留学しました。
現地で、開発が必ずしも直接的に人の幸せに関与するとは限らないと気付き、考えが大きく変わったそうです。

松田さん:タイから帰って、“私にできることは?”っていうことを何度も考えていました。
そして、世界とか大きいところでなく、自分の周りの人の日常の小さな幸せを作りたいという結論にいたりました。
この頃から起業は考えていましたが、何をしようか未定の状態でした。
“自分の好きなファッション+人に幸せを届けられるもの”というところで、ブライダルなんかも真剣に考えてましたね。
そんな中で、京都の伝統工芸とフランスのオートクチュールの刺繡のコラボ企画の番組をみて、これだと思いました。
それが今のお仕事にたどり着いた最終的なきっかけでした。

伝統工芸の業界では、圧倒的に消費者と生産者の仲介役が足りていません。
松田さんは、だからこそ自分が使い手と作り手の間に立って使い手にストーリーを伝えながら、使い手が求めるものを作り手と考えていきたいと言います。

伝統工芸品と聞くとどうしても高価で非日常的なものに感じる人も多いでしょう。
しかし松田さんがプロデュースした品物は工芸品の良さも残しつつ、普段身に着けても全く違和感がありません。

職人の思いと暖かみがこもった伝統工芸品を、いつものコーディネートにプラスしてまちを歩く。
それだけでなんだかわくわくしてきそうです。

松田さん:確かに今までも伝統地場産業を現代の生活に合わせようという商品開発はあったけど、少しなんだか野暮ったい、ダサいと言われてしまうことが多く、若い女の子が気軽に普段使いできるものってなかなか無かったんですよね。
素材やプロセスの工夫や、際に使用してもらいたい世代の子達にアイデアを出してもらうだけで、ファッショナブルで現代の若い世代にも受け入れられる新しいものが生み出せると思うんです。
ファッションのトレンドと若い女性の好みに合った西陣織の全く新しいブランドで、私だから生み出せる新しい風を吹かせていきたいです。

伝統工芸の明るい未来を描く松田さんの表情からは、これからの課題の解決に燃える闘志と矜持が感じられました。

職人として生きる|菅清流

なにかの職人になってみたい。
黙々と自分と作品とだけの時間を永遠と味わう人生を送りってみたい。
ひそかにそんな思いを持つ人も、少なくないのでは?

京都北白川にあるガラス工房「ほのお」
色とりどりのネオン菅が並ぶ工房で、一際輝くガラスペン。
ガラスペンに興味のある人の中で、菅清風ときいてピンとくるかたもいるのではないでしょうか。

今回私は、硬質ガラスペン職人の菅清流さんに、ガラスペンの魅力と、大学時代に職人としてガラスペンづくりに一生を捧げる決意をした経緯について、お話を伺いました。

一日に作ることができる本数は多くても4本と、一本一本に大変根気のいる作業を要するガラスペンづくり。
その魅力とは、一体?

菅さん:私が思うガラスペンづくりの魅力は、ガラスの性質の奥深さにあります。
ガラスが溶けるときの、あの特有の感覚に魅了されました。

また、時間をかけ、魂を込めればこめるほどお客さんの喜ぶ顔が浮かび、それが一番の励みになります。

こちらが、菅さんが作ったガラスペン。
実際に試し書きをさせていただきましたが、手作りのガラスペンでしかだせない書き味と、ガラスならではの見た目の美しさにうっとりします。

菅さんは、小学生の頃から祖父である菅清風さんの工房によく訪れ、ガラスやネオン菅に馴染みがありました。
小さい頃からものづくりが大好きだった菅さんは、夏休みの自由研究もよく工房で作っていたそうです。

ガラスの工房で働くことを本格的に考え出したのは、高校時代だったそう。
当時はガラスペンよりネオンサインに興味を持ち、ネオン菅の勉強をしていたそうです。

その後は、ガラスペンの宣伝のため、情報デザインの大学へ入学しました。
菅さんは大学に通いながら工房でネオン菅の勉強は継続していましたが、より繊細なで美しいガラスペンへの興味が増していました。

菅さん:その時初めてガラスペンを作ってみると、ものすごく面白かったです。
そこからガラスペンの魅力にはまってしまいました。
両親からの反対もありましたが大学を辞めて、そこからはガラスペン一本で今に至ります。

その選択に、不安はなかったのですか?

菅さん:もちろん、不安だらけでした。
でも、一度きりの人生ですから。
私は、会社勤めの仕事をして人から感謝されることより、いいものを作ってお客さんに直接喜んでもらえることに魅力を感じました。
必ずしも、安定=正解とは限らないですからね。

安定や無難さより、自らの素直なトキメキに一生をかける決意をした菅さん。
そんな菅さんの、今後の目標とは?

菅さん:師匠から受け継いだものだから、ガラスペンをより進化させて残す立場としての責任は感じています。
発信の方法や売り方を今の時代に合わせながら、受け継いだ質は落とせません。
歴史ある伝統工芸として何代も何代も継承して、進化させ続けていきたいです。
100、200年後に素晴らしいガラスペンが或るために。

確かに、職人になるという決断はメジャーではないし不安も伴うでしょう。
それでも、好きなことに没頭し、素晴らしい継承品のバトンの渡し手にもし自分がなれたとしたら、とても素敵なことではないでしょうか。

大学を卒業したら、就活してどこかの企業で働こう。
これももちろん一つの決断ですが、実は気づかないところにも、将来自分が輝ける最高の選択肢が転がっているかもしれません。

良い!と思ったことは自信を持って発信してみる|庄司賢吾・庄司真帆

アイキャッチ逗子記事

こんにちは。カッシーです。

皆さんは何曜日が好きですか?
私は金曜日と土曜日が好きです!
次の日がお休みという心の解放感がたまりません。

今回私は土曜日だけの珈琲店、「アンドサタデー/珈琲と編集と」を開くご夫婦に会いに逗子に行ってきました。

土曜日だけの珈琲店のれん

この日はちょうど逗子海岸映画祭の時期。
今年で10周年を迎え、期間中の来場者は1万人を超えるという大変盛り上がるイベントです。

残念ながら取材日は雨が降ってしまいました…。
行きたかった!

時間まで逗子の町を散策。
近所のおばあちゃんと「今日は冷えるわねぇ。」なんておしゃべりをしながらゆっくりと時間の流れる逗子の朝を感じていました。

逗子の海

朝の海もなかなか良いものです。

さて、そんな逗子でアンドサタデーを営むご夫婦。
庄司賢吾さんと庄司真帆さん。
コーヒーをいただきながらゆったりとお話しを伺いました。

アンドサタデーマグ

コップのデザインがとても素敵!

大切にしていた時間を共有する空間、アンドサタデー

庄司さんたちとお話し

東京で働き、都心に住んでいた庄司さんご夫婦。
もともとお店を持ちたいという気持ちがあり、東京よりも自由な暮らしができるのでは、と島に住みたかったのだとか。
今でも島が好きで旅行にもよく行くそう。

真帆さん
「東京で働いてた頃は、家と職場の往復の毎日でした。
島にも行きたかったけど、仕事などの関係ですぐに島に行くことはできなかったんです。」

逗子に引っ越したのは転職がきっかけ。
やりたいことを見つけ、転職をすると同時に暮らしも見つめなおした。

“仕事が終わったら早く家に帰りたいなって思える場所、それが逗子”

逗子は東京まで1時間。
東京で働きながら多くの人が暮らしている町。
東京の仕事を諦めなくて良い。
海辺の町も好きだと話す。

島暮らしではないけれど、今の庄司さんご夫婦の暮らし方にぴったりの街だったのだろうなと感じた。

暮らしを見つめなおした庄司さんご夫婦は、逗子に引っ越しても変えたくない大切な時間があった。

それは、週末にふたりでゆっくりとコーヒーを飲んだりリラックスして過ごす時間。

逗子に引っ越した当初、週末にコーヒーを飲んで過ごせる場所は駅前のスターバックスぐらいしかなかったという。

だったら自分たちでつくろう!と作ったのがアンドサタデーである。

カフェが好き。というよりは、ゆっくりと過ごすような時間や空間を大事にしているそう。

真帆さん
「○○屋さんっていうよりは、みんなと空間を共有するみたいなことをやってきたかな。」

働く場所、住む場所だけでなく、大切にしている時間はなんなのか、暮らしの中でほしい空間を自分たちでつくってしまったのだ。

自分たちの暮らしを自分たちの手で作っていく。
当たり前のようで実はみんなできていないのかもしれない。

アンドサタデーは庄司さんご夫婦の大事な暮らしの時間を共有させてもらっている素敵な空間に感じた。

理想の週末ってなんだろう?

アンドサタデー看板

アンドサタデーという名前には、土曜日という限定感と、土曜日と、私たちと、みんなと、コーヒーと、という”共に”という想いがこめられているのだとか。

まさに素敵な週末を誰かと共有しているようなイメージが伝わってくる。

真帆さん
「背伸びしてくるとか、おしゃれしてくるところじゃなくて、日常の中で土曜日をゆったりと過ごしてもらえる空間にしてる。」

と真帆さんの話すように、店員さんとお客さんという関係よりももっとラフな近い関係でお話しできる雰囲気。

真帆さん
「2人でやってたコーヒータイムをみんなで共有している感じです。
最近は良く来るお客さんに部室みたいって言われたんだ(笑)」

たしかに取材中も道行く人が声をかけたり、お客さんもお客さんというよりはお友達が遊びに来たよう。明るく賑やかな空気が広がる。

アンドサタデーとお客さん

くつろぐお客さん

顔見知りでなくても、アンドサタデーにいるとまるで知り合いだったかのように、お客さん同士の距離も近くなる。

庄司さんご夫婦は、アンドサタデーという場を開いたことで沢山の繋がりができたことが幸せだという。

逗子に来たときは知り合いが居なかった庄司さんご夫婦。
お店というスタイルでやっていると、アンドサタデーの庄司さんね、と呼んでもらい逗子の町に溶け込みやすくなったのだとか。

場にこだわらない、新しい活動の挑戦

毎日に土曜日をデザイン

アンドサタデーは、今年クラウドファンディングに成功。
“ Everyday like Saturday ”「毎日に、土曜日を。」という想いで、新しい挑戦を始めている。

場というものにこだわらず、コーヒーと編集というユニットとして。
土曜日を概念として広げて、私たちの想いをアウトプットしていく。
活動の幅を広げていくのだとか。

アンドサタデーは「深夜食堂」、「親子茶論」、「日曜商店」、「土曜日だけの珈琲店」と土曜日にこだわらない形でも展開を考えているそう。

真帆さん
「町の人が東京に行かなくても楽しめたり、そういう暮らしを楽しめたら良いなって。」

と話す真帆さん。
アンドサタデーはあったら良いなという空間にどんどん形が変わっていく。

賢吾さん
「場を持つって一見非効率な今の時代。
でもそこが面白い。
オンライン上では出会えない人と出会えて、強い繋がりで出会えて、次の仕事に繋がったりとか。
この場所があって良かったと思う。」

賢吾さんが話すように、強い繋がりというのは大事だと思う。
1つの形にこだわらなくても、アンドサタデーという庄司さんたちの持っている軸があれば形が変わっても大事なことは伝わる。とてもわくわくする面白い活動だと感じた。

誰にも言えてない考えはないだろうか、ぼやいてみることの大切さとは?

庄司さんご夫婦

真帆さんは東京での仕事やスキルをどうやってアンドサタデーに還元するか、さらには、仕事以外で関心のあることをどうアンドサタデーに結びつけるかを考えて活動しているのだとか。

賢吾さんは、暮らしの中で無理をしないこと。
自分たちらしく自然体でいることを大切にしていると話す。

仕事で得ることのできるスキル、仕事ではできないけれど関心のあること。
庄司さんご夫婦は良いバランスで活動をしているんだということが良く分かる。

バランスと言うと、賢吾さんと真帆さんのご夫婦のバランスもとても気になるので、お互いについてインタビューをしてみた。

賢吾さんから見て真帆さんはどんな方ですか?

賢吾さん
「誰からも愛される。場づくりだとかは天職だと思います。」

とても納得。
真帆さんはきらきらとした笑顔が印象的。
一緒にいるだけで明るくなれる。
まさに愛される方だと思った。

真帆さんから見て賢吾さんはどんな方ですか?

真帆さん
「優しくて雰囲気が柔らかい。
だけどすごく頭の中で考えることが得意。
ちゃんと頭でプランニングしていて、それは私にない部分だから賢吾君がいなかったら今のアンドサタデーにはなってなかった。」

インタビューするとお二人からとても素敵な回答をもらうことができた。
ご夫婦はどちらが欠けても今のお店は出来ないと笑う。

イラストは真帆さんが書いて、写真やデザインなどは賢吾さんが行う等、それぞれが得意なことを活かしている。

今でこそ自分たちの活動を多くの人に発信し、活発に活動をされているが、真帆さんは昔、周りからどう見られるかが怖くて、自分の中で固まってない考えは人に言えないタイプだったという。

例えば、アンドサタデーでは賢吾さんの考えで、イベントのビジュアルを雑誌のようにデザインしている。

真帆さんにとっては斬新なアイデアで躊躇したのだとか。

イベントデザイン

しかし実際に作って発信すると多くの人からの好評の声。

真帆さん
「賢吾君と活動する中で、自分たちで胸張って自信もって発信していくことの大切さに気づくことができた。
大事なパートナーです。」

と、きらきらの笑顔で真帆さんは話してくれた。

自分が良いと思ったことは誰かに話してみたり発信して、反応をもらっていくことが大事。

やってみないと分からないっていう精神がここにはある。ぼやいとくのは大事かも。
と話してくれた。

真帆さんと賢吾さんはこれからもアンドサタデーで想いを形にしていくのだろう。

庄司さんたちとカッシー

最後に庄司さんご夫婦の思う理想の週末を改めて聞いてみた。

「1週間で一番リラックスできる日。
だけど明日はどこに行こうかワクワクして、活動的にポジティブに思えるのが土曜日かなって…。
そんな気持ちで過ごせる土曜日が理想的で良い。」

とても共感できた。
何かに焦るわけでもなく、明日も休みだとリラックスできる時間。
思い思いの週末をアンドサタデーでラフな会話とコーヒー片手に楽しむお客さんたち。
アンドサタデーはまさに理想の休日を過ごすことのできる空間である。

考えているだけでは何も始まらない。
どうやってアウトプットしていくのか。
自分一人で難しいのならば、誰かにそっと話してみる。

もしかしたら、予想を超える素敵な形となって多くの人に想いを伝えていけるかもしれない。

選択の方法は人それぞれ。
自分なりの形に自信を持って発信していくと、共感しくれる誰かが現れるかもしれない。

そんな大切なことをアンドサタデーで教えてもらいました。

“あなたの理想の週末はどんな週末ですか?”

——————————————————–

▼リンク▼

【アンドサタデー/珈琲と編集と】

太鼓職人|東太鼓工房

太鼓職人

千葉県香取市の伝統的工芸品、佐原太鼓。明治元年創業の「東太鼓工房」を引き継ぎ、営むのは、四代目の新治さんと五代目の龍彦さん。胴づくりや皮の加工、張り上げといったすべての工程を手作業で行うため、音の高低などの細かな要望にも対応できるのが特徴だ。見よう見まねだけでなく、創意工夫しながら伝承されてきた職人の技。その技術は重厚な音となって、地元の「佐原の大祭」をはじめ、数々の場面で響いている。

傘職人|槙田商店

傘職人|槙田商店

江戸時代末期の慶応2年(1866年)に創業し、150年以上の歴史を持つ槙田商店。山梨県発祥の伝統的織物「甲斐絹(かいき)」の生産にはじまり、その経験を活かして、傘づくりを手がけるようになった。素材の選定から行うデザイン。富士山の雪解け水で色鮮やかに染まった、12,000本の縦糸と横糸によるジャガード織。1mmにこだわった正確な裁断や縫製、組み立て。一連の工程を手がける職人たちの技術や、蓄積された膨大なアーカイブが、品質と美しさとを裏打ちしている。

大学時代、旅のなかでみつけた出会い | 宮田サラ

高円寺アパートメント1階、まめくらし研究所

おしゃれなハンドメイド雑貨などが並ぶお店「まめくらし研究所」の窓から顔を出し、子どもたちと穏やかな笑顔でふれあっているこの方こそ、今回インタビューさせていただいた宮田サラさん。

宮田さんは、まめくらし研究所の店主であり、まめくらし研究所がある賃貸住宅「高円寺アパートメント」を、住み込みで運営するコミュニティーマネージャー(通称 女将)でもあります。

高円寺アパートメントは、1階に飲食店が2戸、店舗兼住宅が4戸、住居が44戸ある団地のような賃貸住宅です。
高円寺アパートメント自体は、株式会社ジェイアール東日本都市開発がオーナーで、宮田さんが務める株式会社まめくらしが委託を受けて、住人同士や地域の方々との関係性を育む場づくりをしているそう。

宮田さん:人生で一番過ごす時間が長いのはきっと自分の家だと思うの。
その家に対する諦めというか、ただ職場から近いとかの理由じゃなくて、もっと住人同士の人間関係だったり、その住宅自体に魅力を感じられる暮らしを提供したいと思って活動しています。
高円寺アパートメントの運営以外にも、「大家の学校」という場づくりを学ぶビジネススクールを企画運営しています。

宮田さんは大家の学校で、大家さんの意識や行動を変え、関係性を育む暮らしができる住宅をつくる人を増やそうと活用しています。

高円寺アパートメントは、一階が店舗、二階が住居の構成で、宮田さんは一階の店舗で週に三日程度、ハンドメイドの雑貨屋を開きながら住み込みでアパートメントの運営を行っています。

宮田さん:今の仕事は、自分が本当にやりたいことというか、自分の問題意識、思いにあった仕事かな。
だから仕事を自分ごとにできるし、すごくやりがいも感じている。

そういきいきと話す宮田さん。

普段の宮田さんのお仕事の様子を拝見させていただきましたが、住人の方々と話し込んだり、施設内の芝生で遊ぶ子どもたちやそれを見守るママさんたちと談笑するサラさんは、なんだかとても輝いてみえました。

もし私もこんな風に、自分の仕事と暮らしを心から楽しんで暮らせたら、どんなに幸せなんだろう。

それって、本当に素敵なことだと思いませんか?

今回はそんな宮田さんが、自分が輝けるお仕事に出会った大学生のころに遡って、今の暮らしの秘訣を教えていただきました。

大学時代、全国を旅してみつけた出会い

宮田さんが大学一年のときは今している仕事に全く興味もなく、大学の講義とサークルとバイトが生活のすべてだったといいます。

しかし、二年時に参加したゼミをきっかけに、その生活は大きく変わったそう。

そのゼミは、何かプロジェクトをするのではなく、大学の外に出てさまざまな活動に参加し、さまざまな人に会うことに重きを置いた内容でした。
そこで出会った学外の大人たちの影響で行動範囲や考え方の幅が広がったのだとか。

最初は都内で活動していた宮田さんですが、次第に全国に足を延ばすようになり、2年生の時にはバスで東北各地にボランティアに行くプロジェクトにも参加したそうです。

宮田さん:東北で出会った人たちにすごく衝撃を受けたのを覚えているな。
全然地域おこしの専門じゃない人、例えば普通にその辺の畑で働いてるおじいさんおばあさんが町のことをすごく真剣に考えていたんです。

原因はどうであれ、自分のまちのことをこんなに真剣に思えるって、すごいことだなって。

考えてみたら、私自分の地元の岡山のこと全然知らなくて。
だから、もっと岡山のことを知ろう!と思って、三年生のはじめに岡山でひとり旅をしてみたんだ。

そしたら、住んでたときには知らなかった、面白い場所、町づくりしているところ、地域を盛り上げようと頑張っている人、知らなかった魅力的で面白いものやひとに出会ったの。

でもそれって、岡山に限ったことじゃないと思って、いろんな地域の面白い人に会いに行く旅を始めたんだ。

その中で出会ったひとりが、豊島区で活動していた今のボスの青木純です。
ボスは賃貸住宅の大家さんで、単なる部屋を貸すだけの大家さんじゃなくて、住人同士の関係性づくりを丁寧にして、住人やまちの人たちの暮らしを育てていました。

サラさんはそれまで、東京では地方のような人との関係性にあふれた理想の暮らしはできないと思い込んでいました。
しかし、青木さんと出会い、東京でも理想の暮らしができるだと実感したと言います。
そして当時4年生だった宮田さんは、青木さんの育てる暮らしの場に共感し、青木さんに誘われたこともあり、一緒に働くことになりました。

旅の末にみつけたもの、秘訣は直感と好奇心

― 宮田さんが今の仕事をみつけることができた、一番の秘訣とは?

「私の場合、大学1年生は大学・サークル・バイト以外の活動の選択肢がなくて、ゼミに入ってからも2年生のときは何かの活動に参加するだけで受動的だったけど、徐々にフットワークを軽くして、興味あるものに手を伸ばすようになって、だんだん行動範囲が全国になっていました。
そして、枠にとらわれない働き方をしている人とたくさん出会ったお陰で、そんな働き方が私にとってはマジョリティになっていました。
だから、いわゆる就活はしないと決めて、自分ならではのやり方で卒業後の道をみつけられたんだと思います。

最初から全国に旅するとかは難しいけど、自分で徐々に外に出ていけるようになれば、今は手が出しづらいものも、そんなに大きな一歩には感じなくなる。

大学生って色々考える時期だけど、やりたいことを無理に探す必要はないと思うし、無理にひねくりだしたやりたいことは途中で挫折すると思っています。

悩みながらでもいいから、ちょっとでも会ってみたいとか、興味あるなと思った人がいたらその直感と好奇心を大切にして会いに行ってみるとか。
会ってみたい人に会えるのって、学生の特権だと思います。
私もその特権、すごく使ったし。(笑)

そうやっていろんなものに触れて、出会って、選択肢を増やす時期が大学生なんじゃないかなと思います。」

誰もが、自分を見つめなおして生き方を悩むであろう大学時代。
きっとその短い時間の中で、足踏みをしている暇なんて無いのでしょう。

これからの人生が輝くチャンスは、これから踏みだす一歩の先にあるのかもしれません。

5月20日(月)Hills Breakfast Vol.94 にゲストスピーカーとして登壇しました

5月20日(月)、
ヒルズカフェ/スペースにて
Hills Breakfast主催「Hills Breakfast Vol.94 by PechaKucha」に
編集長 大牧がゲストスピーカーとして登壇しました。

Hills Breakfast Vol.94

テーマは「伝えるとはどういうこと?」

自らが選んだモノ・コトを、
志高く追求するスピーカーの方たちが登場するなか、
製硯師 青栁 貴史さんとともにお話をさせていただきました。

朝早くの時間から会場にお越しいただいた皆さま、
本当にありがとうございました!

Hills Breakfast

Hills Breakfast2

Hills Breakfast

<イベント概要>
【日時】2019年5月20日(月) 7:30開場 8:00-9:00
【場所】ヒルズカフェ/スペース

vent organized by 森ビル(株)+六本木ヒルズオフィスワーカー
Breakfast supported by だし茶漬け えん

【MC】Kumika Minagawa
【Speaker】鈴木 香里武、田中 美咲、秋吉 浩気、青栁 貴史/大牧 圭吾、
福澤貴之+諸星智也+油井俊哉

【ホームページ】http://hillsbreakfast.roppongihills.com/event/volume_94
【Facebook】https://www.facebook.com/events/428368794593614/
【twitter】https://twitter.com/hillsbreakfast

ヴァイオリン職人|平原ヴァイオリン工房

ヴァイオリン職人|平原ヴァイオリン工房

平原勝己さんがヴァイオリン職人の道を志したのは、大学を卒業し、社会人になってからのこと。イタリアでの修行の後、帰国し、茨城県に工房を開設した。時間が経つほど熟成され、丁寧にメンテナンスをすれば、何百年も奏で続けることができるヴァイオリン。古い楽器を修理・調整をする時には、かつてそれを手がけた職人の技量がよく分かるという。きちんとした仕事を未来に残したいと、緑に囲まれた工房で、繊細な音色を響かせる。

「子どものためのニッポン手仕事図鑑」ワークイベントを開催しました!

2019年5月6日(月)幕張 蔦屋書店にて、
書籍「子どものためのニッポン手仕事図鑑」特別イベントを開催いたしました。

製硯師 青栁 貴史さんを講師に迎え、
親子で参加できるワークイベントと、
青栁さん・ニッポン手仕事図鑑編集長 大牧 圭吾の両名による
トークイベントを行いました。

参加型ワークイベントでは、
参加した子どもたちが製硯師 青栁さんの弟子になり、
実際に本物の硯を研ぎ石で研ぐ工程を体験。

トークセッションの質疑応答タイムでは、
普段はなかなか聞くことのできない、
手仕事や職人さんについての質問やお話が多く飛び交い、
観覧者のみなさまも、
うんうんと大きくうなずきながらその様子を楽しんでいらっしゃいました。

イベントにお越しのみなさま、
幕張 蔦屋書店のみなさま、
オークラ出版のみなさま、
誠にありがとうございました!

書籍「子どものためのニッポン手仕事図鑑」特別イベントを開催1

書籍「子どものためのニッポン手仕事図鑑」特別イベントを開催2

書籍「子どものためのニッポン手仕事図鑑」特別イベントを開催3

書籍「子どものためのニッポン手仕事図鑑」特別イベントを開催4

「ニッポンものづくりフィルムアワード」作品の応募受付を開始いたしました

ニッポン手仕事図鑑初の映像コンペティション、
『ニッポンものづくりフィルムアワード』にて、
作品の応募受付を開始いたしました。

日本全国にいる、
高い技術と情熱を持った才能ある映像クリエイターたちが、
世に出るきっかけを作りたい。

一次審査を通過した作品はすべて、
「ニッポン手仕事図鑑」にて公開いたします。

グランプリ受賞作品は
『TOKYO MX (地上波)』で放映!
さらに、受賞者には“サプライズ特典”も!

作品募集期間は、
2019年4月26日(金)~ 8月31日(土)
※応募締切8月31日(土) 23:59まで。

みなさまのご応募をお待ちしております!

アワードの詳細・作品の応募については以下をご覧ください。
https://nippon-teshigoto.jp/award2019

ニッポンものづくりフィルムアワード

ニッポンものづくりフィルムアワード 作品の応募受付を開始いたしました

ニッポンものづくりフィルムアワード 2019年4月26日(金)より作品の応募受付を開始いたしました!

日本の「ものづくり」「手仕事」にフォーカスした、ドキュメンタリー映像作品を広く募集いたします!
年齢、個人・グループ、プロ・アマチュア、国籍は問いません、応募数の制限なし。

作品募集期間は、
2019年4月26日(金)~ 8月31日(土)
※応募締切8月31日(土) 23:59まで。

みなさまのご応募をお待ちしております!

詳しい応募要項は >こちら

TURNS×ニッポン手仕事図鑑meetingを開催しました!

2019年4月24日、TURNS × ニッポン手仕事図鑑 meeting
『ここからはじめる! 顔出しで伝える勇気のつくり方』を開催いたしました。

「自分の言葉を伝える勇気」をテーマに、
人と地域を結び、移住を応援する雑誌「TURNS」プロデューサーの堀口 正裕氏と
ニッポン手仕事図鑑編集長 大牧がトークイベントを開催いたしました。

二人のトークセッションのみではなく、
イベント参加者が匿名でなげかけた質問を
リアルタイムでスクリーンに映し出し、2人に回答をしてもらうコーナーも。
「地方を仕事をする上で、何が一番大切ですか?」
「会社に所属した上で個人が発信することと、個人だけが発信することの違いはありますか?」など、
参加者の方々から、次々と質問や意見があがりました。

トークセッション後は、参加者1人ひとりのプロフィール写真撮影を
ヘアメイクデザイナーの八木香保里さんがヘアセットをした上で、
ニッポン手仕事図鑑のフォトグラファー 小黒が撮影をしました。

参加者からは、早速、プロフィール写真を変えられた方や
「これからの情報発信の参考になりました!」という声もいただけました。

こちらのイベントは第二弾も開催予定!
これからの展開に乞うご期待ください。

TURNSの皆さま、参加者の皆さま、
本当にありがとうございました!

イベントTURNS×ニッポン手仕事図鑑meetingを開催しました!1

イベントTURNS×ニッポン手仕事図鑑meetingを開催しました!2

イベントTURNS×ニッポン手仕事図鑑meetingを開催しました!3

イベントTURNS×ニッポン手仕事図鑑meetingを開催しました!4

「ふたりごと図書室 Vol.1」を開催しました!

4月21日(日)、ふたりごと文庫が開催するトークイベント『ふたりごと図書室』を開催いたしました。

“ふたりごと図書室”は
「ふたりごと文庫」が運営するイベントで、
ゲストの方をお呼びし、直接その方の想いや活動のきっかけを

参加者みんなでシェアするトークイベントです。

第一回目は70seeds store(マチナカ製図室)をお借りしての開催。
今回のゲストは、パラレルキャリアで活躍し、多拠点生活を送る守屋真一さん。
ふたりごと文庫としては、初めてのイベントとなりましたが多くの方に集まっていただきました。

ふたりごと図書室という名に合った、学校でみんなでワイワイ喋っているような雰囲気。
アットホームであり、とても刺激的なお話ができる、楽しくて充実した時間になりました。
第2回目の開催もたくさんの方々に参加していただけることを、楽しみにしています!!

イベントふたりごと図書室1

イベントふたりごと図書室2

イベントふたりごと図書室3

イベントふたりごと図書室4

まずはやってみること。やりながら見えてくるものがきっとある。|岩本秀央

岩本秀央さん

こんにちは
かっしーです!

みなさん、ゲストハウスってご存知ですか?
泊ったことはありますか?

ゲストハウスはドミトリーという1つの部屋を複数の人たちで泊る部屋があったり、宿泊者同士やスタッフの方たちとの交流が生まれやすいのが特徴。

比較的安価な為、外国人観光客の方も多く利用し、多国籍交流ができたりもします。
ホテルとはまた違った良さがあるのがゲストハウスです。

今回私は、毎日イベントを開催しているという楽しそうな「ゲストハウスFete」!
の運営を行う岩本秀央さんにお話しを聞きに、両国へ行ってきました!

ゲストハウスFete

岩本秀央さん、以下ヒデさんと呼ばせていただきます!

両国に到着!

両国といったら…

お相撲さんポーズのかっしー

これでしょう…!
(何をやっているんだ私は)

なんて両国の街をのんびりと歩いていると、

みつけた!ゲストハウスFete!

Feteの外観

外観がとてもかわいい!

Feteのとびら前

では、おじゃましまーす!

ちょうどヒデさんはスタッフさんの賄いを作り中。
Feteの中は暖かい日が差し込んでいて、スタッフさんもとても穏やかに過ごしています。

ヒデさんは初対面の私に、こんにちは~よろしくね~っとまるで知り合いのように迎え入れてくれて、すぐに自宅のリビングのような空気感に包まれました。

そんなFeteでゆるりとお話し。

ゲストハウスに出会うのはしばらく後、何よりもサッカーが好きな少年だった

ヒデさんインタビュー様子

4歳ごろから高校生までずっとサッカーをしていて、大学もサッカーで入れるだろうと勉強もしてこなかったというヒデさん。

しかし、膝の怪我が原因でサッカーができなくなってしまう。
進学は動物の専門学校のAOを受けて入ることに。

でも、なんで動物の専門学校を選んだのだろう。

ヒデさん
「毎日サッカーの帰りに野良猫と遊んでたから、猫興味あるから動物好きかもしれないなって思って動物の専門学校受けたんだ。」

野良猫と遊んでいたのが進学に結びつくとは…

ヒデさんは動物理学療法学科という当時比較的新しかった学科に入り、2年の時はイルカのトレーナー、3年の時は動物園の飼育員をしていた。

医療、トレーナー、飼育と幅広い。
その中から就職したい場所は見つからなかったのだろうか。

ヒデさん
「専門学校3年になったら膝の怪我治ってて、あれ?これサッカーできるなって。
就職先決める2週間のインターンシップは動物の先進国ドイツ行ってきますって言ってサッカーしてた(笑)」

やっぱりサッカーがやりたい!と思ったヒデさん。
卒業後、半年でコンディションを整えてドイツに向かう。
ヒデさん、この時22歳。

周りの人とか驚いてなかったですか?

ヒデさん
「驚いてた驚いてた。
みんな意味わかんないって。」

そうですよね、全然動物関係ないですもんね。
国際交流とかの興味はなかったんですか。

ヒデさん
「うん。英語も全くしゃべれなかったし。
でもドイツ行ったからには日本と違うことをしたいとは思ってたよ。
ドイツのチームは日本人が多すぎて日本と変わらなかった。
だから日本人いなさそうなところ行こうと今度はクロアチアに行ったんだ。」

クロアチア?!
確かに日本人少なそう。
それにしても、ヒデさんの決断力が凄まじい。

リスクを負いすぎずに楽しいことをやる。やってみて見えたものとは?

クロアチアの世界遺産

やりたいことをすぐに見つけられない人もいると思いますが、ヒデさんはすぐにやりたいことがピンとくるんですか?

ヒデさん
「ピントはこない。
興味があったり、楽しそう!
って思えることをまずやってみる。
やりながら現実が見えてきたり、もっとやりたい突き詰めたいと思えることが見えてくる。」

なるほど。
ピンとこなくても、まずやってみることが大事なのか。

ただ、私にはまだその勇気はなくて、ながながと悩んでいるうちに古い気持ちになってしまう。

ヒデさんは長い時間悩んだり迷ったりしないのだろうか。

ヒデさん
「長い時間迷うことはないかな。
人の相談聞くの苦手で、自分が迷わないから(笑)
リスクを負い過ぎずに楽しいことをやる。」

人の相談を聞くのが苦手と話すが、必ずしも言葉で投げかける必要はないのかもしれない。
ヒデさんのすぐに行動を起こす姿や活動を見て、自分もできるかもしれない、頑張ろうと思える人は絶対にいるはずだと感じた。

そんなヒデさんがゲストハウスに出会ったのはクロアチアでのこと。

ヒデさん
「クロアチアについた時飛行機の中で財布すられてお金全然ないし、言葉も分からなくて安い宿探したら、日本人夫婦が経営しているゲストハウスが見つかったから、助けてもらおうと思って行ったのが初めてゲストハウスに入ったきっかけ。」

ゲストハウスに出会ったきっかけはとんだハプニングである。

ヒデさん
「実は日本人夫婦ハネムーンに行っちゃって、クロアチア人のバイトの人1人しかいなかったんだよね。
でもその人がすごく良い人でいろいろ調べてくれたり、宿泊客の人も世界遺産とか連れて行ってくれて優しかった。」

世界遺産に行く途中のバスで携帯を忘れるハプニングもあったらしい。

携帯を落とした時も帰りにバスの停留所によると、行きで隣に座っていたクロアチアの人がヒデさんの携帯を持ってずっと待っていてくれたのだとか。

クロアチア世界遺産とヒデさん 世界遺産プリトヴィッツェ国立公園にて

ヒデさん
「ゲストハウスの人だけじゃなくてクロアチアの国民性の良さもすごく感じることができた。」

そこではまだゲストハウスをやりたいとは思わなかったんですか?

ヒデさん
「まだサッカーがやりたかったからね。
その後、宿泊していたオーストリア人の子からオーストリアのサッカー面白いよって言われてオーストリアに行ったんだ。」

今度はオーストリア?!
オーストリアに行くためにオーストリアのサッカー協会の人にメールを送って、広場でリフティングのパフォーマンスをしてお金を貯めたのだとか。

決断力はもちろん、それをするために今何をすれば良いのか自分で考えてすぐに行動できるのがすごいのかもしれない。

オーストリアのサッカーはどうでしたか?

ヒデさん
「オーストリアで元代表クラスの人とサッカーをして圧倒的なレベルの差を感じた。
この歳からなら結構厳しいって感じて日本に帰った。
切るときはすぐ切っちゃうから。」

ヒデさんは実際にやってみないと出会うことのなかった現実にであったのだ。
やる前に諦めるのでなく、実際にやってみたからこそ、すぐに切り替えることができたのかもしれない。

助けてくれたのは自分でつくってきた人脈だった。

朝日とヒデさん

日本に帰ってきたヒデさんは、さてこれから何をやろうという状態。
この時ヒデさんまだ23歳。その状態でヒデさんは何を考えたのか。

ヒデさん
「自分がやったことないし、やるわけがないと思っていることに挑戦しようと思った。」

確かに何かやりたいことがない時にしかできないことってあるのかもしれない。
この後ヒデさんは俳優事務所に履歴書を送って3か月ぐらい俳優業をしてみたり、何をしようか考えながらバイトをしていたのだとか。

ヒデさん
「なにしようか考えてたらクロアチアのゲストハウス思い出して、あれ面白かったからゲストハウスに就職しようと思った。」

ここでようやくゲストハウスにたどり着いたのだ。
ヒデさんはゲストハウスに就職すべく多くのゲストハウスを調べたり、直接行ってみたり。

ヒデさん
「クロアチアのゲストハウスは誰がスタッフか分からない。
それでいて成り立っていた。
日本にはそんなところはなくて窮屈に感じたから、じゃあ自分でゲストハウスを作ろうって思ったんだ。」

それからヒデさんはいろいろなゲストハウスのラウンジでイベントを主催し、ゲストハウスを運営する上での情報を集める活動を行ったのだそう。

するとあるゲストハウスのオーナーの方から経営が危ないから新しくこの場所でゲストハウスを運営してくれる人を探していると声がかかる。
一度は断るものの一般公募に出た時、ついにやってみることに。

プレゼンを行うと見事ヒデさんに経営譲渡してもらえることに決定!

どんなプレゼンをしたんですか?

ヒデさん
「その時PC持ってなかったからスケッチブックにボールペンでその宿がなぜだめだったのか、良い点も悪い点もその宿に対するレビューを読んで一個一個矢印で改善案とかを羅列して終了(笑)」

イメージを書いて、数字的なことは書かなかったヒデさん。
レビューという実際の声に真摯に向き合って考えるのは、説得力が強かったのかもしれない。
それにしてもスケッチブックとは驚き!

ヒデさん
「ゲストハウスやるって決まって2か月後がオープンだった(笑)
でもオープン準備を手伝うって来てくれた人がいっぱいいたんだ。
自分が主催したイベントに来てくれた人とか、オーナーさんとかも手伝ってくれたんだよね。」

Feteペンキ塗り

ヒデさんはゲストハウスを自分でやると決めてから数々の旅イベントなどに参加し、知り合いを増やしていたのだそう。

ヒデさんいわく、ゲストハウスをやる!と色々な人に宣言してから早い段階での実現だったため、集まりが良かったのだとか。
まさに、ヒデさんを助けたのはヒデさんが今まで活動した中での人脈なのだ。

Feteを始めたヒデさん、24歳である。

大事にしていることは人との出会い。ゲストハウスと決め切らず、空間として捉える、とは?

Feteでのゲスト同時の様子

ゲストハウスを実際にやってみて、改めてヒデさんの思うゲストハウスの良さとは何でしょう?

ヒデさん
「普通に暮らしてたら絶対に会わない人と会える場所。
その時いる人の組み合わせによって毎回何が起きるか分からないのがゲストハウスの良さかな。」

ヒデさんは人と人との出会いを大事にしていた。
ヒデさんのゲストハウスで恋が生まれることもよくあるのだとか。

ヒデさん
「イベントは毎日やってる。
あんまりイベントの内容とかは決めてなくて、何が起こるか分からないからそんな決めなくて良いんだよね。
人と人が繋がるきっかけを作れれば良いから。」

今後はどんなことに挑戦するんですか?

ヒデさん
「地域の人、外の人を中に入れたい。
スタッフとゲストの中の関係は自信を持ってここだけの空間になってるって言えるんだけど、やっぱり地域の人があってのゲストハウスだから。」

ヒデさんは八百屋さんスペースをゲストハウスに付けるというクラウドファンディングを達成し、Feteの前でマルシェなどもすでに始めている。

というのも、地元のスーパーで多くの人に今困っていることを聞いてまわったところ、美味しい野菜を食べたいけど手に入るところがないという声が多かったからだという。

ヒデさん
「ここを会場として週1とかで市場をやってもらえればなって考えてる。
農家さんにも来てもらって、Feteのキッチンで農家さんが調理したものを、買いに来たお客さんが試食しながら、直接農家さんから調理法を教えてもらったりできれば良いなぁ。」

Feteでのマルシェ様子

ヒデさん、ゲストハウスを超えましたね。

ヒデさん
「ゲストハウスって呼ばれなくても良いって思ってる。
そういう空間として捉えてるからね。
スタッフも住んでるし、お家としても捉えてるから。
外の人とか来ても気遣いとかないんだけど、それが良いって言ってくれる人は来てくれる。
あんまり気にせずにいられる場所であってほしいからね。」

Feteにいると聞こえてくる、おかえり~、ただいま~の声。
お家のようなFeteの空間は年齢、国籍も関係なくみんなを繋げてくれます。

ヒデさんとお話して考えたこと。
それは、今まで私が無理だと決めつけて諦めてしまったことはいくつあるだろうかということ。
きっと数えきれないほどあるはず。

まずは自分の小さな興味に気づけること、次にその興味に対してどういうアクションを起こせるか。
小さなアクションの積み重ねで、将来思ってもいなかった自分に辿り着くかもしれない。

ヒデさんが帰りに話してくれたこと、「またサッカーやりたいんだよね」
今もいくつかのチームで練習を行っているのだとか。

まだまだヒデさんは止まりません。
かっこ良いなぁ~!

Feteのスタッフの皆さんとかっしー

ヒデさん!
たくさんお話しを聞かせてくれてありがとうございました!

ヒデさんとかっしー

今度は泊りに行きます!

——————————————————–

▼リンク▼

【ゲストハウス fete】

「感じて、考える。日本の手仕事プロジェクト」 開催しました

2019年4月14日(日)京都府京都市にて
CISVJapan関西支部 × ニッポン手仕事図鑑
「感じて、考える。日本の手仕事プロジェクト」
を開催いたしました。

モノづくり手と若者を”好き”で繋げる空間Sebon Lab.さんを開場としてお借りし、
ガラスペン職人の菅清流さんと、漆蒔絵職人の枚田夕佳さん指導の元、
ガラスペンへの絵付け体験や、
「価値の本質を見つける」についてのグループディスカッション、
ニッポン手仕事図鑑の制作映像の上映会などが行われました。

ガラスペンを作成する際に出る廃材から、
漆金継ぎの技術をつかって、新たなガラスペンを作るワークでは、
世界で一つのだけの、自分のオリジナルのペンを作る事に
皆さん夢中で、真剣に取り組んでいる姿はまさに職人でした。

「価値の本質を見つける」についてのディスカッションでは、
西の内和紙の、またったく新しい価値やデザイン、売り出し方を
考えるグループワークが行われました。
参加した子どもたちのユニークな発想が光りました。

「感じて、考える。日本の手仕事プロジェクト」 開催しました1

「感じて、考える。日本の手仕事プロジェクト」 開催しました2

「感じて、考える。日本の手仕事プロジェクト」 開催しました3

「感じて、考える。日本の手仕事プロジェクト」 開催しました4

ライフスタイルの多様な可能性。東伊豆を笑顔にする人 | 菊地順平

菊地順平さん

天城山を視界の端に、相模湾を大きく回って静岡へ。
道路標識に「熱海」の二文字が現れても、そのまま真っ直ぐ。

熱海行きの看板

伊豆半島を南下し、曲がりくねった山道を抜けると木々に覆われていた視界が突然開かれました。

東伊豆

目の前には、陸から突き出てきたような岬と港町。
自然の緑と、細事と並び陽の光を集めて照り返す家々。
入り江には子供が散らかしたおもちゃのような防波堤。
山と海と雲と、飛び出したこの岬が神秘的に感じられます。

いつか旅行誌で見たアドリア海の真珠、ドブロブニクに似ていると言ったらほかのメンバーに少し笑われてしまいした。

東伊豆町稲取。
それがこの土地の名前です。

稲取の笑顔が集まる場所、ダイロクキッチン

稲取のある一角で、地元の高校生たちがなにやらオシャレなカフェで活動していました。

ダイロクキッチン

地元の人たちの憩いの場であるシェアキッチン「ダイロクキッチン」。
それがこの場所の名前です。
この日はフレッシュな高校生たちによるカフェが開かれていましたが、ほかにも地元の有志によるカフェや料理教室など様々な地域の交流イベントなどが開かれるそうです。

地元の人たちや若い人たちの笑顔が集まるダイロクキッチン。
町の活性化の中心であるここを改修、運営した人たちがいます。

大学の学生団体空き家改修プロジェクトから始まり、現在はNPO法人ローカルデザインネットワークで活躍する人たちです。

私は今回、東伊豆町で活躍するローカルデザインネットワークの菊地純平さんにインタビューをさせていただきました。

菊地さん

この一枚からもわかる通りに菊地さんは東伊豆町を回る時や、インタビューをしている間ずっと笑顔で接してくれました。
その雰囲気からこちらも自然と笑顔が誘われます。

実務的な事をやりたい、始まりはそんなフラストレーションから

空き家改修プロジェクトには、当時同じ大学の建築学科の先輩であった荒武さんと守屋さんから誘われたという菊地さん。

しかし、この学生団体に加わったのはただ誘われたからではなく、胸の中にとある理由が存在したからだそう。

リノベーションしてる様子

「きっかけとしては、大学の建築学科の授業って設計課題があって、それをバーッと製図して模型を作って競い合うのを基本としてやってるんだけど、あんまり実践的なことはなくて……」

大学のカリキュラムにないような実践的なことをやりたい。
そんな思いが段々と積み重なっていったと言います。

菊池さんが大学で作った模型

「それがすごいフラストレーションになって、実践的な何かをやってみたいなって思ったことかな」

実践的なことがやりたかった、それが根本にある理由。
大学のカリキュラムと自分のやりたかったことの乖離に限界を感じたそうです。

「とはいえ、最初はこんなに大きくなるとは思ってなかったんだけどね」

笑顔に話す菊池さん

(常に笑顔が絶えない菊地さん)

“東伊豆での活動を大きく意識しだしたのはいつごろだったんでしょうか?”

「意識しだしたのは割と最近かな」

こうやって改修をしただけじゃ何も変わらない。
空き家改修プロジェクトを進めていく中でそう考え始めたそうです。
ただ建てるだけでなく、その後にどう運営していくのか。

「新しい問題を見つけていくうちに、その解決方法も考えるようになって…。
そうすると町のリソースとかにも気がついていって、そこら辺から意識が変わってきたと思う」

シェアオフィスを作りたいとか、空き家って稲取にどういうところにあるのだろうとか、さまざまなアイデアが浮かぶようになってから、色んなところに目をつけてもいいかなという話になったそうだ。

菊地さん

稲取だからできる、自分の選ぶライフスタイル

菊地さんは、この町で自分のライフスタイルが実験できると言います。
一体、どんなライフスタイルなのでしょうか?

ローカルデザインネットワークの3人

「平日は普通に働いて、休日はこっちに来て何かをやるっていうスタイルって、新しいなーって思うし、自分でもすごい楽しんでる」

街を歩いてうろうろしたり、近所のおばあちゃんに美味いの食え、って言われたりだとか。
そんな東京では味わえない感覚も普通にできるんだと言うことを知って欲しいと言います。

稲取港

「伊豆の人って、観光地だからなのか港町だからなのか、いろんな地方からいろんな人が来ることに抵抗がないんだよね」

オープンな気持ちがここ稲取にはあると言います。

カメラを構える菊池さん

「前も、静岡の大学生と町を歩いてた時も、干し柿が干してあるとかいってみんなでバシャバシャ写真を撮ってたんだけど、普通に考えたら自分家の前で写真を取られるのは不快だなって思うことが多いと思うのに、おばあちゃんが顔を出して干し柿を分けてくれて、なんかそういうのはオープンだよね」

稲取の人と話す様子

一緒に町を散策している時に、地元の方からみかんをいただく場面も。
普段の生活の中で知らない人から声をかけられ、食べ物をもらうことなんてほとんどありません。
菊地さんの言う2拠点生活では東京で体験できないことがもう1つの場所で経験できる。
そんな感覚が普通にできるようになる生活を考えると、とても魅力的に映りました。

関係性が深いような人が増えていって欲しいな、と菊地さんは話します。

「確かに東京で働く方が稼げることも多いし、完全に移住をするのも少し難しいという人もいる。
でも東京に固執しなくても色々な場所で仕事はできるし、だからといって完全な移住100%だけじゃない。
こうやって自分達が選択肢を広げていって、色々な人が色々な人と関係を持てるようになって欲しい」

屋上で景色を眺める守屋さんと菊池さん

休日にふらっと行って、仕事をしたり地元の人とお酒を飲んだり100%移住しなくても、自分のやりたいような割合での2拠点生活をする事が出来る。

菊地さんはそんなところにも惹かれたそうです。

選択肢を広げて、やりたいことをやる。菊池さんの伝染する笑顔。

この町の最終的なビジョンというか、ゴールみたいなものってありますか?

菊池さん

「やっぱり、もう少しだけ都市の人が来て欲しいかな。
観光だけではなくて、さっき話したみたいなライフスタイルを実践する場とか、ここで仕事をしてみたりする人が増えて欲しいな」

インタビューを受ける菊池さん

地元の頑張りもあるのですが、やはりまだこの稲取の良さをアピールしきれていないとも言います。

「この町の山から見下ろした半島の景色、、、あれ、太智くん何に似てるって言ってたっけ(笑)」

ドブログニクです…。

「そうそう、それそれ。ここの景色はこんなに良いのに、町の人は当たり前だと思ってて。
町を見てたらわかると思うんだけど、凄い金目鯛を押しててさ。
それももちとん魅力の一つなんだけど、それ以外にもいいところがあるのにまだそこは発信しきれていないなー」

こうやって色々発信し続けて人を増やしていきたい。
菊地さんのビジョンが見えてきました。
新しいライフスタイルを広げたりしながら、稲取を発信したい。
そして色々な選択肢があるという事を伝えたい。

「あとは、この場所を介して、なんでも出来る場所になったら面白い。
ただ人の数を増やすだけじゃなくて、人のつながりの濃さとかそういう点を意識したい」

人の数ではなく、繋がりの濃さ。
菊地さんはそんな関係人口増やしていって「第二の故郷」のような場所にしたいと言います。

「東伊豆が観光だけで他の場所に勝てるかって言われると正直わからない。
でもここに来れば面白いやつに会える。だから行きたい。そういう場所になったら面白いなって思う。」

どんなに忙しくなっても、活動を続けられるのは”楽しいから”。
純粋で真っ直ぐな気持ちと常に笑顔を絶やさない菊地さんは、笑顔を伝染させる不思議な魅力に溢れた方でした。

3月に2年間勤めた仕事を退職し、4月より新しい仕事に転職することになった菊地さん。
作りたい未来に向かってまっすぐ走る菊地さんから勇気をもらえた1日になりました。

足湯に入る菊地さんと太智

————————————
▼各リンク▼
【NPO法人ローカルデザインネットワーク】
【ダイロクキッチン】
【空き家改修プロジェクト】

Photo by 小黒恵太朗

内に秘めた、東伊豆への思い | 荒武優希

「最近のマイブーム?

うーん、そうだなあ。
最近はよく近くの温泉に行ってるかな。

温泉がたくさんあって、本当に心が安らぐよ。

あと、実はこの辺おいしいコーヒー屋さんも多いんだ。
エスプレッソが好きなんだよねー。

散歩とかもするよ。
ここは景色も素敵だからね。」

海を見る荒武さん

一見、とっても穏やかなこの方こそ、今回私がインタビューさせていただいた、荒武優希さん。

荒武さんは東伊豆・稲取の地域おこし協力隊(2019年3月に任期終了)と、「都市とローカルをつなぎ、暮らしたいまちと暮らす社会をデザインする」をモットーに活動するNPO法人ローカルデザインネットワークの副代表理事として、稲取に拠点を置き、日々アクティブに活動しています。

私たちも荒武さんと一緒に稲取を散策させていただきました。

荒武さん

「この辺は魅力的な空き家も多いし、近々町イベントもするから、いろんな構想をしながら町を歩くんだよ。」

稲取は吊るし飾りの発祥地であり、1/20-3/31雛のつるし飾りまつりが催され、毎年多くの観光客が町に集まります。

そのタイミングで今年は、荒武さんの三年間の地域おこし協力隊としての集大成とも言うべきイベント「雛フェス」が開催されました。町の数多くの空き店舗を改修してシャッターを開けて多くの人に見てもらったそうです。

「改修した空き家に借り手がついたり、その建物に少しでも興味を持ってもらえるといいな。

元々漁師町で住宅が密集していて、活用されていない空き家もたくさんある。
でもそれって、素材が沢山あるっていうことだから、空き家の改修による町おこしのポテンシャルはすごく高いよね。」

イベントの企画は荒武さんを中心に、町の人の協力を得て行っています。

稲取に来て3年程、荒武さん自身も空き家に住んでいました。

「当時は普通に空き家で一人暮らししてたんだけどさ、なんだか、前に住んでたおばあさんの仏様がまだその家にいたまんまだったらしくて。
あの時おれは一人じゃなかったんだなーって、あとでわかったんだよね。」

インタビューに笑顔で答える荒武さん

そう明るく話す荒武さん。

ちょっと背筋がヒヤッとするような話ですが、そんなエピソードがあるのも空き家に暮らすことの魅力なのかもしれません。

ごちゃ混ぜで心地良い、稲取での暮らし

横浜で生まれ育った荒武さんにとって、東伊豆での生活は不便に感じないのでしょうか?

「そりゃあ少なからず感じるけど、電車は30分に一本は走っているし、町に学校もあるし、観光地としても栄えているから、最低限暮らすのに支障はないかな。

ここでの生活は居心地も良いよ。」

インタビューに答える荒武さん

町を歩いていても、スーパーに行っても、温泉でも、大体顔見知りで、声をかけてくれる人がいることが、まるでジブリ映画のワンシーンのようで、横浜にいたときの憧れだったといいます。

まちの人と話をする荒武さん

「今の自分の東伊豆でのポジションって、本当にいいとこ取りなんだよね。
どっぷり地元に根付いているわけじゃないから居心地悪さとかしがらみもないし、町長とも旅館の経営者さんともフラットに話せて、近所のおじいちゃん、小学生、旅館の新入社員として移住してきた若い子なんかともしがらみなく付き合えるし。」

ローカルどっぷりの居心地悪さを感じずに東伊豆に定住する魅力を享受でき、東伊豆での仕事も、プライベートとの境無く、ごちゃ混ぜな感覚が気楽で居心地がよいとのこと。

地元稲取でいきいき暮らすこととは

現在荒武さんは、“この町で働くことの本当の良さ”を町の若者に伝えるべく、奮闘しています。

稲取の風景

進学、就職等の理由で都会に出た若者のUターンのケースが少ない稲取。

その理由は、働き口の選択肢の幅と、観光業に対する若者のイメージにあるといいます。

稲取の主産業は観光で、仕事の選択肢も観光業の占める割合が高くなっています。

しかし、新規で観光業に就職するのは町外出身の若者たちが中心で地元出身者は少なく地元の主産業への関心はそこまで高くありません。

「観光にたずさわっていないひともこの町に携わって協力した先に、この町の明るい未来があるのだと思っているよ。

だから、今自分がそれを手助けしたい。

イベントもっと規模を拡大していきたいし、より多くの町の人を巻き込んでいきたい。

こういうことって、自分自身がよそ者だったからできることだと思うんだ。
よそ者の自分が言い出したから、みんな協力してくれている。」

また荒武さんは、自分がイベントを企画しスタッフを募集することで働く選択肢を増やし、地元で自分らしく生きるための提案をしていきたいとも考えています。

「この稲取の景色って、本当に綺麗でしょ。

この町を作ってきた地元の人たちにすごく尊敬している。
通りすがりの観光客にもフレンドリーに道を教えたり、町民同士が思いやりあって生活しているところも、魅力的な場所だと思うよ。
そんな町の人たちが自分のイベントの手伝いだったりを協力してくれて支えてくれるのが本当にうれしい。」

稲取の風景

いきいきと語る荒武さん。

稲取への愛情がひしひしと伝わってきました。

インタビューに答える荒武さん

小さな一歩が産んだ、大きなトキメキ

そんな荒武さんが地域おこし協力隊に入り、空き家の改修を始めたきっかけはなんだったのでしょうか。

学生時代の荒武さん

「俺大学三年生のとき、とにかく何かしたいけど何やればいいかわからない大学生だったんだよね。(笑)

そんなときに友達に長野の空き家回収の手伝いを誘われて行ってみて、それが今の活動の原点かな。

長野に行ったときに田舎での暮らしに魅力を感じて、感覚的にいいなと思って、そこからいろんなことに踏み出せるようになった。」

まちを歩く荒武さん

「やっぱり、最初の一歩をふみだすことが大事だと思う。それからいろんな地方のプロジェクトにかかわって、そして最終的に東伊豆に引っ越してきた。

直感でビビッと来たものには前のめりになってすぐ動いちゃうんだよね。

本当はゆったりとスローライフをおくってもいいなと思って東伊豆に来たけど、気付いたら思ってたより忙しくアクティブに動いてるな(笑)」

「そういう直感でビビッとくるものを探す作業がたのしいんだ。
その中で助けてくれる人もいっぱいいてさ。
今も探している最中なのかもしれない。」

大学時代の荒武さんのように、これからなにかしたい!と思っている若者に対してアドバイスをいただきました。

「考えすぎてるひとが多いけどさ、まず規模が小さいことでもアクションを起こすことが大事だと思うよ。
小さいことでも、自分ができることなんでもいいからアクションを起こす。
自分の中で小さな挑戦をしていく中で、きっとなにか見えてくる。
そして、チャンスをつかめ!って言いたいな。」

最初は直感と勢いでも、結果として今、荒武さんが楽しくいきいきと稲取で暮らしていることこそ、その行動力の賜物だったのだと私は思います。

2人で撮影した写真

私自身、地元福島県いわき市から去年の春に都内に引っ越してきたばかりで、田舎と都会のギャップに驚くことがしばしばあり、逆に都会から東伊豆に移住した荒武さんのお話は、とても興味深く感じました。
特に、その地でどう自分らしく、生き生きと暮らすかというお話はとても心に響きました。

荒武さん、貴重なお話をありがとうございました。

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▼各リンク▼
【NPO法人ローカルデザインネットワーク】
【ダイロクキッチン】
【空き家改修プロジェクト】

Photo by 小黒恵太朗

常に新しいことをやりたい。東伊豆に新しい風を吹かせる | 守屋真一

守屋真一

皆さんは東伊豆、稲取に訪れたことはあるだろうか。

海と山の距離が近く、港の美しい、華美ではないが贅沢な景色。
じんわりと心落ち着く空気が広がる。

稲取港

向かう途中、車から見える海にひょっこりと飛び出たような地形がみせる東伊豆の景色は、別世界にたどり着いたようでとても印象的。

稲取高原

町は下町のような雰囲気があり、散策するのもおすすめ。
静かで穏やかな空気が流れている。

この日は天気も良かったので、ルンルン気分で思わず走り出してしまった...!

稲取の街を駆け抜ける様子

そんな稲取で、新しい風を吹かせる守屋真一さんという人がいます。

今回取材を受けてくれた守屋真一さん

守屋さんは大学時代、”空き家改修プロジェックト”という活動を始め、今でもプロジェクトのOBとして、活動を引き継ぐ学生のサポートを行っており、空き家改修プロジェクトで改修した第六分団の旧器具置き場、ダイロクキッチンは、「食」をテーマにした稲取のコミュニティキッチンスタジオとして地元の方々に愛されています。

拠点でもあるダイロクキッチン

また、ダイロクキッチンを拠点に「都市とローカルをつなぎ、暮らしたいまちと暮らす社会をデザインする」をビジョンに活動するNPO法人ローカルデザインネットワーク(LDN)の理事を務め、パラレルキャリアで活動するとてもアクティブで魅力あふれる人です。

今回私はそんな守屋さんにお話しを伺いました。

シェアオフィス、イーストドックにてインタビューをする様子シェアオフィス、EAST DOCKにて

活動のきっかけは友達からのお誘い。活動する中でのポテンシャルとは?

もともと守屋さんは空き家改修プロジェクトをやろう!
と思って始めたわけではないらしい。

守屋さん
「大学の同期が、東伊豆に街づくりのインターンで来ていて、活動している中で空き家改修をやることになったけど、設計ができないからってことで誘ってもらったのがきっかけ。」

スタートは6人。
だんだんと活動範囲も増え、2年で50人ほどへと大きくなっていったのだとか。
では、NPO法人設立にまでいたった動機はなんなのか、

守屋さん
「ダイロクキッチンを改修したのは良いけど、それこそ裏側の話、そこで運営する人が誰も見つからなかった。
だったら自分たちでやろう!ってことでNPO法人として運営をすることになったんだよね。」

友達に誘ってもらった活動が、6人から50人へとさらにNPOまで設立して運営まで行うようになったのは驚き。

ダイロクキッチンは地元の方たちがカフェを開いたり、地元の高校生が食堂を開いてご飯をふるまうなど、地元の方たちの交流の場となっているそう。

カフェを開く稲取高校の学生

高校生が作ったご飯をいただく様子

私もダイロクキッチンで地元の高校生が作ってくれたご飯をいただきました。

器もおしゃれで味もプロ顔負け。
デザートも飲み物もこだわりの手作りで、本当においしかった!
これはリピーターになること間違いなし。

なにより、地元の学生やお年寄りの方、幅広い年齢の人が同じ場所に集まって関わりを持てる空間が、暖かくて落ち着く。
チェーン店のカフェではなくて、地元の人がおもてなしできる、来てくれた人とゆっくりとお話しできるダイロクキッチンは特別で素敵なコミュニティの場なのだ。

守屋さんはこの東伊豆に魅力を感じて今も活動されているんですか?

守屋さん
「場所にしばられず、今後も稲取以外も活動したい場所はいっぱいあるんだけど、その中でもこの町はやりたいことを受け入れてくれる体制がものすごい!
当時からの付き合いもあってか役場の人もどんどん面白がってくれて、稲取はすごい寛容なところがあるから、そこが魅力と思ってる。」

確かに、町を散策してる時、町の人が挨拶をしてくれたり、沢山稲取の歴史を語ってくれるおばさまがいて、寛容さや優しくて明るい街のイメージを持った。

稲取の人と話す様子

やはりそこが東伊豆の魅力でしょうか?

守屋さん
「うんうん。町自体も小さいから、主要メンバーと仲良くなるとその人がいろいろな人を紹介してくれたり、だんだん顔見知りも増えるし、向こうも覚えてくれたりとか。
港街だったからか新しい人にあんまり拒否反応しないんだよね。
そこはすごいポテンシャルが高い。」

原動力は飽きっぽいこと。常に新しいことが起こるのが楽しい。

守屋さんは東伊豆だけでなく、これやりたいっていうのはありますか?

守屋さん
「稲取モデルみたいなのを作りたくて、空き家を改修して都心部から人を呼んでくるみたいなモデル作りができたら、全国でもやりたいなって思ってる。
だんだん東京つまらなくなってきて、地方は東京にはない刺激がいっぱいあって、心もリフレッシュできる。
でも、東京も好きだから離れたくないし、両立できる方法を今探してる最中なんだ。」

2拠点、3拠点生活ととてもアクティブに活動している守屋さん。
正直大変ではないのだろうか、守屋さんの原動力はどこにあるのだろう。

守屋さん
「人としゃべるのが好きで、楽しいんだよね。
あと、飽きっぽいから常に新しいことやらないと飽きちゃうんだよね。
あ、原動力飽きっぽいことかも(笑)。」

イベントも何か新しいことが起こりそうだから楽しい。
誰か人とやると自分が想像していない予想外の方向に変わってくることがある。
そこが面白いのだと守屋さんは言います。

守屋さん
「ここでの仕事は半分プライベートだと思ってるからそんなに苦じゃなくやってるし、本業の方が忙しくなっても、伊豆にきて色んな人としゃべってこういう企画やりましょうとか話してるだけでだいぶリフレッシュしてる。」

無料休憩所で話すメンバー

守屋さんは伊豆を仕事の場としてというよりは、リフレッシュの場にしているのだ。
誰かとしゃべって企画をするのが楽しいという守屋さん。

では、企画の楽しさとは…。

守屋さん
「大学の時学祭の実行委員とかやってて、今も文化祭をやりたいんだよね。
マインドとして。文化祭マインド。」

文化祭マインド…!?

守屋さん
「文化祭って全員で力を合わせて一つのものを作る。
それが文化祭当日を迎えて、一日終わるともう全部なくなっちゃう。
でも思い出や仲間意識だけは残るみたいな、みんなが得意なことを出し合って一つのことを作る祭。
空き家改修の時もみんな担当バラバラで6人が自分の好きなことをやってたら上手く終わって、それがすごく文化祭っぽいなって。」

守屋さんの話を聞いて、高校の時の文化祭を久しぶりに思い出した。

企画って仕事で考えると堅くて難しいイメージがあるけど、まさに文化祭の時、何の出し物をやるか、お客さんに喜んでもらうことだけじゃなくて、自分たちが何をやれば楽しいかを考えてたなぁと。
文化祭当日よりもそれまでの過程が仲間と協力して取り組む大事な時間だった。

守屋さん
「やらされたわけじゃなくて、自分の好きなことをやって、上手く合わさっていく感じが良いなと思って、そういうことをやりたい。」

たしかに、文化祭は楽しむものであって、やらされていると思ったことはなかった。
学校に守られていたし、負わなくてはならない責任もない。
そうは言っても、守屋さんの行っている活動は学祭ではない、責任だってあるだろうし不安や大変なこともあるはず…。

守屋さん
「学生の時とかは結構大変だった記憶ある。
町とのやりとりとか怒られながらやってたね、でも怒ってくれた人がいたから今色んなことを一緒にできる関係性ができた。
今も社会人だから時間がとりずらくなって忙しいとかあるけど、あんまり大変なことはないかもしれない。」

あれ…?不安とかもないんですか?

守屋さん
「何とかなるって思ってる。
自分の手に負える範囲で全部やってる。
ちっちゃくステップアップしていくというか、自分の責任の負える範囲内、生活が保たれる範囲のリスクしか負わないとか、そんな感じでやってるからあんまり不安はない。
失敗してもまぁ大丈夫かなって。
怖がったらできないかも。」

インタビューに笑顔で答える守屋さん

学生と違って責任がかかってくるのが大人。
加えてきちんと自分の手に負える範囲を理解してリスク管理をできるのも大人。
リスクや責任ばかりを気にして行動を起こさないのではなく、考えた上で行動を起こす守屋さんはかっこいい大人だと感じました。

自分のやりたいことをやってみること。地域を盛り上げる!に必要なこととは…?

神社でお参りする様子

守屋さんの強みは人と話して聞くことなのだとか。
その人がしたいこととプロジェクトを繋げたり、この人とこの人を繋げたら上手く回りそうだとかを考えて、それを企画にしたり、実現させることができる。

守屋さん
「企画も数を増やした方が上手く回るんだよ。
1つでやってると、上手くいかない時に行き詰まるけど、そういう時に他のプロジェクトを進めると、そっちで得たヒントがこっちのプロジェクトに生きるみたいなこともあるし。
相互に新しい情報とか手法を手に入れられるから上手くできる。」

守屋さんは人を見たり、企画したり、スケジュールを管理したりと全体を見ることが得意。
逆に細かいこと、例えば建築で言うミリ単位でずれのないおさまり、寸法を見ることは苦手なのだとか。
だからこそ仲間が大事で、それぞれができることをやる。
いろいろな仲間が集まるとすごく大きなことができるという。

そんな守屋さんの思う、地域を盛り上げるとなった時に重要だと思う働き方はなんなのだろうか。

守屋さん
「自分のためにやる。
地域を盛り上げようっていうよりは、自分がこの場所でこういうことをやって楽しそうってやる方が良いなって思ったんだよね。
全員が東伊豆って面白いって想い始めたら、地域って盛り上がってくる。
でもボランティア精神でなんかしてあげたいって思うと、どこかで限界があるんだよ。
結果自分のためじゃないなぁって思い始めたらやる気なくなってくるみたいな。」

無料休憩所での団欒の様子

誰もやらされてるって思わないで、自分のやりたいことをやってみること。
自分の関わった地域が増えるのはおもしろくない?という守屋さん。

私も今回の取材で東伊豆を知れたこと、何より東伊豆に関わる守屋さんたちに出会えたことが何より嬉しい。
この地域に行ったらこの人に会える。
お友達ができた喜びに似ているかもしれない。

自分が案内できる街。
自分の大事な友達とかに、面白い街あるからおいでよって誘う。
初めてその地域に来てもらう、それが地域活性になるのではと守屋さんは言う。

都市とローカルを繋ぎたい。つくりたいのはきっかけづくり。

屋上で黄昏る様子

守屋さん
「東京は情報も人も集まるからそこはそこで大事。
でもそこで完結できないから地方にいくとか、NPOのテーマにもあるんだけど、“都市とローカルを繋ぐスタイル”を作りたいなって思ってる。
だから、移住を薦めているわけでもなくむしろ移動を薦めてる。
そういうことができる選択肢やきっかけづくりもできれば良いと思ってる。」

守屋さんは地方がなくなることは日本の多様な文化がなくなってしまう、日本全体の損だと話す。
外国人観光客の方もセカンドジャパン、サードジャパンと地方に行った方が面白い経験ができると。

守屋さんはリモートワークなので多拠点生活を送っているが、リモートワークでない人はなかなか難しいのが現実。
これは働き方の問題にも関わってくるので厳しい人も絶対にいるはず。

だけれど、5年後10年後、テクノロジーがどんどん進化していってリモートワークや自動運転ができれば、地方への移動者も増えるだろうと守屋さんは時代の大きな流れを見て考えていた。

空き家改修プロジェクトは今後、やみくもに改修するのではなく、街のツボを押すことを考え、ここを重点的にやったらこの町すごく面白くなるというツボをよくよく考えていくらしい。

きっかけは友達からの誘いでも良い。
堅く力を入れ過ぎずに、自分の力を発揮できる場所を探すことができたら強い!

大きなことを成し遂げようだと疲れてしまうから、まずは小さなきっかけを大事にしながら、自分のできることを一生懸命に取り組んでみる。

楽しそうに活動している人を見て、仲間が増える。
文化祭マインド。
私の中で響いた言葉でした。

悩んだときは東伊豆に行ってあの穏やかで優しい風にあたりに行こう。

2人で写真をとる守屋さんとカッシー

守屋さん、ありがとうございました!
絶対また東伊豆行きます!!

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▼各リンク▼
【NPO法人ローカルデザインネットワーク】
【ダイロクキッチン】
【空き家改修プロジェクト】

Photo by 小黒恵太朗

東伊豆を盛り上げるパラレルキャリア集団 | NPO法人ローカルデザインネットワーク

熱海から車で走ること1時間30分。
伊豆への玄関口と言われている「東伊豆」。

東伊豆には「大川」「北川」「熱川」「片瀬」「白田」「稲取」の6つの温泉が集中しており、お風呂好きには堪らない観光エリア。
道中、6つの温泉の看板が見えてくるのだが、デザインを統一させ、それぞれの色を持たせていたのが印象深かった。

稲取温泉の看板

北川温泉の看板

おぼろげにしか知らなかったその地域を帰る頃には私たちは好きになっていた。

今回私たちが向かったのは東伊豆町の稲取という地域。
稲取は静岡県賀茂郡東伊豆町にある小さな港町。

稲取港の様子

毎週土・日曜と祝日に稲取漁港で「港の朝市」が開催されており、朝市には地元の商店などが出店し、名産物や地場産品などを販売している。
そこで人気なのが、その場で炊きたてを味わうことができる「キンメダイの釜飯」。
1人前700円という安さに加えて、無料の「キンメのあら汁」まで付いてくるというサービスも。

朝市を歩く様子

朝市を歩く様子

朝市を歩く様子

海と山に囲まれたここ稲取に、東伊豆を盛り上げようと奮闘する人達がいる。
シェアキッキンスタジオの「ダイロクキッチン」やシェアオフィス「EAST DOCK」を運営する、NPO法人ローカルデザインネットワークのメンバー達だ。

ダイロクキッチンの前で写真を撮るローカルデザインネットワークのメンバー

今回取材したのは、守屋真一さん(右)、荒武優希さん(真ん中)、菊池純平さんの3人(左)。

▼それぞれの記事▼

【常に新しいことをやりたい。東伊豆に新しい風を吹かせる | 守屋真一】

【内に秘めた、東伊豆への思い | 荒武優希】

【ライフスタイルの多様な可能性。東伊豆を笑顔にする人 | 菊池純平】

彼らは、ローカルデザインネットワーク(以下、LDN)の前身である建築学生による地域活性化団体「空き家改修プロジェクト」の頃から同じ時間を過ごしたメンバーでもあり、社会人になった今も共に活動を行なっている

全員で顔合わせを行なった後、LDNの3人が稲取を案内してくれた。
取材を行なった日にはシェアキッキンスタジオの「ダイロクキッチン」で稲取高校被服食物部の生徒たちがカフェを。
街中では「雛のつるし飾りまつり」の無料休憩所にて味噌汁を配っていたり、フリーマーケットや写真展などのイベントが多く行われていた日だった。

取材前の団欒の様子

稲取の人と話す様子

菊池さんから説明を聞く様子

普段東京では見ることのできない景色にただ興奮するばかり。
街を歩けば、街の人が話しかけてくれる。
稲取を案内してくれた3人と稲取の人の温かさが身に染みた。

「都市とローカルをつなぎ、暮らしたいまちと暮らす社会をデザインする」をビジョンにまちづくり活動やパラレルキャリアをしながら二拠点での暮らしを実践している彼ら。
今年度からまた新たに大きく動き出すそうです。

自然の豊かさと人の温かさを感じられる、ここ稲取に歴史の紡ぎ、新たな風を起こす人達が、そこにいました。

集合写真を撮るローカルデザインネットワークのメンバーとふたりごと文庫のメンバー

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▼各リンク▼
【NPO法人ローカルデザインネットワーク】
【ダイロクキッチン】
【空き家改修プロジェクト】

Photo by 小黒恵太朗

飯山仏壇|上海本店 藤澤蒔絵

飯山仏壇|上海本店 藤澤蒔絵

親鸞聖人も歩いたと伝わり、かつてより信仰心が育まれてきた、長野県飯山市。その地で作られる飯山仏壇は、木彫や彫金による装飾が多く、扉裏にも蒔絵が使われるなどの荘厳さが特徴だ。「上海本店」「藤澤蒔絵」など、製作に携わる職人たちは、家の中心に仏壇が置かれ、毎日手を合わせる習慣があった昔と比べると、現在は関係性が薄れてきたのではと憂える。仏壇を通して職人とお客様とがつながり、仏壇を介して家族がつながる。繰り返す時代の中、100年後の未来にも、人々の拠り所として仏壇が存在してほしいと願う。

信州打刃物職人|畑山刃物

信州打刃物職人|畑山刃物

長野県信濃町に工房を構える「畑山刃物」。信州打刃物職人である畑山充吉さんは、自身の製作物ひとつひとつに、名入りのひょうたんの刻印を押す。自信と責任の証であるこの刻印を頼りに、遠方から工房を訪れてくる方もいるそうだ。16世紀半ば、戦国時代にはじまってから、450年以上続く信州打刃物の歴史。この道50年を超える畑山さんも、到底一人前ではないと語り、明日は更に良いものを作れるようにと、基本に忠実に、技術を研ぎ澄ましていく。

南木曽ろくろ職人|ヤマイチ小椋ロクロ工芸所

南木曽ろくろ職人|ヤマイチ小椋ロクロ工芸所

南木曽ろくろが作られる長野県木曽郡南木曽町周辺は、ケヤキ、トチ、センノキ、カツラなど、古くから豊かな森林資源に恵まれていた。選木から木取り、ろくろ挽きから塗装に至るまで、ひとりの職人がすべての工程を一貫して行い品質を追求するのが、南木曽ろくろの特徴である。職人としての技術を身に着けるのに長い時間がかかる中、「ヤマイチ小椋ロクロ工芸所」では、はじめての取り組みとして、地域おこし協力隊を受け入れている。技術の伝承と習得は急務であると、使い手の笑顔を想像しながら、今日もろくろに向かう。

木曽漆器職人

木曽漆器職人

長野県塩尻市南部の山岳地帯にある木曽平沢。奈良井川の中流に位置するこの集落は、木曽漆器の中心的産地として知られ、いくつもの工房が存在する。祖父が興した会社を守る経営者のもと、師匠は弟子にものづくりへの姿勢を見せる「山加荻村漆器店」。伝統をただ受け継ぐだけでなく、その時代に求められるものを取り入れながら、夫婦で歩む「うるし工房 石本玉水」。6代目の父から7代目の息子へ、技術を伝えつつ、鍛錬を重ねる「白木屋漆器店」。木曽漆器の職人たちの背景にも、それぞれの物語が脈々と流れ続けている。

4月21日(日)トークイベント「ふたりごと図書室」を開催します!

ふたりごと図書室

今月リニューアルを予定している、ふたりごと文庫。
そのふたりごと文庫が、
4月21日(日)に、トークイベントを開催します!

その名も「ふたりごと図書室」。

ゲストの方をお呼びし、
想いや活動のきっかけを
参加者みんなでシェアしていくトークイベントです。

今回はパラレルキャリアで活躍し、
多拠点生活を送る守屋真一さんとお話ししていきます。

活動をはじめるとき、ひとりでは怖い。
これから何かをしたいけれど、何をしたらいいかわからない。
このような思いを感じてる人も多いのではないでしょうか。

「あの人だからできる、自分にはできない」ではなく、
「頑張れば私にもできるんだ」。
そう思えるきっかけを提供する場を作れたらと思っています。

ぜひお越しください!

<イベント概要>
【日時】
2019年4月21日(日)19:00~21:30(18:45開場)
【場所】
マチナカ製図室 mon-naka×70seeds store(東京都江東区永代2丁目20-8)

詳細や申込みは、こちらをご覧ください。

和紙職人|阿部製紙

楮を原料とし、手漉きで製造される伝統工芸品「内山紙」。独特の技法「雪さらし」により、繊維を痛めることなく自然な白さに変わった紙は、丈夫さと透明感を持ち合わせ、上質な障子紙などに使われている。長野県飯山市に工房を構える「阿部製紙」では、3代にわたって内山紙を継承。「地元のものを子どもたちに知ってもらい、いつか外に出たときにも語れるように」と、30年以上、地元の小学校の卒業証書も製作している。生活様式が変化し、障子を知らない世代が出てくる中、伝統の存続と時代に合わせた変化に挑む。

「“わかったつもり編集人”にならないために。会議」に、編集長 大牧が登壇しました

3月28日(木)に開催された、
70seedsさん主催の「“わかったつもり編集人”にならないために。会議」に
編集長 大牧が登壇しました。

『70seeds』編集長の岡山史興氏、
『セコリ百景」編集長の大瀧洋之氏とともに、

「伝える」をテーマにトークセッションを展開。

3人の編集長がそれぞれの伝え方や、
メディアのあり方について語り合いました。


ライターや編集に携わる方々も大勢参加されるなど、
満員となった会場はセッション終了後も熱気に包まれていました。
(当日の様子は、Twitterのハッシュタグ検索「#わかつも会議」からご覧いただけます。)


また、開催に合わせて3人の編集長が持ち寄った、
「ヤバイ珍味」。

大牧が用意したのは、
私たちのサテライトオフィスがある秋田県鹿角市の
「しそ巻大根」と「しそ巻あんず」でした。


主催の70seedsさん、

セコリ百景さん、

会場に起こしいただいた参加者の皆さま、

ありがとうございました!

【イベントの様子】

70seeds主催の「“わかったつもり編集人

70seeds主催の「“わかったつもり編集人

70seeds主催の「“わかったつもり編集人

70seeds主催の「“わかったつもり編集人

松本家具職人|松本民芸家具

民芸家具の起源は、柳宗悦氏による「民芸運動」である。各地の風土や手仕事の中から生まれた日常の生活道具の中にこそ健全な美が宿ると、新しい価値観を提唱した。昭和23(1948)年、「松本民芸家具」の創始者である池田三四郎氏は、柳氏の講演に感銘を受け、民芸家具の製作開始を決意。庶民工芸の代表ともいえる椅子作りを筆頭に、現在の製品点数は800種類以上にも及ぶ。故きを温ね、新しきを知り、今日もまた松本民芸家具では、用と美を兼ね揃えた家具を追求する。

伊那紬│久保田織染工業

「蚕の国、絹の国」と呼ばれるほど、養蚕業が盛んだった長野県。全域で生産される織物は、地域によって様々な名称を持ち、総称して「信州紬」と呼ばれている。伊那地方の天竜川沿いでつくられる「伊那紬」は、そのうちのひとつ。かつては約120の工房が存在していたものの、現在唯一生産を続けているのは、明治43(1910)年創業の「久保田織染工業」のみ。4代目となる久保田貴之さんも、その技術を受け継ぎ、糸づくりから手織りでの仕上げまでを、すべて自社内で行っている。

浅野ゆうき編集長にインタビュー

『今の自分をどう更新して、これからの大学生活含め、自分の人生をどう歩んでいけばいいのか。』

私自身も悩んでいるし、大学生ってやりたいこととか生き方云々を考える時期でもあるのかなって思います。

今回はそんなあなたに、私の素敵な先輩を紹介させていただきたい。

 
 

この方こそ、初代ふたりごと文庫編集長・浅野ゆうきさん。
いつも口角上がりっぱなしで、笑顔が素敵な私たちふたりごと編集部二期生の先輩です。

浅野さんは、この春産業能率大学を卒業し、念願だったYahooへの就職を果たしました。
高校時代に受験勉強をおろそかにし大学受験で大失敗してしまったそう。
その悔しさをばねに大学の講義やゼミ、大学外での活動に全力で取り組み、就職活動での大成功を遂げました。

浅野ゆうきとは?

 

朗らかでアグレッシブ
私から見た浅野ゆうきさんはこんな感じです。

私が浅野さんに初めてお会いしたのは、大学一年生の夏のゼミのときで、

内容は、大牧編集長が「インタビュー力の大切さ」の講義をした後、実際に学生が大牧さんと浅野さんにインタビューをするというものでした。

 

 

すごいこの人。初めての場所で知らない学生に囲まれているのに、堂々と自分のことを話してる。きらきら眩しいというか、なんだか同じ大学生って感じがしないな。

それが浅野さんの最初の印象でした。

果たして本当に、浅野さんは普通の大学生と一線引いた存在だったのか?
大学の課題に追われて、インターンやサークルとの両立に苦しむこともあるし、恋もするし、就活に焦った時期もあったし。
根本的に、私たちと同じ大学生です。

浅野さんは“私はこうなりたい“、“これがしたい”という自分の欲求と向上心に、真剣に向き合える人だから輝いているのだと、私は思います。

 
 
 

憧れて進化した

 

何事にも物応じしない浅野さんですが、小学生のころはクラスのみんなの前での発表で恥ずかしくて顔を真っ赤にしていたそうです。

浅野さん:いまでこそ「肝が据わってる」ってよく言われるけど、元々そうだったんじゃなくて、中学生のとき、ある友だちに憧れて変わったんだ。
その子はとてもフレンドリーで知らない子とすぐに仲良くなれて、私もその子みたくなりたくてしぐさをまねするようになったの。
その子が手叩いてゲラゲラ笑ってたら、自分もそうしてみたりね。

 
 

浅野さん:そしたら、いろんな人と仲良くなれるようになったの。
今も人見知りとか緊張とか全然しないしね。

インターン中も、浅野さんのそういった明るさと度胸は、地方でのインタビューや自治体のイベントなどでも役に立ったといいます。

浅野さん:ただそれとは別に、いい意味で妥協ができるようになったかな。

この性格だから大学のゼミやサークルでリーダー格になる事が多くて、自分の意見が比較的通りやすい環境が今まで多かったけど、インターンでは会社としての事情とか周りの意見を鑑みる必要があるからね。

大人な力がつきました。(笑)

秋田県鹿角で初めてみたもの

 

浅野さん:初めて見るものや新しいものが好きだから、地方や田舎にも興味があったのだと思う。

ビルも何もない景色
よそから来た私たちにフレンドリーに話しかける町の人たち
うちの村はもう終わりだと冗談混ざりにつぶやくおじさん
なんだかおせっかいなおばさん
村おこしに奮闘する地方行政の皆さん
そういう地方で出会うなにもかもが新鮮で、特に最初に秋田県鹿角市に訪れたときは、初めて田舎というものを目の当たりにしとてもわくわくしたそうです。

 
 
 

それからは、積極的にFacebookで地域おこし系の団体にいいねを押し、情報を集め何度もイベントにも足を運び、お金が無くなることもしばしば。
(金欠にはご注意ください。By浅野)

学歴コンプレックスとうまく付き合っていく

 

結論からいうと、浅野さんの学歴コンプレックスはまだ無くなったわけではありませんでした。
受験失敗の悔しさから、浅野さんは大学での授業は一切の手抜きなしで、発表で優秀賞を取ることもあったそう。
それは自分自身の自己肯定感を上げるためでもありました。

 
 

インターンを始めるとき、大学の授業をおろそかにしたらすぐにインターンをやめるという自分との約束をしました。
しかし大学の勉強に熱心に打ち込めば打ち込むほど、もっといい大学に行ってさえいれば、より質の高い講義が受けられたかもしれないと、受験勉強を悔やんだといいます。

 
 

浅野さん:大学どこ?と聞かれたときにカッコ悪いとかの外見の話じゃなくて、これこそが学歴コンプレックスの本当の意味なのかもしれないね。

今ほど大きくはないけど、きっとこれからも学歴コンプレックスと付き合っていくのかな。

本音の発信、もっとやっちゃえばよかったな。

浅野さんが今までのインターンを振り返って、やってよかったことはなんですか?

浅野さん:やってよかったことより、少し後悔したことの方が先にでてくるな…。
情報発信って、難しいよね。
今思えば響かない薄っぺらな発信ばかりしてた。

 
 

浅野さん:どうしても、カッコつけちゃうというか、綺麗な部分だけを見せようとしがちだけど、今振り返った時に、見かけ騙しだったな。
最初は外見だけ頑張って、後から中身を頑張ろうと思ってたんだけど、気付いたら大学生活終わってたの!ホラーだよね

浅野さんはふたりごと文庫以外でもnoteで発信も頻繁に行っていました。
そこでの発信で、本音とリアルが求められてることに気づいたそうです。

浅野さん:今までうまくいったことばかりを取り上げてたけど、ふたりごと文庫オンラインサロンの失敗について初めてnoteに取り上げた時にすごく反響がよくてびっくりした。
そのとき、発信ってこういうことかって気づいたんだ。

浅野さん:失敗を公にするなんて今まで絶対してこなかったけど、やってみたら自分の気持ちも少し楽になった気がする。
ふたりごと文庫も大学生が運営するメディアだし、もっとありのままにリアルを出しちゃえばよかったな。
でも失敗や気づきがあるっていいことだから、結果よかったって思ってる。

ふたりごと文庫編集長として成功と失敗を経験し、まだやりたいこともたくさんあると話す浅野さん。
その表情は明るく、これからの希望に満ち溢れていました。

浅野さんは先日、ニッポン手仕事図鑑でのインターンを卒業し、春からまた新しい環境で社会人としてのスタートをきります。

これからも、持ち前の明るさと度胸で、真っ直ぐに浅野さんらしくご活躍できますよう、ふたりごと文庫編集部一同、祈念いたしております!

名前:柳葉優有
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:福島県

飯山市の非公認B級グルメ「サバごはん」とは

ふたりごと編集部メンバーは長野県飯山市で取材旅行をし、飯山市の魅力をたくさん教えていただきました。今回は飯山市の意外な一面についてご紹介いたします。

実は、飯山市は鯖缶の消費量が日本一なんです!その飯山市でひそかに人気を集める 飯山市非公認名物 、それがさばごはん です。

今回はさばごはんの生みの親、笹寿司屋ぜにがめ堂の岩崎さんにお話を伺いました。

さばごはんとは、さばの水煮の缶詰とタケノコまたはキノコなどの具の炊き込みご飯です。岩崎さんは飯山市に高校卒業ぶりにUターンした時、奥様に「なにか地域に根付いたものを作ったら?」と提案を受け、飯山市の郷土料理である笹寿司のお店を営むことにしました。

しかし久しく飯山に身を置いていなかった岩崎さんにとって飯山での笹寿司屋の経営は難しく、当時の不況も重なって4枚で500円の笹寿司の売れ行きは順調なものではありませんでした。

そこでパートさんのまかないとして作っていたさばごはんを商品として300円で売り出すと笹寿司よりも売れ、現在もぜにがめ堂の人気商品です。そもそもなぜ、飯山市では鯖缶が多く消費されているのか。

冷凍冷蔵技術が発達していなかった時代、飯山市では肉の代わりに保存できる動物性たんぱく質として鯖缶が食べられてきました。

その味が根付いていることと、価格と手間の手軽さから現在でもカレーなど家庭料理で肉の代わりに鯖缶を使う家庭は多いといいます。また飯山の酒蔵の地酒のおつまみとしても食されています。

かなり前から飯山市で親しまれてきた鯖缶ですが、なんだか少し貧乏くさくて恥ずかしいという理由で、飯山市自身あまり積極的に鯖缶消費量日本一を公表していません。

しかし近頃、鯖缶はダイエット食品、健康食品として期待されており、ナウな食べ物としてテレビや雑誌でも紹介されています。

現在岩崎さんはこの鯖缶ブームにのって、さばごはんを市の名物のB級グルメとして観光客にも売り出していきたいということで、レシピの公開もしています。(長野県知事賞受賞)別に名物じゃないよ。

長野県非公認B級グルメ市のイベントや店頭で売り出すときは、このようにくすっと笑ってしまうようなキャッチが目を引きます。岩崎さん「なぜなら、うちは笹寿司がメインだからね。(笑)」岩崎さんは、鯖缶のブームを機に飯山市の名前を広めていきたいといいます。飯山市は野沢温泉にも近く、冬にはオーストラリア人も多く観光に来ます。

今すぐにとはいかなくても、いつか田舎に行きたいと思ったときや観光で近くまで来た時に、鯖缶の町飯山として名前を覚えてもらうことで、人を呼び込むきっかけになります。

人口約二万人、少子高齢化が進む飯山市には、今後を考え創造していく知恵と行動が必要です。

名前:柳葉優有
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:福島県

受け継がれてきた感性を信じ、酒造りをする

豪雪地域である奥信濃、飯山に、
原料と手作りにこだわった地酒、「水尾」があります。

ふたりごと文庫編集部は「水尾」を造る田中屋酒造店に行き、
6代目、田中隆太さんにお話しを聞きました。

 

 
 

「水尾」の歴史

 

田中屋酒造店の創業は明治6年。田中さんで6代目です。
田中さんの家系は江戸時代にまでさかのぼることができ、
酒蔵を始める前、だれがどんな仕事をしていたのかまでお話ししていただきました。
とても歴史のあるお家です。

明治6年に地酒を作り始めたのですが、
最初は「水尾」という名ではなく、「養老」という名でした。
田中さんは「養老」という名に古いイメージを持ち、岐阜の酒だと勘違いされるため、
平成4年ごろに現在の看板商品でもある「水尾」という銘柄を立ち上げました。

酒造りに欠かせない水と米も変えました。
昔は井戸水を使っていましたが、飯山は雪が降る地域のため、
消雪パイプを作ろうと役場の方がつぎつぎに井戸を掘っていき、
酒造りに使っていた井戸水はだんだんと涸れて水質も悪くなりました。

悩んだ末、水を変えようと良い水を捜し歩き、15キロ北の野沢温泉村一角、
虫生という農家の方が昔から使っている井戸水にたどり着きました。
水質も味もよく、今ではトラックで年間200回程汲みに行きます。

米も良いものにしようと徐々に良いお米に。
今は“金紋錦”と“ひとごこち”というお米を使っています。

実は飯山、米作りに最適地でした。
飯山、野沢温泉、木島平、栄村の4市村で作っている米をコンテストに出すと、
4千軒中40軒の優秀賞の中に、5〜10軒ほど入るのだとか。
コンテストに優秀賞として殿堂入りしてしまうほど米作りの技術が高く、
とてもおいしいお米のとれる地域だったのです。

このように、試行錯誤をしながら、地元の水や米にこだわり、
おいしいお酒を追求し、伝統を守りつつも
改良しながら受け継いでいます。

 

地域に根差した味

 

 

流行りに合わせた酒造りがあまり好きじゃない。
東京にいた時は吟醸酒が大好きだったが、
こっちに帰ってきて1年くらいこっちの食生活してたら全然だめになった。
という田中さん。

飯山地域の美味しいお米食べておいしい野菜食べる食生活、
雪の中で暮らして、この環境の中で暮らしていると
何か味覚的な好みが変わってくるのだと言います。

「水尾」の味のこだわりについてお話しいただきました。

もっとシンプルなものが欲しくなる。
香りで言うとゴージャスで華やかなものでなくもっとナチュラルな香りが良い。
毎日飲んでも飽きないようなお出かけの服でなくて普段着の味わい。
そういったお酒を造れるように酵母や作り方を選んでいきます。

水尾はすっきりしているように感じるけれど、うまみがある。
透明感のあるうま味のある酒造りをしたいんです。

透明感のある水のようなお酒っていうのは、カメレオンのようなお酒。
人間の香りの組成みたいなものと自然に溶け合うものが
最も透明感のあるお酒なのではないかと思います。

甘いだけのものはあきてしまう。
甘みを減らすにはうまみでカバーすれば良いんです。
うまみの正体は苦みや渋みで、その苦みや渋みが飽きの来ないポイント。
だしもそのままは苦い。
酒もそういったうまみをどういうように表現していくかっていうのが
透明感のある自然のお酒をどう作るかに関係していくと思うんです。

「この地域の人たちは吟醸酒が苦手」と話す田中さん。

この地域で食べているものや風土に基づいた個性のあるお酒を造れれば、
お酒としての存在意義が小さなメーカーにもあると思うんです。

大事なのは世間で良いと思われているものではなく、
自分で良いと思ったものを選択しようとする力。

世間の中の成功体験を真似するのは簡単なことでどこかテキストにも書いてあることだけど、
試行錯誤の中で良いものを求めたり、自分の感覚を信じるしかない。

その人の価値観を磨き上げていくしかない。
自分がもっているものは結構決まっているので、
自分の持っているものの中の個性みたいなものを磨く作業しかないんですよ。
真似しても追いつけないんです。
だけど、自分しか持ってない、地域しか持ってないもので勝負しよう、
それを磨いていこうと思うと、追いつけるというよりも違う土俵に立つことができます。

ただ、注意すべき点は個性があるということと
クオリティが良いということは別でかんがえること。
ある一定のクオリティを超えなければ個性は欠点でしかない場合もある。土俵すらできない。

 

手仕事を受け継ぐ

 

 

田中屋酒造店さんは比較的若い方が多く働いています。
大卒の方もいますが、地元の高卒の方が多いのだそう。
そんな田中屋酒造さんに技術を受け継ぐことに対する考え方をお話しいただきました。

高卒ですぐ働きたい人で酒造りに少し興味あるなという人が来る。
あえて酒造りがしたいと入ってくる人は少ないけれど、
そこが良くて、フラットな気持ちで入った方が良い。
まっさらな状態の方が価値観を共有しやすく、同じ価値観で働けることが重要なんです。

大学の醸造学科で学ぶのも良いが、限界があるので、
実地でやって学んだ方が絶対に良い。
高卒で酒造りを始めた人も今では10年以上のベテランですよ。

うちでは精密な数字分析をしているけれど、
その分析結果を優先に作るのではなくて、
優先にするのは手触りや手仕事で感じる感覚。
その感覚を優先にして分析グラフとずれていってしまっても、
そのずれがその年の正解だったりする。

例えば、蒸米をひねる作業は非常に重要なんですけど、
最近はほとんどそういうことをやる蔵はなくなってるみたいですね。
実際ひねってみると、だんだん数字では得られない情報がいっぱい分かるんです。
酒造りに必要なのは、技術者というよりは職人。
伝統的に引き継がないといけない技術なんです。

他の造り酒屋って技術的の受け継ぎがされないまま若手に受け継いでしまうことがあるんです。
年代の高い杜氏と20代になって受け継ぎにもどってきた若手との間の人がいなくて、
年代の高い杜氏が直接若手に伝えようとするとなかなか話が伝わらない。

というのも、年代の高い人は体感で覚えろと言われてきたので、伝え下手なんです。
本当は次々に技術伝承して次の50代、次の40代と伝えていかないといけなかった。
そうしないと業界が技術の伝承が十分にできずに疲弊していってしまう。

年代の高い杜氏と若手の間に入る通訳のような存在が必要だと思うんです。

杜氏さんがこのぐらいが良いんだよと言ったこのくらいを
なんとか若手に言語化して伝える努力をしています。
うまみも理解するにはうま味の成分は数字では出ないので意見交換をしたり
感覚の部分をしっかりと共有しなくてはならない。
また、教わる方も教えてくれる人を信じなくてはならないんです。

信じ切れるまでは教わることはできないのだと田中さんは言います。

盗んで覚えろと言う昔からの教え方ではなくて、
若いうちからきちんと価値観を共有し、
受け継いできた伝統技術を正確に理解してもらうことが
確実に受け継いでいく大事なことなのだと思いました。

手触りや香り、その土地で長く生きている杜氏さんの感覚は
学校では教わることができません。
実地で得られることは非常に多く、数字では表せない感覚を身に付けることこそ
職人の技術伝承なのだと思います。

今回田中屋酒造の田中さんにお話しを聞き、
自分の持っているものを磨いていけば良いという言葉にはっとさせられました。
人が持っているものを羨ましがってばかりで、自分が今何をもっているのかすら
考えていませんでした。土俵が違っても良い。
自分の良いと思った感性を大切に生きようと思いました。

雪の中の和紙工房 内山紙の魅力編

東京駅から北陸新幹線で二時間。

 

工房に向かうと風景は変わり、雪解け水の屋根からこぼれる音だけが響く銀世界。

ここ長野県飯山市で江戸時代初期から受け継がれる伝統工芸こそ、内山紙です。

 

私が内山紙職人の阿部一義さんの工房にお邪魔させていただくと丁度、
職人さんとその見習いさんが柔らかく湿った和紙を、
特注のレトロな機械で乾かしているところでした。

 

 
数十枚か重なって寝かされた和紙を一枚ずつめくって機械の上にはらりと優しく置き、
乾かしながら手際よく刷毛で強く撫でてしわをのばしていきます。

 

静かな工房に、刷毛の音だけが響いていました。
私もこの工程を体験させていただきましたが、
絶妙な力加減がとても難しく、完成品はしわだらけでした。

 

工房の皆さんはそれをそつなくこなし、完成品にはしわひとつ、
ムラひとつありません。

その手つきと皆さんの真剣なまなざしに、
内山紙に対する敬意と強い愛情を感じました。

地元に帰って、日本の伝統工芸に携わりたいと思ったから。
飯山の風土が好きだから。

見習の皆さんが工房に入ったきっかけは様々でしたが、お話を聞けば聞くほど、
内山紙に本当に愛情を持っているのが伝わってきました。

中には、埼玉から毎週末通っているという方も。

手間がかかること
それが内山紙の魅力であると、見習いの天野さんは言います。

 

阿部さんの工房では、和紙の材料となるコウゾの木を育てるところ
から和紙として製品にするまですべての工程を行っています。

“雪さらし”といって雪の上にコウゾの枝を並べて漂白する、雪国ならではの工程もあり、
私たちの知る和紙の形になるまでは、本当に気が遠くなる作業です。

その長い道のりを経てやっと完成した和紙を見た時の達成感こそが、
内山紙製作の魅力だそうです。

私も工房にお邪魔してはじめて、手すきの和紙が職人さんたちの手で作られる現場を
目の当たりにし、皆さんの和紙に対する思いに触れると、
ラッピングされて道の駅の店頭に並ぶ和紙が全く違うものに見えてきました。

そちらでは内山紙製の懐紙を二束購入しましたが、
人の手で漉かれた紙からは何とも言えない暖かみが伝わってきます。

そしてこの懐紙、強く引っ張ってもなかなか破れないんです!

手すきの和紙は、障子紙としても使われるくらいに頑丈です。

白くて美しく、更に丈夫でやぶけにくい。

雪さらしなどの間のかかる作業段階をふみ、
職人さんが長い時間をかけて生み出した内山紙の魅力です。

後半では、その内山紙と伝統工芸全般の現状と課題について、
紹介させていただきます。

 

名前:柳葉優有
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:福島県

雪の世界の内山紙 後編

長野県飯山市の内山紙取材後編です。
 
前編では工房内の見学をさせていただきました。
後編では、阿部製紙にて作られている、様々な紙の工芸品について紹介していきます。

内山紙の七変化

 
紙の工芸品と言われたとき、何を想像しますか?
正直私はあまりイメージが出来ませんでした。
 
ですが、そこには本当に紙とは思えないようなものがたくさんありました。
工房内にたくさんありすぎて、見えるものすべてが紙なのではないかと疑ってしまうほどです。
 

 
このランプは紙を二重に重ねて片方を切り抜き、明るさの違いを出すことで模様を作っています。
 

 
写真右側は、針金に紙を張り付けて、独特な形が形成されまたランプです。。
 
内山紙の頑丈さと、温かさが最高にマッチしています。
部屋にこんなにすごいものが置いてあったら超オシャレです。
無機質なLEDの光も、紙を通した間接照明にすると一瞬で温かいものとなります。
驚くほどの可能性を感じてしまいます。
 

 
今風のオシャレなクラッチバックです。
 
一見、紙に見えませんよね。
でもよーく見てください、これ紙でできているんです。
 

 
次もそうです。
この、栗のような形をしたかわいらしいバック。
 
これも紙でできてます。
 

 
そして極めつけは最後の写真。
私がどや顔で写っていますが、注目すべきはその胸元、手でつかまれているものです。
 
そうネクタイです。
そのまさかですよ。
 
これも紙でできているんです!!!
 
信じられますか?
その場で持ち帰ってしまいたくなるくらいかっこいいです。
私ではなくネクタイが、です。
 

 
そして、この二つの綺麗に染められたクッション。
このクッションも紙なんです。
 
しかも、この二つのクッション、両方とも肌触りが違います。
片方は少し固めでもう片方はとてもやわらかくなっています。
 
左側のクッションは、少しだけ肌触りが固く、しっかりとした安心感を感じます。
対して右側のクッションは、非常に柔らかく紙とは思えないほどに滑らかなさわり心地です。
 
さらに、このクッションは大事に使えば3、40年も持つといいます。
使い込めば使い込むほど、色が鮮やかな味を放ち、だんだんとほぐれていき
丁度いい柔らかさになっていくそうです。
 

 
最後に、この木のような置物と、壺のような焼き物。
 
もちろんこれも紙です。
 
持ってみるとわかるのですが、非常に軽いです。
持って重さを確かめるまでは紙だと信じられないほど精巧さです。

内山紙の可能性

 
内山紙は今現在、障子や書道紙を中心に販売しているといいます。
私はそれだけでなく、この内山紙の、和紙の可能性を見られたと思います。
 
多くの田舎には伝統工芸品が存在します。
和紙もまた、いくつかの地域で作られています。
 
それは、人によってはどこにでもあるもののように映るのかもしれません。
しかし、どれも一緒のものではありません。
 
ここ阿部製紙では、和紙のたくさんの可能性を見させていただきました。
紙でここまでたくさんのものを作れることも、他とは大きく違う、とても大事な魅力です。
私はここを見学する事が出来て、職人さんのお話を聞いて、魅力を感じる事が出来ました。
 
私はこの可能性が、職人さんだけでなく多くの人に認知され、
より多くの人に内山紙を始めとした伝統工芸に携わる人が増えていけばいいなと思いました。

 
 

名前:中川太智
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:神奈川県

変幻自在な内山紙 後編

飯山市の伝統的工芸品である内山紙の伝統工芸士、阿部一義さんの工房では、
内山紙を学びたい、好きだから勉強したいと様々な想いを持った人たちが一義さんのもとに学びに来ています。

今回はその方たちにお話しをお聞きしました。

 

埼玉から通う、天野さん

 

 

―通われてどのくらいになりますか?

5年ぐらいになりますかねぇ。

―5年も?!なぜ一義さんの工房で内山紙を学ぼうと思ったんですか?

長野県の自然に惹かれて埼玉から通っています。
もともと和紙が好きで、和紙研究会にも入っていて、埼玉でも和紙の勉強はしていたんです。

―和紙作りの魅力って何ですか?

まず手漉きと機械だと全然風合いが変わってくるのが面白いんです。
紙漉きも楽しいですが、楮という原料から仕立てる作業が、大変ですけど好きなんです。

―それは体験してみないと分からない魅力ですね。

そうですね、何か良さを伝えたいと思った時に、実際に体験したことを伝えるのと
聞いたことだけを伝えるのでは熱量が全然変わってくると思うんです。

 

内山紙に詳しいという方と現実的なお話

 

今は後継者不足っていうのがどこ行ってもあるから大変だね。

―後継者不足の1番の理由ってなんでしょうか。

やっぱりこれだけでは収入が安定しないっていうのが理由だね。
県が後継者を見つけるサポートをしてたり、いろんな取り組みをしてるんだけど難しい問題だよね。

―収入の安定というと、どんな取り組みができるでしょう。

一番は売れるようにすることだと思うよ。
例えばきちんと販売する販路を確定させてあげること。
そしてどういう商品をつくってどうやって売るかを考えることだね。

―どういう商品をというと?

今は障子のある家も減って、和紙を使う人が減ってしまっているから、
今の人に和紙を使ったどういう商品を作ればよいのか考える必要があるんだよね。

例えば、生活の中で使ってもらえるっていうのが大事だから、
昔のままの世界観や価値観じゃなくて、新しい人を取り入れたり、デザイナーをつけたり、
今の人にも使ってもらえるものっていう商品を考える必要があるよね。

―後継者を見つけるにはその仕事で生活できることが大事ということでしょうか。

生活できることも大事だ。でも伝統に興味のある若い人って、とにかく好きだからやりたい!
って人が多くて、そういう気持ちからやってみるっていうのも大事だと思う。

 
 

お二人の話を聞いて、もともと興味があったり、地元であったり、
内山紙に関わる理由は人によってさまざまであるけれど、
関わるきっかけがあることは素敵なことだなぁと思いました。

内山紙の魅力、地元の伝統的工芸品、知らないなんてもったいない。
日本の大事な伝統は多くの人に知ってほしい、触れてほしい。
まだ存在を知らなかったり、興味を示すきっかけがない現代人に、
昔のままだけでない、新しい方法でアプローチしていくことが必要だなと感じました。

 

内山紙を乾かす体験!

 

 

鉄板に濡れた和紙を貼って、上から刷毛で空気を抜きます。
簡単そうに見えて結構難しい。

横から一義さんや皆さんに、
「もっと力入れて!」「端の方全然空気ぬけてないよ!」
など熱いアドバイスをいただきながら頑張りました。

刷毛をかけた部分がピシッとするのがとても楽しい。
乾いた後鉄板からシュパッと和紙をはがすのも癖になります。

少しよれてしまいましたが初めてにしては良い出来だとほめていただき、
とても嬉しい!

体験してみて感じたのは、やっぱり人から話を聞くだけじゃなくて、
実際に体験しないと分からない面白さがあるということです。
自分自身で感じることが、これ好き!に繋がるということ。

実際に触ることで水の冷たさや作業の難しさ、大変の中にあるやりがいや楽しさなど、
自分にしか分からない好き!のポイントを発見でき、好きのポイントを沢山見つけることで、
今後も関わっていきたい!という気持ちになるんじゃないかな~?っと思ったりしました。

 

手作り卒業証書?!

 

 

一義さんの工房では、小学生に紙漉きを体験してもらい、
卒業証書を自分の手で作るという取り組みをしています。

自分でつくった卒業証書はきっとすごく特別に感じるんだろうなぁ…と羨ましく感じます。
内山紙の手漉きの風合いは、大人になってから卒業証書を見返した時に、
一義さんの工房で体験した時の気持ちを思い出す、味わい深いものになる、
とても素敵な取り組みだと思いました。

このような小学生の頃から地元の伝統的工芸品を体験したり、
何らかの形で触れてもらうことが、伝統をつないでいく大切なことだと感じます。

また、伝統を受け継ぎつつも新しい価値観を取り入れて、
今の人やこの先の人、多くの人に使ってもらう。

例えば、障子のある家が減っているので、
洋風な家にも置けるような、おしゃれなインテリア雑貨。
内山紙の高い品質と風合いを生かしてファッションに取り入れるなど、
内山紙という変幻自在な上質な素材を、今の人たちの生活や日常に溶け込ませることが、
古い伝統という考えから今も人々の生活に寄り添う伝統に繋がると思います。

内山紙をつくる職人だけでなく、
内山紙を使って作品を作る人を増やすことが大事なのではないかと考えます。

そして、内山紙が好き!と思うファンが沢山増えたら嬉しい♪

私の地元にも伝統的工芸品はあるのだろうか。考えたこともなかったけれど、
もっと自分の地元を知りたいと思えるきっかけになりました。

一義さん、お話をして下さった皆さん、貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

 

名前:柏原彩里
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:神奈川県

変幻自在な内山紙 前編

長野県の北端に、飯山市があります。

自然豊かで豪雪地域である飯山市は、冬になるとあたり一面白銀の世界が広がります。
平成27年には北陸新幹線が開通し、全国各地からのアクセスがとても便利になりました。

そんな飯山市には沢山降る雪を生かした伝統的工芸品、“内山紙”という和紙があります。

今回私は内山紙を作る職人、阿部一義さんの工房へおじゃまし、
内山紙づくりの体験と工房の見学をさせていただきながら、
内山紙についてのお話を聞かせていただきました。

それにしても、工房に行くまでの景色が素晴らしい!

 

白く雪化粧した山々に、高く降り積った雪。
雪を見慣れていない私にはとても幻想的で息を飲むような景色でした。
空気も綺麗で美味しい!

 

内山紙とは…

 

工房に到着。
一義さんよろしくお願いします。

 

まず見せてもらったのは内山紙を作る大きな機械!


 

ぐるぐると巻かれていく出来立てほやほやの内山紙は、ほのかに暖かいのです。


 

ガションガションという音と共に、とろとろとした水から内山紙が出来上がる
この一連の様子を1日中ぼーっと横でながめていたい…。

一義さんが内山紙が完成するまでの工程を教えてくれました。

これが原料となる楮という植物です。


 

この楮の黒皮を雪の上に並べて雪にさらします。
これが内山紙をつくる特徴的な工程、“雪さらし”と言います。

この“雪さらし”を行うことで、太陽の紫外線と雪の水分からオゾンが発生し、
楮が漂白され綺麗な白い内山紙となります。


 

雪の多く降る土地だからこそ生まれた技法であり、雪にそんな力があるとは…驚きです。

原料になる楮を栽培し、皮を剥ぎ、雪さらしを行い…
和紙になるまでなんて時間と手間暇がかかる作業なのでしょう。

 

手漉き体験!

 

 

楮とのりの入った冷たい水はとろとろと気持ちがよく、この水が和紙になるのかと不思議な気分。

水中の楮を沢山すくいあげ、縦横にふりふり…
一義さんのサポートもあり完成!
今回はハガキサイズのものをつくらせていただきました。


 

手漉きしか体験していないのに自分で作ったオリジナルの山内紙に感動し、
伝統的工芸品の内山紙を体験できた喜びで興奮しました。楽しい!

 

紙という概念を超えた衝撃の作品たち

 

一義さんが内山紙でつくった作品を見せてくれました。

ランプは和紙の切り込み方、形、透かし方のデザインによって周りの雰囲気を変化させ、
和紙を通して伝わる光は温かみのある柔らかな光になります。


 

デザイナーの方がつくられた作品もありました。
シンプルなものから見た目のかわいらしいものまで数多くあり、
1つ家に置いただけでおしゃれな空間になること間違いなしです。

次にみせてくれた作品はなんと木彫りの置物?


 

に見えますが、じつは和紙でできているのです!
型となるものに和紙を貼り重ねるとできるそう。

どこから見ても木彫りの風合いを出しているその置物ですが、
和紙でできているので持ってみるととっても軽く、見た目とのギャップが面白い。

工房の中を見渡してみると、
木彫りでできているような壁飾りやお面がいくつも置いてありました。


 

もちろんこれもすべて和紙。完全に騙されました!
ほかにも鉄でできているような、和紙でできた壺があり、
木の風合いだけでなく鉄のような風合いも出せる和紙に衝撃を覚えました。

一義さんの息子さん、阿部拓也さんが、今作っている作品をみせてくれました。
なんと和紙でできたクラッチバッグ!


 

おしゃれすぎます。まだ開発段階だとおっしゃっていましたが、完成するのが楽しみです!
内山紙でできたバッグは使っていくうちに徐々に手になじむ柔らかさになっていき、
より風合いが出てきます。丈夫で長持ちもするため、大切な人にプレゼントするにも最適です!

まだまだ作品あります!
内山紙でつくった鞄、クッション、服、ネクタイ。
え、これ本当に和紙で作ったの?という驚きの品々が次から次へと出てきました。


 

鞄は可愛らしくしっかりとした質感で多少重いものでも十分入りそうです。


 

クッションは驚きの柔らかさ、
もっとゴワゴワしているかと思ったのに予想外のさわり心地。
これは実際に触っていただきたい!

服を着させてもらいましたが、着ると暖かく、やはり柔らかな質感で着心地は最高、
ネクタイも使えば使うほど味わいが出る内山紙でできているので、
こだわりの強い人や長く大事に使いたい人など絶対に欲しい人がいるはず!

この品々、なんと一義さんのお母さんがつくられたものなのだとか。
一義さんのお母さんの時から、内山紙を障子紙など紙としての機能でなく、
日用雑貨やファッションに取り入れるアイデアを出して、実際に形にしていたことに驚きです。

そして、今も綺麗に作品が残っているのは、丈夫で長持ちする内山紙だからこそだと感じました。

 

内山紙にふれて

 

和紙と聞くと障子紙や書道の紙など、紙としての機能しかイメージができませんでしたが、
今回内山紙を教えていただく中で、和紙というのは上質な素材であって、
その素材をどういうように加工するのかは自由なのだと、紙という概念が消えました。

それは、内山紙のような丈夫で長持ちし、
日焼けしにくい品質の良さがなければなかなかできないと思います。

楮や雪などの自然の力を借りながら職人の手で手間暇かけてつくられた1枚。
内山紙でできたものは絶対に大切に使いたいと思える一品になるはず。

短い時間でしたが、内山紙が大好きになりました。

内山紙の可能性をもっといろいろな方に知っていただきたい!
内山紙を使った素敵な作品が沢山生まれれば素敵だなと思います。

 

名前:柏原彩里
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:神奈川県

【長野県飯山市(インターンツアー)】編集室メンバーが書いた取材記事を公開!

2019年2月18日〜19日、経済産業省が公募を行っていた

「伝統的工芸品産業支援補助金」のプロジェクトの1つとして大学生3名が長野県の飯山市へ。

 

 
プロジェクトに採択された、株式会社ファストコム(ニッポン手仕事図鑑)は、
長野県の伝統工芸品

『南木曽ろくろ細工、信州紬、木曽漆器、飯山仏壇、内山紙、信州打刃物、松本家具』

の7品目において、支援プロジェクトを行ってきました。

 
▼詳しくはこちら▼
【経済産業省 採択結果ページ】

【ニッポン手仕事図鑑 イベント情報ニュース一覧】

 

今回訪れた長野県の北端に位置する飯山市は、

「信濃平」「斑尾高原」「北竜湖」「戸狩温泉」「なべくら高原」「いいやま市街地」

と6つのエリアに大別できます。

どの季節に訪れても、色濃い四季を体感することができる町です。

 

 
そんな飯山ですが、平成27年3月に北陸新幹線・長野~金沢間が開通し、
「飯山駅」が誕生しました。

新幹線が開通し、全国各地からのアクセスがぐっと便利になった飯山には
注目の目が集まっています。

そんな飯山を訪れた大学生が1日目に向かったのは

千曲川の近くに工房を構える『有限会社 阿部製紙』さん。

 

 

実際に手漉きの体験や乾燥作業を体験し、
内山紙の魅力を感じた3人の記事をぜひご覧ください。


【柏原彩里】


『変幻自在な内山紙 (前編)』
『変幻自在な内山紙 (後編)』

【中川太智】

『雪の世界の内山紙 (前編)』
『雪の世界の内山紙 (後編)』

【柳葉優有】

『雪の中の和紙工房 内山紙の魅力編』
『雪の中の和紙工房 伝統工芸としての内山紙編』

 

雪の世界の内山紙 前編

今回、内山紙について知るために、長野県飯山市へ。

北陸新幹線が通る飯山市は、スキー場や温泉などが魅力です。
冬になるとスキーや温泉を目当てにやってくる観光客がたくさんいます。
 
現代的な綺麗な飯山駅から少し離れると、真っ白な雪の世界が広がります。
都会で育った私にとってはこの大量の雪が、とても眩しく非常に魅力的に映りました。
 

 
多くの地域には伝統工芸品が存在します。
 
しかし、一つとして同じものなんてありません。
例えば、同じ和紙でも工程は異なり、触感が違うものもあれば、用途の向き不向きもあります。
 
このように、同じものを作る地域があっても、その場所独自の魅力は必ずあります。
 
今回訪れた飯山市の伝統工芸である内山紙は、雪ざらしと呼ばれる工程によって
非常にきれいな白を発色し、原材料ある楮からは薄くて丈夫なかみとなっております。
 

 

内山紙を作る工房「阿部製紙」

 
訪れたのは、千曲川の近くに工房を構える「阿部製紙」さんへ。
古来から日本の和紙作りの原料となってきた楮(コウゾ)
というクワ科の植物を100%原料に使います。
 
「雪さらし」という工程を行う内山紙は、綺麗な白の漂白と、驚くほどの丈夫さ、
また紫外線への強さを得ます。
そのため、書道紙や障子に使われることが多く、国内でも最高級の品質を誇ります。
 
今回私は、阿部製紙さんを取材させていただく事になりました。
 
最初に出迎えていただいたのは、
有限会社 阿部製紙の代表取締役である阿部一義さんと、
伝統工芸士である息子さんの阿部拓也さんでした。
 

(温かく見守る阿部一義さん)
 

工房見学

 
工房内を見学しながらいろいろな機械と紙の説明をしていただきました。
 

 
現在は手すきだけではなく、機械を使った生産もしています。
大きな部屋に広がる機械たちは、やる気にみちた声を出しながら紙を作っています。
 

 
和紙の作成工程は、まず原料の採取、加工から始まり、すき、圧搾、乾燥を経て完成となります。
さて、ここの写真の工程は何だと思いますか?
 
工程の途中にあるこの機械、これがちょうど「手すき」のところだそうです。
 
この工程を超えると一気に私たちが知るような和紙に近づいていきます。
 


 
そして最後に、水蒸気が立ち上るこの大きな機械に一枚一枚が貼り付けられます。
高温になった鉄のローラーに薄く伸びると、和紙はたちまち脱水され、熱せられます。
 
そして、一回転した向こう側には、出来立てほやほやの和紙が。
手に取って触ってみると、人肌より少し高い温度の、優しい温かさを感じます。
 
機械で作る工程も、回りながら見ていると人の手で
やっていることの形が変わったものだと実感することができます。
しかし、機械でできた和紙は非常に均一できれいなのですが、
やはり手すきで作られた紙の方が心地のいいさわり心地や温かさを感じました。
 
それを手でやってしまう職人さんも、延々と稼働し続ける機械もどちらもすごいものです。
黙々と稼働し続ける機械の錆が、長年職人さんとともに頑張ってきたのを感じさせました。
 
後編へ続く

 

名前:中川太智
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:神奈川県

東京100年企業フォーラム〜伝統の技の100年先を考える〜に、編集長 大牧が登壇しました



3月20日(水)、
NIPPON GALLERY ABIDO MARUNOUCHIで開催された、
江戸東京きらりプロジェクト「東京100年企業フォーラム~伝統の技の100年先を考える~」。

編集長の大牧が、「人を育てる、技を受け継ぐ」をテーマに、
トークセッションに登壇いたしました。


【イベントの様子】

江戸東京きらりプロジェクト「東京100年企業フォーラム~伝統の技の100年先を考える~」

江戸東京きらりプロジェクト「東京100年企業フォーラム~伝統の技の100年先を考える~」

江戸東京きらりプロジェクト「東京100年企業フォーラム~伝統の技の100年先を考える~」

江戸東京きらりプロジェクト「東京100年企業フォーラム~伝統の技の100年先を考える~」

「伝統工芸には、作り手と使い手、
そして『伝え手』が大切」という話には、
大きく頷かれている参加者も。

また本フォーラムには、小池都知事も登壇。

日本が誇る伝統産業・伝統工芸のこれからについて、
参加者全員が今一度考え直す契機となりました。

Design Week Kyoto内「DWK CROSS」に、編集長 大牧が登壇しました

2月23日(土)、京都市のSenbon Lab.さんで開催された、
Design Week Kyoto内のイベント
「DWK CROSS : Life Sharing ~謎多き西陣をチラ見せる~」に、
編集長 大牧がゲストパネラーとして登壇しました。

イベント当日は、
京都・西陣からの豪華なゲストの方々に
「西陣の今」を語っていただくだけでなく、
伝統工芸を伝えていくための
「これからのメディアのあり方」についてのディスカッションも。

当初のスケジュールより
1時間延長してトークが繰り広げられるなど、
とても白熱したイベントとなりました。

また、今回会場となったSenbon Lab.さんとは、
これからもイベント等を開催していく予定です。
どうぞご期待ください!

シンバル職人│小出シンバル

大阪府大阪市に工房を構える「小出シンバル」は、国内唯一のシンバルメーカーである。昭和22年の創業以来、70年以上手がけてきたのは、へらしぼりという金属加工。約20年前に、若手社員が「本物のシンバルをつくりたい」と声をあげたことが、研究開始のきっかけとなった。当初は上手く鳴らなかったシンバルも、素材や加工技術を研鑽し続け、その豊かな音で今や多くのファンを持つまでに。世界の市場に立ち向かう、勇ましい「小出」のロゴは、Made in Japanの技術とプライドの結晶である。

雪の中の和紙工房 伝統工芸としての内山紙編

長野県飯山市の伝統工芸、内山紙。
職人、阿部一義さんの工房には、その魅力にひかれた方々が見習いに来ています。

 
前半で紹介した通り、魅力にあふれた内山紙ですが、
若い後継者の不足、伝統工芸品の需要減退など、
日本の伝統工芸の多くの現場と同様、現在沢山の問題を抱えています。

伝統工芸品の需要減退と内山紙の挑戦

 

前半でも触れましたが、内山紙は主に障子紙として加工されています。

しかし近年、日本の住居は和室から洋室へとシフトする傾向にあります。

もちろん、障子紙以外にも懐紙、ラッピングペーパと様々な用途で商品化されていますが、
天然素材100パーセントかつ時間と手間がかけられた和紙は、
機械で大量生産される紙と比べて安価なものではありません。


 

そこで、様々な内山紙制の新しい製品が開発されています。

(卒業生自作、内山紙の卒業証書)

 

(和紙制クッション)

 

丈夫な内山紙のクッションは、なんと30年使い続けられるとのこと!

(ランプシェイド)

 

内山紙を通したランプの灯りはほのかで柔らかく、暖かみを感じます。

和室から洋室へとシフトしている現状に一番適した製品として期待されています。

時代に合わせた内山紙製品の変容
素敵でしょ。

 

若い後継者の獲得

 

この問題は現在、日本の数々の伝統工芸の現場が直面している問題です。
伝統工芸の職人って、夢のある響きですが、
収入が安定しづらく、県自治体からの経済的支援があっても厳しいと言います。

飯山市から首都圏に出た若者のUターンする率も低下しており、
内山紙の工房に限らず、若者の人手不足も深刻です。

現在阿部さんの工房でも若い後継者の不足が問題となっています。


 

今回皆さんの工房にお邪魔させていただき、日本の伝統工芸の魅力と価値を
再確認することができました。

機械で大量生産が主流の時代ではありますが、人の手で丹精込めて作られたものには、
暖かみとか味とか、制作の過程や作った人の愛情と思いが裏に透けてみえるような、
なんともたとえがたい不思議なものがあります。

今回が私たちの初めての伝統工芸の現場の取材でしたが、
その魅力をこれからもっと多くの人々に伝えていけるように何をしていくべきか、
深く考えさせられました。

 

名前:柳葉優有
職種:ふたりごと文庫編集部
出身:福島県

うるし蒔絵職人│漆芸よした華正工房

石川県加賀市の山中温泉付近で発展してきた、伝統工芸、山中漆器。「漆芸よした華正工房」では、その中でも茶道具を中心に取り扱ってきた。漆で絵や文字を描いた後、金や色粉などを蒔いて装飾する蒔絵の技法を活かし、一品一品を丁寧に装飾していく。その道60年を超える職人・吉田華正さんでさえ「まだ道半ば」と語る、無限の可能性を秘めた漆の世界。若き職人たちにもその姿勢は伝播し、蒔絵ガラスなどの新たな素材や技法に挑戦し続け、伝統を進化させていく。

九谷焼職人│九谷陶泉

江戸時代前期、九谷村(現在の石川県加賀市)で、磁器の原料となる良質な鉱石が発見されたことがきっかけとなり、九谷焼は誕生した。その約50年後、突如生産が終了してしまったものの、江戸時代後期に制作が再開。明治時代からは、輸出産業としても盛んとなった。高級品という印象を抱かれやすい陶磁器だが、「九谷陶泉」では、裁縫道具のシンブル(指ぬき)や、箸置きを入れたガチャガチャなど、伝統を土台に、日常にも溶け込む意欲的な作品を展開する。

和ろうそく職人│髙澤ろうそく

明治25(1892)年に石川県七尾市で創業した「髙澤ろうそく」。寺社仏閣や祭りが多く、信仰心の篤い能登の地では、和ろうそくは古くから人々の生活と密接な関わりを持っていた。しかし、電燈の普及とともに各地の和ろうそくの店舗は姿を消し、現在石川県内で和ろうそくを製造するのは、髙澤ろうそく一店のみ。5代目となった高澤久さんも、てまひまをかけ、あたたかな伝統の火を灯し続ける。

【北海道当麻町】編集室メンバーが書いた取材記事を公開!Part3

9月にふたりごと文庫編集室のメンバー8人で取材に行った北海道当麻町。
その時の取材記事が当麻町のウェブサイト「全部ある当麻町」で公開されました!
今回は、第19弾から第24弾までの記事をご紹介いたします。

当麻町から食を見直す。養生農園の食へのこだわり

当麻町取材旅行

第19弾は、「養生農園」を取材しました。
「当麻町イチ、食材にこだわっている」と言われ、
米や野菜だけではなく、調味料ひとつまで無添加の養生農園。
そんな食へのこだわりの強さの裏には、ひとの変化への危惧も…。
「125歳まで生きることが目標」と話す粂田さんのお話には、
ハッと気付かされるものがあります。

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当麻町でバーベキュー体験

当麻町取材旅行

第20弾は、「バーベキュー体験」!
どこでもできる・いつも同じなバーベキューも当麻町ではひと味ちがう。
飯盒にまき割り、そしてビッグなマシュマロと驚きが連続でおこります。
戸惑う姿にふふっと笑ってしまう、
そんなたのしい記事で当麻町の空気感と一緒にお届けです。

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ちょっと変わったお肉屋さん、山本精肉店
~アツアツご主人とジンギスカン~

当麻町取材旅行

第21弾は、「山本精肉店」を取材しました。
66年目になる老舗精肉店のチャーミングな店主さんと、秘伝のタレが自慢のジンギスカン。
スーパーやコンビニにだって、お肉は売ってるけれど、
「わざわざ立ち寄りたくなる」、そんなお肉屋さんが当麻町にはありました。

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当麻町 養生農園のおいしい物

当麻町取材旅行

第22弾は、「養生農園」の、食レポ記事です!
食や生きることそのもののお話を聞きながら、
じつはおいしいものもたくさん頂いていたんです。
ソーセージにイチゴ、そして初めて食べた「マクワウリ」。
ソフトクリームに◯◯をかけて、みたらし団子に…!?
おいしさいっぱいの当麻町を伝えます。

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「好きなことを一生懸命に」ピザハウスココペリを経営するご夫妻

当麻町取材旅行

第23弾は、「ピザハウス ココペリ」を営むご夫婦に取材しました。
しらかばの山のなか、ひっそりと佇むログハウス。
日常を大切に過ごしながらも、まだまだ旅の途中、夢の途中なおふたり。
「あるがまま自由に生きる」「これからどう生きるか」、
そのヒントを教えてもらいました。

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当麻町で5代続く多品種栽培の農家『髙橋農園』

当麻町取材旅行

第24弾は、「髙橋農園」に取材しました。
3日間の当麻町取材、最後にであった髙橋農園5代目のスーパー農家・髙橋希さん。
なんと、生産だけではなく、マーケティングから企画、デザインまで手がけているんです。
その仕事を「すべて楽しい」と答える髙橋さんは、まるで改革者のようでした。

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どの記事も当麻町の魅力をたっぷりと感じられるものになっています!
皆さま是非ご一読ください!

全部ある当麻町 http://www.furusatohma.com/zenbuaru/

【ご報告】

これまでの感謝の気持ちを込めて、大事な、大事なご報告です。

2019年1月23日、
「株式会社ニッポン手仕事図鑑」を設立しました。

2015年1月に産声をあげたニッポン手仕事図鑑は、
この4年間、たくさんの方に支えていただきながら、
少しずつ少しずつ、成長をしてきました。

まだまだ未熟な動画メディアにもかかわらず、
たくさんの素敵な出会いに恵まれたこと、
たくさんのチャンスをいただけたこと、
今は素直に感謝しかありません。
本当にありがとうございます。

これからはその恩返しと、皆さまからの期待に応えるべく、
より積極的に、日本の地域が誇る文化や技術の魅力を、
多くの方に届けていきたいと考えておりますので、
これからも応援をよろしくお願いします!

スタッフ一同

ニッポン手仕事図鑑

1月7日(月)成蹊大学にて、編集長 大牧が授業を行いました

1月7日(月)成蹊大学にて、
編集長 大牧が授業を行いました。

授業の内容は『ちいさなプロジェクトのファンづくり』についてです。

実際に学生たちにプロジェクトを立ち上げてもらい、
そのプロジェクトに対して、
実践的に起業家的な考え方を学んでもらうというもの。

学生の皆さんは、
とても熱心に自分たちのプロジェクトについて
ディスカッションをしていました!

【授業の様子】

成蹊大学にて

成蹊大学にて

成蹊大学にて

成蹊大学にて

刺繍職人│和光舎

3,000を超える寺院が存在する、歴史の都、京都府京都市。法衣のクリーニング専門業として1994年に創業した「和光舎」は、20年以上の歳月の中で、環境の変化や技術の蓄積とともに、業務を拡大していった。打敷(うちしき)の刺繍修復は、その中のひとつ。専門の工房を伏見区に構え、現代の職人たちの手によって、100年、150年と受け継がれてきた刺繍の修理と修復を、一針一針丹念に行う。いにしえの美を現代につなぎ、再び未来へと、伝統と技術、想いを伝えていく。

【北海道当麻町】編集室メンバーが書いた取材記事を公開!Part2

9月にふたりごと文庫編集室のメンバー8人で取材に行った北海道当麻町。
その時の取材記事が当麻町のウェブサイト「全部ある当麻町」で公開されました!
今回は、第7弾から第18弾までの12記事をご紹介いたします。

森と人とを繋ぎたい。家具職人原弘治さん。

当麻町取材旅行

第7弾は、当麻町の地域おこし協力隊員である、原弘治さんにお話を伺いました。
当麻町では、情操教育の一環として「木育」に取り組んでいます。
家具職人である原さんは、家具に使われる木材を生む森の「守り手」として、
森と人との関係をコーディネートすることに力を入れています。

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「北海道で一番美味しい!?」当麻のお米

当麻町取材旅行

第8弾は、長谷川農園の代表、長谷川新さんに取材を行いました。
全国でもトップクラスのお米の名産地である北海道。
当麻町は7年連続で「北海道一美味しいお米」に選ばれています。
代々農業を営んできた長谷川さんは、
この寒冷な地で美味しいお米を作るためにたくさんの試行錯誤を重ねてきました。

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カタチあるものを考えて使う

当麻町取材旅行

第9弾では、当麻町の子どもたちの遊びの場、家族同士の憩いの場、
そして障がい者の就労の場として作られた「くるみなの木遊館」を訪れました。
「木育」を推進している当麻町ならではの施設で、
子どもたちは木材に関わるたくさんのことを知って、実際に触れて、
学ぶことができます。

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出会いと発見がいっぱい当麻山

当麻町取材旅行

第10弾は、当麻町のシンボル「当麻山」について取材を行いました。
案内をしてくださったのは、ガイドの長多さんと石黒さん。
当麻山をめぐる「くるみなの森」を歩きながら、
図鑑を片手にさまざまな種類のキノコを観察したり、
木に残されたクマの爪痕を発見したり…。
道を進んだ先では、可愛らしい森の住人に遭遇しました。

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帰りたい場所が、そこにある。町を支える一軒の駄菓子屋さん
―当麻町・はしだ商店―

当麻町取材旅行

第11弾では、開業明治33年の老舗駄菓子屋「はしだ商店」さんを取材しました。
当麻駅近くの商店街に店を構え、元日以外は毎日営業しています。
子どもたちの拠り所として、また、大人になっても帰ってこられる場所として、
変わらずに地域を見守り続けています。

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当麻の魅力を引き出せ~この町を動かす移住者~

当麻町取材旅行

第12弾でお話を伺ったのは、とうま振興公社の石黒康太郎さんです。
今回の取材旅行で「ふたりごと文庫編集室」のメンバーが最もお世話になった方の一人で、
3日間のツアーの企画から、役場での町長さんとの意見交換会にも参加していただきました。
当麻鍾乳洞や当麻山の観光施設などの管理運営をする「とうま振興公社」では、
企画を練り、町の良さを発信し、地域おこしのために日々様々なことを行っています。

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通学路が大冒険!旧緑郷小学校

当麻町取材旅行

第13弾では、地域おこし協力隊である原弘治さんの案内で、
今は廃校となった旧緑郷小学校を訪れました。
新鮮な空気と森に囲まれた校舎は、
以前まで町のコミュニティ施設としても使用されていたそうです。

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楽しみをつなぐ場所「和のみ」

当麻町取材旅行

第14弾は、喫茶店でありながら、
敷地に陶芸教室と宿泊所を構える「和のみ」さんを取材しました。
経営者の菅野さんは、和のみを「表現の場所」として活用しています。
週末の夜には、喫茶店がライブハウスとなり、
さまざまな音楽イベントが行われています。

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森を丸ごとコンテンツ化!?北海道当麻町の森を遊び尽くす!!〜森林探検&森の中でのカレーづくり〜

当麻町取材旅行

第15弾、当麻町の地域おこし協力隊であり、家具職人兼木こりの原弘治さんと一緒に、
森の中でのカレー作りに挑戦しました。
ナイフでの火起こしや、スパイスからのカレー粉作り、焚火でお米炊きなど、
木漏れ日の優しい光に包まれた自然の中で、特別な体験をすることができました。

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当麻町の林産業について

当麻町取材旅行

第16弾では、当麻町の主要産業、林業についての取材を行いました。
町の面積の約70%が山林という、自然に恵まれた当麻町。
地域で採られた木材が、町内の住宅や施設などに使用されています。
町が推進している「木育」は、木に触れることで命の温もりを感じられる心を育てることを
目標にしています。

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すべてがすべて同じ咲き方じゃないからこそ
‐花工房比呂でのときめき備忘録‐

当麻町取材旅行

第17弾では、当麻町のお花屋さん、花工房「比呂」さんを取材しました。
町内外で人気のこちらのお店は、
冬季にはお店の外観に綺麗なイルミネーションを施して
訪れる人たちの目を楽しませてくれます。
男性スタッフの方も多いので、男性のお客様が相談しやすいお店でもあります!

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子どもたちと一緒に町づくりを-当麻町役場-

当麻町取材旅行

第18弾は、当麻町役場を訪問し、町長の菊川健一さんにお話を伺いました。
民間から町長になられた菊川町長さん。
町長を務めて19年、町民を代表して当麻町を盛り上げるため、
踏み込んだ改革に取り組み続けています。

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どの記事も当麻町の魅力をたっぷりと感じられるものになっています!
皆さま是非ご一読ください!

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12月1日定住サポーター養成研修会「一人でも仲間とも!大館びとのファンづくり」に、編集長 大牧が登壇しました

12月1日(土)、
秋田県大館市で開催された定住サポーター養成研修会
「一人でも仲間とも!大館びとのファンづくり」に、
編集長 大牧が登壇しました。

イベントでは、
“弱者のファンづくり”(=ニッポン手仕事図鑑流のファンづくり)
をテーマに講座を行いました。

会場にお越しの皆さま、ありがとうございました!

【イベントの様子】

定住サポーター養成研修会

定住サポーター養成研修会

<イベント概要>
【第1部】編集者・プランナーに聞く地域の魅力の見つけ方

【第2部】ワークショップ 大館びととして暮らしてみて

【会場】大館市中央公民館 第1研修室

【主催】秋田県

【運営】NPO法人かづのclassy

⇒イベントについて詳しくはこちら

【北海道当麻町】編集室メンバーが書いた取材記事を公開!

9月にふたりごと文庫編集室のメンバー8名で取材に行った北海道当麻町。

その時の取材記事が当麻町のウェブサイト「とうまにあ」で公開されました!

今回は、私たちが書いた8記事を紹介していこうと思います。

 

くるみなの庭とエジソン

 

 

第一弾は「くるみなの庭」について、“そねちゃん”が書いてくれました!

ここは子供が自由に自然で遊ぶことのできる広場。

ちなみに当麻町には「くるみな」とついた名前の場所がいくつか存在します。

アイヌ語の「クル(人)」「ミナ(笑う)」にちなんでつけられているそうですよ。

そねちゃんは、ここくるみなの庭でエジソンが幼少期そうだったように
“豊な学びを楽しく”する場だと表現してくれています。

そねちゃん自身も東北の大自然のもと育った経験から、
好奇心」を原動力に遊びながら学ぶことの意義を知っているんですね。

それにしても、くるみなの庭を訪れて「エジソン」の例を出せるそねちゃん、
すごいなあ~と感心しました。

 
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北海道の冬をあたたかくするMOON LOIDの最強ダウン

 

 

第二弾は私、浅野有希が「MOON LOID」さんについて書きました!

ダウンジャケットなどを販売するアパレルショップMOON LOIDさん。

もともとインスタグラムで拝見し、ずっと行きたかったお店でした!

なんといっても、木でできた店舗がかわいくてテンション上がります。

この建物は80年前のもので、譲り受けたのだそう。

北海道当麻町は“木のまち”でもあって、いたるところで美しい木造建築が見られます。

木好きの私にはたまらなく嬉しい町でした。

主力商品である質にこだわったダウンジャケットは、とっても寒い北海道当麻町ならでは。

ふわふわですごく軽いダウンジャケットは新感覚です。
 
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当麻町で自給自足ー笑顔と生命あふれる相馬ファーム

 

 
第三弾は「相馬ファーム」さんについて、“おがた先生”が書いてくれました。

相馬ファームさんはご家族で無農薬・無化学肥料栽培をされている農園です。

案内をしてくれた佐藤さんはとっても明るく天真爛漫。

明るく丁寧に紹介をしてくださいました。

たくさんの野菜を栽培している相馬ファームさんを野菜のテーマパーク」と表現してくれました。

たしかに、敷地の広さや探検感、野菜を味わったり収穫させてもらったりさせてもらえて終始ワクワクしていました。

ポーカーフェイスでも内に熱い想いを秘めているおがた先生(本当の先生ではない)は、その感情の揺れを記事に込めてくれています。

私個人的には、そんなおがた先生の心の中を覗けているようで楽しい記事でした。

最終日に訪れた道の駅では、そんな相馬ファームさんのお野菜が置かれていました。

実際に訪れていなければ、この野菜たちに特別な感情を抱くことはなかったかもしれません。

野菜のテーマパークは、帰ったあとも小さな幸せをくれる素敵な場所でした。
 
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当麻鐘乳洞で冒険ツアー!

 

 

第四弾は「当麻鍾乳洞」について、“りさこちゃん”が書いてくれました。

当麻鍾乳洞は昭和32年に発見された自然の産物

今回は暗闇を体験できるナイトツアーに参加させてもらいました。

中に入ると無数の美しい鍾乳石がありました。その形は様々で、面白いものもありました。

りさこちゃんは「自然が作った作品」と表現してくれています。

鍾乳石はすごく長い年月をかけてつくられているもの。

自然、そして時間から作られているって本当に尊いことだなあと感じますね。

鍾乳洞って全国各地にありますが、当麻鍾乳洞がより楽しいと感じられたのは面白いガイドさんがいたからです。

豆知識やクイズでワクワクしながら進んでいきました。

りさこちゃんは、その内容をあえて記事に書いていません。ぜひ現地で楽しんでほしいからです。
 
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田んぼの学校の不思議な力

 

 
第五弾は「田んぼの学校」について、“みきてぃ”が書いてくれました。

田んぼの学校とは、当麻町が行う食育プログラムのひとつ。

小学校3年生~中学校3年生までが田植えなどの体験を行うそう。

この田んぼの学校、「食育のための田んぼ」だけではなく「町内外の交流の場」の役割をも果たしているのだと記事を読んで発見しました。

小・中学生だけでなく、ボランティアに訪れる町内外のすべての方々との関わりが生まれる場所。当麻町にとって、ここでの田植えはビッグイベントなのだなあと思いました。

そしてやっぱりこの取り組みのすごいところが、将来の夢を「農家」と書く子が増えたというエピソード。

農家も後継者不足に苦しむいま、こういった食育の取り組みこそが未来をつくるのだなあと感じさせられます。

私は田植えも稲刈りもしたことがないので、本当に羨ましい。
 
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真っ白のキャンパスに香るピザ〜「ココペリ」

 

 
第六弾は「ココペリ」さんについて、“しーちゃん”が書いてくれました。

絶品ピザを食べることができるココペリさん。

そのお店は森の中にぽつんと佇んでいます。この店舗もまた、当麻町の木で作られた素敵な建物です。

しーちゃんの書く文章は深みがあって、まるで小説を読んでいるかのよう。

素敵すぎるお話をたくさんしてくれたココペリを営むご夫婦は、たまたま当麻町を見つけてココペリをオープンさせました。

ふたりはまだまだ旅の途中のようで、当麻町へ“移住”したのではなく“移動”したのだといいます。

当時の当麻町はなにもなくて、真っ白だからこそ自分たちで何色に出も染められると思ったそう。

しーちゃんはそのお話を、ココペリさんの美味しいピザに重ねて

「真っ白な生地にソースを塗り、リズミカルに具を載せ、チーズを散らす。まるで白いキャンバスに絵を描いているように見えた。」と表現してくれています。

しーちゃんとココペリさんの世界観が融合された、すごく深みのある記事でした。
 
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とっても充実した取材になりました。次回は残りの記事をまとめます!
 
 

#2 楽しんでいる人には勝てない -可愛くない女の子なんていない!

 

みなさんはじめまして!
福岡の大学4年の山本富貴(やまもとふき)です。

編集長の浅野ゆうきさんから声をかけて頂き、
このような素敵な場で想いを発信できること、
とても嬉しく思います♡

今回は私の想いを存分に知ってもらうべく、
二回に分けて書かせてもらいます!!

可愛くない女の子なんていない!『#1 自分の人生をきりひらく』

 
 

daisySを作った理由。

 

 
 

daisySを作ったのは大きく2つの理由があります。

1つ目は、
社会問題を解決したい・たくさんの人を幸せにしたい
と思っていた自分が、今幸せではないという大きな矛盾に気づいた
こと。

そしてそれは、周りの人にも同じことが言えるのではないかと思いました。
社会問題に向き合っていたときに自分が一番敬遠していた
“自分のために何かをする”ということが、
実は今の日本人には一番足りていないのではないか
と思った。
少なくとも自分には絶対的に足りていないと思った。

だからまず、「自分で自分のことを幸せにできる人を増やしたい」
それは自分の存在意義を“他己”承認ではなく、
“自己”承認することで見出すことができたら、
もっと自分らしく肩の力を抜いて生きることができると思いました。

それは自己肯定感を他人に依存していて、
幸せをいつも他人軸で測っていた自分への想いでもあります。

 

そして2つ目が、
過去の自分がこんな団体があったら飛びつくような、
やりたいことに何でもチャレンジできる環境がある団体があったらいいな

と思って作りました。

「環境が人を変える」みんなが口をそろえてそういうけど、
環境を作ることは本当に難しい。

私はそれができなくて悩んで苦しかったから、
私がこんな環境があったらいいなと思う場を作っています。

何かやりたいけど、何をしたいかわからない、
やりたいことはありけど実現の方法が分からない人は
ぜひ一度声をかけてほしいです♡

 
 

人生楽しんだもん勝ち!!!

 

 

誰かのために何かをすることは素晴らしい。
それは紛れもない事実だし、むしろそれをモットーに生きてきた自分が
今ではまず自分が楽しいか幸せかどうかで判断するようになって、

「自己犠牲の上でいい顔をしようとしていないか」を問いかけるようになり、
何事も自分優先で考えるようになりました。

そこで気づいたことは、
「楽しんでいる人には勝てない」こと。

楽しんでいる人が放つプラスのパワーは何にも変えることができない、
人を惹きつけるとてつもなく大きな力があることに気づきました。

そのパワーはwin-win-winでしかない。
そんな大きな力を持った人間になりたいから、自分の心に素直に、
やりたいことはなんなのか・今幸せを感じられているのか、
自分の中の感性を大事に日々を過ごしています。

 
 

内定を辞退しました。

 

 

私の就活の軸は【何をするかより、誰とするか】でした。
3月の中旬に内定を頂いた会社の方々は本当に良い人ばかりです。
プライベートでも遊びたいし、もっと仲良くなりたい!!と思う人ばかりで、
就職するのが楽しみでした。

しかし、daisySの活動や起業したいという目標がどんどん明確になっていくうちに、
組織に属することがこわくなってきました。
「何かに染まりたくない。今の感性を大事にしたい。もっと自由に生きたい。」
そう思って、内定を辞退することに
決めました。

心では「大丈夫!どうにかなる!」と思っていても、
体は正直で辞退して6ら数週間、体調が悪くなりました(笑)

 

来年から本当に私は生活していけるのか……
そんな不安が消えない中で私の気持ちを救ってくれたのは、
周りにいる大好きな人たちでした。

お世話になっている経営者の方は一緒にできるビジネスを考えてくださったり、
一緒に面白いことでお金稼ごう!と言ってくれて。
不安な気持ちを大きな心で受け止めてくれる、心の底から尊敬できる大好きな仲間たち。

たくさんの人たちのおかげで大きな不安は少しずつ消えていき、
完全には消えていないものの今は未来にとてもわくわくしています♡

 
 

最後に

 

今の私の目標は、
「感性を大事に自分らしく思いっきり人生を楽しんでいる」
女性のロールモデルになりたい
です。

もっと“自己満足”の大切さ、
自分で自分のことを幸せにすることの大切さを発信していきたいです。

 
 

そして最後にもう一つ!!男の子に言いたいことがある!!
周りの女の子にもっと可愛いっていってあげてください♡

女の子にとって男の子からの可愛いは本当に特別で、
可愛いの数だけ自信がもらえます♡

可愛くない女の子なんていない。
外見も中身も。女の子はみーんな可愛い♡

 
 

最近、もし一か月まるまる休みだったら何をするかと聞かれて
意外とすぐに出てきた答えが「イベント!!」でした。

自分がわくわくすることで周りの人たちをHappyにできるイベントを
これからたくさんやっていくのでみなさん一緒に楽しみましょう!!♪

ちょうど昨日クリスマスの超ハートフルなイベントを思いついたので
もうすぐしたら告知します……♡

読んでくださった皆さん、ありがとうございました♡

名前:山本富貴
職種:大学4年生
出身:熊本県

daisyS(でいじーず)

HP→daisyS
instagram→daisys0503
facebook→@daisyS0503

#1 自分の人生をきりひらく -可愛くない女の子なんていない!

 

みなさんはじめまして!
福岡の大学4年の山本富貴(やまもとふき)です。

編集長の浅野ゆうきさんから声をかけて頂き、
このような素敵な場で想いを発信できること、
とても嬉しく思います♡

今回は私の想いを存分に知ってもらうべく、
二回に分けて書かせてもらいます!!

「山本富貴」とは?

 

 

1997年2月20日生まれ。
ストレングスファインダーは
①最上思考②着想③共感性④社交性⑤活発性
という感じな性格です♡
 
出身は熊本県で、大学から福岡に出てきました。
福岡の大学に通っている4年生で、管理栄養士の養成校に通っています。
実は、中・高家庭科教諭の免許と栄養教諭の免許も持っています♪
(正確に言えば取得予定!母校での教育実習はすごくすごく楽しかったです♡)

 
 

活動内容

 
 

daisyS(でいじーず)という女の子向けイベントを主催する団体の代表をしています。

「女の子の自己肯定感を上げる」をコンセプトに
イベントをやる私たちが可愛い、楽しいと思うことで、
周りの人たちをHappyにしようということをモットーに活動しています。

 

イベントの内容は、
アクセサリー作りのワークショップや
美容学生の方たちにヘアメイクをしてもらって、
写真を撮ってもらうというイベントをしています。

手前味噌ですが、かなりイケてるキラキラした団体だと思ってます(笑)
「誰かのために何かをする」団体が多い中で、
daisySは主催者も参加者も「自分のため」にやっています。

メンバーのあずさがが投稿してくれている
Instagramもイケてるのでぜひフォローしてください♡

 
@daisys0503


 
 

その他に「可愛い×女子大生×SDGs」をキーワードに、
女子大生が可愛い、楽しいことでSDGsを広めようというプロジェクトをやっていたり!!

化粧品の商品開発企画をやっていたり、
ウエディングの広告写真を撮るところでインターンをしていたりと……
忙しくも充実した幸せな毎日を過ごしています。♪

 

実はこの幸せをつかみ取るまでにはなが~~~~い道のりが……

 
 

 
 

私は、今が21年間生きてきて1番幸せだと心から思っています。
それくらいの幸せを感じられるようになったのは実はここ数か月で……

今でこそ自信に満ち溢れていて、ぐいぐい前に突き進んでいる!!
みたいに思われることが多いですが、ちょっと前まで全然自分に自信がありませんでした

ずっとずっと理想と現実のギャップに悩み苦しんでいました。
楽しそうな人や私の理想の状態の人を見て、
「どうすればあんな人になれるんだろう」
「なんでこの大学に来たんだろう」
「結局私は口だけのやつだ」などなど、自己嫌悪に。

悩みと葛藤が尽きない毎日で周りの人がとにかく羨ましくて、
いつも自分の目の前には霧がかかって見えるような日々でした。

 

小学校高学年の頃にテレビで、
ごみ山で生活をしていたり、児童労働をさせられている子たちがいることを知ってから、

「私がなんとかしなくては!!絶対に私ならみんなを救うことができる!!」
という、“社会に生じている矛盾を自らの手で変えたい”という強い強い使命感に駆られて、
この頃から私の人生の目標は「世界平和のために貢献すること」でした。

 

熊本の田舎で育ってきて、思うように動けなかった分何かしたいという想いを大学で必ずぶつけよう!と意気込んでいたのですが、
そこにあったのは想像していた大学生活とは全く違うもので。

同じような想いを持っている人は周りにいないし、授業も詰め詰め。
おまけに友達がたくさんできそう♪という考えで入った寮の門限は22時!
規則も多かったり、周りになじめなかったり……

大学1年生のときには、先輩と相部屋の小さな部屋で声を殺して
ひっそり泣くような毎日を過ごしていました。

 

そんなこんなでただ悩み苦しんだだけの記憶しかない1年生が終わり、
ついに寮を出て、一念発起!!

大学2年生の4月に、1年生のときにボランティアのイベントで出会った
フェアトレード商品を扱った会社をされている方に勇気を出して連絡をして、
「食」と「国際協力」を結び付けた何かがしたい!という想いを伝えたところ、
一緒にスタディツアーを作ることに
!!

 

何度も文を考え直して、
当時のアルバイト先のカフェのオーナーに添削してもらい、
汗をかきながらメッセージを送った自分に拍手を送りたいです。

初めて自分の行動から何かを生み出すことができたという、
何とも言えないワクワク感と感動で胸が高鳴ったことを覚えています。

 

その他にも地元の熊本震災が起きたときに、
真を集めて動画を作ってNHKのWebニュースに載ることができたり

【熊本地震】復興応援メッセージ 第1弾

 

スタディツアーの宣伝のためにと思って参加した
『グローバルワークキャンプ(留学生と日本の学生でワークなどをしながら交流する3泊4日のキャンプ)』でたくさんの素敵な出会いがあって、
協力してくれる人に出会ったりと

 

自分が起こした行動で目の前がどんどん開けていってやれることや可能性が広がる毎日の中で、
「自分の人生は自分次第」「自分で自分の人生を切り開く」という感覚を覚えるようになりました。

つづき :可愛くない女の子なんていない!「#2 楽しんでいる人には勝てない」

 
 

名前:山本富貴
職種:大学4年生
出身:熊本県

daisyS(でいじーず)

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信州の竹細工を受け継ぐための新しいスタイル 〜百瀬晃平さんインタビュー〜

伝統工芸の職人になる。そのためには、長年の修行期間が必要。
ものづくり1つで生計を立てるなど、
いくつもの壁があると感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな中、伝統工芸の職人になるためにホテルで働きながら職人の元で修行をした若者がいます。

 

長野県松本市に住む百瀬晃平さん。
百瀬さんは長野県の伝統工芸品の須賀川竹細工の職人さんとして、
一人前になるために今も働きながら修行しています。
長野の伝統工芸を守りたいと強い想いを抱く若き職人にお話を伺ってきました。

 

 
 

何かを作ることが好きな少年時代

ーいつ頃から伝統工芸に興味を持たれていたのですか?

もともと何かを作ったりすることが好きでした。
本格的に興味を持ち始めたのは大学三年生くらいからで、民芸館に行ったり、本を読んだりしてました。

 

百瀬さんが作った竹籠

 

ーどうして竹細工職人になろうと思われたんですか?

実は最初から竹細工の職人になろうと思ってたわけじゃないんですよ。
最初は周りと同じように普通に就職活動をしてました。
だけどなかなか熱が入らなくて…。

親にも相談したりとかして、
いろいろな人と話をしているうちに職人になりたいって想いが強くなりました。
職人も地元長野の伝統工芸を守りたい・受け継ぎたいという想いがあって、
調べていく中で竹細工があって即決でしたね。
でも長野県に竹細工がなかったら、違うものだったからかもしれません。
地元長野に竹細工があったから竹細工をやろうと思ったんです。

 

 

 
 

ー竹細工のどんなところに魅力を感じてますか?

材料も作り方もシンプルだってところが魅力かもしれません。
例えば竹細工は竹だけで作れるし、材料の竹はすぐ成長して入手しやすい。
それに竹細工はもともと日常の生活の中で必要なもので、
日常使いできるものを作りたかった自分からしたらそこも魅力的でした。

 

作るときに使う道具。今は道具を作ることができる職人も減少している

 
 

職人になるための選択

ーホテルで働きながら職人の元で修行をされたということですが、どうしてそのような働き方をされたのでしょう。

正直言って竹細工だけでは食べていけないからです。
どんなに想いがあっても生活ができなければ、伝統を受け継ぐこともできないなと…。
働き先や修行先を見つけるために長野県庁のものづくり課のところに行って、
長野県中小企業団体中央会の方を紹介していただき、会社などを探しました。

最終的に自分が選んだ場所は山ノ内町という地域なんですけど、
最初は別の地域を考えていたんです。
そこで職人さんから弟子になってもらっても食べさせられないから、
働きながらなら教えてあげられると言われました。
そのようなことから働き口の多さをいうのを検討材料に入れて最終的に山ノ内町を選びました。

働き方ってことにフォーカスすると、
一般的な伝統工芸だと師匠の元でずっと修行するというイメージが強いと思うのですが、
竹細工はもともと農民が畑仕事ができないシーズンに竹細工を編んで生計を立てるという
兼業スタイルでやってきたものなので、働きながら修行するというスタイルは合ってると思ってます。

 
ー働かれていた時の勤務スケジュールやどれくらい先生の元に通われていたか、教えていただけますか?


ホテル椿野で約2年2ヶ月働きました。
スケジュールは、シフトによりますが、
起床5:45、6:30に出勤して、昼間に4時間休憩を挟んで、21:30頃に終わる感じが一般的でした。
自分は仕事の休みの日を利用して月に先生の元に2~3回通っていました。

 
ー今もホテルで働きながら修行されてるのですか?

今は、松本市内のセレクトショップで働いています。2〜3ヶ月に1回くらい先生のもとに通ってます。それ以外は自宅で竹を割ったり、編んだりと自主練してます。

家の近くには綺麗な水が流れる。よくここで竹を浸して柔らかくしている

 

 
 

作るものも働き方も時代に合った変化を

ー今の伝統工芸に変化は必要だと感じますか?

変化し続けないといけないと思います。
もちろん全部を変えなきゃいけないってことではないですが。
現代のニーズに合って必要とする人がいなければ残っていけないと思います。
作るものもそうですが、伝統工芸を学びたいという人を受け入れる側も
変わっていかなければいけないと思います。
今、いろんな働き方があるように修行のやり方もいろんなやり方があってもいいと思うんです。
これまで一般的とされたずっと一緒にいてやるスタイルももちろんですが、
自分みたいに働きながら空き時間にやったりとか、教室に通うとかいろんな形があれば、
職人になるってハードルが下がってくると思います。

 
ー伝統工芸の職人に興味を持っていたり、これからなりたいと思ってる方へ伝えたいことはありますか?

やりたいと思っている人はぜひチャレンジしてほしいと思う。
生業にできるものも中にはあるが、1本で生計立てるのが難しくても
片手間でもいいからやるとかいろんな方向を考えてほしいし、諦めてほしくないです。
実際に職人になる環境に身を置いた時にいろんなことが見えてくるんです。
竹細工で使う道具を作る職人さんも減少していて、近くで手に入らなくなっているんです。
先生が自分に言っていることなんですけど、
地元で材料とかを調達できてこそ伝統工芸と言えると。
これから後継者になろうとする人が
増えていって地元で成り立てる伝統工芸を一緒に作って行けたら嬉しいですね。

 

 
 

ー最後に百瀬さんはこれからどんなものを作っていきたいですか?

伝統を守るべきとことは守り、変化していくところは変化していく。
いい意味で伝統に縛られない。そういうものを作っていきたいです。
竹細工で言えば既存の編み方を生かしていろんな形を作れるようになれたらいいなと思っています。


 

自分のやりたいことに強い信念を持って頑張っている百瀬さん。
百瀬さんのように既存のスタイルにとらわれず職人という道に
挑戦する人がもっと増えていければいいなと思いました。
同じ同年代としてこれからも百瀬さんの挑戦を応援し続けます。

 
 

インタビュー終了後

時間があればお茶でもしていきませんかと声をかけていただき、
百瀬さん夫婦から大学いも・梨・柿をご馳走していただきました。
木のテラスに座りながら、
仕事の話からプライベートの話までいろんな話をして楽しく過ごしました。
このまま松本に居座わりたいと思いながら、
時間が刻々とすぎていく現実から目を背けたかったです(笑)
お話する中で松本市内のオススメのお店を教えていただいたので、
そのお店巡りと百瀬さんに再会するために松本に再訪したいと思っています。


 
 

名前:佐々木 雄大(ささき ゆうだい)
職種:ニッポン手仕事図鑑・プランナー / 離島移住計画・スタッフ
出身:埼玉県出身。
1995年埼玉県生まれ。
茨城大学農学部出身。学生時代から商品開発やイベント企画運営に携わり、食を中心とした活動を行う。
現在、フリーランスとしてプロジェクトや事業などのディレクションやマネジメントを行う。また職業の違う20代で結成されたユニット・unp(アンプ)としても活動中。

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11月11日(日)トークイベント『「製硯師」という生き方』にて、編集長 大牧が登壇しました

11月11日(日)開催、
宝研堂 4代目 製硯師・青栁貴史さんによる
特別講座『「製硯師」という生き方』に、
ニッポン手仕事図鑑編集長 大牧 圭吾が
ファシリテーターとして登壇しました。

イベントでは、
青栁さんの「製硯師」としてのお仕事のお話や、
これからの青栁さんの「野望」について、
青栁さんのもう一つの仕事場である、山のことなど、
魅力的なお話を伺うことができました!

質疑応答の時間には、
硯のメンテナンスの仕方など、
会場にお越しの皆さんからたくさんの熱心な質問を
いただきました。

【イベントの様子】

「製硯師」という生き方

「製硯師」という生き方

「製硯師」という生き方

「製硯師」という生き方

<イベント概要>
【開催日時】
11月11日(日)13:00~14:30

【開催場所】
東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館4F
NHK文化センター青山教室5階502 A教室

【イベント詳細】
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1151630.html

11月10日(土)伝統工芸6人展「匠の森」にて、ビデオグラファー 小林がトークイベントに登壇しました

11月9日(金)から開催中のイベント、伝統工芸6人展「匠の森」にて
ビデオグラファー 小林がトークイベントに登壇しました。

イベント当日、錫光の錫師・中村さんとのトークセッションでは、
中村さんと小林が初めて会ったときの秘話や、
中村さんが、小林が自分で撮影依頼をさせていただいた
初めての職人さんであることなどを語りました。
イベントは、大盛況のうちに終了しました!

錫光さんの動画はこちら!⇒https://nippon-teshigoto.jp/movies/suzushi

【イベントの様子】

伝統工芸6人展「匠の森」

伝統工芸6人展「匠の森」

伝統工芸6人展「匠の森」

伝統工芸6人展「匠の森」

伝統工芸6人展「匠の森」は、
ポーラミュージアムアネックスにて11月18日まで開催中です!
この機会にぜひ!

<イベント概要>
展覧会名:匠の森
会  期:2018年11月9日(金)~18日(日)会期中無休
会  場:ポーラ ミュージアム アネックス
主  催:株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス
協  力:ポーラ デザイン研究室 ニッポン手仕事図鑑

「ふたりごと文庫編集室」による当麻町取材旅行が、北海道新聞に掲載されました

ニッポン手仕事図鑑のオンラインサロン「ふたりごと文庫編集室」が、
9月に北海道当麻町で行った取材旅行の様子が、11月7日の北海道新聞に掲載されました。

編集室メンバー8名が、
当麻町内の施設や商店を巡り、
さまざまな体験を取材しました。

取材記事をウェブ上で公開することで、
その情報発信力を生かし、
都市からの移住者を増やすことを目的としています。

作成した取材記事は、
当麻町の新規移住特設サイト「全部ある当麻町」にて順次公開中!

皆さまぜひご一読ください!

「全部ある当麻町」 http://www.furusatohma.com/zenbuaru/

オンラインマガジン「ふたりごと文庫」 https://nippon-teshigoto.jp/blog

長野の田舎で自分を取り戻す

はじめまして。長野県松川村地域おこし協力隊の浅田茉美(あさだまみ)と申します。
今年の8月に東京から長野県松川村へ移住しました。

松川村は、長野県北西部の北アルプス地域の一番南にあります。
「安曇野の原風景を守る最後の村」とも言われ、平成の大合併でも合併をせず、独自の景観を守るためむらづくり条例をつくり、美しい景色をひっそりと守り続けてきました。

安曇野という言葉は広く、安曇野市だけでなくその北に位置する松川村も安曇野エリアに含まれます。周辺地域に比べ観光地化がそれほど進んでいない松川村は、奇跡的に静かで心地よい住環境を維持し続けています。

松川村北西部のとあるゲストハウスから見た日の出

 
 

生きかたを探している

 

松川村の地域おこし協力隊は8名。いわゆる「ミッション型採用」で、採用時にある程度活動内容が決まっています。

例えば私は総務課1万人復活特命係。人口増加対策の係に所属し、移住者を増やすためにはどうしたらよいか日々考え、メディアでの情報発信、イベントの企画運営、個別相談対応、その後のフォローを行っています。

他の隊員も空き家対策、食育事業や農産品ブランド化・PR、安曇野ちひろ公園の運営、多目的ホールの運営等、ある程度固定されたミッションを持っています。

収穫祭の移住相談ブースにて。卒業した隊員が遊びに来てくれたりもします。

予算をつけるので自由に活動して、というフリーミッションではないため、就職先のひとつという感覚に近い部分もあるかもしれません。

ですので、松川村の協力隊はあんまりゴリゴリした人がいません。
自分が理想とするくらしを送りたくてここに辿りついた。だから、無理をせず、日々をナチュラルに暮らしていく。松川村の協力隊に流れるそういう空気感がとても心地よいと感じています。

 
 

有り余ったエネルギーをどうする?

 

村八分なんて言葉もありますが、松川村の人はよそ者を排除しません。
コミュ力が高くて人懐こい。なんとなくいつも幸せそう。こちらが心を開けば、いくらでも入ってきてくれます。村には村の時間軸で時が流れていて、村民も私たちを受け入れてくれて、とても幸せ。

それでも、なんだかもやもやした気持ちがある。この気持ちはなんだろう?
と考えていた時のこと。

東京に遊びに行った際に前職の上司に会い、こんなことを言われました。

「新しいことをやるのはいつもよそ者か若者かばか者だ。
よそ者の浅田さんが松川村で新しいことをやればいい。」

よそ者・若者・ばか者!3拍子揃ってる!私は何かをやるべきなんだ!
もやもやしていた私の心に、一筋の光が差し込みました。

そういえば、松川村で唯一足りないと感じるものがあります。
それは、若者がエネルギーを発散させる場。

松川村の若者は、アクセスがそこそこ良いから松本や大町・白馬方面に遊びに行ってしまいます。面白い人はたくさんいるけど、松川の外で活躍してるんだよなあ。

イベント参加の多い仕事柄、面白い人に会うたびにちょっと寂しいような、そんな場所がないことを不思議に思います。

例えば、バー・居酒屋やカフェ。もしくはシェアハウスやゲストハウス。どんなことが松川村でできるだろう?と考えると、自然とわくわくしてきます。

こうして、まだ構想段階ですが、松川村でお店を持つという目標ができました。

 
 

偶然が次の一歩をつくる

 

ぶっちゃけ、最初は自分が好きな場所に仕事があったからラッキーくらいの気持ちで移住してきました。

けど、すこしだけ自由度の高い地域おこし協力隊として活動する中で不思議と新しいことをやりたくなってきた。
こんなに恵まれた環境にいるんだから、やりたいことやらなきゃもったいない。
今はそんな気分。

偶然の重なり合いが次の一歩につながっていくことを実感しています。

北アルプスも気軽に登れます(燕岳にて)。自分と向き合う大切な時間です。

 

東京では鳴りを潜めていた反骨精神が、田舎に来て息を吹き返してきたのでしょうか。大人になってもうわくわくすることなんてないと思っていたけれど、ここにきて不思議と、まるで子供のようにわくわくし始めています。

松川村で、あたらしい人生が始まるのかもしれません。

日々の活動を発信しています。フォローしてもらえると嬉しいです。
facebook : https://www.facebook.com/matsukawa.rev/
Instagram : https://www.instagram.com/matsukawa_vill_chiikiokoshi/

 
 

名前:浅田 茉美(あさだ まみ)
職種:長野県松川村地域おこし協力隊、移住・定住担当。
出身:福岡県出身。
東京外国語大学卒。銀行やITベンチャーを経て、ネパールを旅した際に「これからは自分が自然と感じる生き方をしよう」と決意し、日本のネパール(?)長野県に移住。

趣味は世界のお酒を楽しむこと。長野県は酒どころでとても幸せです。

製硯師・青栁貴史さんによるトークイベント『「製硯師」という生き方』に、編集長 大牧が登壇いたします

11月11日(日)開催、
製硯師・青栁貴史さんが講師を務めるトークイベント『「製硯師」という生き方』に、
編集長 大牧がファシリテーターとして登壇いたします。

硯石を探すため各地の山に入り、選び抜いた石で硯を作り続ける青栁さん。

青栁さんが何を考え硯を作っていくのか、
ニッポン手仕事図鑑の編集長がファシリテーターとして迫ります!

「製硯師」という生き方 製硯師・青栁貴史さん

【開催日時】
11月11日(日)13:00~14:30

【開催場所】
東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館4F
NHK文化センター青山教室5階502 A教室

【お申込み・イベント詳細はこちら】
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1151630.html

土祭 土と益子−この土地で共に生きる−

みなさん、こんにちは!
今回は、今年の9月15日(土)〜 9月30日(日)と10月7日(日)に
「文化の力で地域を元気にする」という目的で栃木県益子町で開催された
「土祭 土と益子−この土地で共に生きる−」の様子をお届けしたいと思います。

私も見に行ったところと行けなかった箇所があるので、全てをお伝えすることはできませんが、
実際に見たり、SNSを通じて感じたことをありのままに皆様にお伝えしたいと思います!

「土祭 土と益子−この土地で共に生きる−」公式ホームページ
 

 

「益子」というまち

 

栃木県益子町は、全国でも有名なあの益子焼の産地として知られ、多くの陶芸家が在住し作陶をしています。

ご覧いただいている皆さんの中にも、行ったことがあるという方がいらっしゃるかもしれませんが、春と秋の年2回に「陶器市」と呼ばれる大きな市場が開かれています。

まだ行っていない、行ってみたいという方は、
来月の11月2日(金)〜 11月5日(月)まで秋の陶器市が
開催される予定なので、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

ところで皆さん、この記事のタイトルである
「土祭」という名前、読めるでしょうか?笑

これは「土祭」と書いて「ヒジサイ」と読みます。

「土祭」をプロデュースした馬場浩史さんと旧知の文筆家 武田好史さんとの発案で、
古代の土や泥の呼び方のひとつ「ヒジ・ヒヂ」を用いて「土祭」という名が生まれました。

△「土祭2018」の公式パンフレット

私は益子という土地はそれだけ土と深い関係にあるということ、
土を扱う陶芸家にとっても、生活の中で当たり前のように陶器を使っている私たちも、
土という素材が無ければ生まれてこなかった「モノ」がそこにはあるような気がしました。

 

「土祭」 アート編

 

さて、いよいよ「土祭」の中身に迫って行きたいと思いますが!

そもそも「土祭」は何をしているの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

「土祭」は、大きく分けて、地域プロジェクト・アート展示・他プロジェクトの3つで構成されており、それぞれ益子地区・七井地区・田野地区で開催されました。

どのアーティストも、今年の「土祭」のテーマである
「土と益子−この土地と共に生きる−」
とはどういうことかを考えて制作されています。

自分にとって、地域にとって、あるいは益子という場所自体にとって
それがどんな意味を持っているのかを鑑賞する、私たちも考えされられる展示となっていました。

△”闘って撮る”写真家 井賀孝さんの作品

△芸術考古学を専門とし研究している石井匠さんの作品

△2017年に大学院を卒業したばかりの若手画家 田中望さんの作品

△彫刻制作と美術教育の研究をしている生井亮司さんの作品

 

「土祭」 地域編

 

続いて、地域プロジェクトについてお伝えしたいと思います!

地域プロジェクトの中でも私が一番お伝えしたい企画はコレ!
益子地区で9月22日(土)に、今から30年〜40年前の益子町の学校給食を再現したプロジェクトです!

私のような10代、20代の若者にとって給食というのは子どもたちの健康と食の美味しさを伝える大切な時間ですが、それは私たちのお母さん、お父さん世代も同じです。

ですが、今の学校給食と昔の学校給食ではどこが違うのか。
私も食べたかったのですが、別の予定と重なって食べられませんでした…(涙)

△昔懐かしい学校給食

 

ちなみに、ここで使われている食器はもちろん益子焼です!

 
 

「土祭」 他プロジェクト編

 

最後にご紹介するのは、他プロジェクトの企画の一つである「手仕事村」についてお話ししたいと思います。

「手仕事村」とは、益子町にある益子の森の中にあるひだまり広場と呼ばれる場所で開催されました。

周辺が緑の木々に覆われた中にぽっかりとひらけた場所で、
様々な素材を用いた手仕事品の展示販売を行ったり、益子を中心とした飲食店も日替わりで出店され、行く度に新しい発見があるプロジェクトとなっています。

これも残念ながら、開催が土日祝日のみだったので
私はFacebookでその様子を見ているだけでしたが、それだけでも面白い内容でした!

△手仕事村開催の様子

3つのプロジェクト以外にも関連企画として、「土と人」と題した高木正勝さんのソロライブが山本八幡宮という場所の野外舞台で開催されました。

私は残念ながら行けなかったのですが、200名以上の方が高木さんの音を聴きに訪れ、ライブ終了後は皆さん良い顔をして帰られたそうです!

 

△高木正勝さんソロライブの様子

 
 

「この土地で共に生きる」ということ

 

私は高校生の頃、美術大学進学を目指していた時期に自分は絵を描きたいのか?ものを作りたいのか?その先が見えないでいました。

 

そんな時、たまたま陶芸を学ぶ機会があり、そこでようやくものづくりを専攻しようと決意したことがあります。

ですが私は栃木県出身と言っても益子町生まれではありません。
だから私にとって益子という町は、憧れの場所でありながら自分にとっては遠い存在で、なんとも言えない気持ちがありました。

 

しかし今回の「土祭」を見て、その土地で生きた時間、生きている時間が長くても短くても、
人によって瞬間に感じること、流れを感じて気付くこと、
内に住んでいるからこそ外から来た人と関わることで気付くこと、
そして、その土地がもたらしてくれた素材に感謝すること、
それが大切なのではないかと私は感じました。

だからこそ、私にとって益子という町は憧れであり、こうして関われたことをとても嬉しく思っています。

「土祭 土と益子−この土地で共に生きる−」

それは、土あるいは土地(つち)から繋がるこの祭りに訪れ、
たくさんの感じたことを持ち帰り、自分にとってこの土地とは故郷とは、
共に生きるということはどういうことか考えるきっかけになる機会だと思います。

 

3年に一度の開催なので、次回は3年後になりますが
このイベントで会場となった場所や痕跡はあることでしょう。
それを探してみるのも面白いかもしれませんよ。

それでは、ここまで記事を読んでくださった皆様、
長い文章にお付き合い頂きましてありがとうございます。
益子町が気になったという方はぜひ、遊びに来てくださいね!

名前:田中絢子
職種:大学院生
出身:栃木県

漆という素材を使って、漆器やオブジェ、アクセサリーに至るまで幅広く作品を制作。工芸と若者がつながる場所を作るため研究中。
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想っている場所が”ふるさと” -武田昌大さんインタビュー

こんにちは、ふたりごと文庫編集室の山田帆菜です。

ふたりごと文庫編集室で発足したメディア部のメンバーで、
シェアビレッジの村長・武田昌大さんにお話を伺ってきました。
場所は、武田さんがオーナーを務めているおむすびスタンドANDONさん。

 

 

 
 

取材後にいぶりがっこのおむすびをぱくり。
チーズとの相性が絶妙でとても美味しかったです。

第3弾となる今回私が取り上げるテーマは『ふるさと』です。

秋田に戻って危機感を感じたとき、自分のふるさとを失いたくないと感じた武田さん。
地元「秋田」を拠点に動いている武田さんならではの視点で、ふるさと観についてお話してくださいました。

武田昌大さん
秋田県出身
 
東京のゲーム会社に就職した後、地元秋田県の活性化を決意。
2010年 若手米農家集団トラ男(トラクターに乗る男前たちの略称)を結成。
2015年 「シェアビレッジ」を立ち上げる。
2017年 おむすびスタンドANDONを東京・小伝馬町に設立

 
 
 

「ふるさと」は必ずしも生まれた場所ではない

 

 
 

―武田さんにとっての「ふるさと」ってどういうものですか?

僕らは生まれた場所がそのままふるさとって考えますが、それだけでもないんじゃないかと最近は強く思っています。
その場所に実際にいた時間の長さは関係ないと思うんです。

僕は今秋田に住んでますって周りには言っているのですが、月の半分以上は出張で秋田にはいないんです。
だから僕は「ふるさと」は暮らしている場所ではなく、想っているところだと思っています。

 
 

―想っているところですか!それなら都会出身だったり、親が転勤族の人のもふるさとはあると考えられそうですね。

「ふるさと」に縁がない人はいっぱいいると思います。
そういう人たちはこれから故郷を作っていけばいいし、自分が選んでいいと思います。

生まれた場所が都会だからというよりかは好きな、帰りたい場所や好きな人がいっぱいいる場所、落ち着く場所のようなところだと思います。

結局これらって全部気持ちに関わることです。「落ち着く」とか「懐かしい」といった気持ちを大事にすれば、故郷は都会の人でも持てると思います。
「都市の人たちの第二の故郷を作る」っていうのはシェアビレッジの目的の一つでもあるんです。

 
 

「ふるさと」という軸

 

 
 

―故郷への思いが「シェアビレッジ」という形にもなっているんですね。
武田さんにとっての今の故郷はやはり秋田でしょうか?

まだ18年という長さを超えた場所に住んだことがないので、ふるさとっていうと秋田ですね。
ただ、正直今僕の中で「秋田」というところは生まれた場所という認識の方が強いです。

 

―なるほど!それでも、秋田を「ふるさと」だと思うのには何か理由があるのでしょうか?

自分の今の人生を指し示すために生まれた場所を、「故郷」として自分の中で持っている方が進みやすいからですかね。

それに、この縛りがないと僕は解き放たれてしまう気がします。
だから、どちらかというと秋田=ふるさとって思っている方が今は動きやすいかなと思います。

 

―自分の中の一つの軸として「秋田」という場所があるんですね。
ちなみに、この先武田さんにとっての「ふるさと」は変わりそうでしょうか?

正直、(秋田以外に)浮気したい気持ちはめちゃくちゃあります。日本にはすごくいい地域がたくさんあるので。

だからさっき述べたように、生まれた場所、秋田を故郷として自分の中に持つようにしています。
そうでないと、「あそこにも住みたいし、あそこにも住みたい……」というように目移りしてしまいますから。
今は何をするにも、どこに行くにも秋田にどう生かせるかをずっと考えていますね。

「好き」からはじまる地域活性 -武田昌大さんインタビュー

こんにちは、ふたりごと文庫編集室の浅野有希です。
ふたりごと文庫編集室で発足したメディア部のメンバーで、シェアビレッジの村長・武田昌大さんにお話を伺ってきました。

第二弾、私が取り上げるテーマは『地域活性』です。
勉強になるお話をたくさんしてくれ、うんうん……!と頷いてばかりでした。

 

武田昌大さん
秋田県出身
 
東京のゲーム会社に就職した後、地元秋田県の活性化を決意。
2010年 若手米農家集団トラ男(トラクターに乗る男前たちの略称)を結成。
2015年 「シェアビレッジ」を立ち上げる。
2017年 おむすびスタンドANDONを東京・小伝馬町に設立

 
 

“ブーム”としての地域活性化

 

 

―地域活性、今ではある種ブームになっていませんか?

最近はやっぱり、イベントにきてくれる若者も多くなってきたかもしれません。
国も「地方創生」や「関係人口」というワードで予算を出していますね。

もちろん、国が提唱することにはいい側面もあります。多くの人々が自分の地域をよくしようと動き出すきっかけになります。でも、言葉だけが独り歩きしてしまうケースが良くないと思うんです。
なぜなら、それが「答え」だと思ってしまうことが多いからです。いろんな地域に行って講演していますけど、そう捉えている地域も少なからずありますね……。

 

―「答え」だと思ってしまう、たしかにそうかもしれません。

「正解」をすぐに求めてしまう地域や人が多いと思います。極端に失敗を恐れてしまっているんです。すべて、インプットが足りていないからなんですよね。いろんな情報を知らないから、発想が浮かばないのかもしれないです。

本当はできるかもしれないのに、失敗するかもしれないからやらない。
でも、国が言っているからできる……という流れができてしまっている。

“ブーム”になることは、思考停止してしまうから良くないですね。
本来はそこをきっかけにちゃんと地域と向き合って各々が考えることが大事だと思います。

 

「好き」という愛情が一番の原動力

 

 

―では、国と一緒に事業を進めていくってことはやらないのですか?

それは、果たして誰が面白いと思うのでしょう?その地域の人・またはお客さんがワクワクするのでしょうか?

国と一緒にやる・やらないではなくて、僕は「面白いこと」をやりたいだけなんですよ。それが僕らの軸です。
年貢を納めて村をつくるってコンセプトは、きっと今の行政ではできないのかなと思います。民間だからこそ県や市町村という枠を取っ払って秋田や香川に「村」を展開して、繋ぐということができますしね。

……というのは建前で、僕は「面白いこと」がやりたいだけなんですよ。それだけです。

 
 

―だからシェアビレッジの資金は補助金などではなく、クラウドファンディングで集めたのですか?

まず僕の考え方は、「3km²」っていう方程式なんです。
3Kは価値・課題・解決で、M²はメンバー×マネーを意味しています。
これは3KからM²に流れていくイメージです。


 

最初に価値・課題・解決という段階で、コンセプトからアイデアを生み出していきますよね。
その後、アイデアからプロジェクトに落としていくときに、一人じゃできないからメンバーとマネーが必要なんです。

ただ補助金ビジネスは、方程式の最後の「マネー」から始まるんですよね。
補助金があるから団体をつくるためにメンバーを集めて、「何の課題を解決する?」という価値を抜かしちゃうんです。“好き”っていう愛情が根っこにないと事業って続きません。

本来は3K(価値・課題・解決)から始まるべきで、補助金ビジネスはお金がなくなる・上手くいかなくなると終わることがほとんど。

でも、「これのためにやってる」というものがあれば続くんですよ。
だから補助金に頼るビジネスっていうのは僕はやりません。僕が好きなものしかやらないです。
あとは、地域で自立するビジネスモデルでないといけませんから、
ちゃんとお客さんからお金を取るビジネスをやりたかったこともあります。

 
 

―なるほど!!すごくわかりやすいです。では、クラウドファンディングの利点は何かあったのですか?

クラウドファンディングはこのビジネスモデルと相性が良かったんです。
村民は年貢の値段ごとにランクが変わります。「ブロンズ村民(ブロンソン)」→「シルバー村民(シルソン)」→「ゴールド村民(ゴールソン)」→「名誉村民(メイソン)」という風に。
これがクラウドファンディングの仕組みと似ていますよね


http://sharevillage.jp/
 

元々、日本にクラウドファンディングが出始めた頃から挑戦していました。
レディフォーの最初のプロジェクトの一つが「トラ男」です。馴染みがあったし、ノウハウもあったから挑戦できました。

 

地域活性化は、「一人一人が頑張ること」

 

 

―地域活性化の「答え」ってないと思うのですが、武田さんはどう考えていますか?

僕は「みんな、一人一人が頑張る」ことが大切だと思っています。
地域活性でありがちなのが、人のせいにすること。

町って一人一人の“人”でできています。これを意外と忘れがちなんですよ。

意識とお金と時間を使って、それぞれが地元について考えないといけません。
一つのイケてるプロジェクトがあればいいわけではないんです。能動的に動く人を増やしていかないといけませんよね。

 

―武田さんはきっと、外に出たからこそ分かるのですよね。

お金がないならつくる、仕事がないならつくる、出会いがないならつくればいい。
これは外に出たからこそ分かったことなんです。そんな人達がちゃんと地元に還元しないとだめですよね。

 
 

―外にいる人たちができることってなんでしょう。

やっぱり、地域にはインプットが大切です。情報と刺激を与えていくというのが、今の秋田には必要だと思います。

例えば、地域にいる人は「初代iPhone」なんですよ。でも外にいる僕らは「iPhone X」ですよね。僕らは常にアップデートされているけれど、地域にいる人はハードが一緒なのにソフトが古い。ただOSをインストールしてあげればいいだけなんです。

外にいる人たちは、そういう場を作っていければいいと思っています。


 

ニッポン手仕事図鑑 浅野有希

名前:浅野有希
職種:ふたりごと文庫 編集長
出身:埼玉県

地域活性化を志す産業能率大学3年生。ニッポン手仕事図鑑にて毎日勉強中!旅行と美味しいものを食べるのが好き。
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“おむすびというメディア”で秋田をつなぐ -武田昌大さんインタビュー

日本橋の町を歩いていると、突如きらきらした建物が現れます。
渋谷や表参道にあってもおかしくなさそうな、おしゃれな4階建てのビル。


 

ここは東京と秋田を食でつなぐ場所、ANDONです。

秋田のお米を使用したこだわりのおむすびを食べることができます。
注文してから握ってもらう出来立てほやほやのおむすびに、「肉みそ」「いぶりがっこチーズ」「ぼだっこ」などの豊富な具材が用意されています。


 
 

今回は、ふたりごと文庫編集室のメンバー3名でANODNのオーナー・武田昌大さんにお話をうかがいました。

武田昌大さん
秋田県出身
 
東京のゲーム会社に就職した後、地元秋田県の活性化を決意。
2010年 若手米農家集団トラ男(トラクターに乗る男前たちの略称)を結成。
2015年 「シェアビレッジ」を立ち上げる。
2017年 おむすびスタンドANDONを東京・小伝馬町に設立

 
 
 

武田さんは秋田県出身で、2017年にこのお店をオープンさせます。
「ずっとおむすびをやりたかった」と語る武田さんの、「秋田」と「おむすび」にかける想いに迫ります。

 

これからは”体験を提供する時代

 

―武田さんはすでに事業をいくつかなさっていますが、さらにANDONを始めようと思ったのはどうしてですか。

トラ男の活動と関係があります。トラ男ではお米の通販をしていたのですが、ネットのお客さんは宙にふわふわ浮いてるようなイメージがありました。
当時は毎月東京でイベントをやっていましたが場所もばらばらで、いつでも来られていつでも食べることのできるリアルな場所が欲しかったんです。


 

―ふわふわしているお客さんをリアルな場に着地させるということですね。
単なるお米屋さんではなく飲食店という形にしたのはなぜでしょう。

せっかくこだわってつくられたお米でも、炊き方を間違えるとまずくなってしまいます。
だから、お客さんの口に入るまでをプロデュースしたかったんです。

これからはおいしいお米をつくる時代から、お米をおいしく食べてもらう”体験”を提供する時代になるのではないでしょうか。
あと、ずっと「おむすび屋をやりたい」と思っていました。

日本橋から、おむすびというメディアで発信する

 

―お茶碗に盛られたご飯ではなく、おむすび。その形にこだわりはありますか。

おむすびはメディアだと思います。具材を伝えるためのお米になれるので。
一方で、お茶碗に盛られたご飯はおかずありきのお米になってしまうような気がするんですよね。
秋田の具材だけじゃなくて、他の地域の具材とコラボできるのもおむすびのいいところです。


 

―おむすびはメディア、格好いいですね。
おむすびという形をとることによって、お米が脇役を引き立てつつ、主役になるんですね。

昔からあるおむすびを、新しい形で伝えていきたいという想いもありました。
この店がある日本橋エリアは古いものと新しいものが混在していて、僕の考える”おむすび”と地域性がうまく絡み合っています。

―もともとこのエリアでお店をやりたかったのでしょうか。

常に最先端が集まる渋谷とか、そういうところに出すのは違うと思っていましたが、ここと出会ったのは偶然なんですよね。

ANDONがある小伝馬町は昔、地方から江戸に来る人が馬を繋ぎとめておく場所で、地方と江戸の繋ぎ目でした。そういう歴史もあるので、秋田(地方)と東京を結ぶANDONはこの地域にぴったりだったと思います。

日常に地域を

 

―お店では、お米のこだわりを聞きながら食べることができるのでしょうか。

もちろん、知りたい人には説明しますよ。
でも、別に知りたくない人には無理にしません。価値観の押しつけになってしまうので。

―興味がない人にこそ、こだわりを知って興味を持ってほしいという想いもあるのでは。

そこが難しいところなんです。
ただ、初めましての人にいきなり長文のラブレターを送りつけられたとして、それを読む気になるかって言われたら……きっと読みませんよね。

もっと長い時間をかけて、人間の自然なコミュニケーションの中で興味を持ってもらえればいいんです。地域と関わるハードルは低くていいと思っています。

 

―何事も一方的なアピールはよくないということですね。ハードルを低く、というのは、具体的にどのようなことですか。

最近「地方創生」と言いすぎて、地域と関わるハードルが高くなっている気がします。
そうじゃなくて、もっと楽しく、日常に地域があればいいのではないでしょうか。


 

―ANDONは、日常の中に秋田を落とし込む場としての機能を持っているんですね。

まずは秋田を好きになってもらえる土壌をつくることが大事です。
最終的に好きになってもらえない可能性もありますが、無理に秋田のファンになってもらおうとは思いません。

ANDONに来て秋田のものを食べて、秋田人と話して、なんとなく秋田にいるような感覚をもってくれたらそれだけでいいんです。

―ANDONではさまざまなイベントが開催されていますが、それも日常に秋田を落とし込むことを目的としているのですか。

おむすびフライデーなんかは、ワクワクの方が大きいですね。

こっちではご飯だけ用意て、参加者のお客さんに具材を持ってきてもらうのですが、「なんでその具材なの?」っていう具材談議が面白いんです。それがいろんな地域を知るきっかけにもなります。楽しいことが重要です。

名前:尾形希莉子
職種:学生
出身:神奈川県横浜市

大学で地理学を学ぶ傍ら、「面白そう!」を原動力にあちこち飛び回っている。食べ物には目がなく、農ある暮らしを求めて生産現場を訪れることもしばしば。身近なものの裏側が好き。

長野県後継者育成ツアーが、『信濃毎日新聞』に掲載されました。

ニッポン手仕事図鑑が10月9日・10日に行った、
全国から募ったインターン生6名による長野県後継者育成ツアーの様子が、
長野県の地方紙『信濃毎日新聞』に掲載されました。

信濃毎日新聞

『信濃毎日新聞』さま、取り上げていただきありがとうございました!

そしてお世話になった南木曽町と駒ヶ根市の皆さま、
本当にありがとうございました!

800年つづく”葛布”の魅力を伝えたい。

静岡県掛川市。


 

ここには800年以上つづく伝統工芸品、「 葛布くずふ」があります。
光沢が美しく、高級品として愛されてきました。


 

材料は街中・山野に自生している「葛」という植物です。
「くずきり」の材料と言うのが一番身近だとは思いますが、他にもさまざまなものに利用されています。

この葛を、美しい「葛布」にするまでは想像以上の手間暇がかけられているのです。

そんな、葛布に関わる職人さんたちの映像が完成しました。

 

 

思いの込められた大作です。
やっぱり映像だと伝わり方が違うなあと感動しています。

私も大好きな作品なので、ぜひご覧ください。

 
 

以前、編集長の私・浅野有希と、
ふたりごと文庫編集室メンバーの尾形ちゃんとで葛布の取材を行いました。


 
 
 
 

植物からつくられているので、綿や絹などとは全く違う肌触りの「葛布」
それをただ見るだけでは、その価値を理解するのは難しいですよね。

尾形ちゃんは、葛布に込められたストーリー、
そして“つくり手の想い”という切り口から書いてくれました。

お茶で有名な掛川の、もう一つの名産品。700年余り受け継がれてきた葛布に迫る。


 
 

どんな取材を行ったのか、全体像がわかる記事にもなっていますのでぜひ。

 
 

そんな「葛布」に関わる人たちは魅力的な方ばかりでした。

実は、この葛布を生産する工房は残り2軒。
この2軒とも取材に行かせていただきましたが、どちらも本当に魅力的で。


小崎葛布工芸さん
 
 

川出幸吉商店さん
 
 
 

私はそんな方々の人柄とか、考え・想いを伝えたくて書きました。

静岡県掛川市「葛布」の、目に見えない魅力


 
 

葛布の材料を生産している人もいます。
かなりの手間暇がかかるということと、高齢化によって材料の生産者さんも減少してきているとのこと。

私たちはその貴重なお一人、松浦さんにお話を聞きました。

松浦さん、「掛川の“仙人”」と呼ばれていましたが、仙人のイメージとは程遠く。
ほんわか優しい、丁寧な方でした。


 
 
 
 

丁寧さがかわいくて、完全にそのキャラクターに惹きつけられました。
葛布の材料ができるまでと、松浦さんのキャラクターについて書いた記事です。

憎まれっ子の「葛」が、美しい「葛布」へと生まれ変わるまで


 
 
 

静岡県掛川市と「葛布」

今まで知ることのなかった地域と文化に触れて、
私の価値観がまたひとつパワーアップしたような気がします。

正直言って、「葛布」産業は超順調とは言えません。
この取材では心が苦しくなるような、厳しい現実にも触れてきました。

今の私にはこうして伝えることしかできません。
少しでも多くの方に、この魅力が伝わるといいな。

 
 

葛布・葛苧職人│小崎葛布工芸 川出幸吉商店

静岡県掛川市で、800 年以上つくり続けられてきた伝統工芸品、葛布。山野に自生する葛を紡いだ糸から織り上げられるそれは、艶のある美しい光沢を放ち、参勤交代の献上品や、アメリカ・ヨーロッパへの輸出品としても高い人気を誇っていた。かつては市内に数十軒あった工房も、現在は「小崎葛布工芸」「川出幸吉商店」の2 軒を残すのみ。この先も100年、200年と技術を継承していくべく取り組みを続け、まだまだ道半ばであると謙遜しつつも、葛の持つ魅力と秘められた新しい世界を信じ続ける。

株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス主催の展覧会「匠の森」に、カメラマン 小林が出演します!

11月9日~18日開催、
株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス主催の展覧会「匠の森」にて、
カメラマン 小林が11月10日トークイベントに出演いたします!

匠の森

「匠の森」とは、日本を6つの地域に分け、
各地に伝わる伝統工芸の魅力が詰まった作品をご紹介する展覧会です。

会期中は、全国から集まった6名の匠による作品がひとつの空間に
集められ展示されます。

また、展覧会には、ニッポン手仕事図鑑が動画を撮影させていただいた
錫光」の錫師・中村 圭一さんも出展されます!
「錫光」さんの動画はこちら

皆さま、ぜひ会場にお越しください!

<イベント概要>
展覧会名:匠の森
会  期:2018年11月9日(金)~18日(日)会期中無休
会  場:ポーラ ミュージアム アネックス
主  催:株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス
協  力:ポーラ デザイン研究室 ニッポン手仕事図鑑

【堀口正裕さんインタビュー】“いろんな人に会う”ことの大切さ。

こんにちは!ふたりごと文庫編集長の浅野有希です。
今回は少し変わったインタビュー記事をお送りいたします!

8月29日から9月7日まで、産業能率大学二年生の2人がインターンとして来てくれていました。
これは毎年恒例で、私も二年前にこのインターンでニッポン手仕事図鑑に出会ったんですよ!私も彼らを見ていると懐かしく思えます。

 

毎年様々なことをしますが、そのメニューの一つとして、雑誌『TURNS』の堀口正裕さんにお話を聞きに行くというものがあります!

私は2年前のこの日、目の前がパァーっと開けるような感覚を味わい、大きな転機となりました。

今回は私が“編集長”として、その様子を記事にします!
すごくいいお話が聞けたので、ぜひご覧ください。

ということで、今回のインタビュアーはこのお二人。(写真左側)

柏原彩里

あだ名は「かっしー」
中学一年生からずっと音楽
髪の毛がもったいなくて、一部だけ生まれてからずっと伸ばしています。
「地域活性」に興味があるそう。

向田健人

あだ名は「でんでん」
旅行とバスケットボールが好き
今年、湘南キャンパスから自由が丘キャンパスへ転学部しました。
「広告」などに興味があるそう。

 
 
 
 

 

堀口正裕さん

雑誌『TURNS』プロデューサー
株式会社第一プログレス常務取締役

国土交通省 二地域居住等の推進に向けた有識者委員
農林水産省 農業の働き方改革検討会委員
ビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)「Tourism Leaders School」講師
社会起業大学講師、丸の内朝大学講師
TOKYO FM『Skyrocket Company』 内「スカロケ移住推進部」ゲストコメンテーター
その他、全国各自治体の移住施策を手掛けています。

 

“幸せの価値交換”が行われる地方の豊かさ

 

―堀口さんは様々な地方に行かれていると思いますが、「地方だからこその魅力」って何ですか?

まず、私は「東京VS地方」という考え方は持ってないんです。
東京も大好きですし、魅力的な人や“人間力”の高い人もたくさんいます。

それを前提として、私が思う地方の一番の魅力は「お金じゃない価値の交換」ができるということでしょうか。

例えば、ジャガイモがたくさん摂れたら「軽トラックが必要だよね!」って貸してくれるんですよ。お金じゃなく、必要なものを貸してくれます。
私はこれを「幸せの価値交換」だと思っていて、それがよく行われるってすごく素敵じゃないですか?

そうすると、付き合い方も真剣になってきますよね。
東京だとどうしても競争社会になってしまいますが、地方にはそんな“自分を鍛えてくれる先輩”がたくさんいます。

 

 

―地方によっても、その付き合い方・繋がり方って変わってきますよね。

そうですね。今、いろんな繋がり方があります。
“移住”は簡単でも、“定住”って案外難しいんですよ。
『TURNS』はよく移住雑誌だと言われるけれど、そうではないんです。

人口が減っていくというのは止められることではありません。
この人口減少社会の中では、まず「選んでもらえる地域」になることが大事です。
これを「関係人口」と呼びますが、すごく大事なことだと思います。

東京には、東京出身の人って少ないですよね。いろんな地方から集まってきています。
だから意外と、東京には地方のことを考えている人が多いです。

 

 

―地域活性のやりかたってたくさんあると思いますが、一番TURNSとして大切にしていることって何ですか?

いろいろあるけれど、「そのままを伝える」ということですね。
色を付けないで、課題も含めてありのままを伝えます。
その地域に課題があって、それを乗り越えるストーリーにこそ読者の共感を呼ぶカギがあると思うんです。

うまくいっている地域ってたくさんありますけど、悲しいことにそうではない地域っていっぱいあるんですよ。
そういう現場もまだまだあるので、「地方礼賛」っていうのは少し無責任かなと考えています。
現実もきちんと伝えなきゃいけませんし、TURNSとしての使命だと思うんです。

あとは、同じ志を持って、一緒に地域を見て学んでくれる人を見つけるようにしています。
いわゆる“地域のキーマン”といわれる人ですね。私は現地に行っていろんな人と繋がっていく中で、
「この人にスポットを当てれば、我々は共感を持てるなあ」という見方をするようにしています。そしたらどんどん仲間が増えるじゃないですか。

 

 

―堀口さんが地方の良さを感じるようになったのは、いつ頃からでしたか?

大人になってきてからですね。私は北海道で生まれて、
それからすぐ宮城、埼玉と南へ移動してきたんですけど、大人になってから故郷を思うことがかなりあって。
だから、地域の豊かさとか、面倒くさいと思っていた組合や消防団など、すごく必要なことなんだって思えるようになったんですよね。

今、群馬県富岡市で高校生によるまちづくり講座を開講しているんですけど、
高校生がまちづくりを「楽しい」って言ってくれているのを見ると、素直に「すごいな」って思いますね。

私の若いころなんて全然そんなことは考えていませんでしたよ。

 

今打ち込んでいるものが将来の自分をつくる

 

―学生生活はどんなことをしていたんですか?

学生時代は合気道をすごく一生懸命やっていましたね。
今でも道場で子供たちに教えているほどです。合気道で幅広い世代の人と付き合っていたことが、今の仕事を作っていると思います。
幅広い世代の人と付き合っていると謙虚になれるんですよね。

同じ世代の仲間と一緒にいると、「その中だけの価値観」でいっぱいになってしまいます。
世の中ってそれだけではないですし、もっと広いので。

利害関係なしに、いろんな世界でいろんな年齢層の人と関わることは意識していましたね。

 

 

―今、何をすればいいかわからない場合はどうしたらいいでしょう?

今ただ好きでやっていることって、将来に繋がると思うんですよ。

向田さんはバスケットボールが好きと言っていましたが、
3人制バスケットリーグの3×3(スリー・バイ・スリー)は地域活性の分野ですごく可能性があると思うんです。

というのも、今一般人でもスリー・バイ・スリーでオーナーとしてチームを持てる制度があるんですよ。地域のスポーツチームって、熱狂的なファンが増えていくじゃないですか。
それってまさに地域活性なんですよ。

だからスリー・バイ・スリーの場合、その地域が好きになったらオーナーとしてチームを持って、地域を応援できるんですよ。
その視点で考えれば、地域活性をやりたいと思ったときに、好きでやってきたバスケットボールが生きるじゃないですか。全部繋がるんです。

 

私は埼玉県狭山市に家があって、趣味で3反もの畑をやっています。
また、父亡き後、兄が継いだ合気道の道場を一緒に盛り上げ、地元の子供たちに指導しているんですね。

「畑」と「合気道」っていうのは、私にとって絶対に外せない二つなのですが、
兄弟の中で私だけ祖父母について畑に行っていたし、合気道も学生時代からずっと取り組んできたことなんです。

ずっとやってきたことが、私の根幹を支えてくれています。
今打ち込んでいるものが将来に繋がらないわけがないし、繋げていかなければならないと思うんです。

 

 

―では、私は地域活性に興味があるのですが、何をしておけばいいでしょうか?

“どれだけたくさんの人に会えたか”が勝負だと思います。

「自分は人に会ったことなら誰にも負けないぞ」ってくらい、いろんなところに顔を出していろんな人に会うことが何より大事ですね。

メディアを運営する力って、結局はすべて「コミュニケーション力」だと思っているんです。
もちろん英語ができればさらにいいけれど、英語もコミュニケーションのひとつですから。

ぜひ、いろんな人に会ってください。

 
 

 

堀口正裕さん、ありがとうございました!!
そして、8日間のインターンを終えた産能生のお二人。すべてのことに真剣に取り組んでいたのが印象的でした。お疲れさまでした。

ニッポン手仕事図鑑 浅野有希

名前:浅野有希
職種:ふたりごと文庫 編集長
出身:埼玉県

地域活性化を志す産業能率大学4年生。ニッポン手仕事図鑑にて毎日勉強中!旅行と美味しいものを食べるのが好き。
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誰ひとり仲間外れにしない、みんなの居場所をつくりたい。

こんにちは。今回浅野さんにお声掛けいただき、記事を書くことになりました。
筑波大学3年生の鈴木葵です。野球とロックとめろんぱんが大好きな20歳です。

現在私は、「2020年の東京オリンピックで夏フェスを開催したい!」という夢を叶えるべく活動しています。
今回は、私がこの活動を始めたキッカケや私の想いを中心に書いていこうと思います。

◎オリンピックに魅せられて

 

今年の2月、私は平昌オリンピックに行ってきました。
以前から「東京大会でなんかしたいなー」という想いはぼんやりと持っていたので、そのための視察でした。

そこで私はオリンピックの魅力に憑りつかれることになりました。


 

オリンピックの会場周辺には、あたりまえですがいろいろな国の人がいます。
そしていたるところで、さかんに人々のコミュニケーションや助け合いが起こっていました。

たまたま同じ空間に居合わせたとき、自然と会話が生まれて仲良くなったり、
目があったときに優しく微笑みかけてくれたり、
困っているときは、大会ボランティアをはじめ、現地の人、通りがかりの人たちが助けてくれたり、
逆に誰かを助けたときは、嬉しそうに“Thank you”と言ってもらえたり。

だれかが笑ってくれたら自分も笑顔になるし、だれかが喜んでくれたら自分も嬉しい。
言葉が通じなくても気持ちが通じ合う瞬間に日々感動していました。

そこにはまさに平和の祭典にふさわしい、人々の笑顔と優しさが溢れるステキな空間が広がっていました。
これまでに見たことのない景色、経験したことのない感覚でした。

オリンピックという特殊な環境だからなのか、平昌という場所だからなのか、
それとも単なる偶然なのか、あんなにもステキな空間がなぜ、どうやって実現していたのかはわかりません。
それでも私は魅せられ、自分の手でそんな空間を作って、もっとたくさんの人に体験してほしいと思いました。

 

◎音楽の魔法

 

そんな空間どうやって作るんだ、という問いの答えを見つけたのが、平昌最終日に訪れたハイネケンハウスでのことでした。

そこでは、DJやバンドのパフォーマンスが行われる中、みんなで歌ったり踊ったり。
国籍や文化や言語のちがいを越えて、みんなで音楽を楽しみました。
そしてこの時の体験が私の原体験となりました。


 

私はこれまであまり自分を表現するのが得意ではありませんでした。
自分の気持ちや感情を、遠慮して溜め込んでしまいがちでした。
それゆえに、これまでこういう楽しい場にどこかうまくなじめないことも多くありました。

 

だけどこの時、音楽に合わせてみんなと歌ったり体を動かしたりしているうちに、
魔法にかかったかのように、余計なことを考えず自然体で楽しんでいる自分がいました。
そしてそこには、ありのままの自分を受け入れてくれて一緒に楽しもうとしてくれる心地よい空間がありました。
オリンピック会場で体感した、笑顔と優しさが溢れる空間がここにもありました。

その時私は、音楽にはその人らしさを引き出す力と、人と人とをつなぐ力があると確信し、
同時に、音楽の魔法で私が作りたいと思った空間が作れるんじゃないか
と思いました。

スポーツを通じて理解し合い、平和な世界を作っていくことを掲げるオリンピックと並んで、
音楽を通じてありのままを受け入れ合い、ちがいを越えて協働する、優しい世界を作ることを掲げ、「もうひとつの平和の祭典」を開きたい。
そんな想いから、「2020年の東京オリンピックで夏フェスを開催すること」が私の夢になりました。

 

◎誰も仲間はずれにしない世界を

 

よくこの目標を人に話すと、「音楽を通して国際交流したいの?」と言われることが多いのですが、それは少しちがいます。

私のコアは「誰ひとり仲間外れにしない、みんなの居場所をつくること」です。
だれも仲間はずれにしたくないし、誰にも居心地の悪さを感じてほしくないのです。

そこにいるだれもが無理せず自然体で、だれかとつながって、楽しめる。
あらゆるちがいを越えて、みんなが楽しさや居心地の良さを感じられる。
国際交流はあくまでそのための手段のひとつだと思っています。

誰も仲間はずれにしない世界にしたい、と口で言うのは簡単だけど、実際作るのはすごく難しいと思います。
それでも、せめて私が作り出す空間の中でくらいは、そんな理想郷を実現したいのです。

 

◎さいごに

 

ここまでいろいろと熱く語らせてもらいましたが、実はまだ動き始めたばかりで、決まっていないことだらけです。
それでもありがたいことに、「おもしろそう!」と賛同してくれる人たちが少しずつ集まってきて、ようやくスタートラインに立てました。
これからプレイベントなどを重ねていき、2年後には絶対に形にしたいと思っているので応援していただけたら嬉しいです。

活動に興味を持っていただけたら、ぜひ私のTwitterやnoteも覗いてみてください。
また、もし協力してくださる方がいましたら、私までDMなどからご連絡ください。
よろしくお願いします!

Twitter→@melonpan_oic
note→https://note.mu/melonpan_oic

 

名前:鈴木 葵
職種:学生
出身:茨城県

一生に一度かもしれない日本でのオリンピックで、最高の体験と思い出を。一緒に作ってくれる方募集中です!

ひとことめぐり商店ワークショップ第1弾「つまみ細工」制作体験を開催しました!

ニッポン手仕事図鑑の公式オンラインショップ「ひとことめぐり商店」主催、
ワークショップ第1弾「つまみ細工」制作体験を開催しました!

今回は江戸つまみかんざし職人・つまみかんざし彩野さんを講師として迎え、
「ひとつ菊」と呼ばれるつまみかんざしを作成。

参加者の皆さんがそれぞれ好きな色を選び、
糊をしみこませたちりめんの生地を整えていくと、
少しずつ花びらが形作られていきます。

【イベントの様子】

ワークショップ第1弾「つまみ細工」制作体験

ワークショップ第1弾「つまみ細工」制作体験

ワークショップ第1弾「つまみ細工」制作体験

ワークショップ第1弾「つまみ細工」制作体験

当日は満員御礼!

2時間のワークショップでしたが、
和気あいあいとした雰囲気の中、
作業の合間につまみかんざしの話で盛り上がりながら、
それぞれのひとつ菊が完成しました。

講師を務めていただいた彩野さん、
会場にお越しいただいた参加者の皆さま、
ありがとうございました!

【イベントの概要はこちら】https://market.nippon-teshigoto.jp/product/717/

毎日新聞「若者フリーゾーン」にて、ふたりごと文庫編集長 浅野さんが紹介されました!

ニッポン手仕事図鑑のオンラインマガジン
「ふたりごと文庫」の編集長 浅野有希さんが、
9月20日発行の毎日新聞「若者フリーゾーン」にて紹介されました!

ボランティア活動や起業活動、
芸能活動で躍動する10~20代前半の人たちを
ピックアップして紹介する「若者フリーゾーン」。

記事では、浅野さんが大学で経営学を学ぶ傍ら、
地方活性化に貢献したいと思うようになったきっかけが紹介されています!

毎日新聞 浅野有希

掲載記事(WEB版)はこちらをご覧ください!
https://mainichi.jp/articles/20180920/ddm/013/040/014000c

編集長 大牧とスコップ副編集長 花田が、きりたんぽFMに出演しました!

秋田県鹿角市のコミュニティラジオ放送「鹿角きりたんぽFM」に、
編集長 大牧と、鹿角ローカルメディア『スコップ』副編集長 花田が
トークゲストとして出演しました!

【収録の様子】

鹿角きりたんぽFM

鹿角きりたんぽFM

放送では、ニッポン手仕事図鑑と鹿角の出会いから、
かづの“初”、かづの“発”の求人&ローカルメディア『スコップ』が誕生した経緯、
そしてこれからの『スコップ』の課題などについて、
パーソナリティの方々を交えながらお話させていただきました。

きりたんぽFMの皆さま並びにラジオをお聴きくださった皆さま、
ありがとうございました!

【鹿角きりたんぽFM】http://fm791.net/
【鹿角ローカルメディア『スコップ』】https://scoop-scoop.jp/

[募集停止中]ふたりごと文庫編集室がリニューアルします!

こんにちは!ふたりごと文庫編集長の浅野有希です!

情報発信に興味のある大学生を集めたオンラインサロン「ふたりごと文庫編集室」を開講してから早いもので4か月。
30名もの大学生が参加してくれました!!ありがとうございます!!

しかし、旗揚げをした私がオンラインのコミュニティに参加したことがなかったのです。
Slackの使い方すら知らない始末。

それはそれは手間取ってばかりでした。
コミュニティづくりって難しいですね……。(←当たり前!!)

というわけで、ふたりごと文庫編集室をリニューアルすることに決めました!!!!

 

ふたりごと文庫編集室ってどんなコミュニティ?

 

リニューアル後も「地域活性化×情報発信」のコンセプトは変わりません。
今までの活動で、全国には地域活性化に取り組んでいる大学生、地元への大きな愛を持つ大学生が沢山いることを知りました。

そんな地域活性化を志す大学生が集い、一緒に学ぶことができるコミュニティを作ります!!
「情報発信が直接地域活性化につながるのか……」と言われると決してそうは思っていません。
しかし、若く経験・実績のない私たちと、活性化を目指す“地域”にこそ「発信力」は必要だと思っています。

一緒に地域活性化について考えながら、発信力を鍛えていきませんか?

 

引き続き、ビジネスチャットツールSlackを利用します!今想定しているチャンネルはこんな感じです。

#関連記事シェア
#注目人シェア
#感動した事例シェア
#こんなことやりたい!
#イベント情報

↑これらのチャンネルでは、積極的に情報交換をし合って
意見交換や分析をしたいと思っています。

 

班制度を設けて、ひとり1班以上に所属してもらいます。
“班希望届け”は、入会次第私まで出してもらいます!

#取材班

取材・ライティングをする班。
 
取材アポ取りから、何名か(or一人でも◎)で取材、ライティングまでを行います。
各地に支部をつくって数名でいけたら良いですね!!
また、イベントや取材ツアーのレポート、地域やその場所で感じたことの取材・ライティングも考えています。
 
過去にはシェアビレッジの武田昌大さんに取材をさせてもらいました。初心者こそ大歓迎です。
基本的に掲載する媒体は「ふたりごと文庫」ですが、他社メディアに掲載してもらうことも考えています。
 
[こんなメリットがある!]
・憧れの人に会える可能性有(私も伊佐知美さんにお会いできました)
・自分の“名前”が売れる
・ライティングの経験を積むことができる

 
 

 
 

#企画班

自治体&企業の課題解決、イベントなどの企画運営をする班。
 
自治体さんのプロポーザル案件や、企業さんからいただいた課題に対する解決策を企画していきます。
採用されれば、出張ツアーの開催ができるかもしれません。
また、定期開催するオンラインorリアルイベントを企画・運営します。
 
[こんなメリットがある!]
・本当の仕事が体験できる
・企画力を鍛えることができる

 

 
 

#運営班

一緒にコミュニティを動かしていく班。会社でいうところの経営企画部です。
 
コミュニティ内の施策やイベント(オフ会やオンライン飲み会?)を考えます。
また、「広報」の役割も担い、SNSアカウントの運営やプレスリリース、紹介リーフレットの制作等をします。
 
なんせオーナーである私が不慣れです。正直一人では心細いです。でも、仲間をつくって楽しいことがしたいんです。
一緒に走りながらコミュニティづくりを学びませんか。
 
[こんなメリットがある!]
・コミュニティづくりが学べる
・広報のお仕事が学べる

 

 



 
 

その他、全体での出張取材ツアー等は引き続きやっていきます!
プロジェクトや出張取材ツアーは、お話しをいただき次第取り掛かるので不定期になります。

[今まで]
静岡県掛川市(6月8日)


 

 
 
 

北海道当麻町(9月10~12日)取材ツアー開催


 

 

 
詳しい取材の様子はぜひ、Twitterで#当麻町でふたりごとをご覧ください!
 
 
 

また、「月1ゲストTalk」をやっていきます!
月に一度、面白い社会人の方をコミュニティにお呼びしオンラインでトークをします。
[今まで]シェアビレッジ武田昌大さん

 
 

何がどう変わる??

 

では、今までの「ふたりごと文庫編集室」とどう変わるのか。

運営が指示を出すセミナー式 ⇒ ひとりひとりが自発的に動けるコミュニティ

 

今までは、私や社会人アドバイザーさんが提示した通りに動いてもらう……という形に自然となっていました。自発的に提案をしてくれたり、動いてくれたりする方も少なかった印象です。

メンバーさんがどのように動けばいいのかわからなかったのは、ここのスタンスが決まっていなかったからかなと思います。

私はこのふたりごと文庫編集室のオーナーですが、メンバーでもあります。
私が1プレーヤーとして、「一緒にやりませんか?」の呼びかけはしますが、
同じように誰でも自発的に「あれやりたい!」「こんなことやりませんか?」って発言できるコミュニティにしたい
です。

自分のやりたいこと・得意なことがあっても、それに賛同する仲間がいないケースが多くあると思います。
そんなとき、このコミュニティで同じ志を持った仲間を見つけることができるかもしれません。

やりたい人が自由に部署へ参加 ⇒ 「完全班制」

 

各々、参加したい班へ所属してもらいます!
今までの「ふたりごと文庫編集室」では、なかなか発言しづらかったと思います。より小さなチームに所属することで、発言へのハードルが下がるのではないか!!という狙いがあります。

ちなみに、メンバーさんから提案をもらえれば新たな班を立ち上げ可能です!!
「こんな班が必要では?」「こんなことやりたいんだけど!」という提案を待っています!
例:地域別「#チーム関西」「#チーム九州」・役職「#???」

定例会議 ⇒ 廃止!

 

今まで、週一時間ほど定例会議の時間を設けて情報共有等をしていました。
これは廃止します!!

その代わり、常にチャンネルを動かしていきます。
また、各部署で自由にミーティングや、親睦会兼ビデオ会議等やってもらって構いません。

また、定例会議をやっていた目的はズバリ「情報共有」と「会話の活性化」でした。
廃止する分、誰かの発言にスレッドを開始して会話をしたり、気軽に議題を投げられる“雰囲気づくり”が私の課題です!!!

ふたりごと文庫編集室への参加方法は?

 

【会費】無料
【条件】現役大学生 / 積極的な参加をしてくれる人
【こんな人に入ってほしい】地域活性化に興味がある / 情報発信力をつけたい / 新しい仲間が欲しい

【参加方法】
専用応募フォームから必要事項を記入して送信!

・私から返信メールが届きます

・Slackアプリをインストール!
Slack「 [第二期]ふたりごと部の編集室」への招待メールが届くので参加してください

・#about というチャンネルに、概要やルールなどが書かれているので目を通して、私にDMで“班希望届け”を済ましてください。
・#自己紹介 にて自分の自己紹介を書き込んでください

完了!

この「ふたりごと文庫編集室」をどう使うかは自由です。
メンバーさんたちにとって、活躍の幅を広げるきっかけになれば嬉しいです。

話だけ聞いてみたい方も、FacebookTwitterのDMでお気軽にどうぞ!

私のnoteにも、ふたりごと文庫編集室について書いてあるのでご覧ください!
なぜ、普通の大学生である私がオンラインサロンを立ち上げるのか。
私がコミュニティ運営でやらかした4つの失敗

皆さんのご応募、お待ちしております!!

地元岩手を捨てたもんじゃないと気づかせてくれた、かっこいい大人たち。